2013年12月31日(火)
 大晦日になってしまいました。今年も多くの方々から応援してもらい、無事に年を越せそうです。本年もありがとうございました。 m(_ _)m

 「人生 無駄なことは 一つもない」とは、先に浄土へ帰られた先達の皆さんの教え。そんな言葉が、ズッと語り続けられ、教え続けられたのは、その教えを素直にうなずけない、確信出来ない、人間の苦悩の歴史があったからだと思います。そんな、自身の内なるものからの叫びが聞こえてくるような年末を迎えています。

 お陰様で、火災報知器の設定が終わりました。本来、必要なものではありますが、無用のものであってほしいと思います。(無用だったものでも無駄なものではありません。)
2013年12月12日(木)
 泊まりがけの勉強会が終わった日はなぜか雪。 今日は実質的に初雪になります。まだ根雪になることは無いにしても、いよいよ冬本番です。冬が80回目のおばあちゃん「毎年の事だけど、冬に慣れるという事はない」とのこと。でも、このつらい冬があるからこそ、暖かい春が来るのが嬉しいはず。 冷たい冬に慣れてしまったら、春が来ることの喜びは半減。
 辛いことがあればこそ、喜びは一入(ひとしお)。私たちの人生も同じようです。
2013年12月10日(火)
 朝 7時前。朝日に照らされた弥彦山です。こんなに赤く燃えた弥彦山は初めて見ました。紅葉見物などに行く、余裕などなかった私にわずか数分のご褒美でした。
 9月から始まっていた、本年度の回檀は一応は終了しました。回檀が終わる12月になれば、少しは余裕が出来ると、過ごしてきた三ヶ月。「師走なんだから当たり前」と言われそうですが、結局は毎年と同じ余裕のない12月になりそうです。明日は、毎年恒例の泊まりがけの勉強会。コレさえ終われば・・・・。と、どこまで行っても「コレさえ終われば・・」の連続。余裕のないのは、体でなく気持ちの様です。
2013年11月15日(金)
 今日の回檀は燕市八王寺地区。御門徒の本宮哲郎氏の句集「鯰」を頂戴してきました。農業を営む氏の俳句は、土の香りのする生活を詠む俳句として高い評価を受けておられます。近年体調を崩されておられますが、そんな中での四冊目の句集になります。 若いときから俳句を作るために、日常をより丁寧に察見されていた氏が、今日のお話の中で「歳を取ったから、わかることがある。」とのこと。
 歳を重ねても、歳を重ねても、まだまだ感動が続く・・・・氏のようなそんな歳を重ねたいものです。
2013年11月12日(火)
 今季一番の寒気ということで日本中が寒い一日。雨、みぞれ、あられの中での回檀になってしまいました。 体が寒気に慣れていないという事で寒いのなんの・・・(-_-;)  冬の寒さは59回目なのでそろそろ寒さにも慣れてきたということはないようです。楽なことだとすぐに慣れてしまい、当たり前に感じるのに不思議です。 (^-^;
 消雪パイプの調整が始まっています。本格的な冬はすぐそこです。・・・おっと、その前に、もうすぐ報恩講です。
2013年11月11日(月)
 法務で3日間休んでいた回檀を今日の午後から再開しました。今では車で20分ほどの所ですが、昔は電車と徒歩で伺うので一日がかりだったとのこと。便利さになれてしまって、先人のご苦労を忘れておりました。

 回檀先でいただいたイチジク。最後の出荷のイチジクという事です。今年の一月に亡くなられたご主人が丹精して育てられたイチジクを、今のご主人が引き継がれて育てたもの。会社務めをしながらの出荷までの過程は大変だったと思います。 先代のご苦労を忍びながら大切に育てられたイチジクです。 本堂の阿弥陀様に挙げてからいただきます。ありがとうございました。
2013年11月10日(日)
 一夜明けて、昨日のコンサートの余韻に浸る余裕もなく、今日は雨の中での法要と納骨。施主は土砂降りの中での納骨にしきりに恐縮されておられましたが、ご親戚は別として、雨の中での私の気持ちは「昨日でなくて良かった・・・・(^o^」)。 天気周りでしかたがないのですが、これってやっぱり自己チュウなんでしょうか?
 昨日は天気が良かったという事もあるのか、思わぬ方々からも来ていただいて様です。会場が暗かったということで、お出でいただいた皆様の、把握ができておりません。失礼の段、お詫びし感謝申し上げます。m(_ _)m
 写真が昨日出演していただいた、インド音楽のでぃがでぃなエチゴのお二人。来場者の皆さんは滅多に生で聞くことの出来ない、神秘的なインド音楽を堪能されておられたようです。
2013年11月9日(土)
 今日は当院が企画した本堂でのコンサートでした。出演していただいた本宮宏美さん(フルート)とでぃがでぃなエチゴ(インド音楽)さんはもちろん、ご来場いただいた多くの皆さんのご縁をいただいて無事に開催することができました。ゆったりとした時間を皆さんと共有できたことを心より感謝申し上げます。m(_ _)m
 体に生まれつきの障害があるといわれる本宮さん。トークの中でフルート演奏について「(障害があって)出来ないことが判ると、(障害があっても)出来ることがとても大切に思える。」(正確な言葉でなくごめんなさい。)とのことでした。本宮さんが近々リリースするサードアルバムのタイトルは「響」とのこと。響きには二音が共鳴作用しあうという意味があります。本宮さんのフルートの音色は、フルート本来の優しさと、本宮さんの生き方が共鳴して、より魅力的な響きになっているようです。
2013年11月1日(金)
 今日から11月。「弥彦菊まつり」が始まり、年賀はがきが発売になったとのこと。大蓮寺ではお朝事の時間が6時から6時30分になりました。
 大蓮寺では11月は回檀・法事・報恩講と一番忙しい時期。家庭の奥様方も11月は冬越しの準備で忙しい時期。御門徒さんのお宅では越冬用の体菜(たいな)を漬けておられました。今年は天候の加減で少し小さいとのことでしたが、冷たい水で体菜を洗うために手を真っ赤にして・・・・・?どころか、もう漬けなおし。  前は、体菜、大根洗いといえば寒水だったのですが、収穫の前倒しでまだ水は冷たくないとのこと。楽に作業が出来るとのことでした。そう言えば、近年は寒い時期を避け、七五三参りも、年末の大掃除もいろいろな行事が、段々と早まっているようです。寒い時期を避け作業の効率化を図ることも一考かと思います。
 という私自身、個人的には寒くなる前に全ての行事を終わらせ、冬期間は冬眠に入りたいのですが・・・だめでしょうね。
2013年10月24日(木)
 今日から火災報知器の設置工事が始まりました。法律により部屋という部屋、押し入れ、トイレ、床の間などまで報知器を設置しなければならないとのことで、工事終了まで1週間から十日ほどかかるとのことでした。本堂は築90年。庫裡にいたっては古屋を買って立て直してから100年。天井裏はとんでもないことになっているとのことで、すすとホコリにまみれて工事をしていただいています。 でも、この報知器が機能を発揮しないように、今まで以上に火の元には注意をはらっていきたいと思います。
2013年10月22日(火)
 三日間連続の他寺院の法要に続き、今日は三条の西照寺様で世話方講習会でした。大蓮寺からも6名のお世話方から行っていただきました。ありがとうございました。 同じ三条市内の長念寺様の実践的寺院活動のお話に大いに刺激を受けてきました。

 様々な方々から支えられて、今日は59回目の誕生日を迎えることができました。ありがとうございました。そろそろ還暦の同級会・年金の話題が出てきています。鏡の中の自分を見ればそんな事も十分納得できるのですが、気持ちの上はまだまだ青年。 そんなアンバランスを抱えながら皆さんも老年期を過ごすしておられるのでしょうね。
2013年10月13日(日)
 寒暖の激しい日が続いています。エアコンの無い部屋で生活していると、扇風機を片付けるには早いような気がするし、暖房製品を出すには早すぎるし・・・。狭い部屋の事情を考えると、いっそ石油ストーブの上に扇風機を・・・との暴挙をも考える始末です。 「今年は異常気象だ」とよく聞くのですが、去年も一昨年も聞いていたような・・・・。異常気象が続く天気では、基準となる平均ということのものが全く当てにならないということのようです。「人並みに」という言葉も最近では意味をなさなくなった様です。

 緊急の災害などの速報としてのエリヤメールが、緊急速報としてかなり有効とのアンケートが出ています。今後はエリヤメールを利用出来ない人たちに緊急速報をどのように伝えるかが課題になるとのことです。 中島地区は長岡市に近いという事もあり、長岡市のエリヤメールが入ってきます。三連休の真ん中の日曜日で朝の7時過ぎ。家族がまだ家にいる時間帯をめがけての訓練メールだったのしょう。でも、表題の訓練を見落として布団から飛び起きた人も多かったのでないでしょうか? どきっとするくらいの訓練もいいですが、もうちょっと配慮が必要かも・・・・。
2013年10月9日(水)
 台風24号の影響で糸魚川市では35.1℃の猛暑日だったとのこと。10月に猛暑日になったのは観測史上初めての事だそうです。
 今日は聞法会を予定していましたが、夕方の強い風で急きょ中止させてもらいました。聞法会中止は大蓮寺史上初めてかな? でも、聞法会の開始の時間になると風もおさまり、判断違いだった様です。でも、来られる皆さんの安全を考えると、判断違いでも、聞法会中止は正解なんでしょうね。
 近所のコスモスは夕方の強風で・・・・・もうだめかな?という心配より、本堂前の状況の心配の方がやっぱり優先でしょうね!
2013年10月8日(火)

 本堂前のキンモクセイが満開です。一年に一回だけ。ずっと沈黙を守り、この時季だけ「ここにいますよ~」と自己主張。普段の控えめな存在から一転しての自己主張の強い香りが嫌いな人もいるとのこと。
 こんな生き方も憬れがあるのですが、ちょっと無理かな?植物に様々な生き方があるように、人間にも与えられた様々な生き方があるのです。
2013年10月7日(月)
 昨日は、新潟市南区 梵行寺様で本堂の落慶法要・親鸞聖人750回忌大遠忌が勤まりました。寺院を一周したおねり(庭儀法要)には、40名ほどの僧侶と50名ほどのお稚児様が参列しました。昨日は雨の心配もなく、無事に勤修されました。 ですが・・・・衣替えを終わった僧侶にとって、昨日の温度は、七条袈裟を付けた正装は汗との戦いだったようですすが・・・・・真夏日だった今日でなくて本当によかった。(^^ゞ
 着物の場合は温度に関係なく、季節で衣替えが行われます。例えどんな気温でも、今の時期のお衣は厚くて重い冬物と決められています。その点自由なのが洋服。気温に合わせて着るものは自由。 お衣は着るものが決められているお陰で、着るものを自分で考える必要がありません。一方、自由に決められる洋服は、何を着るかは自己責任。 
 社会の決めごとは生活に制限を伴います。一方、自由は社会や生活に対して自己責任を伴います。そんな、絶妙なバランスの上に私たちの生活が成り立っているようです。
2013年9月27日(金)
 夕方5時前。 風呂場の近くでガスの臭いを発見。早速、業者さんに来てもらいました。業者さんの説明では「ガス漏れの場所が特定できなければ、全面的にガスを止め、使えるようになるのは明日の午後。場所の特定が出来ても、今晩のお風呂が使えるかどうかは????」
 とりあえず、お風呂は近くの日帰り温泉で間に合わせられます。でも、明日は寺で御講の予定が入っていますので、台所のガスが使えないと・・・ (-_-;)
 幸いにも、午後8時過ぎに、ガス漏れの場所が特定でき、仮設工事ですが、台所はもちろん、お風呂も使えるようになりました。ただ、「地下の金属管の腐食が大きいので、交換が必要。大きな工事になります。」とのことでした。(-_-;)  私は工事の成り行きを見ていただけなのに、疲れ果ててしまいました。大きくて、古い建物はお守りが大変です。
2013年9月25日(水)
 夏が帰ってきた様な暑い一日でした。それでも、夕方には風が涼しくなり、深い秋の眠りに誘う気温になっています。
 早生米の収穫が終わった田んぼでは次の苗の芽が出始めています。このまま来年に米の収穫が出来ればいいのですが、そんなわけにはいきません。来年はまた一からやり直しです。 隣の田んぼは休耕田を利用した大豆の栽培。茶色になった葉っぱが落ちたら大豆の収穫の始まりです。
 今日の葬儀の姪子さんは当院(長男)の同級生。おまけに父親は私と同年とのことです。来年は還暦を迎える私にとって、来年は、同年の人に会う機会が多くなりそう・・・・。そこで、気になるのは髪の毛の数と色・・・・。ちょっと、凹んで帰ってきました。
2013年9月22日(日)
 一夏の間窓の外に居続けた一匹のアマガエル。何が気に入ったのか離れようとしません。時には窓の縁に、時にはガラスに張り付いて、私のプライバシーなどは、おかまいなし。困ったものですが、たった一匹ですので、誰にも話す様子がないので安心はしています。そろそろ、朝晩はヒンヤリした風が吹いています。身の振り方を考えているのでしょうか?
 アマガエルは、棲息する周囲の色に体の色を変化させて保護色として 順応します。緑の葉っぱの上などの明るい所では緑色になり、薄暗いところなどでは、灰色に色を変えます。人間もそんななら便利かと思うのですが、意外と人間も場所場所により、変幻自在に態度、言葉を使い分ける、アマガエル顔負けの保護人格があるのかもしれません。
 明日は彼岸の中日(秋分の日)。10時よりお参りがあります。お集まりください。
2013年9月19日(木)
 今日は旧暦の8月15日ということで、今晩の月は「中秋の名月」。中秋の名月は必ずしも満月とは限らないとのことです。今年までの3年は満月ですが、次に満月になるのは2021年だそうです。
 つまり、天候の条件がそろっても、中秋の名月で満月なのは8年後。「いつ見るの?」「今でしょう」(^-^)v 
 今すぐ外へ・・・・ 外の風はすっかり秋。上着を持って出ることをお薦めします。
2013年9月18日(水)
 村内の女性のお通夜に参列してきました。冷房が効きすぎているように感じた葬祭場でしたが、外はもっと寒くなっていました。あんなに暑く長く感じた夏でしたが、秋の深まりと共に夏が短かかった様に感じます。今日のお通夜の女性が行年92才。若い方にとっては、92年は長い御一生と感じるられるかもしれませんが、ご一緒に歩まれたご家族にとっては、アッという間の短い時間に感じられた様です。

 白いナンバーのトラック。県外ナンバーでした。注意して見ていると結構多く走っています。積んでいるのは収穫が終わったばかりの米。県外から強力な助っ人が動員されている様です。
2013年9月17日(火)
 午後は声明(お経)の講習会。新旧のお坊さんが30人以上も集まっての講習会でした。新はともかく、今更、旧はと思われることかもしれませんが、旧になればなるほど、自分の癖が付いてしまうのがお経。しっかりと間違いを指摘されてきました。
 慣れれば慣れるほど、自分の癖や考え方、態度・・等々が当たり前と思ってしまうのが凡夫。歳を重ねても、間違い指摘してくれる人がいてくれるのは、文字通り、まさに「有ること難し(ありがたい)」ことです。 
2013年9月16日(月)
 各地に甚大な被害をもたらした台風18号です。地域によってはまだまだ警戒が必要とのことです。近郷では大きな被害はなかった様ですが、燕市近郷でも午前中の台風の影響の雨風はかなりなものでした。午後から予定していた回檀の為に、雨を拭くためのタオル、変え足袋まで準備して出発したのですが使わずにすみました。でもTVの報道を見ると「無事に今日の回檀を勤めることが出来ました。」と単純に喜べません。 明日は一転して秋晴れの一日になるそうです。
 写真は近所の田んぼ。最近はコンバインの性能が向上し少しくらい濡れた稲、倒れた稲でも刈り取ってくれるとのこと。でも、真っ直ぐならばいいのですが、隅の刈り込みとなると写真の状態。「こんなに苦労する稲刈りは初めてだ。」と専業農家の主人に言わせるほどです。
2013年9月15日(日)
 お昼近くのパラパラ雨はありましたが、予報が外れ、何とか稲刈りが出来る気象状態。さぞかし、農家は今のうちに稲刈りを・・・と思いましたが意外に稲刈りは見かけませんでした。 乾燥機の容量の兼ね合いもあり、いったん取りやめた稲刈りは、予定変更とはいかないのだそうです。
 明日はいよいよ台風18号が上陸?回檀を予定しているもので・・・。この回檀も簡単には予定変更とはいきません。 関東から雲が山越えしています。
2013年9月14日(土)
 昨晩、当院が京都の本山から帰ってきました。約一週間、変わってくれる人のいない、一人での法務は少し緊張するものです。今日の法務は法事もなく緊張も解けていた様で・・・・・うっかりと忘れていたことがありました。 (^^; ....  やっぱり少しくらいは緊張感があった方がいいようです。
 ネコといえば人見知りが当然。家族以外の人を見ればパッと逃げたものです。場合によっては「二階ネコ」という言葉の様に、家族にも馴染まず、二階から降りてこない猫がいる程です。でも、最近のネコは人なつこくなっています。猫といえば、絶えず緊張感を持って生活をしているものかと思うのですが・・・・・最近では違うようです。 原因は野良猫を見ると小石を投げたりする天敵(悪ガキ (^^; ....)がいなくなったからではないかとのこと。 写真は近所の外猫。全く緊張感がありません。まるで私の様な・・・・・。天敵までは行かなくとも、緊張感を持たせてくれる人(物)は必要不可欠なのかも?
2013年9月13日(金)
 雨の影響で寝ている稲が目立つようになっています。ここまで来ると時間との勝負。「三連休が勝負」と雨の影響で予定通り稲刈りが進まない兼業農家のご主人。いよいよ明日から、勝負を賭ける三連休の始まりです。でも、三連休の天気予報はイマイチ。おまけに台風18号が近づいています。自然相手の仕事は、人間の都合にはお構いなしです。
 今日は13日の金曜日。若い人たちの間でも、不吉な日として流布されている日です。さて、なぜ13日の金曜は不吉なのか? 一つ目の理由はは、「イエス・キリストが十字架にかけられたのが13日の金曜日だった。」という理由が挙げられています。でも、キリストが十字架に賭けられたのは14日だったとことです。 最も日本人に印象づけた、二つ目の理由は1980年公開の映画『13日の金曜日』。殺人鬼ジェイソンのスリラーシリーズはリメイク作品も含めて12作にもおよんだとのことです。映画は見たことはなくても殺人鬼ジェイソンの名前を知っている若者は多いようです。
 どちらにしても、占い・吉凶・数字に左右され、生活が少しでも制約されることがあったならば、それは全く馬鹿げたことです。
2013年9月11日(水)
 昨日は真宗佛光寺派新潟教区の寺院の秋期総会。終期総会に限り、懇親会付きという事で泊まりがけとなりました。会場は幹事(小生)の特権で自宅に近い「野積 ホテル飛鳥」。会議を終え懇親会前に見えた夕日は綺麗でした。でも、これが幹事でなかったもっと綺麗に見えたに違いありません。
 今日の夕方からは、教区の書記もしておりますので、「秋期教区総会の報告」作り。ちょっと疲れたので今は休憩中!
 そもそも、総会に出た人は見る必要もなく、総会に出ない人はたぶん見ないであろう?報告をなぜ作って発送しなければならないのか?そんなジレンマをを抱えながらの毎会議の報告作り・・・・。 だいたい、自分の考えでも活字に仕切れないのに、人の発言を活字にするのは・・・・。
 そろそろ、報告の作成を再開します。

 お世話になった「ホテル飛鳥」さんについて 4Fの展望風呂は宿泊者以外にも解放しているとのこと。最近の日没は6時過ぎ。風呂から眺める日没は贅沢この上ないようです。
2013年9月9日(月)
 土曜、日曜の休日明けの月曜日。土曜、日曜が雨だったの月曜は晴れ。会社の窓から青空を見上げている、兼業農家のご主人のため息が聞こえてきそうです。

 20年のオリンピック開催が東京に決まり二日目。一日目は表側の報道合戦。二日目は決定にいたる舞台裏の報道合戦。でも・・・・・舞台裏の裏はきっと表にはならないのでしょうね。不思議です?

 明日は佛光寺派新潟教区の秋期総会で泊まりがけで出かけてきますので日記はお休みです。
2013年9月8日(日)
 当院は他の当院さんたち数人とで自動車で本山の研修に出かけました。今週は留守番で忙しくなりそうです。自動車で京都へ向かうと何時も思うことは新潟の長いことか・・。それでも新潟県の半分なんですけどね。「もう無事に新潟県は抜けたろうか?」と法務の帰りに重い荷物を持って、長い大門を歩きながら思いました。
 今日は大正10年生まれ、女性のお通夜でした。高速道路でもなく、石が敷いてある平らな道でもない、しかももっと重い荷物を背負っての九十三年間の山坂の道のり。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
2013年9月7日(土)
 秋も深まってまいりました。廊下の鈴虫は今がうるさいほどの鳴き盛りで当然食べ盛り。人間に例えると、20代30代の働き盛りになっているのでしょうか?
 今年は予想以上に多くが多くの数が孵化してくれました。鈴虫は居住スペースに合った個体数しかしか残らないという事で、多く住めるようにと、私なりに工夫はしたのですがそれでも狭い事には変わりありません。雄にいたっては、鳴くときはトイレの個室のラジオ体操状態。鈴虫には不自由をかけています。
 自然の原理では、鈴虫に限らず、生存環境(スペースなど)に合わせて、個体の大きさが数が決定されるとのことです。人間だけは自然の原理に背いた生き物の様です。
2013年9月6日(金)
 南区の梵行寺様では10月に親鸞聖人750回忌大遠忌と本堂の落慶法要が勤まります。そこで、10名ほどの皆さんとお手伝いをすることになっています。今日はその何回目かの打ち合わせ会議でした。私にとって、会議を重ねるごとに、新たな疑問も出て来るのですが、段々と全体像が明らかになって来ています。 不勉強な私には「お手伝い」というより「勉強」させてもらっているという方が適切な様です。
 勉強は本来自分でするものなのですが、ご縁に押し出されないとなかなか出来ません。
2013年9月5日(木)
 今日は聞法会。おばあちゃんに連れられて近所のお嬢ちゃんも参加していただきました。おばっちゃんの隣で覚えたお正信偈のを一緒に読んだ後は法話を・・・・。
 大人でも理解しにくい法話を黙って1時間半も聞いておられました。その様子を見ていて、驚きもあったのですが、そもそも子どもは理解できない大人の表情や会話から言葉のニュアンスや意味を学びます。話しを理解しようとする大人と違って、子どもは誰もが聞くことの天才なのかもしれません。

 追記・・法話とは理解しようとして聞くものではない。・・・とは先達の教えです。
2013年9月4日(水)
 日本が高度成長に入った1960年代。農業を営んでいた働き盛りの男性の中には、出稼ぎ、会社務めを行う人が多くなった。そんな働き手を失った農家では残されたおじいちゃん・おばあちゃん・お母ちゃんの三っつの「ちゃん」が行う農業ということから、「三ちゃん農業」という言葉が使われました。 
 それから五十年。稲作農業は大型機械を導入した農業の法人化へと大きく変わってきました、まだ、まだ、多くは個人で稲作農業を営む農家です。機械化により、秋の作業は一人で出来るようになり、田んぼにいるのは、お父ちゃんだけの「一ちゃん農業」。でも、よ~く見るとお母ちゃんだけの「一ちゃん」農業もあるようです。
 か弱いようでも、いざとなれば、ここ一番の底力。がんばれ日本のお母ちゃん\(^O^)/
2013年9月3日(火)
 雨模様の予報だったのですが、なんとか一日稲刈りには支障のない天気でした。幹線道路脇の田んぼでは、御門徒ご主人が稲刈り。 このご主人は昨年来の体調不良で、春の田植えが出来るかどうか危ぶまれていたのですが、無事に稲刈りに精を出しておられました。 嬉しかったので、田んぼの中まで入って、生ぬるい缶コーヒーの差し入れをしてきたのですが・・・・きっと、迷惑だったのでしょうね。 そろそろ新米が出回ります。「お米大好き」な私にとって楽しみな時季です。
2013年9月2日(月)
 晴れであれば、写真の様な光景があちこちで見られたはずなのですが、午後はあいにくの土砂降り。私が車の乗り降りに難儀しました。乗り降りで、ずぶ濡れになったことを悲運と思っていた、ちょうどその頃に、埼玉・千葉では竜巻が発生していた様です。「雨に濡れたぐらいで・・」と思う心は、どこまでも相対でしか幸不幸をはかれない凡夫の心でした。

 お仏壇の中には数年前に亡くなられたご主人の腕時計が正確に時を刻んでいます。まだ動いている時計を見ると辛い・・・と奥さん。でも、止まってしまったら、側からいなくなるようで・・・。かといって、片づけてしまうほどの勇気もなく・・・・。もしも止まったら・・・・・・。電池の交換をしたいとのことでした。
2013年9月1日(日)

 写真は一週間ほど前の脱皮直後の鈴虫の様子。数時間で羽は黒くなり、雄は求愛のために鳴き始め、次世代に命を繋ぐための準備に入ります。
 人間には変態(意味をお間違えなく)するということは、ありませんが、子ども向け「変身番組」が続いているのは、時代が変わっても、どこかそんな願望があるようです。
 私たちの意識と関係なく、急激な変化はなくとも、ある意味、年月と環境によるご縁で、私たちも変態を繰り返しているのかもしれません。  ただ、問題はその変態が、私たちの意思(願望)とは大きな隔たりがあることです。 鈴虫は言わないのに、人間は思わず・・・・愚痴が!