フルートを始めよう
美しい音色のフルートを始めてみませんか!
フルートは横笛です。日本の竹の笛と鳴らす仕組みは全く同じ、親しみやすい楽器です。
フルート奏法の基礎、ソルフェージュ(楽譜を読んだり書いたりする音楽の基礎)を大切にしていますから経験のない方、楽譜が読めない方歓迎です。
フルートの選び方
フルートは洋銀、銀、金、プラチナ製などがあります。 初めての楽器は洋銀製が良いでしょう。価格が購入しやすいという事もありますが、楽器が軽くてあつかいやすく、鳴らしやすいという長所があります。 洋銀製で6万円程度のものが、使える楽器で一番安価なものです。頭部管銀製のムラマツEXモデルは入門用としては高価(定価220,000円)ですがお勧めです。生徒さんの試奏用 としてリングキイEXモデルを購入しました。コンサートで吹いてみたいくらい素晴らしいです。先生に習う予定のある方は相談して選んでいただくのが良いでしょう。
フルートの組み立てかた
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ケースから頭部管をだしているところです。リッププレート(唇をあてるところ)をつかまないように気をつけてください。 2.胴部管を取り出します。キイ等をつまんで取り出すのは故障の原因になりますから、やめましょう。 |
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胴部管を取り出します。キイ等をつまんで取り出すのは故障の原因になりますから、やめましょう。 |
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足部管を取り出します。やはり、キイ等をつかまないように気をつけて。 4.足部管を組み立てます。キイはつかみたくないのですが、力がはいりずらい時は一番はじのキイをしっかり真上からおさえるようにすると持ちやすいでしょう。 |
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頭部管を少しずつ回しながらさしこみます。リッププレートやキイをつかまないようにしましょう。 |
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足部管を組み立てます。キイはつかみたくないのですが、力がはいりずらい時は一番はじのキイをしっかり真上からおさえるようにすると持ちやすいでしょう。 |
フルートのしまいかた
組み立ての反対ですが、掃除棒にガーゼなどをまいてフルートの中についた水滴をふきとります。ケースにしまう向きを間違えると楽器がこわれてしまいます。
持ち歩くとき
ケースをケースカバーに入れます。さらに大きめのバッグにしまうと安心です。振動は禁物ですから自転車のかごなどに載せないようにしましょう。

音を出してみましょう
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さあ、フルートを吹いてみましょう。 最初は頭部管だけでならしてみましょう |
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横から見るとこんなかんじです。 音が出ましたか? |
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音が出たらフルートを組み立てましょう。 フルートの持ち方はちょっとむずかしいので 最初はこんな持ち方で吹いてみましょう。 しっかり持てるので、音に集中できますね。 頭部管だけで吹いたのとは、ずいぶん感じが 違うと思います。 |
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音が十分でたら、正式な持ち方で吹いてみましょう。右手の親指と小指、左手の人さし指のつけね、 そして下あごがフルートを持つ時に大切なところです。 |
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このように持ちます。 |
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先生に習っている方は先生に本を選んでいただきましょう。アルテス、タファネルとゴーベールの教則本などがあります。その他にもたくさん出版されています。
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頭部管がU字形のフルートについてです。 |
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フルートは小学校3.4年生になれば始めることができますが、肩幅や腕の長さが短いと、フルートをかまえるだけでも大変です。今回の生徒さんはまだ2年生。そこで頭部管がUの形に曲げられた、U字管フルートを使って頂くことにしました。 |
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U字の形をした頭部管のおかげで、 |
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こちらは普通のフルート、頭が左に、体は右に曲がってしまい、持っているのも大変そう。 |
U字形の頭部管は体の小さい生徒さんには良いものだとおもいます。普通の頭部管とU字形の頭部管がセットになった製品もあります。 |