2009年1月1日(木)
年始
新年明けまして おめでとうございます 
               本年もよろしくお願い致します

 今年は丑年。一歩一歩、大地を踏みしめた歩みの一年にしたいものです。

    「一年の計は元旦にあり」
 「計」とは多くの物事や数を一本に集めて考えること。  一年の計画を元旦に考えなさいということだそうです。
 それにしては、お寺の元旦は忙しすぎます。ものを考えている余裕などありません。私の元旦は3日以降になりそうです。
2008年12月31日(水)
葬儀 長岡敦ヶ曽根
 昨日の葬儀は新聞配達をされていた男性。夜中に起きての配達だったそうです。 今日の葬儀は電気の屋外配線の仕事をされていた男性。停電するような嵐の夜になると出かけなければならない仕事です。 お二人とも、どんな気象状態でも、各家庭に確実に届けるのが仕事。 私たちが安心安全に生活する陰には多くの人たちの陰の力があるのです。

 本年もHPをご覧頂きありがとうございました。皆様に励まされて、また年を越すことが出来ました。よい年をお迎え下さい。

 今年の写真、この一枚といえばやっぱりこれでしょうか?娘達も大きくなりました。(^^ゞ
2008年12月30日(火)
葬儀 分水あけぼの

 歴史を学ぶということの意義は「現代を明らかにし、進むべき未来の方向を明らかにする」ことだそうです。いよいよ明日は大晦日。でも、今年も一年を振り返る余裕もない大晦日になりそうです。
 強い風で二階の部屋がグラグラと揺れています。これが寒くて静かな夜になると積雪。いよいよ本格的冬が近づいてきました。携帯電話のNEWSテロップでは新潟地方の明日の天気予報。
 「最高気温4°降水確率90% 猛烈な雪と暴風。」そして「できるだけ外出はひかえよう」とのことです。後半のテロップは余計なお世話だと思うのですが・・・。
 追記 グラグラと部屋が揺れていたのは風ではなくて地震だったそうです。

2008年12月28日(日)
 ご門徒さんの玄関の前の雪だるま。だいぶ溶けかかっています。お正月まで後4日。溶けきらない間にお正月を迎えることが出来るのでしょうか?

 「や〜ら。また歳をたらねばだめら」とは近所のおばあちゃん。でも、「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし 」とは一休禅師。 そして、限りある命を生きている私たちは、必ず4日後のお正月を迎えられるとは限らないのです。30日31日と二日続けての葬儀になりました。
2008年12月27日(土)
初七日 燕市大川津
 昨日から一気に寒くなり、荒れた状態が続いています。冬将軍到来と言いたいところですが、まだまだ、先発隊。将軍のお出ましは年を越えてからでしょうね。
 本日、ご本山(京都佛光寺)より90歳の長寿の表彰状と記念品(金一封ではありません)が届きました。今年は大正7年以前に生まれられた方が表彰の対象者になります。 今回申請させてもらったお三方(男性1人、女性2人)はいずれもお元気で、日常の生活を過ごされておられます。50半ばで、もう音を上げている私とは気力、体力は大違いのようです。明日以降にお届けする予定です。
 来年度は大正8年以前に生まれられた方が表彰の対象になります。お心当たりのある方はお知らせ下さい。
2008年12月25日(木)
 「走らんきゃだめらこて(^o^)「坊さんが走るから師走なんだってね。」月命日が少なく、のんびりと歩いている私に、御門徒さんのお父さんが声をかけてくれました。でも、正確には「普段、走ることのない坊さんも走らなければならないほど忙しい月」という意味。 普段から走って法務を努めている私は、せめてこの時期くらいは走らないで過ごせたらと思っているのですが・・・。 「走る、走ら」ないはその人の職業でなく性格によるものの様です。

 御門徒さんの広い広〜い庭。先月伺った時は、「葉が落ち終わるまで待つ(;^_^」と言われていたのですが、今月はきれいに掃除してありました。お疲れ様でした。m(_ _)m
でも、欅・銀杏・・・・・の濡れた枯れ葉の山の始末が・・・一番大変なんだそうです。(-_-;)
2008年12月21日(日)
初七日法要  燕市新堀
 今日は冬至。一年で昼の長さが一番短い日です。昨年の冬至は22日だったのですが、今年は閏年(うるうどし)だったので、一日早くなったようです。 冬至の日にゆず湯に入ると一年間、風邪をひかないとのこと。ゆず湯は血管を拡張し血液の循環をよくするということだそうですので、冬至でなくても体にはよさそうです。ついでに、 レモン湯に入るとインフルエンザにかからない・・・なんてことはないでしょうね。
 庭では地面に落ちた梅もどきの実を食べようとスズメが集まっています。スズメは秋から冬にかけて群れを作り、特に若いスズメが多いとのこと。食べる群れと監視する群れに分かれて行動しているようで、経験の少なさを群れを作ることでカバーしているのでしょうか?そう言えば最近の若い人たちは・・・・・。でも、おば様達も・・・・・。 スズメの群れる行動は人間には当てはまらないのでしょうか? 
2008年12月20日(土)
中陰法要 寺泊野積      中陰法要 燕市中央通
 18日19日の勉強の合宿が無事に?終わり、年末年始の準備に入りました。昨日から始めたのは「平成21年度の年忌のお知らせの」作成。 あの人はもう13回忌 この人は7回忌。お顔を思い出しながらの作業です。今年も残すところ10日。正月までに、しなければならにことが、沢山残っています。

 98才 女性の納骨が予定されていました。季節的には、無理かも?ということでしたが、思わぬ上天気で無事に納骨をすることが出来ました。長年お世話をしていたお母さんが、おばあちゃんのお骨を抱きしめてお墓に向かう様子が印象的でした。おばあちゃん、そしてお母さん。長い間御苦労様でした。
2008年12月17日(水)
葬儀 燕市新堀
 八十五才 男性の葬儀でした。いつもニコニコして面倒見のいい方でした。半月ほど前にお会いした時はお元気でしたのに・・・突然ということでしたのでご家族にとって、そのことを受け入れるには時間がかかりそうです。
 たとえ、お医者さんに余命を宣告されていても、人の死は突然やって来るものなのです。しかも誰しも・・・必ず・・・。
 今日伺ったお宅の庭にモグラの跡。モグラが多く住んでいるのだそうです。私たちが普段、行き来し、生活している土の中には、多くの生き物生活し、多くのことが起こっています。 あふれんばかりの情報過多の時代でも、私たちが見聞きしていることは、ほんの、ほんの、わずかなことなのです。
2008年12月16日(火)
 近所のお宅の立て替え工事が終わり、真新しい新居にお仏壇が引っ越しました。一足先に引っ越しが終わっていたおじいちゃんは「歳をとると暖かいのが一番。暖かいよ」とオール電化で心配していた室温も暖かいとご満悦。 (#^.^#) 今年からは如来さまと一緒に暖かい冬を迎えることに成るようです。  広くてすきま風の多い本堂。これからは厳しい季節を迎えます。

  新居と向かい合わせて建てられていたプレハブの仮の住宅。あっという間に分割されてトラックで撤去されました。このプレハブ住宅は、思っていたよりは住みにくくないとのこ。近い将来は、単身赴任用のプレハブ住宅と一緒にそのまま転勤・・・ということになるかもしれません。
2008年12月15日(月)
 合宿の勉強会が近づいています。今回の私の発表範囲は「観経疏 定善義 日想観」。極簡単にいうと、「阿弥陀の浄土を観る為に、まず、日の沈む様子を観察(かんざつ)せよ。」という内容。範囲のもとになっているのが『仏説觀無量寿経』の8行。その8行を注釈した「観経疏」(善導著 中国唐代613〜681)の部分は7ページ。その7ページ分を解説した現代の参考書はなんと!154ページ。(;^_^
 日の沈む様子を観察しあるがままに観るという単純な行為の様ですが、「我がまま」な私たちが「あるがまま」に観るということは難しいようです。(-_-;)
 写真は数年前にウサギを連れて、浜へ夕日を見に行ったときのものです。でも、ウサギには夕日に照らされた山の方が興味があったようです。
2008年12月11日(木)
 夕方の強い風で、越後線、弥彦線の電車がSTOP。止まった電車の中から次女が携帯電話でSOS。電車の止まった駅まで迎えに行ってきました。毎年、冬期間には何度かある事です。
 私が高校生の頃は、携帯電話も迎えに来てくれる自動車も無かったのにこんな時はどうしてたのでしょう? なかなか思い出しません。 結局、よほどのことが無い限り電車は止まらなかったという結論に達しました。昔は国鉄(JR)が無茶をした、ということでなく、最近の電車は車体の軽量化が進み風に弱くなったと考えるのが妥当なんでしょうね。
 いつの間にか近所の農道に除雪車の為の標識棒が追加されていました。今年の1月2月には全く働く出番が無かったのですが、今季はどうでしょうか?景気上は雪が降るときは雪が降った方がいいとのことですが・・・。大きな声では言えませんが・・・・・。
2008年12月9日(火)
初七日法要 燕市砂子塚
 アルビレックスのJ1残留が決まりました。J2時代からハラハラ、ドキドキがアルビレックスの魅力の一つでもあり、今季も楽しませてもらいました。 (*^^*)  でも、結果オーライのハラハラ、ドキドキだから楽しめたということであり、もしもJ2降格ということだったら「楽しんだ」とは言えないようです。
 「物事は過程が大切で結果はそれに付随するもの。」といいますが、結果の見えない仕事。例えば・・・・・・。若い人には辛いようです。

 写真は7日の越後川口付近です。もうすぐこの辺もこんな風景になるんですね。
2008年12月7日(日)
法事 埼玉県吉川市
 無事に埼玉県の法事から帰ってきました。先回伺ったのは、ちょうど10年前。近所にはずいぶんと家が増えたように感じます。「(隣の)公園の木も大きくなりました。」とのご主人のお話でしたが・・・公園の木の大きさまでは記憶にありませんでした。m(_ _)m
 こちらのおばあちゃんは、おじいちゃんが亡くなったのを機に長年住み慣れた寺泊から、ご長男の住んでおられる埼玉へ転居。冷たい浜風で鍛えた体は、暖かい関東の環境に適応し、来年は、満106才になられるそうです。

 帰り道。川口、見附には積雪があったのに、湯沢では道の端でさえ雪を見ることはできませんでした。「トンネルを抜けるとそこは雪国だった...」 と始まる川端康成の雪国。 駒子もビックリ! 湯沢は雪国でなくなるのでしょうか?
2008年12月6日(土)
葬儀 燕市砂子塚    法事 燕市田中    時斎 燕市新堀
 少し日記のお休みをいただきました。体調が悪かったわけではなく単なるずる休みでした。忙しい11月を乗り切ったばかりなのに、次々に所用が飛び込んできます。こんな調子で今年も終わってしまうのでしょうか?

 明日は埼玉へ法事に行ってきます。今日の新潟は大荒れ、埼玉の天気は気温が下がっていてもいいお天気。新潟は雪ということで、典型的な冬型の天気。 これからの季節は雪がない地方はうらやましいかぎりです。50回以上体験しているはず冬ですが慣れることはなく、ついついぼやきが・・・・。温水ボイラーの上で悠然としている猫を見習いたいものです。
2008年12月1日(月)
 12月の第一日目。快晴のお天気になりました。午前中には本堂の冬囲いをしてもらい、中玄関も明日には冬囲いをしてもらうことになっています。これで冬の雪、風を安心して迎える準備ができました。

 朝、一番に伺ったお宅。玄関先に車を入れるまでは良かったのですが、何か違和感を感じます。明日は葬儀ということで、2日の月命日の分を数件、今日行かせてもらうことに段取りをしていたため1日と2日の法務がゴチャゴチャになっていたようです。このお宅は明日に伺う事になっていたのです。運悪く、家の前にはご主人がおられこちらを見ています。月初めの一番の法務で言い訳とは・・・・。 私だけが安心の準備が出来ていないようです。
2008年11月30日(日)
御講 中島本田小路   法事 燕市佐渡山
 明日から12月。12月は一年の総括反省の月。本来ならば総括があって反省という順番なのですが、私の場合、総括と反省が同時進行。しかも、ついつい自分自身の総括は甘くなり、反省も中途半端に終わってしまうということです。住職の総括を当院が・・・当院の総括を住職が・・・。会社組織であれば当然行われるべき事ですが、親子なるが故に考えただけで・・・恐ろしいことですね。

 寒くなってきて外猫には厳しい季節になってきました。猫の食事には暗黙のルールが有り、弱いものから食べ始め強いものは後で食べます。人間社会も見習うべきものがあるようです。
2008年11月29日(土)
法事 燕市中島
 来年の裁判員候補者への通知が28日に発送されたとのことです。抽選運の悪い私の所へは、よもや届かないだろうと思っているのですが、もしも届いたら・・・。確実な予定など立てることの出来ない私たち僧侶にとっては苦慮するところです。
 裁判所のHPには「国民のみなさんが刑事裁判に参加することにより,裁判が身近で分かりやすいものとなり,司法に対する国民のみなさんの信頼の向上につながることが期待されています。」 と記されています。いまいち、裁判員制度導入目的がはっきりしません。 
 私たちは「あの人はいい人。あの人は悪い人」などと、無意識のうちに裁いて生活しています。この裁判員制度は私たちの裁く心を問題とする切っ掛けになりそうです。
 外の強風で昨日の銀杏の葉が落ちてしまったことと思います。ついでに溝の中の銀杏の葉も流れ落ちてくれたらいいのですが・・・・。(;^_^A 昨日はのんびりし過ぎて日記のUPを忘れてしまいました。今日は二日分です。
2008年11月28日(金)
回檀 燕市新堀
 本年度の回檀がほぼ終わりました。ホッとはしているのですが、スッキリという訳にはいきません。回檀の法務で先送りしていた仕事と、新年度の準備が控えています。
 高校三年生の次女は今日で定期考査が終わりました。でも、これからが大学受験の本番。せめて今日だけは、親子共々にのんびりとした時間を過ごしたいものです。
 本堂前の銀杏の葉がもう少しで散り終わります。他所の庭の落ち葉は季節感があって(^O^) 。でも、自分の処の落ち葉となると・・・・(-_-;)。不思議なものです。
2008年11月27日(木)
回檀 燕市新堀
 日本相撲協会は伊勢ヶ浜部屋安馬の大関昇進を決め、安馬はしこ名を「日馬富士(はるまふじ)」に改めた。大関の中では小柄だということですが、スピードのある真っ向から攻めていく相撲は日本人好みということで、少しトーンダウンしている相撲界の起爆剤になればと、関係方面では期待されている様です。昇進伝達式では「全身全霊で相撲道に精進します。」と口上を述べた。
 精進とはお釈迦様が最初に説法された八種の正しい道(八正道)の第六が正精進。正精進の目標は正見、すなわち自分の本当の心のあり様、事柄の有りのままの実相を正しく見ることです。 自身の偏見に囚われず正しく物事を見るという事を努め励むという菩薩道です。

 町内では消雪パイプの点検整備が始まっています。さぞかし冷たい作業と思ったのですが、地下水が温かいのでさほど寒くないとのことでした。 もうすぐ12月です。
2008年11月25日(火)
回檀 燕市佐渡山
 数年前の回檀の時は新婚旅行中だった、お嫁さんが3月には第二子の誕生だそうです。そして、生まれるタイミングが他のご兄弟よりちょと遅かったお孫さんに会うことも出来ました。久しぶりにお会いして、楽しいお話しを聞けるのが回檀の楽しみです。でも、回檀では楽しいお話しだけではないのです。 回檀も後、二日で終わります。

 今日は久しぶりに青空を見ることが出来ました。こんな青空を今年中に後、何回見ることが出来るのか・・・。まだ、交換していないスノータイヤと御本山の御正忌(報恩講)の様子が気になる季節です。
2008年11月24日(月)
回檀 寺泊箕輪    新潟市南区月潟     御講 中島 下村地区
 自民・民主 両党首による舌戦が報道されています。 話し合いは大切とは思うのですが、残念なのは場外乱闘の様相を呈していることです。 本来、言葉は相互理解をするために生まれたもので、相手を非難するために存在するものではないと思うのですが・・・・。

 中島 下村地区の御講が行われました。それぞれが持ち寄った材料での料理が中心。美味しかったですよ。それにしても、段々と精進料理の美味しさが解る年代になってきたようです。ごちそうさまでした。
2008年11月23日(日)
法事 地蔵堂本町     内佛法要 寺泊敦ヶ曽根

 享年 97歳、99歳男性の法事と98歳女性の二七日法要でした。日本人の平均寿命がのびたことを感じます。でも、それは私が80歳、90歳まで生きることができると約束されたということではないのです。 私たちの命について、唯一約束されているのは「人は生まれたら死ぬ」ということです。そんな、先の判らない限られた命だからこそ、一日が、今の今が大切なんでしょうね。

 寒くなってきたので、ご門徒さんの飼い犬は、一日のほとんどが犬小屋の中。それでも来客は気になる・・・。特性の窓を付けてもらって上機嫌? 

2008年11月22日(土)
回檀 燕市道金  燕市田中
 三連休の始まりです。燕市の産業カレンダーも、今日が休日になっているとのことで、回檀先のお宅では御在宅の男性が多かったようです。ところで、年末年始を加えると一年に何回三連休以上があるんでしょうね? カレンダーを調べれば直ぐに答えが出るのですが、ちょっと悔しいから止めておきます。

 お昼頃から久しぶりに見えた青空。部屋の窓からは国上山、弥彦山がスッキリ見えていました。それにしても邪魔になるのが、先日作られたばかりの携帯電話の鉄塔と・・・切り干し用の大根。 この大根は、やがて人間のお腹に収まることになるのですが、携帯電話の鉄塔は・・収まりきれないようです。
2008年11月20日(木)
回檀 旧西川町
 午前は月命日の法務。午後からは回檀に会議。寒さと相俟って、連日の法務で体は少々疲れぎみでもなかなか休む余裕なし。┗(-_-;)┛  ・・・という状態で、暖かい部屋での会議。体が要求する休息は、自然と出来てくるもので・・・会議中に休んでしまいました。(-_-;) 精神力など体の強い要求にはかなわないようです。 それにしても・・・束の間の休息・・・気持ちよかった〜。(*^^*)  
 国上山と弥彦山の間にある雨乞い山?。会議に行く途中で撮影しました。ここの景色は四季を通じて大好きなところです。
2008年11月19日(水)
回檀 燕市大野
 報恩講が終わって一息。朝に寝室脇の屋根からする音で目が覚めました。大粒のあられの降る音でした。 今日は今季一番の寒波が襲来したということで、県内でも初雪を観測したところが多かった様です。  ところで、今日の分水地区の天候は曇り時々雨・あられ・・・。あられの天気でも初雪と言うのでしょうかね?
 そろそろスノータイヤを用意しなければならない季節です。今夜からはもっと寒くなるとのことです。風邪をひかれませんように。

 追記
 外に出たら、雪が降っていた形跡がありました。これで、無事に分水地区も今日が初雪の日となったようです。
2008年11月17日(月)
報恩講    入佛法要 寺泊敦ヶ曽根×2
 寺泊敦ヶ曽根地区で自宅新築による入佛法要が二件ありました。先の地震で新築を余儀なくされたのでした。新築された真新しい家を見れば地震による復興が終了。でも、経済的にはこれから長い復興が始まるのです。 地震の傷が癒えるのはまだまだ先のことです。

 心配された天気は恵まれ無事に報恩講の一日目が終わりました。布教の花井師は五濁についての、お話しをいただきました。現代社会の濁りは連日報道されています。でも、現代社会とは私たち1人ひとりが作っているもので、私たち1人ひとりと無関係ではないのです。
 明日も10時から読経が始まります。
2008年11月16日(日)
回檀 燕市 杉名 小池      法事 分水五千石
 先日、金沢の友人から送ってもらったローカルチェーンのカレー。最後に食べたのは30年以上前。こんカレーだったかな?(・_・;と思いながら一口。 (゚O゚ ;) 間違いなくこの味です。(*^_^*) 見た目はすっかり忘れているのに、味覚はしっかり覚えているものなんですね。
 少し辛めのカレーの刺激が脳を刺激したらしく、学生時代の思い出が次々に出てきて、気分は学生時代に逆戻り。でも、直後に見た鏡の中の私は・・・やっぱり中年のおじさんでした。f(^_^)
 明日から報恩講です。読経は10時から始まります。ご参詣をお待ちしております。
2008年11月15日(土)
初七日 長岡野積     法事 長岡箕輪     葬儀 分水笹曲

 休日明けが報恩講。前日の準備では時間が足りないので、少しずつ報恩講の準備を始めています。本来、報恩講の前日、後日の日程は準備、後片付けの為に開けておくべきところですが、「何とかなるだろう」と法務を入れてしまいました。ここまで来ると後悔しきり。来年こそは・・・

 報恩講の時にだけ付ける内陣の幕。この幕を取り付けると、ズッと報恩講気分になって来るから不思議です。ちなみに大正4年に作られたと記されてあります。

 法務の途中で見かける国上山の紅葉はちょっとGOOD。でも、車を止めて写真を撮る余裕さえありませんでした。長年の体内カレンダーでは、忙しい日の翌日は日曜日。 でも、明日はまだ日曜日だったんですね。 夕方の電話で曜日を勘違いして月曜日の約束をしてしまいました。夜のこの時間では訂正の電話もできないし・・・。このHP見てもらえないかな?

2008年11月14日(金)
老人クラブ追弔会   回檀 旧巻町地区
 今日の回檀は午後から4件。普段は伺わないお宅ばかりだったので、少しのんびりと勤めさせていただきました。お茶をいただきながらの会話。「そうだったんですか。・・・そうなんですか。」それぞれのお宅の事情が少しずつ変化していました。一年の時間の長さを感じる回檀でした。

 納車の前に大量の干し柿が吊されていました。庭の柿の実の皮をむき、途中で落ちないようにしっかり結ぶ。甘い素朴な味の干し柿を食べながらご家族はどんな会話をされるのでしょうか?
2008年11月13日(木)
回檀 寺泊敦ヶ曽根
 数日間、好天気が続いています。回檀など門外に出かける法務には絶好の天気なのですが、ここまで好天気が続くと17日18日の報恩講の天気が心配になります。予報によると週末から雨模様とのことです。毎年のことなのですが、報恩講の天気はやっぱり・・・・(-_-;)
 スッキリ見える月を見上げながら、先の天気の心配をする。それは、いかにも人間的なのかもしれません。
 今日、回檀に行った寺泊敦ヶ曽根地区は中越沖地震で大きな被害があったところです。真新しい雨板が目立ちました。これから立て替えを予定されているお宅もありました。
2008年11月11日(火)
葬儀 寺泊野積
 98才 女性の葬儀でした。 もうすぐ100歳。 年が明ければ99才の白寿。 そして、11月中には新築中の自宅が完成の予定でした。 ここまで長生きされたのだから、せめて・・・もうちょっと・・・と願っていたご家族でした。 人の生死の現実は、私たちの願いも及ばない、お任せの事柄の様です・
 夕方、お斎から帰る時の日本海の夕日。こんな夕日を、今日の葬儀の女性も若い時には、畑、田んぼ仕事の帰りに、足を止めて見入っていたのでしょう。
2008年11月10日(月)
回檀 新潟市   初七日 燕市中央通5
 明治14年11月10日午前7時30分。 今からちょうど100年前、写真の本堂が雷で出火した朝でした。回檀で佐渡山にいた当時の住職法梁は、早馬で出火を知らされたということです。 慌ただしく寺に帰って法梁が見たものは、焼失した本堂、庫裡、鐘楼・・・・。それからは、本山の役職を全て辞職し、本堂再建に尽力された人生だったそうです。
 今は、100年後の午後10時。今頃は・・・・100年前の当時の様子が時間ごとに気になる1日でした。 
2008年11月9日(日)
法事 燕市高木
  昨日の回檀。いつ来るか判らない私たちをご主人は玄関前の庭の冬囲いをしながら待っていて下さいました。私たちがたどり着いたときは、既に薄暗くなっていて、冬囲いの仕事はかなり進んでいました。 冬を迎える準備に晴れの天気は貴重な1日。 時間の有効利用を工夫されておられるようです。

 連日の法務でまだまだ慣れない当院(長男)はさぞやお疲れ?と、住職でもあり父親でもある私は余裕の気遣い・・・そんな気遣いに「そんなでもない」との当院の返事。 先ほど「ちょっと」と言って出かけて行きました。 余裕の気遣いをしてもらうのも・・・時間の問題のようです。(^^ゞ
2008年11月7日(金)
葬儀 燕市大野

 今日は立冬。夕方からは風が冷たくなってきました。近所のもみじは見頃を迎えています。(昨日の写真です) 法務で伺ったお宅では京都の紅葉の話題が出始めています。 紅葉と言えば京都 という公式が定着しているようですね。 
 昨年聞いた話では「弥彦のもみじ谷も京都に負けないくらいの紅葉」とのことでした。今年は???? 忙しくて京都はとても無理という方には、近場の弥彦は菊祭りとの組み合わせで行ってみる価値があるかもしれません。

 私にとって、もみじ谷のもみじのイメージは残念ながらモノトーン。 なぜかというと、私の知るみじ谷は保育園の遠足の記念写真。 当時の写真は当然のごとくモノトーンだったのです。いつか、モノトーンのイメージを払拭したいものです。

2008年11月6日(木)
回檀 燕市溝・佐善
 ズラーッと干してある落花生。御門徒さんの廊下です。 今年は豊作?今年は肥料を与える時期に家を留守にしていたので小粒なのだそうです。「ばあちゃんのは美味しい」孫さんのその一言で、腰の痛いこともさほど苦にならずに畑仕事を頑張れるおばあちゃん。

 たった一言で頑張れることがあります。たった一言で傷付くことも悩むこともあります。取り返しの付かない一言も・・・・・。 あの一言が・・。その一言が・・・。 歳を重ねても失敗の連続なのです。
2008年11月5日(水)
回檀 燕市三王渕
 今日の回檀では、手術療養中の男性に、お元気の姿でお会いすることが出来ました。昨晩は、今週中の回檀でお会いできるはずの男性が亡くなられたとの知らせをいただきました。
 ずっと昔からの先輩もこれから生まれるであろう後輩も、誰もが経験する「一期一会」の私たちの生活です。

 数年、本堂前では見かけなかった鳩が姿を見せるようになりました。絵的にはのんびりした感じでいいのですが、現実は処かまわずするフン害は困りもの。仲間を連れてこないように、願うのみです。 
2008年11月3日(月)
上法事 新潟市   上法事 長岡市寺泊

 月初めからの三連休が終わりました。全国的には好天が多かったようですが、新潟では晴れ・曇り・雨・風と急に変わる秋特有の天気でした。 幸いにも天気の影響はほとんど受けることのない寺の法務は三日間を無事に終わりました。
 この三日間は普段会う機会の少ない方のお話しを聞き、話を聞いて頂くことが出来ました。ご親戚が一堂に会するのは冠婚葬祭の機会ですので、そんなことを感じたのは私だけでなかった様です。

 1日から隣村の弥彦神社では「菊祭り」が開催され連休中は混み合ったそうです。菊の審査は10月30日〜31日ということですので菊の見頃は今の今・・・。見に行かれるのならば、なるべく早いほうが良いのだそうです。写真は10月30日。母の撮影です。

2008年11月2日(日)
法事 燕市道金       法事 燕市中島       法事燕市中島
 「寝だめ・食いだめ」は出来ない事は承知していますが、もしも「食いだめ」が出来たら一週間くらいは絶食できるお斎三回の日でした。 お腹の周りには一週間以上の絶食に絶えるだけの脂肪は蓄えてしまっていて・・・・。世界全体から見れば食料が不足しているのに申し訳ない事ですが、10日以上の絶食にも絶えられる肉体になった様です。

 今年の里芋は豊作だとか?普段は、好物の里芋も写真を見ただけで「胃にもたれそう・・ f(^_^)」
2008年11月1日(土)
法事 燕市中島      上法事 千葉県松戸市
 ご家族の法要の為に千葉県松戸市より自家用車での来寺がありました。事情があり、日帰りの法要とのことでした。高速道路があるといっても・・・・本当に御疲れ様でした。m(_ _)m 無事にお帰りになられたでしょうか?

 日本語は「疲れ」「苦労」を付け、しかもまで使い、「御疲れ様」「御苦労様」と使います。 疲れ、苦労を生きる力としていた先人の智慧がうかがえます。
 使い方には目上、目下でルールがあるようですが、元来「御疲れ様」「御苦労様」は相手をねぎらう言葉。 でも、時々自分自身にも時々小さい声で「御疲れ様」「御苦労様」と声をかけることも・・・・必要かと思います。

 中島地区での法事ということで普段は車で通る道を歩いて伺いました。毎日数回通っている道路の曲がり角に紅葉の始まったもみじを発見。観光地の紅葉もいいのですが、毎日変化が楽しめる近所の紅葉もそれに倍した味わいがあるようです。