2008年11月1日(土)
法事 燕市中島    上法事 千葉県松戸
 ご家族の法要の為に千葉県松戸市より自家用車での来寺がありました。事情があり、日帰りの法要とのことでした。高速道路があるといっても・・・・本当に御疲れ様でした。m(_ _)m 無事にお帰りになられたでしょうか?

 日本語は「疲れ」「苦労」を付け、しかもまで使い、「御疲れ様」「御苦労様」と使います。 疲れ、苦労を生きる力としていた先人の智慧がうかがえます。
 使い方には目上、目下でルールがあるようですが、元来「御疲れ様」「御苦労様」は相手をねぎらう言葉。 でも、時々自分自身にも時々小さい声で「御疲れ様」「御苦労様」と声をかけることも・・・・必要かと思います。

 中島地区での法事ということで普段は車で通る道を歩いて伺いました。毎日数回通っている道路の曲がり角に紅葉の始まったもみじを発見。観光地の紅葉もいいのですが、毎日変化が楽しめる近所の紅葉もそれに倍した味わいがあるようです。
2008年10月31日(金)
回檀 燕市高木
 昨日、今日は高木地区の回檀。ご門徒さんが25件ということで2日がかりでした。4月から月命日は当院に任せていたので、久しぶりにお会いする方もおられました。お茶をいただいての会話の中では、4月からのわずか7ヶ月間だったのですが、ご家族の変化を見聞きすることが出来るご家庭が数件ありました。 
 もっとも、人の命は一分先も保証されているものではありませんので、人の生活の変化は一年と言われないのは当然のことかもしれません。
 弥彦山、国上山の色が変化してきました。明日から11月。新潟は秋本番です。
2008年10月29日(水)
新潟教区事務局会議
 今までの暖かい気温が信じられないくらいの冷たい風が吹いています。もうすぐ11月。坂を転げ落ちる様に加速度が付いて天候は冬に向かっています。
 ということで、11月17日〜18日に勤められる報恩講の案内を作り始めました。やっぱり、寒くならないと報恩講という実感が湧いてこなにのです。 数日前からの寒い天候は、「報恩講の準備をしなさい」という有り難いご催促なのかもしれません。

 写真は昨年の報恩講の模様です。
2008年10月26日(日)
法事 燕市小中川    法事 燕市旭町

 本堂の欅の唐戸(からど)が風で空いているのでないかと気になっています。でも、雨が降っていないことだし、寝る前にでも確認に行ってみようと思います。そんなのんびりした気分は週末の無事に法務が終わったという安堵感からでしょうか?
 秋も深まり、近所の欅の葉っぱが今日の強い風で落ち始めました。今までは、雨の降る、降らないをを気にしていた天気予報でしたが、もう、強風も気にしなければならない時期に入っています。
 風のことを書いていたら気が付きました。今年は新潟にほとんど台風が来なかったようです。二度の地震でだいぶ痛めつけられている庫裡(住宅部)ですので、「強い台風が来ていたら」と考えると (^^)Vという事なのですが・・・・。

2008年10月24日(金)
回檀 燕市五千石
 23日は中越地震から4年を迎え、復興を誓う式典が各地で開かれたとのことです。 新潟地震、中越地震、中越沖地震の揺れた時の感覚は体が覚えているようで、普通の生活の中でも、思わず身構えてしまうことがあります。
 
 同じく昨日23日に、神奈川県で即席カップ麺から防虫剤などの主成分であるパラジクロロベンゼンが検出されたと発表されました。 家に有った即席カップ麺は該当商品?? 我が家でも食品の薬物混入?? そんな騒ぎの中で、昼食前の長男は「これ、食べていい? (*^^*) 」と、とんでもない発言。私の答えた言葉は「まだ、HP用の写真を撮っていないからだめ。」 
 身に傷みのない事は他人事になってしまうようです。それとも、我が家の親子が特別なのでしょうか?

 ところで、問題の即席カップ麺。「カップ****」でなく「スープ****」ということで薬物混入とは関係ない商品だった事も報告させていただきます。
2008年10月21日(火)
回檀 燕市大川津地区
 昨日、今日と二日続いた大川津地区の回檀でした。天候に恵まれのんびり気分。 (^.^) 大川津の普段の月命日は当院に任せてあるので、久しぶりにお会いした方も多く、ついつい話し込んだお宅もありました。次の回檀は24日は五千石地区です。

 通い慣れた道が通行止めの工事。ついつい今日も通行止めの所まで行ってしまいました。工事中のもっと手前に警告板をだしてくれていたらいいのに、と思うのは完璧に責任転嫁でした。
2008年10月19日(日)
中陰法要 燕市牧ヶ花   法事 燕市大川津
 私が子どもの頃は果物の王者はバナナ。お客様が持ってきたときの独特の丸みを帯びた包装の形。嬉しかったものです。でも近頃の子どもたちはあまり喜ばなくなりました。ところが最近では、大人達が急に食べ出し品薄とのことです。目的はバナナダイエット。メタボブームに乗った流行ですが、基本は「体を動かす」とのことです。いずれにしても楽をして目標を達成できることは稀(まれ)なようです。
 今日は県知事選挙。法事が終わったその足で長男と行ってきました。知り合いの立会人言わく「思ったよりきつい (-_-;)」
 体を動かさないことも、体を動かすことも続けるのは大変な様です。
2008年10月18日(土)
中陰法要 燕市砂子塚   中陰法要 燕市高木

 汗ばむような一日。あと一ヶ月の報恩講の時期には、寒くて荒れる時期になっているのが不思議なくらいです。でも、報恩講のタクアン用の大根が干してあるのを見ると・・・もうすぐ報恩講荒れがくるのですね。
 東京よりお墓参りの来客がありました。新潟に一泊のつもりで計画されていたのですが、近郷の旅館は満員で日帰りに変更されたとのことでした。そんな時は、近くに日帰り温泉が沢山ありますし、宿泊はお寺にお泊まり下さい。 布団に入って目をつむれば、高級旅館もお寺も変わりありませんのでお気軽にご相談下さい。

2008年10月16日(木)
回檀 燕市野中才地区   寺泊地区
 連日、振り込め詐欺予防の報道がされています。 振り込め詐欺予防法のポイントは「慌てない、回りの人に相談する」とのことですが、一方の、サギグループでは「慌てさせ、周りの人に相談する余裕を与えない」ようなマニュアルができているとのことです。景気の降下に伴い、新たな手口で事案は増えてくることと予想されています。
 現代の日本人の生活様式は、「慌てない、回りの人に相談する」ということが苦手になっているようで、「のんびり のびのび」という訳にはいきませんね。

 写真はご門徒さんの玄関脇のばら。種類によっては年に複数回も楽しめるのだそうです。
2008年10月14日(火)

 午後から病院へ御見舞いに行ってきました。午後の病院の待合室は閑散としています。数時間前までは待合室の硬いソファーには、それぞれの人が、それぞれの人生とそれぞれの病気と一緒に座っておられたはずです。待合室で硬いソファーに座っている自分自身の姿を想像してしまいました。
 思いっきり赤い今日の夕日。きれいだったのですが寂しさを感じさせます。それは物思いの秋という季節によるだけではなかったようです。
2008年10月13日(月)
法事 地蔵堂
 今日は体育の日。体を動かす催しが各地で行われたとのことです。今日は何の休日なのかを忘れていた人は・・・私でした。(^^ゞ  10日が体育の日だったのは覚えていたんですけどね。
 三連休ということで寺泊の海岸道路は自動車で混雑していたようです。この時期に海水浴ということは無いはずなので、私のようなせっかくの体育の日を無視という不届き者が多かった様です。

 日が短くなり太陽が沈む方向も変わってきました。日中は暖かくても夕方になると風は冷たい秋風に変わります。こんな日は夕日の見える日帰り温泉でのんびりと・・・・。寺泊が混んでいた理由は、コレかもしれません。(*^^*)
2008年10月12日(日)
寺泊長善寺様 落慶法要      法事 中島
 寺泊 長善寺様で本堂・庫裡の落慶法要が勤められました。ご住職・ご家族・御門徒さんの御苦労が忍ばれ、信仰の中心として、聞法道場としての本堂の完成を心から慶ばれている事を感じる落慶法要でした。
 ところで落慶法要とは神社・仏閣などの建築や修理の落成を祝う法要のことです。法要後に**寺さんが言われた「何で落慶なんだろう?」と言われたことが気になり早速に調べてみました。結論は???。普段使っている言葉でも語源が不明な言葉は結構多いようです。知ってるいるつもりは本当はあてにならないのでしょう。知っていること、慣れていることこそ慎重に取り扱う必要があるようです。
 今日はデジカメを持たないで出かけたので携帯電話の写真です。 
2008年10月10日(金)
仏教婦人会総会
 大蓮寺仏教婦人会総会が行われました。「今日は晴れ、明日は雨」という気のもめる予報に関わらず沢山の方にご参詣いただきました。また、法話の三条徳誓寺様 福井憲雄師には連日のハードスケジュールの中をおいでいただきました。ありがとうございました。 m(_ _)m
 年に1回の総会ですので、この機会に「仏教婦人会」「仏教女性会」に名称を変更の提案をしようと思っていたのですが・・・・。仏教婦人会の会員も姑から嫁へと第二世代に入っています。名称の変更で違う会になってしまうようで、あえて今年も名称変更の提案はいたしませんでした。  単に名称・名前ではありますけれども、それぞれの歴史を持っています。
2008年10月9日(木)
 あちこちで、キンモクセイの香りがします。普段は玄関先でひっそりとしているキンモクセイは、この時期だけは思いっきり自己主張をします。それは一年の間に溜めに溜めていたのエネルギーを爆発させているかのようです。
  ノーベル物理学賞を授与される小林誠名誉教授と益川敏英教授がNHKの番組に出演の為に数ヶ月ぶりに再会されたとのことです。
 無数のフラッシュに益川さんが「ここ数日間、個人の自由意思のない生活をしている。昔の益川さんだったら、絶対に爆発していたと思うけど、年を取った」と声をかけ、小林さんも思わず苦笑いを浮かべたとのことでした。一躍、時の人になられ、一言一言がNEWSになるお二人。益川さんの言葉を借りれば、ノーベル物理学賞を受賞による「儀式」はしばらく続きそうです。
 それにしても、南部陽一郎名誉教授の「対称性の自発的破れ」、小林、益川の両氏が素粒子のクォークが少なくとも6種類あることを予言した「小林・益川理論」。 TVの説明を何回聞いても???
2008年10月7日(火)
大蓮寺聞法会      高木地区御講
 お昼に高木地区の御講が勤まりました。多くの方から来ていただき、特にお仕事を休んでのご参加の方もおられました。ありがとうございました。
 
 稲作農家ではほとんど収穫が終わったようです。作業倉庫に積まれた米は順次運び出されています。 前は手でトラックに積み込んだのですが、今はパレットごと運び出すので楽になったとのことです。気になる収穫は、等級が落ちたものの収穫量はまぁまぁとのことです。 でも、・・・・・。米の収穫量が多いことを、諸手を挙げて喜べるような農業経営であればいいのですが・・・・。
2008年10月4日(土)
回檀 牧ヶ花地区
 どうということは無いのですが、気になってしまったのが、数本の長く伸びた眉毛。とっさに思い出したのが村山富市元首相。 まだ、ちょっとやだなということで、カガミを見ながらハサミで切ることのしたのですが・・・。
 鏡に映る眉毛にハサミを近づけると、実際の眉毛からハサミは離れてしまいます。イライラしながらやっと2本だけ短くすることができました。 カガミの中の自分に手を伸ばすと、左右、前後が逆になっています。 カガミの中のすまし顔の自分は本当の自分の姿でないのかもしれません。

写真は12日に本堂・庫裡の落慶法要を迎えられる寺泊の長善寺様。

追記
 いつも散髪屋さんで「眉毛を整えましょうか?」と言われお願いすることにしました。そして、いつものようにそのまま寝てしまい、目が覚めるとヤンキーの様な細い眉毛の自分がカガミに映っています。 (・・;) 「これはまずい(-_-;)」と困っていると二度目の目覚め。・・・・夢で良かった・・・。(#^.^#)
 そんなに気にしていないつもりだったのですが、いい歳をしてもこんな夢を見ることがあるのですね。(^^ゞ
 次回は庫裡の落慶法要の夢を観たいものです。 
2008年10月2日(木)
 秋晴れの一日。野積の海岸からは、佐渡が近くに見えた(ё_ё)・・・・・そうです。(^^ゞ  法務の途中。自動車のスピーカーから流れてくるのは国会中継の発言者の声と弥次。  「弥次は国会の花」という言葉があるのだそうです。

 
弥次るとは他人の言動に、大声で非難やひやかしの言葉を浴びせかけること。弥次とは弥次馬の略。弥次馬とは自分に関係のない事を人の後についてわけもなく騒ぎ回ること。
 まさか、弥次は眠気覚ましという事では無いとは思うのですが・・・・。 写真は郡上八幡で見かけた、魚を捕ろうと真剣に目をこらしているアオサギです。
2008年10月1日(水)
 いよいよ10月 そして衣替え。 衣替えの習慣は、宮中の行事として始まったもの。でも当時は旧暦の4月1日と10月1日に行われていました。衣替えが太陽暦の6月1日と10月1日になったのは明治以降とのことです。 つまり、昔は行事としての衣替えでしたが、洋服が日本人に定着し、夏服に着替える事を衣替えというようになったようです。

 ところで、28日の熱気球。「どうしても進みたい方向の風を見つけられない時。進んではいけない方向にしか進めない時はどうするか???」
 少しくらい格好が悪くても、無理をせずに立ち止まりる。私たちの人生と同じ。なかなか勇気がいることでしょう。
2008年9月30日(火)
新潟教区4組研修旅行
 佛光寺派 近隣寺院で平成23年の団参の下見も兼ねた研修旅行に行ってきました。主な目的地は飛騨高山と郡上八幡。そして泊まりは私の希望で下呂温泉。
 下呂市には6年程前に大病をした大学時代の友人がいます。わずか10分ほどでしたがホテルのロビーで会うことができました。ずっと、気になっていたのですが、元気な様子に安心しました。今度は、各地に散らばっている友人を含め、主目的として話がしたいものです。
 写真は帰りに寄ってきた白川郷。
2008年9月28日(日)
法事 燕市八王寺
 「ウオー(・・;)」 月命日の法務で玄関先まで送って下さったお父さんの叫び声。目線の先には、稲刈りが終わった後の田んぼの上に熱気球。1年に1回?はこんな光景を見ます。それにしても今年は超低空飛行。ゴンドラの中の女の子の様子まで見えます。(^o^)/~~ 
 熱気球の説明にによると「バーナーからの熱の調整による上昇、下降のみ可能であり、風のほかに飛行船のような自力の推進力は持たない。風の向きと強さは高度によって異なるため、進みたい方向の風を見つけて高度を調節する。」とのことです。 つまり、低空飛行で進みたい方向の風を探していたということの様です。
 どうしても進みたい方向の風を見つけられない時。進んではいけない方向にしか進めない時はどうするか??? 後日お知らせしたいと思います。
2008年9月27日(土)
仏教婦人会役員会
 毎年は6月に勤めていた仏教婦人会の総会。今年は都合により10月に変更して頂きました。 今日は総会の事前打ち合わせということで役員会をお願いしました。合わせてお願いした仏具のお磨きで、一年の汚れを落としてもらいました。ありがとうございました。
 仏教婦人会の総会は下記のように行われます。会員の方には役員が伺いますので、ご参加下さるようお願い致します。
 日 時   平成20年10月10日(金) 10時より
 法 話   三条 徳誓寺住職 福井憲雄 師 
2008年9月26日(金)
法事 新潟市慶念寺様
 しばらく本屋さんに行っていない間に「血液型」の本が売れに売れているとのことです。『B型自分の説明書』『A型自分の説明書』『AB型自分の説明書』『O型自分の説明書』というシリーズで、AB型意外は100万部を超える販売数とのことです。
 世の中で一番気になり知りたいと思う人は自分自身。そして世の中で一番不可解な人も自分自身。そんな自分自身を血液型の4種類でくくった本で知ろうとするのは、ちょっと無茶なのでは・・・・・。それでも気になる血液型別の性格診断、占い。人間とは、何とたよりないものです。

 ペットを飼うときは血液型を確認してから・・・ということが常識になるかも???写真のボクの血液型は????
2008年9月25日(木)
回檀 分水 諏訪地区
 佐渡市で国の特別天然記念物に指定されているトキを試験放鳥が行われました。佐渡の大空にトキが舞ったのは27年ぶりとのことです。「佐渡の大空にトキを・・・」  何十年もの関係、地域各位の努力が実った瞬間でした。 でも、これからは努力だけでは解決しない、様々な問題が出てくることかと思います。それにしても、自然界のトキを捕獲したあの日から27年も経っていたんですね。(ё_ё)

 写真はトキの放鳥など全く関係ない野鳩。電線に円くなって止まって寒そう〜。冬を予感させるような一日でした。まだ衣替え前なのに・・・・・。 (-_-;)
2008年9月24日(水)
 久しぶりに法務が月命日の法務だけの日。のんびり気分でいたら、夕方に伺う約束をしていた月命日を危うく忘れるところでした。 近所でしたので自転車で出かけた帰り道。道路でも夕食の準備の匂いがしてきます。外気から隔離された自動車では気が付かない夕方の様子でした。

 北海道の旭岳では初冠雪とのことです。新潟でも夕方は風が冷たくなり、雲も秋らしいく?なってきました。
2008年9月23日(火)
彼岸法要
 秋分の日。彼岸法要を勤めさせてもらいました。今までは、10時から始まるお経の後は、私の法話に続いてビデオだったのですが、今年はお経後はビデオは取りやめ、当院と私の法話のダブルヘッダー。
 住職としても父親としても、当院の法話の様子が気になるところ・・・。でも、本堂にデンと座っての聴聞も気の毒でしたので、結局は本堂と庫裡を行ったり来たり・・・。でも、そのことがかえって、お邪魔だったようです。 f(^_^)

 明日から春のお彼岸まで、朝6時の梵鍾はお休みになります。ご近所の皆様。寝過ごすことのないようにお気を付け下さい。 
2008年9月22日(月)
回檀 分水旭町  分水文京町
 上水道の本管からの引き込み口から水が漏れているということで、緊急工事が行われました。断水は午前の数時間。しかも、事前に連絡をもらっていても困るのが・・・・トイレ。
 これが中越地震、中越沖地震の時のようにライフラインが全て使えなくなったならと思うと、ガス・電気・水道などで便利さを追求した要塞のような現代人の住宅の虚弱性をあらためて感じました。 便利、快適ということは、常に虚弱性を内包しているようです。

 明日は秋分の日。秋の気配が濃くなってきました。10時から彼岸法要が勤まります。御参詣下さい。
2008年9月21日(日)
 中国産乳製品・事故米・米証券リーマン・ブラザーズの経営破綻など、他国の食品、経済の問題が直接日本に影響している問題は社会のグローバル(世界的な規模であるさま。)化によるものだそうです。でも、その陰でナショナリズム(民族主義。国民主義。国家主義)の陰が見え隠れしてるのは皮肉なものです。

 昨日のお斎のお膳の上にはプラスチックのお箸。エコ、環境問題で必ず話題になってきた木の割り箸に変わって、プラスチックのお箸に変更したのは近郷の魚屋さんでは初めてだと思います。何の違和感もなく使わせてもらいました。 法事に伺うときは数珠とMy箸の持参が常識になりそうです。 ちなみに寺のお斎はずーっと昔から竹の箸です。
2008年9月20日(土)
法事 燕市大川津
 とにかく暑くて・・・お彼岸というよりお盆という感じの一日でした。でも、季節は秋。御門徒さんのお内佛の花瓶には彼岸花が生けられてありました。やっぱり、今日は彼岸の入りなのです。
 最近はあまり見なくなりましたが、昔は田んぼの畦(あぜ)には、彼岸花が植えてありました。(今でも棚田では見かけます。) この彼岸花の根は畦にネズミを近づけない効果と、緊急食の役割をしていたとのことです。
 日本の植物の中では、最も別名の多いのが、この彼岸花と言われています。つまり、日本中の隅々まで一番に慣れ親しまれていたのが「彼岸花」ということのようです。

 ご注意・・彼岸花には毒が有りますので通常の食べ方は出来ませんのでお気を付け下さい。
2008年9月19日(金)
回檀 分水学校町
 蒸し暑い一日。台風13号が接近している影響なのでしょうか?近所の田んぼでは、あちこちで稲刈りの作業が行われていました。 この台風13号は県内には、ほとんど影響がないとのことですが、出来るだけ早く稲刈りを終わってしまいたいというのが農家の本音の様です。 明日からの週末の天気は・・・・・兼業の稲作農家は気になるところです。
 明日は彼岸の入り。仏教週間の始まりです。
2008年9月18日(木)
法事 西白根 西源寺 様
 今日は大蓮寺から西源寺様に嫁がれた方のご長男の法要。長年、寺の住職を務められた方でした。穏やかな方でいらっしゃいました。

 ところで、大蓮寺から嫁がれた方のご長男ですから、大蓮寺にとっては。孫が住んでいた家だから大蓮寺にとって西源寺様は孫の住む家(いえ)
 でも、自分の母親(又は父親)の実家のことを「孫の家(うちと近郷では呼ぶようです。納得できないので、「逆ではないか?」と以前、聞いたことがありましたが「昔からそうなっている。」との答えでした。
 「孫の家」は「孫のいえ」「孫のうち」の読み方の違いで意味が全く変わってきますので要注意。ただし「孫のうち」という言い方は、話し言葉として使われていても、文字言葉としてはあまり使われていないようです。 

 写真はお手入れをされた西源寺様の中庭。庭はよそのお庭を拝見するのが一番。
2008年9月17日(水)
秋期教区総会
 今日はパラリンピックの大会最終日。こんなにパラリンピックの競技が気になったのは初めて。自分の体が思うように動かなくなって来ているからでしょうか?

 競技者の様子を見ていて驚くことは、体の障害が逆に力の源になっているということです。体に障害があるからこれもあれも出来ないというのでなく、障害があるからこそ出来ること、やりたいことが無限に広がっているように見えます。 障害とは制約でなく、むしろ広がりを生むのでしょうか。
 私たちが生きる上で障害(苦)と考えてしまう四苦(生老病死)は、制約でなく、むしろ人生の広がり、豊かさを作るようです。
2008年9月15日(月)
法事 燕市佐渡山     法事 新潟市月潟
 今日の法事の施主様は秋田県の方。奥様の実家が無人となり義父の法要を勤めるため車で、昨日来られたそうです。秋田市からの距離は300キロ、所要時間は6時間ほどかかったそうです。新潟〜金沢が300キロ。高速道路を使えば半分の3時間で行くことが出来ます。高速道路の威力は凄いものです。
 今から25年程前。秋田市へ兄と兄の友人の家に行ったことがあります。とにかく遠かった記憶が残っています。そんな思い出話を施主様にすると「その人は・・・分かるかも知れない・・・」 兄の友人と知り合いなんだそうです。(ё_ё) 遠いと思っていた秋田県は意外と近かったのかもしれません。遠近は所要時間、距離だけで判断するものではないようです。

 近所お宅は今日が立て前。完成予定は三ヶ月後。あごを上げて立て前の様子を見ていたご家族。三ヶ月後には待ち遠しくて首が2〜3センチ伸びてるかもしれません。
2008年9月14日(日)
回檀 分水桜町地区
 目が覚めて、まず、目に付くのがa社の携帯電話の鉄塔。突然の出現から一週間がたちましたが、まだまだこの光景には慣れていないようです。(-_-;)
 鉄塔の塗装が新しいということもあってか、朝晩の日光を反射する様子は結構綺麗なのですが、それが逆に目障り・・・とは、身勝手な事です。
 ある、ペットフード会社が敬老の日にちなみ調査したところによると、犬の最高齢は24歳、猫は30歳なのだそうです。ペットの世界でも高齢社会が進んでいるようです。ペットの長寿化の一因が理想的な栄養配分のペットフードとのことです。もしかすると、人間もペットフードだけを食べていたら、今以上に元気で長生きできるのかもしれませんね。(^^ゞ   明日は敬老の日です。
2008年9月13日(土)
上法事 燕市五千石
 稲刈りを待つばかりの倒れた稲。今朝の雨で稲刈りを断念した農家が多かった様です。「田植えなら少しくらいの雨は大丈夫だけど、稲刈りは・・・・。昨日は天気だったのに・・・」と空を見上げながら憂鬱(ゆううつ)顔。 しかも明日は曇り時々雨。来週末も予報では雨模様。今年の稲作農家の秋は長引きそうです。
 スノータイヤと石油ヒーターのTVコマーシャルが始まっています。商戦は冬の陣に入っています。
2008年9月12日(金)
新潟教区講習会
 昨日、今日は新潟教区の講習会。川崎からの特別参加のSさんは午後から地元で会議があるという事で、今朝帰って行かれました。
 夕方、自坊へ帰ると仙台からのお客様。明日は福島からお墓参りに来られる方が・・・。
 秋の新潟はいい季節なのですが、皆さんお忙しそうで・・・。ちょっという感覚で遠くへ出かけることが出来る。反面、のんびりとはいかないようです。
2008年9月10日(水)
回檀 地蔵堂本町地区
 「まぁまぁかな(^_^)」と伺った玄関先での門徒さん。秋の収穫量は今のところ順調の様です。
 そのお宅の玄関には季節外れで梅干しが干してありました。そう言えば、今年の夏は雨の日が多かったから・・・。 大量の梅干しはお孫さんの一年分のおにぎり用なのだとか・・・。(ё_ё) 
 お米も豊作。梅干しも豊作。お孫さんの一年分の美味しいおにぎりは、心配ないようです。
2008年9月9日(火)
高志会 会場 大蓮寺
 午前中は20年続け(させられ)ている公務の講習会。夜は高志会の勉強会。お経を読んでいた方が楽なのかも・・・・しれません。

 私の部屋と弥彦山の間に割ってはいるように、昨日から突然出現した銀色に輝く巨大鉄塔。携帯電話の中継基地だそうです。携帯電話が入りにくい私の部屋ですから、多少の景観の犠牲はしかたがないことかもしれません。
 ところが、今朝になって判明したのは、中継局は私が使っているd社でなく、a社とのこと。「何もこんな所に作らなくても・・・」と知った途端に不快感がムラムラ。
 結局は「自分に都合のいいものはOK、都合の悪いものはダメ」という鉄塔よりも大きい、自己中心的なお粗末な私の出現が出現したという事でありました。
2008年9月8日(月)
法事 寺泊 聖徳寺様     葬儀 燕市高木
 昨日今日は寺泊聖徳寺 前住様の七回忌法要でした。昨日は御門徒で今日はご親戚の法要でした。(寺は檀中と親戚の法要が別の日に勤まります。) 勤行前にずらりと並んだお坊さんに聖徳寺様が挨拶されている緊張の瞬間。
 昨日に引き続き、今日の法要の導師と法話は中島 大蓮寺。σ(^_^;) 私の場合はずっと続いていた緊張感が、今日の空のようにスッキリ晴れたようです。
 今回の法要の準備のために前住職様著作の「酸素テントの下で」を読み返しました。以前は気が付かなかった大切な言葉に目が止まります。 亡くなられた方の願いに出遇うご縁になるのが法事です。
2008年9月7日(日)
法事 寺泊 聖徳寺様     法事 燕市砂子塚
 初七日 燕市牧ヶ花       中陰 燕市大川津
 昨日は特別な法務の予定が無かったので、のんびりと回檀を勤めさせてもらったのですが、今日は一転して多忙な一日。お葬式を一日延ばしてもらえたので、何とか予定通りに勤めさせてもらいました。なんで、こんなスケジュールになってしまったのか・・・・。当院がいるから勤めることが出来たスケジュールですが、関係各位にはご迷惑をおかけしました。

 朝方の強い雨の影響か?近所では倒れてしまった稲を見かけます。天気が良ければ、稲刈りを予定されておられても、断念された方が多かったことと思います。そう言えば、昨晩は聞こえていた籾を乾かす乾燥機の音が、今日は聞こえてきません。
 雨天決行の私たちの法務は、まだ予定通り進む方かもしれません。
2008年9月6日(土)
回檀 分水新町地区
 毎年のことなのですがこの9月は何かと多忙・・・・。わざわざこんな忙しい時期に、旧地蔵堂地区の回檀を計画しなくても・・・・と、毎年、計画した本人が思うのですが、何十年も(ひょっとして何百年も)旧地蔵堂地区の回檀は、この季節に決まっていましたし、何より回檀時期の変更をできない大きな理由は・・・「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」との私の性格にあるようです。 今年から回檀に回り始めた当院(長男)は「何もこんなに予定を詰め込まなくても・・・」と30年程前の私のように思っていることと思います。

 本堂前にキノコは生えてきました。有識者によると食べることの出来るキノコとのことです。 疑うわけでは無いのですが(完全に疑っている)・・・色といい、光沢といい、形といい・・・・三拍子そろって食べる気になりません。  信じて任せるということは、自分で行動する決断よりも、とてつもなく大きな力が必要なようです。
2008年9月5日(金)
回檀 寺泊小豆曽根地区  分水大武地区    大蓮寺聞法会

 今日の聞法会は歎異抄第七章の「念仏者は無碍の一道なり」(念仏者の道は何ものにも妨げられない一筋の道である。)について勉強しました。 私たちにとっての妨げ(碍)は自分にとって都合の悪いもの。つまり、妨げは自分の外にあるもの。でも、本当の妨げは、自分の都合に全てのことを合わせようとする自分の中にある事を確認してからの勉強会でした。
 私たちの前には沢山の道があります。どの道に進もうか?迷いながらの人生。でも、振り返って見ると歩んできた道は、お陰様の一本道だったはずです。

2008年9月4日(木)
葬儀 燕市牧ヶ花
 みどりの田んぼに真っ赤な雄姿。近郷でも稲刈りが始まっています・・・・が、試し刈り(そんな言葉があるのかわかりませんが・・)程度で広い範囲の稲刈りはまだのようです。刈り始めたけれど、「まだ、早い」ということで止めてしまったのでしょうか?今年の雨模様の天候を考えると少し心配なところです。
 近年の稲作農家は「不作では困る。豊作でも困る。」という複雑な状態。豊作が喜べないという、経済とはまか不思議な化け物です。
 今日はこよなく土を愛した男性の葬儀でした。工場を経営しながら稲作農家を復活して4年目の秋でした。「もうすぐ収穫だったのに・・」というご長男の挨拶が胸に染みます。
2008年9月3日(水)
回檀  長岡市 鰐口 竹森 地区
 9月に入った途端に、法務の予定が少しずつ変更せざるを得なくなっています。法務の予定といっても、私の都合による予定ですので、回りのご縁によっての予定変更はしかたのないことです。
 天気によっては予定変更やむなしの稲刈りも準備だけは進めておく必要があります。保管していた車庫から作業小屋にコンバインの大移動。この大きさでもキャビン付きのコンバインでは無いので、特別に大きいということはないそうです。肥料代の高騰も合わせて農業の効率が問われる時代になってきたようです。「農業はお日様と土との相談で・・・」というだけではうまくないようです。
2008年9月2日(火)
新潟教区団参会議
 近郷では稲刈りムードに突入していたのに想定外の熱い一日になってしまいました。永田町でも、福田首相の辞任に伴い、想定外の熱い一日だったようです。
 人間は積年の問題を抱えながら生活しています。しかも、その積年の問題とは自分の問題と先に歩んだ人の問題が複雑に絡み合っているようです。
 仏教では、種々の積年の問題を抱えてしか生きていけない人間存在の全体性や深さを「業」という言葉で表します。そして、その業の悲しみ・傷みを共有・共感が出来るのが人間なのでは・・・・。でも、TVを見ていると・・・・同じ業を、同じ願いを持っている人たちでも・・・なかなか難しいようです。
2008年9月1日(月)
葬儀 燕市砂子塚
 墓参会からひき始めた風邪を口実に、ひたすら眠りを貪る生活を続けて来たのですが・・・・今日から9月。そろそろ、言い訳できないところまで所用が目の前にぶら下がって来ていて、その準備が・・・・・間に合っていません。 (-_-;)
 お寺が一番忙しいのはお盆の8月と思われるかも知れませんが、大蓮寺に関しては、農繁期で法事のない、この9月10月が忙しくなります。お彼岸、回檀、教区の勉強会と会議 ECT。 今までのんびりしてきた分は、明日から(今日はお斎でお酒を頂いて酩酊状態の為)頑張ることにします。
 
 いよいよ食欲の秋。 現代風に言うとメタボの秋。 美味しいものを沢山食べられる事は幸せで良いことなんだと教わった子どもの頃。少しだけ出た?お腹を見ながら懐かしく思い出します。