2004年2月29日(日)

 昨年12月9日に紹介した亀です。結局は、枯れ葉のの中で冬眠してもらっていました。冬眠法を解説したホームページによると、「生きているか、時々確認する」とのことでした。
 恐る恐る枯れ葉を取ってみると・・・大丈夫、生きていました。でも、甲羅が白くなっています。子ども言わく「カビじゃない?」とのことでした。甲羅のカビ?は、春になったら綺麗にすることにして、また冬眠の続きに入ってもらいました。
 
明日から3月。春の萌ゆる息吹に負けないように「本当に生きているのか?カビは生えていないか?」自分自身を確認する必要がありそうです。

2004年2月28日(土)
葬儀 分水町 大川津
 朝起きたら真っ白。でも、暖かい日差しでお昼頃には。とても数時間後の景色とは思えません。
 ところが、初冬だと矢印の方向が違ってきます。きっと数時間で

 つまり、今日の日記は「びっくりしましたということだけでした。 お粗末様。m(_ _)m 
2004年2月27日(金)

 ちょっと暖かな日が続いたので、今日の寒さはこたえます。
「今日は寒いですね」という挨拶になってしまいます。すると、「でもね。もうすぐ3月だから。」とニコニコして答えが返って来ました。もうすぐ、暖かくなるので、返事も余裕があります。もうちょっと先は明るい春です。

 今日はお通夜でした。   人は、先が明るいと、今が暗くても元気に歩いて行けます。今が明るくても、先が暗いと歩けなくなってしまいます。

写真は今日の月潟村
2004年2月26日(木)
教区機関誌「とびら」編集会議

 教区機関誌「とびら31号」の編集会議がありました。前回はそれぞれの原稿・写真を持ち寄り、今日は最終の編集作業でした。
 でも、最近の編集作業はだいぶ様変わりしています。「原稿・写真を持ち寄る」と言ってもメールに添付するか、メモリーに入れて持って行き、編集作業はパソコンで行います。
 でも、変わっていないものが、一番基本の作業 「テープ起こし・原稿・原稿のチェック」です。いくら便利になっても、基本の大切さは変わりません。

2004年2月25日(水)
 何の写真か判りますか?私の部屋の廊下にあるもの。カーテンではありませんよ。  答えは、大蓮寺名物?「かた餅」です。昔は何処の家庭でも作ったものです。
 毎年、本堂の正月のお飾り餅を突きなおしてもらって「かた餅」にします。薄く切り、一ヶ月ほど乾します。後は母が炭火で、一枚いちまい丁寧に焼き、できあがりです。
 けっこうファンがいて、「かた餅を食べに来ました」と言って来られるお客さんもいます。
昔ながらの「かた餅」を食べたい方は、ぜひおいで下さい。合い言葉は「かた餅食べたい」です。お忘れなく。ただし、焼いてない時もございますので、その時はご容赦下さい。
2004年2月24日(火)
 水栽培のクロッカスが咲きました。あんまり嬉しくて・・・自動車を洗車し、タイヤまで替えてしまいました。
 春の庭の花は黄色から始まります。クロッカス・ミモザ・水仙・レンギョウ・福寿草・マンサク・菜の花・・・・。やがてピンクの梅・桜・桃。梅雨時期はの紫陽花。夏は原色。  
 秋は・・・全ての色がでそろう季節。晩秋は黄色のもみじ。 黄色は春と冬を連れてくるようです。
 日記に手こずっている間にクロッカスがこんなに変わってしまいました。やっぱり自然は凄い(・・;)
2004年2月23日(月)

 こんなに前日と温度差があると体もびっくりします。寒風の中、仕事をしている人が・・・・・・。なんと、、寺のすぐ裏に信号が付くことになりました。中島にも信号が付くと近所の人達もびっくり(☆o☆)
 すぐ側に町立の保育園・小学校があり、朝夕の混雑緩和・危険防止の為の処置でしょう。これで子どもたちも、安心して道路の横断が出来ます。
 黄色い帽子をかぶった新一年生・手を引かれて入園する園児が手を挙げて横断する日も間近です。 \(^O^)
 新一年生・園児の意気込みに負けないように、春を迎える準備が進んでいます。 

2004年2月22日(日)
時斎 分水 中島

 どうしてしまったのでしょう。スズメも屋根の上で居眠り状態。一昨日あんなに有った本堂前の雪もスコップで突いているうちに、ほとんどなくなりました。
 「暖かいですね」と話しかけると「本気にね!」  思いっきりの笑顔で返事が返ってきます。 ここまで暖かくなると、話題は雪から春の畑仕事の段取りに移行します。種は何をどの位買うか。連作がダメな野菜は何処に植えるか。
 本当は春先の畑仕事は辛いんです。土は冷たいし、一冬休んでいた体は動きません。それでもみんなが待っている春です。

 本物の春は少し先でしょうが、春の予感予感のする一日でした。ところで、西照寺さんの本堂前の雪は消えたでしょうか?少し気になります。
2004年2月21日(土)
葬儀 吉田町佐渡山・初七日 分水 地蔵堂・内佛法要 分水 地蔵堂・時斎 分水 中島

 暖かかったので、夕方の時斎は自転車で行ってきました。寒いということはなかったのですが、わずか数百メートルの距離でも息切れがします。年ではなくて、運動不足なんでしょうね。
 特に帰りは最悪・・・。お酒の酔いと息切れのダブルパンチ。こんな日は早寝にかぎります。おやすみなさい。

2004年2月20日(金)

 あまりの暖かさに「たんぼ」の雪も消えてしまいました。中島で、まだ残っているのは、本堂前くらいのものです。
ある大雪の日に聞いた会話。
 「この雪が、んーな砂糖だったら、一儲けできるのあけどなぁー」
 「だめあこてぁ。こんがいっぺあるっけ、だんれも、買わんこてぁ。」

今だったら、私が一儲けできそうです。どなたかご入り用の方はいらっしゃいませんか?
2004年2月19日(木)

 ♪♪春が来た 春が来た 何処に来た♪♪
 勘違いするほどの、暖かな一日。大川津分水の堤防を散歩する人までいました。久しぶりに、一日中仕事をした太陽は、ゆっくり休める処に帰っていきました。
 3月になったら帰ると言っていた、京都に行っている長男が16日にふらっと帰って来ました。まだ、京都に用事があるとのことでしたので、「何時、京都へ行くんだ?」と聞くと「19日に帰る」と答える長男。
 「行く」の問いに「帰る」と答える長男に安心したり、寂しかったり・・複雑な親心です。

でも、今日、送り出すときはやっぱり「行ってらっしゃい」でしょう。 「行ってきます」という返事が返ってくることと思います。
2004年2月18日(水)
葬儀 分水町 地蔵堂

 去年のメモを見ていてびっくりしました。去年の今頃はスノータイヤを外していたのです。「去年の春は早かった」というより、無茶をしたということだと思います。でも、車に乗っていると春が近づいているのが日差しの暖かさで実感できます。

 私にとって、車の中が春の日差しを一番感じ場所かもしれません。人それぞれ、「生きている」と感じる状況・場所があります。仕事・家庭・スポーツ・晩酌・・・。皆さんそれぞれ、思い当たるものがあるはずです。
 では、「生かされている」と感じる状況・場所は? 思い当たるものがありますか?
2004年2月17日(火)
教区機関誌「とびら」編集会議

 分水町では最高齢104才のご婦人のお通夜でした。「明治・大正・昭和・平成」の怒濤の時代を生きぬかれた御生涯でした。昭和13年にご主人を亡くされ、3人の子どもさんを育てられたのです。 喜びも、悲しみも104年分。104年のいのちを全うされたおばちゃん。ご苦労様でした。そして、ありがとうございました。
 私たち一人ひとりは、限りあるいのちを生きています。でも、その個々のいのちの根底を支えているのが、全てのいのちを包み込む無量ないのちです。そして、無量寿は自分自身のいのちであっても私有化を許しません。 勿論、子どもの所有化など許されるはずはないのです。 最近はいのちを私有し、所有しているようなニュースが続きます。 

2004年2月16日(月)

 今日から「お師僧・彼岸法要・等」案内のお世話方への配布を始めました。お世話方のみなさんよろしくお願い致します。
 今年の本山布教(お使僧)の布教師は滋賀県 田中美知男 師です。3月7日(日)10時よりお勤めが始まります。お誘い合わせてご参詣下さい。 と言ってもHPを見て下さって、しかもお参りをいただけるのは・・・・・。何人いらっしゃるでしょうか?
 またまた、日記常連の夕日の写真。夕方、雲の切れ間から見えた夕日です。3月7日もこんな夕日が見られる上天気なら好いんですけどね。

2004年2月15日(日)
中陰 法要 分水町 中島

 夕べからの雨・風で本堂前の雪もだいぶ消えてきました。やっぱり自然の力は凄いものです。
 写真は、三条市の西照寺さんの本堂前です。本堂からの落雪が沢山残っています。硬くて締まっていますから、なかなかこの雪は、溶けないんですよね。
 大蓮寺の本堂前もけっこう雪が残っていますが、・・・・だいぶ、負けています。 でも、思わず \(^O^)/ 

 比較・相対の中の「一喜一憂」 人間の「幸福感・安堵感・優越感・・・」なんと頼りないものです。
2004年2月14日(土)
法事 分水町 中島     時斎 吉田町 高木
 今晩は 高校の同級生、数人とチャットです。30年の空白を埋めるには・・・チャットでは無理のようですね。やっぱり、「足を運んで、顔を見て、声を聞いて・・・。」これが一番。8月の同級会が楽しみです 
2004年2月13日(金)

 3月上旬並みの気温だったそうです。暖かでしたね。こんな日は、犬も気持ちよさそう。体は大きくても優しいランディーです。いつものように、犬にちょっと、ご挨拶。「こんな日はボーとしてないで、散歩に行ったら?」
 玄関を開け「おはようございます」・・・のはずだったのですが・・・。アレ  玄関の鍵が掛かっています。天気が好いのでご主人様も「命日」を忘れてお出かけしてしまった様です。ランディーはボーとしているのでなくお留守番でした。ランディーご苦労様。またね。ヾ(^_^) byebye!!

2004年2月12日(木)

 2日に往訪した、仏照寺様の「寺院訪問記」の原稿がようやく完成しました。 やっと、本格的に大蓮寺のダイレクト発送の準備に入れます。年に数回の内職仕事・・・。原稿と違って考え込む事はありませんから、音楽を聴きながらのんびりと・・・・。
 でも、今回のダイレクトの中身は結構多いんです。「とびら・本山布教案内・彼岸案内・維持費のお願い・維持費決算書・年間行事一覧・団参案内」 のんびりしてると終わらないかな?
 これから、もう一頑張り。一週間ほど、午前様が続きます。 (^o^; 

2004年2月11日(水)
上法事 燕市 大野 ・ 中陰法要 分水町 中島

 関西学院大学 ワンダーフォーゲル部が無事救出され、「気象を甘く見ていた。・・・僕らなら何とかなると思ってしまった。」と記者会見で話されていました。

 昨年暮れ、ある大型店舗での事です。買い物を終わり出ようとすると
 

「ただいま、一階・・・売り場付近で火災です。・・・・・・・・避難して下さい。」と数回アナウンスがありました。お客さんも店員も「あれ!」いう顔をしながらも誰一人避難するお客さんも、誘導する店員もいません。アナウンスを聞きながら、お客さんも平気で入って来ます。数分後、駐車場にいると間違いとのアナウンスが聞こえてきました。
 「やっぱり間違いか」と思いながらも「もし、本当の火事だったら・・・」と思うとゾッとします。人間、自分だけは別という油断があるようです。
2004年2月10日(火)

 久しぶりに青空を見たような気がします。気温も予報よりも上がって車に乗っていると日焼けをしそうな一日でした。おまけに一日の締めくくりは、きれいな夕日・星   (^_^)/ こんな日は外の寒ささえ、気持ちよく感じるのは不思議です。
 久しぶりに、京都の冬を思い出しました。乾燥していますから、ピリピリした緊張感のある寒さです。 京都の冬はgoodですよ。
 ところで、お経堂前の雪・・・何時まであるのでしょうか?ちょっと 楽しみです。 

2004年2月9日(月)

 今日は新聞がお休みです。休刊日は何となく間の抜けた朝になってしまいます。
 せっかく行った映画館が休館日だと間の抜けた日になります。
 お酒を控える休肝日は間の抜けた夜になります。
 同じ「きゅうかんび」でもいろいろな言葉があります。

 「きゅうかん」と言う言葉になると、もっと複雑 (^^; ....
 「休刊・旧刊・休館・旧館・急患・休閑・旧観・吸汗・旧貫・九巻・九缶・九貫・九関・旧歓・宮観・・・・」
 やっぱり日本語は凄い。

2004年2月8日(日)
内佛法要 吉田町 佐渡山

 少しずつ降った雪も下屋の上は母屋の雪が落ちてかなりの量になっています。午後は雨も降ってきたので外屋の雪下ろしをしました。
 雪国での冬の話題は・・・・「降るだろうか」「降った」「溶けた」
。何に付けても雪の話題です。雪の状況に「一喜一憂」する生活は、雪の量が少なくなっても昔と変わりません。そして、春を迎える喜びも・・・・。忙しくなっても、やっぱり春がいいですね!もう少しです。    o(^-^)o

2004年2月7日(土)
中陰法要  吉田町 佐渡山

 先輩達の歩みも消えてしまう様な雪になってしまいました。消えてしまった本堂前の雪も元の黙阿弥(木阿弥)です。

 元の黙阿弥
「戦国時代の大名、筒井順昭が病死した際、喪をかくすために、声のよく似た黙阿弥という盲人を薄暗い寝所に寝かせ、外来者をあざむいた。むすこ順慶が成人して順昭の死が公表されると、黙阿弥は報償をもらって元の身分に戻った」という故事に由来し「成功して原点に戻る、物事が成就する」という意味になります。

 ところが現代では、「せっかくの苦労や努力が無駄になる」という意味で使われます。言葉・格言は元に帰ると当初の意味と違っている事があるようです。
2004年2月6日(金)

 昨日からの雪が凍結して広域農道に残っています。お昼に近い時間だったので、早朝から何百台もの自動車が通って出来た、きれいに4本の「わだち」が出来ています。お陰様で、さほど運転の支障はありませんでした。でも、朝一番に通った人は大変だったでしょうね。
 私たちの人生の歩みも、先輩達が歩んだ智慧の「わだち」の上です。先に歩んでくれた人達がいたから、私たちも安心して歩んで行けるのでしょう。うっかり忘れていたことを「4本のわだち」が思い出させてくれました。

2004年2月5日(木)

 新潟教区主催 「公開セミナー」の日程が決まりました。
   講師  富田 富士也(とみた ふじや) 先生   
   日時  平成16年9月4日(土)   午後2時30分より
   会場  岩室温泉  ホテル 富士屋
 富田先生は、教育カウンセラーとして青少年への相談活動を通じ、コミュニケーション不全に悩み、「引きこもり」続ける子どもや成人、そしてその親や家族の存在に光をあてる。現在は、幼児教育も含め、相談のためのカウンセリングから生活・日常に生かすコミュニケーションワークの普及に努めておられます。

 三条 徳誓寺様のHP「富田富士也先生のページ」に先生の著書の紹介がございます。ご覧下さい。
 それにしても、「富士也先生」の講演会場が「富士屋さん」では・・・・・  先生に喜ばれるということはないにしても、気を悪くされないでしょうか?  ちょっと心配です。 
2004年2月4日(水)

 新潟教区機関誌「とびら」の寺院訪問の取材で仏照寺様(中之口村)に行ってきました。住職の花井性寛師は、ご本山の役職・新潟教区の教務所長・高志会(勉強会)の代表などをされ、多忙中、無理に時間を作っていただきました。
 仏照寺様は、大蓮寺の「聞法会」「報恩講」のお説教にも来ていただいています。いろいろな用件で、年間30回くらいはお会いするでしょうか?公私共にお世話になっている方です。
 よく知っているということで、
和やかな中にも緊張感?のある取材でした。

 緊張感の理由は写真を見たらわかりました。取材と言うより、「説教されている」という感じです。花井さんに叱られないような「寺院訪問記」を書かなくては・・・・。プレッシャーがかかりますね。がんばります!
2004年2月3日(火)

 「鬼は外〜 福は内〜」
 今日は「節分」です。関西ではその年の恵方に向かってのり巻きをまるごと食べるとその年は災難をのがれると言われ「のり巻きの日」でもあります。
 節分 は元々、立春・立夏・立秋・立冬の前日に四季の分かれ目に行われました。

 現在では立春の前日だけが節分として残り、季節の変わり目に多い病気や天災の厄除けをし福を呼ぶ為に、厄を鬼にみたて豆をまき追い払おうというイベントです。
 簡単に言えば「都合の悪いのはイヤだ!」と言うことでしょう。「都合の悪いのはイヤだ」と周りの色々なものを切り捨てている自分の姿を鏡で見ると・・・こわーい鬼が見えるかもしれません。  
2004年2月2日(月)

 一週間程前から、耳鳴りと後ろ頭の痛みがあったので、定期検診も兼ねて病院へ行ってきました。耳鳴り、痛みの原因は・・・肩こりらしいとのことでした。先生のあげられた原因は「仕事の緊張」「パソコン」「タバコ」でした。。仕事の方は、お陰様で暇なんですけど・・・。原因は???
 後で気が付いたのですが、仕事が暇だと、どうしても「パソコン」「タバコ」の量が増えてくるんです。

 パソコン・タバコの量を減らす方法は・・・・やっぱり 早寝でしょう。今日は早く寝ます。おやすみなさい。
2004年2月1日(日)
法事 分水町 地蔵堂

 暖かな一日。気持ちまでポカポカしてきます。さすが2月ですから、日差しの暖かさが違います。「もうすぐ春ですね。」・・・と言うわけには、まだ行かないいでしょうね。
 昨年、正月に亡くなられた方の一周忌でした。皆さん集まったところで、写真を撮るということでしたので、私のデジカメも便乗して撮ってもらいました。
 「法事」は亡くなられた方をご縁として勤まります。 仏さまの願いの中で、その方の死を含めたありのままの生き様を通して、一人の人間が生きるという意味を、自分の一生を通じて確かめていくための時間なのです。

 
2004年1月31日(土)
時斎 大蓮寺

 先代住職の命日ということで聖徳寺様をお迎えして、時斎を勤めさせていただきました。前住職が亡くなられてちょうど6年になります。6年前の事、この6年間の事。いろいろなことが思い出されます。 思い起こすと、ただ、ただ 「有り難う御座います」の6年間でした。今後とも よろしくお願い致します。
 なお、前住職の七回忌法要を5月30日(日)に勤めさせていただきます。後日ご案内を差し上げますが、日程をお差し繰りいただき、ご焼香下さいますようお願い致します。 

2004年1月30日(金)

 パソコンは元に戻りましたが、境内の中には雪がまだまだ沢山あります。でも、通路の雪の始末だけは明日には終わりそうです。雪ぬけしながら考えることは、「日頃の運動不足」と「これからの積雪量」。一晩の雪で元に戻ってしまうのです。 (-_-;)
 もっと、もっと、降ってもらいたいのは子どもたち。楽しそうな声が雪の上から聞こえてきます。\(^o^)/
 そうそう。このおじさん(おじいさん?)も昔は雪が好きだったんです。ありがとう。明日も、がんばれそうです。

2004年1月29日(木)

 3日ぶりにディスクトップパソコンの復帰です。ウイルスかと一時は心配しましたが、部品交換とOSの再インストールで無事Windowsが立ち上がりました。やっと、だっくらしました。
 Windowsが出てくる前のOSはMS-DOSが中心でした。シンプルなOSでしたので、不具合の箇所の発見は簡単でした。 ところがWindowsの出現以来、様々な機能が付き、便利になった結果、不具合の箇所の特定が、難しくなってしまいました。
 今の国・人間の関係も多機能、便利を重視したため、複雑になりすぎているようで、摩擦の箇所の特定が難しくなっています。

2004年1月28日(水)
時斎 吉田町 高木

 朝、法務で新潟市へ行ってきました。除雪車に先導されながら、優雅に進む、広域農道には、まだ圧雪があります? なんで! 除雪車はたんに移動しているだけで除雪はしていませんでした。どうせなら、除雪しながら移動してもいいと思うのですが・・・。

 石川県では、道路が凍結すると終日「二輪車通行禁止」になります。過去に二輪車のスリップによる事故が有ったのでしょう。
 

 消雪パイプで雪が消えた道路に玄関先の雪を出している人をよく見かけます。 乾いた道路に雪が出ていると二輪車は本当に恐いんだそうです。大きな事故が有ってからでは遅すぎます。どうせ、春になれば消える雪です。大切に玄関先に置いておきましょう。
2004年1月27日(火)
上法事 分水町

 「待ってました冬将軍」と冗談も言えないくらい雪がたっぷり降りました。中庭(写真)の池の水も見えなくなっています。こんな日は、道路に雪が無くても行く先のお宅の前は普通の靴では無理ということがあります。だから今日の法務は長靴での出動です。「備えあれば憂いなし」今日はばっちりです。安心して出かけることができました。でも、帰ってから気づいたのですが・・・・、長靴の必要なのは、我が家の車庫往復の間だけでした。(;^_^A

2004年1月26日(月)

 今日はダブルパンチ。少し風邪気味なので、早く寝ようと思ったのですが・・・・。
 ディスクトップパソコンが突然起動しなくなりました。Windowsが立ち上がらないことには修復もできませんし、セーフモードもだめです。ひょっとしてHDDが壊れたのかも知れません。
 ということで、急きょノートパソコンからの更新となりました。法務関係のデータはバックアップをとっておいたので大丈夫なのですが・・・・メールアドレス等 バックアップがとれていない部分もあります。
 「備えあれば憂いなし」といいますが、備えは十分ということはないようです。皆さんもお気を付けください。
 風邪を治して明日以降にでも修復することにします。おやすみなさい。

2004年1月25日(日)
聞法会新年会

 毎年恒例の「聞法会の新年会」でした。一年間ご苦労様でした。また、一年よろしくお願い致します。
 この新年会は、毎年は大荒れの天気なのですが、今年は穏やかな日になりました。「聞法会の新年会」は大荒れ! という覚悟が出来ているので、少し拍子抜けです。終いには「新年会らしくない」などの大胆なご意見もいただきました。
 「晴れれば晴れた!」「荒れれば荒れた!」と人間の愚癡は止まりません。

2004年1月24日(土)
中陰法要 吉田町 米納津

 30年ぶりに、高校の時の同級生から電話がありました。あまりの、懐かしさにK君払いの長電話をしてしまいました。ごめんなさい。8月頃には同級会も開かれる予定といういうことです。ここ2年程の間に、「中学校」「大学」そして「高校」と立て続けの同級会です。

 皆さんそれぞれ、子育て・仕事に見通しが付いてきた年代なのでしょう。やっと、自分の人生に見通しを付ける年齢に入った様です。
2004年1月23日(金)

 寒波も一休みといっても、明日から新たな寒波が来るということです。自然とため息が出てしまいます。冬ですから・・・大寒ですから・・・雪国ですから・・・・。 「仕方がありません」・「当然です」と理由付けしても、ため息はしっかり出てきます。 

 自明の理でも、「はい」と引き受けられないのが、私の根性です。
2004年1月22日(木)
佛光寺新潟教区会議

 大寒が一日遅く来たようで大荒れの天気です。こんな日は、道路から落ちている車を見かけます。自動車屋さんによると「凍結すればするほど、落ちる車の割合は四輪駆動が多くなる」とのことでした。
 安全装置を過信すると、かえって危険を招くことがあります。安全も安心も私たち自身の問題です。

2004年1月21日(水)
上法事 燕市

 衆院本会議の代表質問が始まりました。国会の質問の中心は勿論「イラクへの自衛隊派遣について」です。
 日本国憲法、第41条に、国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である。とあります。慎重かつ十分に議論してもらいたいものだと思うのですが・・・・・。いつもの国会風景でした。
 学校だったら、学級崩壊の状態です。 誰も話しを聞いていません。

2004年1月20日(火)

 19日、陸自先遣隊がイラクに入りました。同日、東京放送NEWS23で筑紫哲也氏は番組内の多事争論で
 「戦後の終わり」・・・
大して関心も批判も議論もなくジワジワ進むイラク派遣

 という事を話されていました。戦前・戦中・戦後という言葉が、歴史的時間(時代)を象徴する言葉としてしばしば使われてきました。戦後60年を迎えようとしている今・・・。戦後は何処にあるのでしょうか?「戦後の高度経済成長期」という言葉に日本中が浮かれている間に戦後の「戦」という字の持つ意味が忘れ去られてしまったようです。語られないことをいいことに戦後生まれの私たちが「聞きつつ生きる」という人生の基本姿勢をなおざりにしてきのです。
                      東京放送 NEWS23「多事争論」19日分

2004年1月19日(月)

 「おめさん 一人で忙しろすけ、手伝いにいごかね。おらたって、拍子木ぐれ、はったかれるがんね。」 時々聞く、お申し出なのですが、そんな訳にはいかないのです。
 写真は、本堂の経机です。中央の黒い木が「拍子木」ではなく、「音木(おんぎ)」といいます(使い方は同じ)。通常は紫檀という硬い木で作られていています。澄んだ響く音がしますので、広い本堂で、複数の人間がお経を読むときは、この音木の調子に合わせて読みます。

 ですから、音木の調子が狂うと、お経もバラバラになるので、お手伝いは遠慮させて頂いているという次第です。
 「聞きつつ読む」・・・お経の基本です。「聞きつつ生きる」・・・人生の基本です。 
2004年1月18日(日)

 お朝事(本堂での読経)の始まる6時半過ぎ。寒い日は、いつもは聞こえない電車の音が聞こえて来ます。ずっと、不思議に思っていたのですが、やっと理由がわかりました。

理由は2つ。
1.雪が反響音を吸収するため騒音が聞こえなくなり、澄み切った、直接音だけが耳に届く。
2.音は気温の高い方から低い方へ伝わりやすい性質があるので、放射冷却によって冷やされた地表に、天空に拡散されるはずの音の一部が降ってくる。


 という事だそうです。学校で習ったはずなんですけどね?全く覚えていません。困ったものです。
 でも、もっと困りものは、不思議だと思っていてもその事を問わなかったことです。 「問う」ことは、新たな発見があるかもしれないのですから。

2004年1月17日(土)
法事 分水町 中島

 法事宅のご長男は、仕事の関係で、県内のいろいろな処へ行かれるとのことでした。行かれた先で、「この近くにうまいものがあったら教えて下さい。」とたずねると、ラーメンがほとんどとのこと。 ご長男は「日本の代表的料理がラーメンになってしまった。」嘆いておられました。
 そういえば、私自身「何が食べたい?」と聞かれたら、頭に浮かぶのはやっぱり・・・。
 日本食の文化・常識は
変わりつつあるようですが、「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶だけは変わらずにいてほしいものです。

2004年1月16日(金)
中陰法要 分水町地蔵堂

 場所によっては、圧雪の道路でしたが、無事に法務が終わりました。三条・燕・吉田と行ってきたのですが、分水町の雪が一番多いようです。気のせいかとも思うのですが、分水は雨も多いんです。
 左は今朝の写真です。こんな感じの風景はよく見かけます。おわかりですか?奥の弥彦山(弥彦)の上は晴れ。手前の国上山(分水)の上は曇り。
 そうなんです。やっぱり分水は雪や雨が多いんです。 という、「くどき話」でした。
でも、日照りの夏はいいかもしれません。

2004年1月15日(木)
 村上署が、交通安全の意識向上を目的に管内で起きた昨年1月から11月末までの人身事故とその当事者の干支(えと)との相関関係を調べたところ、丑(うし)年生まれの人が最も交通事故に遭いやすく10.7%、逆に最も当事者率が低かったのは辰(たつ)年生まれの6・2%だったそうです。
 100%÷12支=約8.3%です。 もちろん、交通安全の意識向上は大切ですが、あまり意味のない調査だと思うのですが・・・。それより、十二支の中にも入っているのに、が入っていないのが気になります。十二支でも、仲間はずれのようです。
2004年1月14日(水)

牛は× 鳥も× 卵も× でも、豚は
 最近のニュースを見ているとこんな感じでしょうか?真偽は判りません。
 いくらと誉められても、豚は悲しそうです。豚は安全と言いますが、豚自身は益々危険になっているのです。豚を食べる私たちが安全ということです。これも立場の違いです。

2004年1月13日(火)

 夕方の雷に伴った、久しぶりの停電がありました。ちょうどパソコンのデータをバックアップしていたところでした。部屋の電気製品は一瞬に止まり、パソコンの電源も・・・・??パソコンだけは、そのまま動いています??
 すっかり忘れていたのですが、
パソコン用無停電電源装置を去年の一月に付けていたのです。一年以上も表だった仕事をしていなかったのですが、チャント裏で仕事をしてくれていました。本当に助かりました。ディスクトップ パソコンをご使用の皆さんにお勧めです。
 
でも「備えあれば憂いなし」と言いたいところなのですが・・・・・。

『仏説無量寿経』
 「然に世人、薄俗にして共に不急の事を諍う。・・・・田あれば田を憂う。宅あれば宅を憂う・・・・田なければまた憂えて田あらんと欲う。宅なければまた憂えて宅あらんと欲う。」
と説いてあります。備えがあっても、無くても、憂いだらけなのが私たちの生活です。

2004年1月12日(月)

 内閣府は12日付けで18才〜24才の青少年1000人から、国や社会に関する意識調査をまとめた。日本の問題点として、「就職難と失業率」をあげた若者が一番多かったという。
 成人の日は、「おとなになったことを自覚し,みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます日。」ということです。「みずから生き抜こうとする」ということは「独立」ということなんでしょうけれども、独立の為の基盤の一つでもある「仕事」がないという若い人たちは本当に大変です。
 でも、そんな、若い人たちをよく々見てください。逆に励まされることが沢山々ありますよ。

    新成人のみなさん おめでとうございます


2004年1月11日(日)
法事 吉田町 佐渡山

 今日の雪は大したこともなく終わりそうです。このまま春が来るということはないでしょうね。大人を「おや!(-_-;)」 と思わせた今日の雪も、子ども達にとっては「ワーイ!\(^O^)/」という雪のようです。
 同じ雪でも、大人は仕事に、子どもは遊びに連関します。何を基準にするかによって受け取り方が違ってきます。
 自分の都合ばかりを基準にしていると、いつまで経っても・・・・(-_-;)

2004年1月10日(土)
中陰法要 月潟村

 思いっきり寒い朝。そして、夕方の雨と雷。最近の天気予報はかなり正確です。天気予報は基本的には統計学ということです。  

 過去の天気図の中から今の天気図と類似しているものを探し、それを基にして予報を立てるんだそうです。コンピューターの発達で細かい地域までの予想が立てられるようになったとのこと。
 コンピューターの発達があっても、予報できないのが私たちの感情の天気図。過去の天気図は全くあてになりません。春夏秋冬、どんな天気も一日の間に出てくることがあります。
自分自身の一日のお天気表を作ってみるのも面白いかもしれませんね。
 きっとこんなでしょうか?
2004年1月9日(金)

 嫌な記憶は早く忘れ去りたい。この心理現象が脳内で実際に起こり、それがどのような仕組みで行われているかを、米の研究グループが明らかにした。積極的に記憶を失う仕組みが脳には備わっているようだ。(Yahoo!ニュース)
 ここで言うのは極限の記憶という意味なんでしょうが、「忘れようと思えば思うほど忘れられない」というのが私たちの日頃の常です。「忘れたいけれど忘れられない」ということは辛いこともあります。でも、その事を引き受けて生きていくことも大切なんだと思います。
 ところが、最近、私は「思い出そうと思っても思い出せない」ということが多くなっているようです。まだ少し早いような気がするのですが・・・。困ったものです。

2004年1月8日(木)
初七日 分水 中島
 一転した天気で、少し遅れた冬到来でしょうか?それにしても、夕べの雨が全部雪だったらと考えると・・・・。先日修理してもらった本堂の屋根も、雨漏りもなく、これまたホッとしています。
 今日は、長い間、お勝手のお手伝いをお願いしていたおばあちゃんの初七日でした。行事の度に朝早くからご苦労をおかけしました。
 寺は、いろいろな人達のお陰で成り立っているんです。ありがとうございます。
2004年1月7日(水)

 NASAの無人探査機が火星に着陸しました。今後火星表面に水が存在していた、痕跡があるかどうか調査するとのこと。もし、見つかれば、過去に生命が存在していた可能性が高まるんだそうです。火星人はやっぱりタコのような形をしているのでしょうか?
 ここ数十年、各国とも宇宙探査に躍起になっています。その目的の一端を考えると複雑な気分です。

 昨年、農林水産省の人と話をしていたら、
  「土の研究は専門の学者も少ないし、ほとんど進んでいないんですよ。」
  「どうして?」
  「地味ですから、予算も付きにくいし・・・」

 足元の研究も進んでいないのに、人間は頭の上の研究に一生懸命・・・。地上の混乱は、こんな所にも原因があるのでしょうか?
2004年1月6日(火)

 お陰で、いい天気だったので、雨漏りした本堂の修理に来てもらいました。これで、雪が降っても安心です。
 20年前本堂の屋根換えの時は40代、50代の屋根職人さんだったのですが、代替わりしてすっかり若返っていました。当時の年配の屋根職人さんに聞いたことがありました。
「恐くないですか?」
「おっかねこて。おっかんねーなったら、この仕事、止めんばだめらこて。」

 「慣れて油断したら、けがをする」と言うことでした。含蓄(ガンチク)のある言葉です。
 「生かされている」事実も、慣れてしまって、「生きている」に変わってしまうのが、私たちの日頃のこころです。
2004年1月5日(月)

 年末年始はほとんど、着物で過ごしていたので久しぶりに洋服の一日でした。でも、少しズボンがきつくなっています。不思議と着物を着ていると自然と着物を着やすい体型になってお腹が出てくるのです。
 魚は大きな入れ物で飼えば大きくなり、小さい入れ物では大きくなれません。大木になる松も鉢で育てれば盆栽です。 
 みんなそれぞれの環境の中で、一つ一つが尊い、大きさ・形になるようです。

 選抜高校野球行進曲に決定した「世界に一つだけの花」

  「♪♪NO.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one♪♪
 ということでしょうか?

2004年1月4日(日)
葬儀 分水町 中島     中陰法要 燕市 大野

 中央アルプスがとてもきれいでした。それにしても毎日天気がコロコロ変わります。
 人間のこころも常に変わります。あんまりコロコロ変わるから”こころ”と名付けられたそうです。 私たちは、求めるものがコロコロ、求めるのこころもコロコロ。両方ともコロコロなのだから、それによって得られる幸せもコロコロ。しかし、コロコロ変わらないものが欲しい。欲しいけど得られない。そこに人間の苦しみの姿があるようです。
 仏教では「無常」(常なるものはない)と教えられてあるんですけどね。

2004年1月3日(土)

 一ヶ月も通らないと道も変わります。毎度渋滞の三条大橋は2車線に、寺泊地内の116号線もバイパスが出来ていました。どの車線を通ったらいいのか迷ってしまいます。
 目的地の行くときは、順路を決めるのに迷います。距離が短いということと、早いということは別の問題だからです。でも、迷ったところで時間的には大差がないのが常です。大切なのは目的地なんでしょう。
 私たちの人生の順路は・・・・。損得の道に迷って、目的地を見失っているのでないでしょうか?

2004年1月2日(金)
年始 遠方
 一日中雨。お陰?で本堂の雨漏りを発見しました。本格的な雪のシーズン前に発見できてラッキー・・・という気分にはなれませんでした。
 大屋根の上に上がるわけにも行かず、年始客の切れ間を見て、天井裏へ侵入。雨漏りの原因は大体特定できたのですが、新年早々のことでがっくりです。
 いつ見ても、驚くのが天井裏の用材の量と太さです。見事に組み合わせて天上を支えています。西本願寺の屋根裏拝観ツアーという訳にはいかないので、写真だけでも紹介します。 
2004年1月1日(木)
年始  近郷

あけましておめでとうございます
 
31日の除夜の鐘から1日の年始が終わるまで、300人以上の方に年末年始の挨拶をします。
 その中には、大切なご家族を亡くされて・・結婚して・・産まれて・・親元を離れて・・就職して・・。様々な思いを持って新しい正月を迎える方がおられます。
 新年(新しい年)というのは、年号が新しくなったという意味ではない様です。