2005年8月31日(水)

 明日から9月。本来なら明日から新学期なのですが、燕市・吉田町・分水町の来年3月20日の合併前に小中学校の終業式を終わらせたいということで、29日から新学期が始まっています。新学期が3日早く始まった分だけ、春休みも3日早く始まるとのことです。でも、来年3月に中学を卒業する次女は「3日間、休みを損した」とのことです。 3日間だけ多く学校で勉強出来るのですから「3日間、得した」ということも言えるのですが、名残惜しくて「もうちょっと、この学校で勉強したい」という気持ちになるのは、卒業の一週間前くらいなんでしょうね。 私自身も、汗でびっしょりの8月でしたが終わるのかと思うと名残惜しい様な気がします。  その「名残惜しい」という気持ちが、そのまま「過ぎた時間の郷愁を通し、これからの歩みの指針なる」ようであればいいのですが・・・。
 写真は29日に宿泊した「白骨温泉」の露天風呂。一度は入ってみたかった、乳青色の温泉で最高でしたよ。(〃^0^〃)/

2005年8月30日(火)
新潟教区4組 研修旅行
 研修旅行から帰ってまいりました。本年は長野県須坂市の「勝善寺様」の参拝をメインとした研修でした。
 今日は、お朝事・月読経など全てお休みさせていただきました。丸一日、御経を読まなかったのは何年ぶりでしょうか? もうすぐ9月。リフレッシュして頑張れそうです。よろしくお願い致します。
 写真は勝善寺様の本堂前にて撮影。私は・・・撮影の為に写っておりません。(^^ゞ
2005年8月28日(日)
 ずら〜と吊された、カトレアの鉢。「吊さないと駄目なものですか?」知らないということは天下無敵、何でも聞くことができます。 「そんな訳じゃないけれど・・。風に強い。ナメクジも付きにくい。・・・・・・」色々と利点がある様です。
 「より良いということですね。」  「・・・・・・・・」  また、余計なことを言ってしまったようです。 「花作りに王道なし。BETTERを重ねてBESTを目指す。」ということでしょう。これは、私も含めて、せっかちな結果至上主義の現代人がもっとも不得意としていることかもしれません。ところで、この鉢に水をやる時は、どうするんでしょう? 聞き損ねました。m(_ _)m
 明日は、新潟教区4組(寺のグループ)の研修?旅行ですので、日記はお休みします。研修の模様は後日報告させていただきます。
2005年8月27日(土)
上法事 埼玉在住   法事 吉田町高木
 大川津分水の河川敷で稲刈りが始まりました。来週の土日頃から稲刈りが本格的に始まるだろうとのことでした。
 24日に記した数え唄「三十五六は 分別ざかり」まではOKとしても、「四十五十は 年寄りざかり 六十七十  死にざかり」はあんまりだ!との感想をいただきましたが・・・・昔の数え唄ということで、ご理解下さいませ。m(_ _)m

 ところで、「分別ざかり」の分別は、通常、世辞に関して慎重な考慮・判断することや、その能力を指す語として使われ、「無分別」は考慮等を欠いた状態を表します。
 でも、仏教での分別の意味は、言葉や考えによって、勝手にこしらえ出す妄想。無分別は妄想にとらわれず、ありのままに正しい心理を理解する
 ということで、機(人間)のとらえ方が違うと、言葉の意味が全く逆になります。 ということで、仏教では分別ざかり妄想ざかりということになるようです。
2005年8月26日(金)
上法事 分水町    初七日 長岡市中条新田
 台風による風もほとんどなくホッとしました。今日は私以上にホッとしているはずの果物農家に行ってきました。「風が来なくてよかったですね」挨拶をしても、意外な事にご主人は浮かぬ顔!「実は・・・・」と言って、次ぎに出てきた言葉は「ランチュウがネコに捕られて・・・・。三十五匹いたのに一匹だけになった。六年も飼っていたのに・・・・・。ほら・・・。」 と、茶の間の脇縁にある空の水槽を指さされました。
 我が家のランチュウはこのご主人からいただいたもの。あんまり落ち込んでおられたので「うちのランチュウを返しましょうか?」と言ってはみたものの、勿論、慰めにはなりませんでした。
 「喜び」を共有することはということは出来るかも知れませんが、「悲しみ」を共有することは、だいぶ難しい様です。
2005年8月25日(木)

 農家では収穫の秋を控え、作業小屋も整理され、米の運搬用の台も搬入されています。台風11号の影響により、明日の昼前まで東の風が強いとのことで、早稲品種はもうすぐ稲刈り出来るまで生育しているだけに、農家では心配なことと思います。
 大蓮寺では本堂が風に弱いということで、午後から暴風対策を執りましたが、風の強さによっては、夜中に数回起きて確認する必要がありそうです。どちらにしても、大きな風でなければといいのですが・・・。

2005年8月24日(水)
 数日前から、夕方になると「アブラゼミ・つくつくぼうし・ひぐらし」の競演が始まっています。
 岩橋邦枝氏のエッセーの中に「蝉たちは、何年も土の中にいる間が彼らの生活で、人間でいえば人生のさかりを過ぎて老年にかかると、地上へ出てきて一生の仕上げに光を浴びて心ゆくまで鳴くのだろう。私は年をとるにつれて、そう思うようになった。」とあります。「なるほど」とも思うのですが・・・・「人生のさかり」って? 
 先日、あるおばあちゃんにおめさん。今がさかりらねっかね言われたばかり。でも、長男も青春まっただ中で「人生のさかり」 母もボランティアで「人生のさかり」・・・・・。結局、それぞれの人の、それぞれの形の人生のさかりなんですね。

 蛇足ですが、こんな数え唄があるんだそうです。
     一つ二つは 泣きざかり 三つ四つは あばれざかり
     七つ八つは 憎まれざかり 十と五六は 勉強ざかり
     二十五六は 働きざかり  三十五六は 分別ざかり
     四十五十は 年寄りざかり 六十七十  死にざかり
  かなり昔の数え唄でしょうか?年代がだいぶ違っているようです。
2005年8月23日(火)
葬儀 長岡市中条新田
 葬儀で空を見上げる余裕など無かったのですが、夕方、家にたどり着いて見上げた青空と雲。いつの間にか、夕方のセミの主役は「つくつくぼうし」に交代しています。
 気が付かなかっただけで、今日は秋を思わせる爽やかな一日だったんでしょうね。
 ほんのちょっと立ち止まることが出来たら「きっと身近にも心和む清々しさがあるはずなんです」
2005年8月22日(月)
上法事 東京
 忙しいお盆も終わり、この残暑で、そろそろ夏バテが出て来た様です。昨日は最悪のコンデション。午後9時前には床に入り、たっぷり過ぎるほど寝たはずなのですが、朝起きてもスッキリしません。もっとも、一晩寝てスッキリする様な若さも持ち合わせていませんし、一晩で解消する様なら「夏バテ」とは言わないようです。
 そこで、気分転換に高原へポニーを見に・・・・・・と出来ればよかったのですが、写真はご門徒さんが自宅で飼っておられるポニーです。実に、心和む光景ではあるのですが、お衣を着ていては、思う存分に心和むわけにはいきませんでした。
 東京から来られたお客様は茶の間に座られて「清々しい」と心和まれておられる様子。誠に有り難いお言葉を頂いたのですが、私自身、自宅での日常の生活の中では「涼しい」ということは感じても、なかなか「清々しい」とは感じられません。 でも、きっと身近にも「心和む清々しさ」があるはずなんですが・・・。
2005年8月21日(日)
法事 分水町文京町
 中越地方で地震、長岡市で震度5強でした。分水町では震度3くらいだたのでしょうか。午前11時29分頃ということで、法事での法話の真っ最中。私だけが、地震に気が付きませんでした。 法話に集中していたというより、周りの状況を把握する余裕が無かった様です。
 雨の影響で、大川津分水路の水が茶色に濁っています。河口の野積海岸では大量の土混じりの水が海に流れ込んで海の中に境界線が出来ます。この土が沈殿して海水がきれいになると、ほんのちょっとだけ浜辺が広くなります。
2005年8月20日(土)
法事 寺泊町鰐口
 日中は蒸し暑く、夕方からは雷雨。極端な天気の一日でした。10年ほど前までは多くあった「盆法事」(お盆の時期の法事)はすっかり無くなり、今日は8月に入って初めての法事でした。
 法事のお宅の長男は今年の2月に女の子が生まれ、次男は昨年、男の子が生まれています。いとこで同年とのことでした。小さい子どもさんがいるだけで、お斎の場も和みます。昔、赤ちゃんだった私もあんなに可愛い目をしていたんでしょうかσ(^_^;)? 風呂上がりの鏡を見てガックリ(-_-; 先達の「いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや。」というお言葉をうなずくばかりです。
 鈴虫の脱皮が始まりました。2〜3日中には、鳴き始めることと思います。沢山いますので、取りに来られる方には差し上げます。連絡下さい。
 追記 アルビレックスガンバ大阪に快勝しました。\(^o^)/!!
2005年8月19日(金)
 緑色だった田んぼが段々と黄色くなってきました。稲穂が少しずつ大きくなっているのです。農家の話では、今のところ生育は順調とのこと。「でもね。これからどうなるか?刈ってみるまで分からんね。」 昨年の台風による塩害被害を思い出しておられるのでしょうか? 早いところでは、あと三週間ほどで稲刈りが始まります。
 ところで、明日はアルビレックスの試合があります。対戦相手は現在、第2位の強豪ガンバ大阪。 やっぱり、これも「やってみるまで分からんね。」
2005年8月18日(木)
 稲の穂も段々黄色くなってきました。近郷では、今のところは雨の影響もなく順調ということですが、去年は台風の被害があったため、これからが心配とのことでした。
  昨日のお祝いの宴は岩室でした。今朝、ホテルの窓から見えた光景です。帰ってインターネットで調べたところによると、中学生と地域のお年寄りが一緒になっての清掃活動でした。「ふれあい歩け歩けクリーン作戦」と名付けられた清掃活動で、中学生とお年寄りは、どんな話をしていたんでしょうね。残念ながら、耳を澄ましても声は聞こえてきませんでした。 でも、この中学生は大人になっても、決して道路にゴミは捨てないと思います。 何気なく「大人になっても・・・」と書きましたが、やっぱりゴミを捨てるのは大人なんでしょうか?
2005年8月16日(火)

 お盆が終わりました。帰省された皆さん、帰路お疲れ様でした。m(_ _)m お勤めの方は、明日から通常のお仕事かと思います。今日は、早くにお休み下さい。
 私の場合も明日から、平常の忙しい法務に戻ります。(^O^;

 写真は巷で噂の「メロンパン」。ひげ面のお兄ちゃんが、ワゴン車で焼いた、焼きたての「カリカリ、メロンパン」を1つひとつ茶袋に入れて販売しています。
 月曜日は新潟市・火曜日は巻町・水曜日は吉田町・・・・・ワゴン車の機動力を活かしての販売で、先々では行列が出来ているとのことでした。
 若い人に一番人気のパンは「メロンパン」 メロンパンのメロン風味は「メロンエッセンス」で出します。 でも?? カレーパンの中身はカレー。ジャムパンの中身はジャム。 あんパンの中身は・・・  メロンパンの中身は・・・。 なんで、メロンが入っていないんでしょう? そんなことを考えながら、夜食にメロンパンを食べています。  でも、やっぱり、入らない方がいいような気がしますね。

 明日は、泊まりがけで親戚のお祝いの宴がありますので、日記はお休みします。

2005年8月15日(月)
 枝豆の王様。茶豆の出荷が始まっています。大皿で山盛りにしてた、モサモサ食べるのが、越後流枝豆の食べ方。 スーパーなどでは、手間いらずの袋詰め販売のため、農家では、「収穫・もぎ取り・洗浄・選別・袋詰め」と大変です。 なんといっても、鮮度がいのちの枝豆ですから、出荷は近所の人のお手伝いを頼んで、早朝から夕方までお盆休みも返上。 「毎日が枝豆で、枝豆の夢を見ませんか?」と聞いたら笑われてしまいました。 そう言えば、私も御経を読んでいる夢は見たことはありませんでした。(^^ゞ  写真は、枝豆の選別の様子。

 1945(昭和20)年8月14日、政府はポツダム宣言を受諾し、翌15日の正午、昭和天皇によって日本が無条件降伏したことが国民に伝えられ、これにより第二次世界大戦が終結しました。終戦記念日は1982年4月の閣議決定により「戦歿者を追悼し平和を祈念する日」となりました。終戦から60年です。
2005年8月14日(日)

 分水町では、お盆の内に御経を読みに行く、「棚経」という習慣があります。事前に頼まれている家だけ行くのですが、それでも結構の件数になります。
 帰省している長男にも、もちろん手伝いをしてもらいました。
 夕方
「疲れた〜」と言って帰ってきて、直ぐに「行ってきま〜す」と友人のところに遊びに行ってしまいました。 明日の仕事のことを心配しないでもいい体力は若者の特権。 オレだって30年前は・・・・・・・。疲れが取れなくなっている体力を考えると、遠い遠い昔の様に思えます。

2005年8月13日(土)
墓参会
 心配された雨も降らず、土曜日ということもあり、出だしの早い墓参会でした。お参りの皆さんありがとうございました。
 近年の墓参会の特徴は、夜の早い時間にお参りの人がいなくなる。そして、墓参会名物?の「浴衣と赤い提灯」をあまり、見かけなくなったことです。「夕飯を食べてから」・・・から・・・「夕飯を食べる前に」という方が多くなったことも一つの要因と思われます。 毎年、赤い提灯をのんびり見ている余裕など無いのですが、ちょっと寂しい様な気がします 
2005年8月12日(金)
内佛法要 寺泊町敦ヶ曽根
 明日はお墓参り。昨日あたりから、お墓掃除を見かけます。「一昨日からの大雨で、お墓のホコリが流されていて助かる」という声も・・・・・・。
 明日の分水町は「午前九時以降は曇り」という予報でしたが、県内では大雨警報が随時出ている様で、お昼まで雨と変更になっているようです。 といっても「雨天決行のお墓参り」。お気を付けてお出かけ下さい。
 なお、本堂のお参りもお忘れなく!
2005年8月11日(木)
 「ダッチコーヒー」 憶えておられるでしょうか? 5月12日に記した水出しコーヒーです。 「飲めないということになると飲みたくなる」のが人情。調べてみると家庭用のセットが販売されていましたので早速購入しました。
 説明書には 「落ちる水滴は一秒に一滴が目当て。味は水質の依存が大。」 そして待つこと6時間(^^; ....  肝心な味は、「これこれ。25年前の味。\(^o^)/!!」という程ではありませんでしたが、25年前を思い出す為のきっかけとしては、十分に余韻ある後味でした。 一つ願いが適うと、次はぜひ京都の本物を・・・・・。でも、コーヒー一杯の為に行くには京都はいささか遠すぎる様です。 
2005年8月10日(水)
 今日の雷雨にはびっくりしました。午前中は雷による停電。午後からは雨は、短時間でしたが、雨というよりシャワー状態。裏の側溝も満水になった為、裏庭の水がはき切れず、池の様になってしまいました。JR越後線・弥彦線も一時運休になったということで、昨年の大水害を思い起こします。
 気象庁によると、温暖化により東京は約100年間で8月の平均気温が2・4度上昇し、1月は3・8度も上がっているとのことです。この雨もやっぱり、温暖化の影響なのでしょうか?
 新潟教区教学研修部機関誌「とびら35号」が発行されました。pdfでご覧になれます。
2005年8月9日(火)
葬儀 分水町源八   教学研修部会議
 お盆を間近にして暑い日が続き、半日だけ声を出しただけで、少々へばり気味。困ったものです。その点、満を持して登場した蝉は意気込みが違います。よくも、あんなに小さい体で大きな声で泣けるものです。それは、あたかも七日間限りのいのちを知っているかのように、あたえられたいのちを完全燃焼させるのです。
 自分自身の日頃の生活を考えると、蝉としての七日間を、「はかない一生」とは決して言えないようです。
2005年8月8日(月)
合同之碑追弔会
 本堂前に「合同之碑」があります。先の大戦で戦死された方二十七名の名前が刻んであります。毎年8月8日には家族・親族が集まって追弔法要が勤められます。
 戦争が終わって60年。今年で52回目の追弔法要になるのだそうです。碑に刻まれた兄の名前・父親の名前・伯父の名前・・・。皆さんは何を思って、手を合わせておられたのでしょうか。
2005年8月7日(日)
盆参法要   中陰法要 燕市三王渕
 一日、七日の盆参会が多くのみんな様の協力で無事終わりました。ありがとうございました。ここ半月程は、盆参会の準備等に集中していたので、少し気の抜けた感じがしまが、半月の間に溜まった仕事もあるので、早速今夜から始めたいと思います。 取りあえず、今夜は・・・あれとあれ。 
 こうやって仕事に追われる毎日も、Bestとは言えないまでもBetterなんでしょうね。 でも、Betterはどんなに多く集めても、決してBestになりません。なぜなら、「外と内・頭の思いと身の事実」まるで方向が違っているからです。
2005年8月6日(土)
 本堂前の天水石の水替えのついでに少し打ち水をしてみました。・・(あまりの暑さに水遊びと言った方がいいでしょうか?)・・・石はちょっと濡れているだけで涼しそうね見えるものです。 この暑さでよほど喉が渇いたんでしょう。私が直ぐ側にいるのに、アゲハチョウが水を飲みに来ました。
 少しの涼気を求めた「打ち水」も、アゲハチョウにとっては「いのち懸けのいのちの水」。 
 雷と共に雨が降ってきました。明日の盆参会は雨? でも、この雨も大切な大切な「いのちの水」です。
2005年8月5日(金)
回檀 分水町真木山地区  寺泊町蛇塚地区
 今日伺ったお宅で栽培している花です。とても綺麗だったのですが、ちょっと名前が出てこなくて、困ったあげくに出た言葉は・・・「ランですよね」・・「カトレアです」・・「カトレアってランですよね」・・「はい」・・・・・・・・・・それから、ちょっとの間・・・(^^; ....沈黙。
 家に帰って1人で爆笑(;^_^A  ランを魚に、カトレアを錦鯉に置き換えると、「魚ですよね」・・「錦鯉です」・・「錦鯉って魚ですよね」・・「はい」・・・やっぱり変な会話でした。 よく解らない場合は、「話題にしない」というのが恥ずかしい思いをしない為の鉄則なのかも知れません。
 でも、、ランに色々な種類が、あるのがわかりました。恥ずかしい思いをすることで憶えることも多いようです。
2005年8月4日(木)
あっちぇー (・・;)」わけです。ただいまの室温は35度。ここ数日間、窓用エアコンはご機嫌が悪く時々ストライキを始めます。「こう暑くては機械といえども仕方がない」とも思ってみるのですが、暑くなるとエアコンが効かないというのでは洒落にもなりません。(^_^;
 ただ、この暑さで鈴虫は順調に成長しています。数度の脱皮を繰り返して雌雄がはっきりすると雄の鈴虫が鳴き始めます。でも、今年は孵化が一週間ほど遅れたので、楽しみにしている「鳴き始め」は20日頃になりそうです。
 「暑い時期には暑く・寒い時期には寒い」 人間が生活するには厳しいのですが、全てのいのちを成り立たせている自然の優しさなのかも知れません。
2005年8月3日(水)
聞法会
 暑い中、聞法会のご参加ありがとうございました。それにしても、今日も暑い一日でした。 水槽の熱帯魚がうらやましく思えましたが、気が付くと水温は30度を超えています。いくら熱帯魚でも、水温が30度を超えては好ましくない状態です。一番簡単な自衛策ということで、ライトを消してこれ以上の温度上昇を抑えることにしました。
 10センチくらいだったシルバーアロワナも45センチくらいに成長しました。優雅な泳ぎを見て癒やされる私と正反対に、成長と共に、段々と狭く感じる水槽では、さぞかしストレスがたまることと思います。
 「一度くらい思い切り泳いでみたいだろうな?」 そう、思うと・・・・。申し訳ないような気がします。きっと、誰かがのんびりしている時は、誰かが難儀をしているのでしょうね。 
2005年8月2日(火)
 日増しに気温が上がっているようです。こんな日は「海水浴に行こう!」ということは、おじさんにはちょっと無謀なので止めておきました。
 でも、若い人は違います。吉田町地内の広域農道をひた走る二人乗りのママチャリ。前かごにはピンクのビニールバック。進行方向にはプールなどありませんので・・・・・・やっぱり、海水浴に行く気なのでしょうね。どこから来たのかはわかりませんが、一番近い海水浴場までは、まだ10キロほどあります。 「がんばれ〜」青年のたくましい背中に向かって声をかけてしまいました。でも、後ろの女の子には、私以上に大きく背中が見えていたことでしょうね。
 今日は、清々しさを感じながらも、「無事に帰れるかな?」 と気になっていたおじさんでした。  ちなみに、我が家の長男は、自動車に乗って1人で海に行って来たとのことです。 
2005年8月1日(月)
盆参会
 「いいお盆になりました。」という挨拶で始まった盆参会でした。稲の発育にとってお盆の頃の気温は「昼間は暑く、夜は涼しい」というのがBESTなんだそうです。ですから、「暑いお盆はいいお盆」ということになります。
 珍しく風の通らない本堂での聴聞。「ありがとうございました」というより「お疲れ様でした」という言葉がぴったりの様です。
 そして、汗びっしょりになって「七に聞く中陰法要の意味」という講題で布教をいただいた梵行寺様。受付のお世話方。朝早くからお斎の準備をしていただいた皆さん。 本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
 7日も盆参会法要が勤まります。お誘い合わせてご参詣下さい。
 梵行寺様が用意下さったレジュメはココ(PDFファイル)をクリックしてください。スナップ写真は「何でも写真館・・スナップ集」にアップしました。 
2005年7月31日(日)
 盆参会の準備も終わりました。後は東アジア・サッカー選手権「日本対北朝鮮」を見て明日を迎えるだけです。
 明日は10時から読経が始まります。布教は昨年に引き続き、新潟市上曲(旧月潟村)梵行寺住職 木村俊尚 師にお願いしました。
 本年は7日の盆参会が日曜日ということで、1日はゆったりとお参りいただけると思います。最後までゆっくりと聴聞下さい。 写真は去年のものです。
2005年7月30日(土)
法事 吉田町佐渡山
 昨日、今日と蒸し暑い日が続きました。いよいよ明後日は、盆参会法要ということで、当院(長男)も明朝には帰って来ます。毎年より早く始めたつもりの準備も終わるのは、やっぱり「ぎりぎりセーフ」となりそうです。
 本堂の掃除に疲れて腰を伸ばすと、欄間中央の天女さんが合掌して「ご苦労さん ありがとう」。  私もつられて合掌して「どういたしまして」。  この天女さんは、何十年も大蓮寺の本堂で如来さまにを合掌する人に「ご苦労さん ありがとう」 と手を合わせています。
 合掌する人は合掌されてることに、拝む人は拝まれてあることに、願う人は願われていることに気づくはずです。 これが、私たちと如来さまの関係。  南無阿弥陀仏
2005年7月29日(金)
 母校、新潟明訓高校が中越高校に競り勝ち6年ぶりの夏の甲子園出場を決めました。おめでとうございます。きっと届くであろう「お願い」には微力ながら応援させていただきたいと思います。 延長14回、3時間42分の熱戦ということで両者優勝と思うところですが、選抜の為の試合ですので、白黒をはっきりさせなければならないのは、致し方ないところです。
 ところで、近所のネコは生まれたときから「白と黒」がはっきりしています。もちろん、この白黒は優劣とは何ら関係はないのですが、白いネコが可愛く見えるのは、私だけの先入観念でしょうか?  
2005年7月28日(木)
今日は土用の丑の日
 「土用」は古代中国の暦法の陰陽五行思想に由来します。
 五行説はこの世のすべての事象を木、火、土、金、水の五つに分類しますが、この分類で季節も木=春、火=夏、金=秋、水=冬とし、それぞれの季節の終わりの18日間を「土用」としました。
 それぞれの「土用」のはじめの日を「土用の入り」としています。各季節それぞれに土用があるのですが、現在では夏の土用が一般的に親しまれています。
 昔の暦では、順番に子の日、丑の日、寅の日・・・と、十二支の名で呼ばれていました。十二支を1日ごとに割り当てていくもので、十二支分12日ごとに回ってきます。 (12進法)土用の入りになって最初に来る丑の日が「土用の丑」で、次に来るのが「二の丑」と呼ばれています。
 現在の数学は10進法で計算されています。ですが、昔から数学者は「約数の多い12進法を使っていたら、数学は劇的進歩を遂げていた。」とのことです。 日にちの12進法は案外凄いことなのかも? もし人間の指が6本ずつあったら、間違いなく12進法になっていたんでしょうね。
 ところで「人間の指はなぜ5本?」・・・久しぶりに風邪をひいたらしく、少しふらふらします。こんな時は意味のないことを止めどなく考えてしまうようで、・・・・切りがないので止めておきます。 今日は早く寝ます。おやすみなさい。
2005年7月27日(水)
 月潟に行ってきました。月潟と言えば果物どころ。台風7号による、桃への影響が心配されましたが、被害は無かった様です。果物農家にとっては「なんと言っても風が一番怖い」とは奥さんのお話。丹精した果物が、一晩の風で落ちてしまった事を、何度も何度も経験されていたのです。
 「諸行無常」とはあきらめるたもの言葉ではありません。事実を受け止め、力として振り向ける為の言葉です。

「東京漫遊記」続々々編
 JR池袋駅から無事に上野駅に到着。列車の座席指定を購入してホットしたところで・・・たばこが吸いたくなりました。列車の出発まで1時間以上。駅構内にはたばこを吸える場所などあろうはずもなく、たばこを吸える場所を探しに、駅の外に出てみました。やっと見つけた、喫茶店は「御徒町駅前商店街」の中。予想通りまずいコーヒーでしたが、「たばこを吸いに入ったのだから」と無理に納得。 先輩達が通ったと言われる「歌声喫茶」。居場所が無くなった、たばこ飲みが通うのは「喫煙喫茶」。 歌うは「スモーキングブギ」かな?
 喫茶店から見える道路は、とにかくいろいろな人が歩いています。しばらくあきずに眺めていました。東京というより上野パワーを感じました。 特に帰りに見つけた「コレ」にはびっくり。(・・;)   やっぱり、上野パワー恐るべし
2005年7月26日(火)
 本堂の前で昨日からラジオ体操が始まりました。中島地区にも少子化の波が押し寄せ、来年からは子供会の存続は不可能という話も出ているくらいです。
 最近は、「大人になりたくない」と考える子どもが増えているそうです。少子化で、少ない子どもに「早く一人前になってほしい」と、親が手間をかければかけるほど「大人になりたくない」と考える子どもが増えるのは、なんとも皮肉な話です。

「東京漫遊記」続々編
 無事に法要も終わり、お斎はスパイス池袋東武15階京懐石美濃吉東武池袋店」でいただきました。15階にある庭越しに見えるビルには苦笑してしまいましたが、久しぶりの本懐石の料理は堪能させていただきました。ごちそうさまでした。「お腹がふくれると眠くなる」妙に落ち着いた気持ちになったのですが、時計を見ると、もう3時近くになっています。新潟に帰るには・・・取りあえず「JR池袋から上野OR東京」という順路はわかっていたのですが・・・・。肝心なJR池袋駅がどこにあるかわかりません?
 お礼の挨拶の後で「JR池袋駅は遠いんですか?」と尋ねたところ「この下ですけど」という返事。「このビルの下ですか?」 「はい」
 やっぱり心配されたんでしょうね?地下の池袋駅まで送って下さるという心遣いをいただいたのですが・・・・さすがにそこまでは、ご迷惑をかけられないので、丁重にお断りして1人エレベーターに乗りました。エレベーターの中で拭いた汗は脂汗でした。
2005年7月25日(月)
回檀 寺泊町 北曽根地区
 「東京漫遊記」続編
 半地下状態の新幹線を降りてローカル線で赤羽駅へ向かいます。方向音痴・地理不案内の人にはとても便利なYahoo!路線情報によると「大宮駅からJR高崎線で3駅目が赤羽」。(後でJR埼京線の方が便利と判明) 法衣の入った黒いカバンを持ってやっと高崎線のホーム看板を見つけました。そこで、はたと気づいたことは「オレの乗る電車は上り?下り?」。印刷していったYahoo!路線情報には、そこまでは書いてありませんでした。
 法要の時間も迫っているので大あわて。「田舎もんはこれだから(-_-;)」と冷や汗を拭きながら冷静に考えて見れば「埼玉から東京」ですから上りに決まってますよね。川崎線の車内アナウンスで「赤羽」を確認した頃には立派な東京人気分。車内をじっくり観察する余裕も出来てきました。(周りから見れば、田舎もんそのもの。やっぱり田舎もんでした。(-_-;))
 すると不思議なことに気付きました。車内のほとんどの人が起きているのに、写真のシートと向かいのシートの6人だけが眠っています。じっくりと観察するとその理由は・・・・・・。よく解りませんが「眠い人の優先席」だった様です。 さすが東京!不思議なシートがあるものです。(^-^*) 
2005年7月24日(日)
法事 東京 赤羽

 東京へ行ってきました。亡くなられたご主人の3回忌です。今年は、お孫さんを含め、一家4人で本山で帰敬式(おかみそり)を受けられ、ご本尊・お仏壇も新しくなりました。悲しみをご縁とされ、ご家族が「仏縁と共に生きる」という姿を感じさせていただいたご法要でした。 ありがとうございました。
 初めて二階建て新幹線(Max)に乗ってみました。といっても、一階でしたので半地下
(-_-;)。 走行中はコンクリートの壁しか見えず。時々見られる風景といえば駅のホーム。しかも見られるホームといっても写真の状態。(この写真の撮影には結構勇気が必要でした。理由は・・・・・)
 写真も何枚か撮影してきましたので、「東京漫遊記」を小出しにして日記で紹介したいと思います。

2005年7月23日(土)
中陰法要 分水町牧ヶ花
 「新潟地方気象台は23日、本県を含む北陸地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年並みの梅雨明けで昨年より1日遅い。」とのことです。(^.^; 昨日の日記の予想が外れ、主役はひまわりになってしまいました。
 写真は、牧ヶ花から国上山・弥彦山を望んだものです。あまりの清々しさになぜか「新潟に生まれてよかった」と思えた瞬間でした。
 円は線の様に思われますが、「一点からの等距離にある点の集合」と定義されています。人生は切れ目のない時間の流れのように感じますが、という時間の集合なのかも知れません。「生まれてよかった」と思えた今という瞬間の時間が、私たちの「生きる」ということを支えているのでないでしょうか。
2005年7月22日(金)
 真夏日が続くパリの話題。7月14日を境にフランスでは本格的にバカンスに入っているそうです。「パリでバカンス気分を味わえるようにセーヌ川をビーチに変身させよう」というパリ市長の提案で、セーヌ川の川岸に砂を敷き詰め3.7kmの簡易ビーチができあがり、様々なイベントが行われているということです。
 人によっては一ヶ月もバカンスを楽しむということで、そんな環境でなくては、「芸術のパリ」と言われる風土は育たないのかもしれません。芸術は別として、うらやましいかぎりです。
 紫陽花からひまわりへ、主役が変わる「梅雨明け」はもう少し先に延びたようです。子どもたちも明日から一ヶ月の夏休みに入りますが、バカンスと呼べるような、お休みとはいかない様です。
2005年7月21日(木)
 朝、自動車に乗ろうと思ったら、車に三筋の汚れ。多分近所のネコの尿マーキング。(ニオイを嗅ぐまではしませんでしたので推測です。)基本的にはネコは好きなのですがマーキングだけはちょっと!
 ネコのマーキングと言えば雄ネコの縄張りの印と思っていましたが、そんなに単純ではない様です。
 調べてみると尿マーキングの原因は・・・・・・
@ 性的マーキング
   発情中の♀、および発情中の♀の匂いに反応した♂に見られる
A 縄張りマーキング
   自分の縄張りを主張する意味のマーキング
B 闘争型マーキング
   新しいネコさん、見知らぬネコさんがテリトリーに入った場合
C 不安マーキング
   新しい家具、引越し、赤ちゃん、工事の音など


 特に「不安マーキング」に関しては叱っても逆効果なのだそうで、不安解消(情緒安定)の為の香料まで販売されているようです。ネコの生態といえども、なかなか奥深いものがあります。\(^O^)/  ちなみのトラのマーキングは「凄い」?とのことです。
  追記 2枚の写真の因果関係は全くありません。 
2005年7月20日(水)
新潟教区教学研修部会議
 教区主催 「真宗セミナー」「児童大会」の準備会議がありました。 詳細はPDFファイルでリンクしておきましたのでご参照下さい。
 日帰りだった児童大会が一泊になって20年くらいになると思います。最初の頃は手探り状態での開催だったのですが、今では若いスタッフに安心して任せられる状態です。(というよりは、邪魔にならないように気をつけています。)また、児童大会の参加者も親子二代目ということもあるようです。
 という理由ではないのですが、所用があるために、今年は当院(長男)にスタッフとして参加してもらう予定です。
  写真は児童大会で披露するスタッフ寸劇のリハーサル風景
2005年7月19日(火)
教区機関誌「とびら」編集会議
 一週間ほど前から車庫の入り口に蜘蛛が巣を作っていました。毎日私が顔で(^^ゞ壊しているのに、学習能力のない蜘蛛はそれでも巣を作り続けていました。
 今日は、遂に自動車本体に巣を作るという快挙に出たので、そのまま移動して転居を願うことにしました。ところが、走る自動車に糸をはり蜘蛛も必死です。
 車の外では蜘蛛が糸の付いた凧状態で、ゆらゆらと揺れています。蜘蛛のガンバリも60キロが限度だった様で、いなくなってしまいました。 ちょっと可愛そうとも思ったのですが、「きっと蜘蛛は空に舞い上がって雲になったんだ」と早速に自己弁護。 自己弁護の本能には自分ながらあきれてしまいます。
 でも、一つ気がかりなことが・・・・。「雲が蜘蛛になって、元の場所に降ってきたらどうしよう」  ちょっと妄想が過ぎたようです。m(_ _)m ごめんなさい
2005年7月18日(月)
御講 分水町大川津地区

 大川津地区の御講がありました。持ち寄った材料による「精進料理」は美味しかったですよ。ごちそうさまでした。この御講は参加皆さんのお母さんの、お母さんの、お母さんの・・・・・・・。ずっと伝えられている行事です。暑い一日、ありがとうございました。写真は大川津のみなさん。(内緒で公開)
 真夏日になった海の日。海水浴場も混雑したとのことです。気象庁によると明日当たりは「梅雨明けかも?」ということでした。

 ところで、いつの間にか出来ていた、海の日って何?という素朴な疑問が出てきます。早速、調べてみました。  国土交通省のHPによると
 私たちの国は、四面を海に囲まれた海洋国で、はるか昔から外国からの文化の伝来をはじめ、人の往来や物の輸送、産業、生活な どの各分野にわたって、海に深くかかわってきました。最近では、海洋開発やウォーターフロントの整備、マリンスポーツの普及など海を利用する機会は急速に多様化しています。さらに、地球環境の保全という観点からも、海の役割が重要視され、海洋汚染防止などの必要性が一層高まっています。
 このような海の重要性にかんがみ、近年になって国民の祝日「海の日」を設けようと国民運動が大いに盛り上がり、その結果、平成8年から「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」として7月20日が国民の祝日「海の日」として制定され、さらに平成13年6月、「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」が成立したことにより、「海の日」は平成15年から7月の第三月曜日となり、三連休化されております。


 ここで新たなる疑問。何で7月20日だったの?ということです。日本海事広報協会のHPによると
 昭和16年07月20日 第1回「海の記念日」「は、明治天皇が明治9年東北ご巡幸の帰途、灯台視察船 明治丸 で、青森から函館を経て横浜にご安着された日に由来。

ということで「海の記念日」が「海の日」になったのだそうです。 海の日が出来たのは「海の大切さを再確認する日」という単純な理由だけではないようです。
2005年7月17日(日)
法事 寺泊町   法事 分水町中島
 蒸し暑い一日。このまま梅雨明けになるのでしょうか?最近のお斎はエアコンの効いた魚屋さんの二階が多くなり、ぐっと楽になりましたが、クールビズが進んでいない法衣での読経は、線香の煙とロウソクの熱で狸のいぶり出し状態。汗を一升もかいてしまいました。(^^ゞ  
 ここのところ、蝉が早朝から泣いていて、声を聞いただけで体感気温が2度ほど上昇しまいます。 (´ヘ`;)   でも、蝉の脱皮する姿に立ち会うと、人間の都合など、いのちの不思議の前では、どこかに吹き飛んでしまいます。 いのちは与えられた条件の中で、自ずから頑張れる様に出来ている様です。 これからの一ヶ月間・・・・・。\(^o^)/  
2005年7月16日(土)
法事 新潟市内野
 これから本格的な夏を迎えようという時期ですが、近所ではもう冬の準備、消雪パイプの設置が始まっています。衣料品店では「夏物バーゲン」も始まっているとのことです。世間では秋、冬の準備が始まっているのに、大蓮寺では夏の準備はこれからというところです。でも、あわてずに マイ ペース  マイ ペース \(^O^)/
 ところで、消雪パイプ敷設工事中は道路が一方通行になりますので、交通整理の人が大活躍。最近の交通整理は女性の進出も見受けられますが、主流は若い男性。失礼ながら、実際に工事をされている方よりも、若く、がっちりした体型で力のありそうな方を多く見かけます。 いらぬお節介ですが「いっそ、交代したほうが・・・」と思うのは私だけでしょうか?
2005年7月15日(金)
 蒸し暑い一日。盆参法要まであと半月になりました。2日ほど前から庭師さんに入ってもらっています。中庭の紅葉も盆頭にしてもらいスッキリと涼しそうに刈ってもらいました。

 子どもの頃は節目節目に散髪に行かされたものです。盆頭・正月頭・新学期頭・卒業式頭。 高校生になると「散髪直後は格好悪い」と、わざと節目を外し、今は単純に髪が伸びたから散髪に行くという風に変わっています。

 ある友人は大学生時代の習慣が残っていて、年に3回だけ散髪に行くそうです。「何で3回?」と聞いたところ、「春休み・夏休み・冬休み」だそうです。学生時代に一人暮らしをされた方なら十分に納得できる答えでした。友人とは一週間後くらいに会うはずです。そろそろ夏休み。夏休み頭になっているでしょうか?
2005年7月14日(木)
 自宅の畑で変わったキュウリが出来ました。キュウリの茎が張り付いて直接葉っぱがています。人間が食べるには少し抵抗がありましたがもったいないので鈴虫に食べてもらうことにしました。
 このキュウリと同じものが出先で読んだ「新潟日報」にも紹介されていました。専門の先生によると、キュウリの花の構造で時々あるのだそうです。
 解ってしまえば大したことはないのですが、私は「気持ち悪い」と感じ、新聞では「何かいいことがあるのでは・・・」という感想が載せられていました。人それぞれ感じ方が違うものですね。
 世の中には普通とはちょっと変わっているものが沢山あります。「変わっている」という事の言葉の吟味は端においておくとしてして、問題は、変わっているが故に大切にされるものと粗末にされるものがあるということです。
 これもキュウリにとっては「無知によるいわれなき差別」というものなのでしょうか?
 昨日は高志会(勉強会)の泊まりがけの座談会(懇親会)があり日記はお休みしました。
2005年7月12日(火)
教区機関誌「とびら」編集会議
 いかにも梅雨という一日でした。こんな梅雨の季節には紫陽花がよく似合います。最近は「赤色系」の紫陽花も目にしますが、やっぱり「紫系」がぴったりするような気がします。
 紫陽花に蛾が止まっていました。子どもの頃から蝶は綺麗\(^O^)/、蛾は気持ち悪い(-_-;) という感じがします。大半の人はそのように感じていると思います。
 「蛾」と「蝶」は、次の違いがあります。
  1.「蛾」は夜に飛び、「蝶」は昼に飛ぶ  
  2.幼虫時、「が」は繭をつくるが「蝶」は繭を作らない  
  3.どこかにとまるとき、「蛾」は羽根を広げてとまるが、「蝶」は羽根を重ねてとまる。
 ところが最近では、例外が多くあることがわかり、決定的な相違点は見出せなくなて、生物学的根拠が薄いとの理由で蝶と蛾の分類法自体が排除されているようです。
 ということで、「蛾」は「無知によるいわれなき差別」を受けているようですね。「蛾」をもうちょっと知れば、きっと可愛いのかも知れません。

 人間の差別・偏見は無知が原因と言われます。知らないということは、直接的に悲しむ必要はありません。むしろ、知らないことにより生ずる差別・偏見を悲しむべきでないでしょうか。 
2005年7月11日(月)
世話方研修会 弥彦村麓 広福寺様
 真宗佛光寺派新潟教区主催の「世話方研修会」が広福寺様で開催されました。講師として藤田徹文師、ご本山からは大谷宗務総長がお出でになり、大蓮寺からも4名のお世話方に参加していただきました。
 藤田師の講話の中に「現代の闇はいのちが見えなくなっている。・・宗教はこころの問題でなく、身(いのち)の問題です。沢山のいのちを犠牲にし、沢山のお世話をかけている、このいのちを大切にしようというのが宗教の問題です。・・もったいないという言葉は、お金に関わる(損得)ことで使われますが、本当はお金で買えないもの(いのち)を粗末にすることがもったいないということなんでしょう。」と話されておられました。
 現代は「いのちを大切に」という、そんな基本的なことが真っ暗で見えなくなっている様です。  研修会のスナップ集はこちらをクリックしてください
2005年7月10日(日)
法事 分水町中島   内佛法要 分水町旭町
 法務が忙しい日は月読経の日にちを翌日に変更してもらうことがあります。翌日は「昨日はすみません。ご迷惑をおかけしました。」という挨拶をついついしてしまいます。この際の迷惑は、不都合とか不利益という意味に使います。 でも、本来はは道に迷うこと意味し、は途方にくれてとまどうことを意味するのです。
 親鸞聖人は「誠に知りぬ。悲しきかな、愚禿鸞、愛欲の広海に沈没し、名利の太山に迷惑して、定聚の数に入ることを喜ばず、真証の証に近づくことを快しまざることを、恥ずべし、傷むべし、と。」と云われておられます。
 迷惑とは、「かけるもの」でも「受けるもの」でもなく、自分の生き様を自覚した言葉なのです。 本来の使い方は「私は迷惑しています。(迷い途惑う)ということになるのですが、現代ではこんな使い方をしたら誤解されますかね?時代と共に変化する漢字の意味は複雑です。
 写真カラスは、現代風に言うと「何時までも山に帰らない迷惑なカラス」(;^_^ 
 本来の使い方は「帰る山がわからず迷惑しているカラス」
2005年7月9日(土)
法事 分水町新堀   中陰法要 吉田町高木   中陰法要 新潟市升潟
 ロングドライブによる睡眠不足がたたって、大あくびをぐっとこらえる一日でした。ここ数日間は十分に睡眠時間を採っていたので「寝だめはOK」と思っていたのですがやっぱり駄目でした。今と違って、20代の頃はある程度の「寝だめ・食いだめ」は出来たような気がするのですが、基礎体力・快復力の違いでしょうか?とにかく、睡眠を採る以外の解決策はないようです。
 私たちの体はその時々に必要十分なものだけを要求します。でも、気持ちの要求は必要十分なものでは到底満足しません。もっと・・・もっともっと・・・切りがありません。
 写真は昨日の烏丸通りのショーウインドー。よく見ると和装のショップの様です。さすが、着物の京都。ショーウインドーのディスプレーもひと味違います。私たちの「もっと・もっと」を刺激します。 
2005年7月8日(金)
 今日は所要が有って午後から京都へ・・・。と言っても、行って帰ってくるだけの所要でした。
 さすがに京都往復で1000キロを超す日帰りドライブはちょっと無茶な様で、車を降りても体が揺れている感じがします。でも、久しぶりに楽しいドライブをさせてもらいました。
 親鸞聖人は京都から直江津までの流罪の旅は半月を要したといわれています。ところが、今では高速道路・新幹線・飛行機のお陰で、日帰りも可能になりました。ただ、人間はスピードを求めたが故に、何か大切なものを積み残して来たような気がします。
2005年7月7日(木)
 私たち人間は、願いを持って生きています。日々、いろいろな願いをかけています。
 今日は七夕。近所の「あおい保育園」でも園児達の願いが書かれた七夕飾りが飾ってあります。「つよくて、やさしい女の子になりたい」「アルビレックスのせんしゅになりたい」「おひめさまになりたい」などの可愛い願いが書かれてありました。かけた願いが適うといいですね。
 ところで、願いは「かける願い」だけではありません。「かけられてある願い」もあります。 本来、合掌とは「かける願い」に手を合わせるのでなく、「かけられてある願い」に手を合わせるのです。 うっかりすると合掌の方向を間違えてしまうのが、私たちの日頃の生活でないでしょうか。
2005年7月6日(水)
聞法会

 「隅っこ族」なる一族がいます。基本的には隅っこが好き。好きというより落ち着けるのです。この一族の代表はネコ・ウサギでしょうか?端っこで、しかもあたりが見渡せる場所は隅っこ族にとって最高の居場所。ご門徒さんのネコは実に気持ちよさそうでした。
 人間の中にも当然隅っこ族はいます。
「遠慮なさらずに前の方へどうぞ どうぞ」 別に遠慮している訳では無いのです。隅っこが安心できるんです。
 小学生の時の体育館。全校集会が開かれていました。体育館の後ろ隅の壁に寄りかかっていた先生がいました。「気持ちいいだろうな?」 たったそれだけで、先生にあこがれた記憶があります。 そう、私の場合はネコ好きというより、ネコにあこがれた「隅っこ族」なのかもしれません。住職の法務には、隅っこ族として生息できる領域も環境もないのが残念。

2005年7月5日(火)
報謝講 寺泊町 本光寺様
 本年度最後の報謝講が終わりました。ホッとした反面ちょっと寂しい感じがします。今月に入って報謝講のご法中(近郷、佛光寺派のグループ)とは4日間ご一緒でした。つまり、2日の日に会わなかっただけということです。「毎日会っていて話の種があるの?」という声も聞こえてきます。「本山・教区・自坊・私事」などの疑問・相談・確認など話の種ではなくお聞きする種はいくらでもあるのです。写真は報謝講での控え室の様子(広福寺様)です。
 衆院本会議では郵政民営化関連法案が僅差で可決しました。野党内での票取りの攻防では、議員それぞれの思惑が見え隠れする話し合いが中心だった様な気がします。残念ながら、法案に関する聞き合いが隅っこに追いやられてしまったような印象を受けてしまいました。

追記 新潟市 梵行寺様のホームページアドレスが変更になりました。 梵行寺様                  
2005年7月4日(月)
法事 出雲崎町 万因寺様
 昨日は万因寺様のご門徒対象の法事。今日はご親戚対象の法事。寺の法事は大抵の場合2日間続きます。 2日間続かなかったのは天気。昨日はあんなに、にぎやかだった海岸には雨しかも平日ということもあって誰もいなくなっています。
 静かな海を見ていると、ミステリの女王アガサ、クリスティーの「そして誰もいなくなった」という本の名前が頭に浮かんできました。
 「さまざまな職業、年齢、経歴の十人が富豪からインディアン島に招待された。しかし、招待主は姿を見せず、客たちが立派な食卓についたとき、どこからともなく客たちの過去の犯罪を告発してゆく声が響いてきた。そして、食卓から一人また一人といなくなっていく。・・・・・」 という内容です。

 「楽しい食卓から1人また1人といなくなりそして誰もいなくなった」。海岸付近では空き家が多くなっているのだそうです。核家族化による現代のミスティリでしょうか。
2005年7月3日(日)
法事 出雲崎町 万因寺様  内佛法要 寺泊町小豆曽根  法事 寺泊町 
 海開きが終わって最初の日曜日。出雲崎 万因寺様の大奥様の一周忌法要に行ってきました。 もちろん、海岸道路を使っての往復です。帰りには、にぎわっている海岸(の人)の写真を撮らせてもらいました。
 お衣を着ているから「不審者」とは思われないだろうという撮影でしたが、今考えると「不振人物」と思われないにしても、かなり目立っていたような気がします。
 日記用の写真には、結構苦労しているのです。(^O^;

 残念ながらアルビレックスは負けてしまいました。 試合開始から応援しながら書き始めた日記は、所要時間の最長記録になってしまいました。
 今日の格言「二頭追うものは、一頭も得ず」
2005年7月2日(土)
初七日 燕市 三王渕
 伺った先の玄関先に有った植木鉢の花。「この花は?」「ユウガオらてね」「かんぴょうの材料の?」「あれは種類が違うろね」「?????」
 昨年7月25日の日記で正体不明の食べ物を調べた時には「ユウガオの実はかんぴょうになる」ということだったのですが、このユウガオはかんぴょうにならないのだそうです。
 調べたところ、ヨルガオ(夜顔)という植物もユウガオ(夕顔)と一般的に呼ばれていているのだそうです。
 「 一般にユウガオ(夕顔)と呼ばれるが、園芸界ではヨルガオ(夜顔)を正しい名としている。ヨルガオは「夜咲く朝顔」の意。夕刻開いて翌朝にしぼむ夜開性の花であるため」
 という説明がありました。写真は、午前十時過ぎに咲いていた花ですからヨルガオでなくてユウガオでしょうか? 頭が混乱してきます。(・・;) 誰かご存じの方おられますか? 「この花はヨルガオORユウガオ」 教えて下さい。m(_ _)m
 どっちにしても、花を楽しんでいる雨蛙には関係ない様子でした。
2005年7月1日(金)
報謝講 寺泊 長善寺様
 御門徒さんの上棟式に行ってきました。約束の時間に行ったときには、餅まきを期待して近所の人たちでいっぱい。「お寺さんが来た」餅まきを今か今かと待っていた子どもの声が聞こえます。早速、外枠だけが出来た家に入って、三つ折りのご本尊を出し、お勤めをしようとすると・・・親戚の人が「ご院住さま・・」と声をかけてきます。はいはい承知致しております。「長い御経は読みません(*^_^*)」 
 「ちごてばね。雨の降らない御経を読んでくんなせあ。法話はいらねいね」 「法話なし」はOKにしても、雨の降らない御経は、ちょっと・・・・・
 御経も終わり、いよいよ餅まき。「おめさんも蒔けね」の声に少しだけ参加させていただきました。「何時か大蓮寺も庫裡(くり)の上棟式を・・・・」 思わず想像してしまったのは、先ほど呑んだお酒の影響でしょうか?
 若いご夫婦が中心になって立てられる家です。力を合わせて 明るい家庭を築いてください。
2005年6月30日(木)
葬儀 巻町 西遊寺
 前住職のおば様の葬儀でした。行年百才。少し前までは「知力・気力・体力」共にシッカリされていて、10年ほど前は「ハワイへ行ってみたいと」言われご家族を慌てさせた程。私も子どもの頃からお世話になっていたおばさまでした。長い間ありがとうございました。
 今日、ある老僧が「住職を隠居してから一日が長くて長くて・・・でも、一年が短くて短くて」と話されていました。これからの時間は長く、過ぎた時間は短く感じるという事でしょうか? 今日で一年の半分が終わり、明日からは一年の半分が始まります。やっと、おばさまの半分の歳になっています。過ぎた半年が無駄にならない様、これからの半年を送れる様に頑張りたいものです。