2012年12月31日(月)
 2012年ももう少し手終わろうとしています。今年も何人の方々とお別れし、幾人の方々と出遇ったんだろう。 そんな思い起こさせるのは、寺の大晦日の独特の緊張感かもしれない。毎年、鐘撞き堂で迎える旧年から新年への時間の境界。そして、梵鐘の音はその境界を包み隠すように繋ぎます。大晦日、正月という大きな区切りを付けながらも繋いで、繋いで、続けて、続けていくことが人間の生活の歴史。そのことは幸せであり、一方残酷なことなのかもしれません。


 今年一年お世話になりました ありがとうございました    大蓮寺 住職
2012年12月30日(日)
 「年の瀬」の続編。暮れの付け払いの借り手と貸し手の攻防は31日の夕方にまで及んだとのことで、居留守、玄関での待ち伏せは普通にあったとのことです。暮れに付けを払ってもらえないと、次に請求書を出すのは七ヶ月後のお盆になるので、借り手も貸し手も必死。結局は少しでも余裕のある方が折れ、次の攻防はお盆に持ち越し。ようやく年を越した元旦になると、逃げおおせて、払ってもらって、「明けましてお目出とうございます」という、お互いに苦しい経済のやりくりの中で少しでも余裕のある方が折れるシステムは、人情の暖か味さえ感じます。現在の金融システムも見習わなければならないところがあるのかもしれません。
 玄関の前にある段ボールの箱。寒くなってきたので外猫がお互い体温を暖房代わりに寄り添ってきもちよさそうに寝ていました。
 貧しさ故の、寒さ故の智慧は人間も猫も自然とできあがってきます。豊かという事は勿論、喜ぶべき事なのですが、でも・・・・・・。
2012年12月29日(土)
 いよいよ年の瀬。「年の瀬」とは舟で川の瀬を越すように、年の暮れをやっとのり越える意味なんだそうです。盆暮れの付け払いが、慣例だった、昔の庶民にとって、無事に暮れを越すことは大変だった様です。
 工事関係、職人さんの多くは今日が御用納め。墓地の排水工事の補強工事は型枠を外し夕方終わりました。今年中にと暑いときからお願いしていた工事でした。正に年の瀬ぎりぎりの工事終了。ありがとうございました。 職人さん曰く「盆暮れ・期限がなければ仕事は終わりません」とのことでした。・・・・・そんな事・・・私だけでなかった\(^O^)/
2012年12月28日(金)
 米大リーグ、前レイズの松井秀喜外野手(38)が日米20年のプロ野球生活の現役引退を発表した。周りからは現役引退を惜しむ声と称賛が語られる中、氏は「自身にかけたい言葉は?」の記者の質問に
 「『よくやった!』という気持ちはないです。『頑張ったね!』と自分に言う気持ちはない。『もう少しいい選手になれたかもね』ですかね」
 
物事に、真剣に取り組むめば取り組みほど、やるべき事が見えてくる。やるべき事が見えてくれば、やれなかったことも気がつく。
 別な記者の質問は「現役引退に悔いはありませんか?」「やり残したことはありませんか?」 「悔い、やり残したことはありません」との氏の返答を期待しての質問だとは思いますが・・・・。紙面作りを意識しての質問はいかがなものでしょうか?

 写真は、昨日の中島付近の様子。道路の雪は今日はすっかり消えていました。一月からの雪は、寒さと相まって、一進一退を繰り返し、やがて根雪になります。 明日今年最後の暖かい日になるとか? 屋外でのやり残した事は????
2012年12月23日(日)
 TVではXma・年末・新年の話題、特別番組で盛り上がっています。 写真は新潟の地酒で朝日山の年の瀬限定「ゆく年 くる年」。新潟の辛党諸氏にはTV番組より、毎年おなじみの、この化粧箱の方が年の瀬を実感できる様です。辛党のお宅は「ゆく年 くる年」を二本お買い上げ。「使い物にしようかと思って」とお父さん。でもきっと、「一本はゆく年の分。もう一本はくる年の分」ではないかと想像されます。正月開けには、真偽が判明するはずですが・・・・やっぱり・・・・お聞きしない方がいいでしょうか?
 HPでは、あまり書かない政治の話題。 NHKの世論調査によると、安倍総裁に「期待する」と答えた人が55.4%、「期待しない」は35.7%だったそうです。 人の心は単純に○と×では推し量れません。期待するけど・・・ 期待はしないけど・・・。「けど」ということを考慮すれば、現状をかんがみ、国民の政治への期待は十分高まっているように思うのですが・・・・。 
2012年12月22日(土)
 何年ぶりでしょう?本当に久しぶりにLIVE演奏を聴きに行ってきました。 新聞などでは聴いてみたい、LIVEの紹介をしているのですが、チケットを買っても、急用で行けなくなった場合のことを考えて、ついついおっくうになっていました。
 今回のご縁をいただいてのLIVEでしたので、思い切って出かけました。元々音楽が好きなので、部屋、車の中では音楽がBGM的に流れているのですが・・・。やっぱり生が一番ですね。地方初のミュージシャンということで、満席に近い、開演前の会場では、あちこちで挨拶の声が聞こえます。暖かい雰囲気のコンサートでゆったりとした時間を過ごさせていただきました。足を運んでの生ライブ・・・。癖になりそうです。
2012年12月21日(金)
 今日は冬至。「冬に至る」ですから、これからが春本番ということで、段々寒さが厳しくなってきます。でも、冬至は「昼の長さが最も短い」のですから、これからは段々と昼の長さが長くなってくるという事で、少しは明るい節目でもあるのかも?
 温暖化の影響か?近年の雪はしめって重たくなっています。重たい雪を枝に乗せて難儀をしていたのは大門の松。 今日は年末にもかかわらず、庭師さんが来てくれて、枝を張った松をスッキリしてもらい、冬の準備は万全。
 今年も残るところ、後、十日。寺の年末・年始の準備も少しずつ進んでいます
2012年12月19日(水)
 風も無く静かな夜です。夕方から細かい雪が降ってきました。外は少しづつ白くなってきました。 こんな時は思わぬ積雪に要注意! 
 玄関前の消雪用の井戸のモーターが壊れていて交換してもらいました。モーターの破損に気がついたのは、12月に入ってすぐだったのだったのですが、業者にお願いするのが遅く成り、モーターの発注はぎりぎりセーフだったとのことです。

 玄関前は地下水による消雪。それ以外は基本的にはエンジン式除雪機と人力による除雪。 雪が消えてなくなるのが消雪。雪の場所が移動するのは除雪。
 先日見かけた単行本のタイトルは 「しつこい怒り」が消えてなくなる本 
 人間の怒りは、そんなに簡単に消えてしまうほど単純ではないはず。 一時的に除かれただけで、移動された怒りが何時崩れてくるか・・・・・。 人間の煩悩も消し去る努力でなく、絶えず脇にあり、ご縁によって、何時崩れ落ちてくるかもしれない存在であることの意識と自覚が大切な事だと思います。

 近所の田んぼでは白鳥が餌をついばんでいます。これからは、田んぼが真っ白な雪で覆われる季節。田んぼで白鳥を見かけることもなくなります。
2012年12月18日(火)
 日本将棋連盟会長の米長邦雄さんが12月18日、前立腺がんのため亡くなりました。将棋界に積極的にネットを導入されていたことでも有名でした。亡くなる二週間ほど前に氏のHPにこのように記しておられます。

 「悟りを開いた高僧になった訳ではありませんが、「人生すべて感謝である」これが今の心境です。私はガンを患っていますが、これもことの成りゆきで、人生はなるようにしかならないのだと達観しております。
 しかし、人生の達人にお会いして、それではまだだめだと教えられました。この世には無駄なことは何もなく、ガンになったことすら感謝すべきであると諭され、はっと氣づかされました。」


 辞書によると感謝とは、ありがたく感じて謝意を表すること。ちなみに謝意とは謝罪の心。おわびの気持だそうです。


今晩から冬型の気圧配置になるとのことです。いよいよ冬本番。写真は15日の浦佐駅付近。もう冬の真っ最中でした。
2012年12月17日(月)
 今日の午後は佛光寺派新潟教区主催の清伝寺様所蔵の文書の勉強会でした。その文章は300年ほど前に新潟の大谷派の寺院が佛光寺派に転派した時の関係書類。講師は地域の歴史、古文書等の研究をされている亀井功先生でした。古文書の解析は専門家でも骨を折る仕事。大変なご苦労をいただきました。
 「歴史を学ぶという事は現代を学ぶこと」という意味があるそうです。歴史を学ぶという事は自分自身の足下を学ぶという事の様です。
2012年12月16日(日)
 葬儀で千葉県に行ってきました。普段は重い法衣カバンを持つのが嫌で、自動車で行っていましたが、前後の法務の予定があり、時間の正確な新幹線を利用しました。電車の中で読むつもりでキオスクで買ったのは「中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか」加藤嘉一著。好奇心をそそる書籍名を裏切り、内容のほとんどが中国(人)と日本(人)の比較。それはそれで、大切な事とは思いますが、「書籍名での出版社の戦略にしてやられた^-^; 」(個人的見解)と思いながらも、読み続けていた対面シートの総武線の中。
 突然プッシューという音が・・・。隣に座る黒いステンカラーコートの中年男性の内ももに挟んだ缶ビールを開ける音でした。
  「おいおい。まだ午後の三時過ぎだぞ(・・;)」
 もう中国と日本の比較どころではありません。 思いっきりの横目を駆使して隣をみると、読んでいる、日刊現代で隠しながら、缶ビールが落ちないように内ももで缶ビールを押さえています。しかも、体温で温くならない様に保冷袋入り。そして、ついにさきイカの臭いまでも・・・。さきイカは何処から?・・・・コートの内ポケットの中でした。(ё_ё) 
 越後線では、見かけない光景ですが、通勤時間が1〜2時間の首都圏では、よくあることなんだそうです。 「中国(人)と日本(人)の比較」よりも、もっと身近な勉強になりました。
 もう一つ、気づいた事があるのですが、それは後日に回します。

 事前予想通りの「明暗」を極端に分ける選挙結果になりました。国民の比較による審判の結果です。でも、多くの方がbest(最上)でなくbetter(より良い)での比較だった様です。
2012年11月27日(火)
 一気に寒くなりました。道路では、消雪パイプの調節が行われています。今年の法務も山を越えて、後、数日で回檀は終わる予定です。そして回檀が終わると、自坊法要(先々代の50回忌)に続いて、年末年始の準備。体は動かなくても、せめて頭の中だけは先へ先へと段取りを進めなければと思っているのですが・・・。
 来月は衆議院選挙。今回の選挙の特色は、政党の多さ。第3極、第4極へと調整が進んでいるようです。あるTV番組で「政党を選ぶ際の第一の条件は?」というアナウンサー問いに、解説者は「嘘をつかない政党を選んで下さい。」と一言。その政党も最初から嘘をつくつもりは無いのでしょうが、結果的には・・・・・。人生においても、単純な選択基準ほど難しいのかもしれません。
2012年11月15日(木)
 「明暗」を分ける空模様。この時期には時折見かける風景です。あの明るい空の下は・・・と羨望のまなざしで見ることは私だけでは無いはずです。
 人生においても明暗を分けることはしばしばあるはず。明か暗かの勝手な自己判断もさることながら、明暗を分けたことに気づくのことは、大抵は「暗」の時。 「明」の時は当たり前のこととして、ほとんどは気づかない様です。 大いに問題あり!
 
2012年11月9日(金)
 長年、庭の手入れをお願いしていた庭師さんが亡くなったと連絡がありました。数年前に、高齢を理由に廃業されたのですが、最近まで無理を言って来ていただいていました。近郷では、腕の確かさと職人気質の性格で多くのお得意というより、ファンを持っておられた方でした。

 「一人の高齢者が死ぬと、一つの図書館がなくなる」、とはアフリカの一部族に伝承されている言葉を、国連のアナン事務総長が、演説で引用たものです。確かに重みのある言葉ですが、その知識、技術を伝承する人がいる、伝承しなければならないことも忘れてはならない大切なことかと思います。
 枕経に行ってきます。
2012年11月7日(水)
 今日は立冬。立冬らしい天気に・・・・なってしまいました。晴れ・曇り・雨とめまぐるしく変化する天候の中、車の乗り降り、歩く時に限って雨。なんと、タイミングが悪い事かと凹んではみたものの、土砂降りの雨にも遭わず、予定通りに帰って来られたのだから二重丸の凸。人間はこんな事でも一喜一憂出来る、一喜一憂してしまう,すごい?生き物なのですね。

 写真は数日前の弥彦山。菊まつりも始まり、紅葉も見頃という事です。今年中に何日こんな天気があるのでしょうか?
2012年11月2日(金)
 今年数えの還暦を迎えたばかりの、私と同年代の男性の葬儀でした。昨日の通夜は、何事にもリーダーシップを持った生き方をされておられただけに、同級生・趣味の仲間・仕事の関係者・御近所の方々・などなどで450人を越す多くの方々が集まっておられました。そして、450人を越す方々は、450を越す別々の思い出を持っての参列です。人はどれだけ多くの人と出遇うのでしょう?その、一人一人、一つ一つのご縁が人生の宝なのです。
 真宗教団連合の「法語カレンダー」が届いています。報恩講には本堂に置きますので、必要な方はお持ち帰りください。
2012年10月31日(水)
 「どうせ、しなければならない冬囲いなら暖かい日にした方が・・・・」と、数年前のことでした。今年も11月前には庭の冬囲いが終わっていたお宅です。
 冬が来ることは多くの人にとっては嫌なことです。でも、来る冬が嫌でも、来る冬の準備が嫌とは限りません。むしろ、庭仕事の好きな方にとっては、最高に楽しみな季節なのかもしれませんね。
 久しぶりに友人から連絡がありました。元気でいたようで安心しました。時折、連絡を取るようになったのは、共通の友人のお通夜の時でもうすぐ10年になります。そう言えば、ホームページも10年を越えました。 本当に月日が流れるのは早いものです。
2012年10月29日(月)
 河川整備の影響で、全国的に赤とんぼが減少しているとのことです。でも、大蓮寺の近くは沢山の自然が残っているため、真っ赤になった赤とんぼが飛び回っています。そんな中。物干し竿の上ではカマキリの補食風景が見られました。しかも、すぐ側には、仲間が食べられているのに、悠然とした赤とんぼ。残酷とも思えるこの光景も、仲間が食べられて、お腹がいっぱいになれば、自分は安全というのが自然界の常識。 ただ、お金と冷蔵庫を持った人間だけは例外なんだそうです。怖〜いお話でした。
2012年10月28日(日)
 昨日は新潟市 勝楽寺様の「親鸞聖人750回御遠忌法要」にお参りさせていただきました。朝、6時に自坊を出発して帰ったのが、午後5時半。長い一日でした。でも、この日を迎えるためには、数年の準備が必要とされています。勝楽寺様及びお手伝いの皆々様にとっては、あっという間の一日だったことと思います。
 親鸞聖人のご法事で毎年勤められるのが「報恩講」。50年に一回勤められるのが「御遠忌法要」。京都のご本山(佛光寺)では去年勤められました。それを受け手今度は各末寺が勤めることになります。新潟県の佛光寺派寺院では、来年トップを切って新潟市の梵行寺様が勤められる事になっています。
 大蓮寺では、まだ、計画はありません。10年以内に勤めるご縁があればいいのですが・・・・。 
2012年10月26日(金)
 温かな一日でした。地元の分水高校は秋の遠足で国上山へ。途中の中島を通りすぎたのが11時過ぎだったので、山でお弁当を食べる程度の遠足だった様です。若い人たちがぞろぞろ歩く姿は、何となくほほえましく、頼もしくて、見ている私も元気が出て来るようです。分水中学では遠足は無くなったと聞いています。生徒さんの気持ちは分かりませんが、ちょっと残念です。
 11月17日18日に勤める、報恩講の案内の配布を始めました。
2012年10月24日(水)
 朝晩は寒いくらいになって来ました。近所の叔母さんは「あの暑かった時が懐かしい。」とのこと。あれだけ辛かった暑さも通り過ぎてしまえば、あの暑さでさえも笑って思い返せる・・・・。「のど元過ぎれば熱さ忘れる」 これが人間の良いところでもあり、困ったところでもあるようです。
 玄関前のニシキギの紅葉が始まっています。庭中がニシキギだったら、京都の紅葉に負けないのですが・・・・・。
2012年10月22日(月)
 近郷の小学校は文化祭の代休でお休み。しかも、秋晴れの暖かい日。自営業のお宅の小学生3人姉弟はパパの側にピッタリ。お出かけを期待している子どもたちと、お出かけしたくないパパ。つば迫り合いのパパと子どもたち。はたしてどちらが根負けしたのでしょうか?結果は来月に・・・・。
 寺から2キロほど離れた国道116号線沿いに鉄塔の工事が始まっています。今度こそ、D社の通信用鉄塔か?それとも高圧電線の鉄塔か?この結果は?来年かな?
2012年10月21日(日)
 午前中の土砂降りの雨。納骨の法務が入っていたので困ってしまいました。ところが、納骨の時は晴れ。今日の私の気持ち「悪い天気」「いい天気」にそして安心したその後は「どうせなら朝から降らなければもっと安心していられたのに・・・・・」 まさに「人の心と秋の空」でした。自分の都合で天候が左右されるはずもないのに一喜一憂でした。
 久しぶりに、ゴマのたっぷり入った柿をご馳走になりました。子供の頃は秋の味覚の一番近くにあったのがこの甘柿。最近はズッと遠くになってしまいました。
2012年10月19日(金)
 新聞の広告というものは結構楽しい。特に週刊誌の広告。見出しのインパクトで売れ行きを左右される週刊誌は、野次馬的にかなり誇張されているとして、国民の関心事が浮き彫りにされています。
 今日の某自動車会社の広告によると、壱千万円以上する高級車を買うとグリーン税制・エコカー減税の制度で税金が50万円以上も優遇されるそうです。
 ちなみにグリーン税制・エコカー減税とは「石油資源や地球温暖化など、環境のため低燃費でなおかつ排出ガスもクリーンな車を普及させるため、排出ガスと燃費が一定基準を満たす車両に対して、税金が優遇される制度」。 優遇減税は誰しもが歓迎することですが、違和感を感じるのは私だけでしょうか?
 秋晴れの中、近所で大豆の刈り取りが始まっています。冬の到来を感じさせる朝の寒さが無ければ、最高の季節です。 
2012年10月18日(木)
 少し遅れてキンモクセイの花が咲き始めました。キンモクセイの香りは、今日の様な雨の日には特に強くなるという事です。
 伏し目がちに、先を急ぐ雨傘の中にキンモクセイの香りが入ってきます。立ち止まり、傘と一緒に顔を上げキンモクセイを探す。 普段は全く目立たないキンモクセイですが、モノトーンの空の下では、ぐっと存在感が増します。ちなみに写真のキンモクセイは100年以上の木とのこと。 ひたすら、地道に100年以上・・・・。 今の人間の生き方を見て、この木は何をおもっているのでしょうか?
2012年10月17日(水)
 本堂前の芝の中に、たった一輪だけコスモスが咲きました。園芸品種の草丈ですので、「原産国のメキシコから種子が直接」、などという事はないと思いますが、どんな経過をたどって本堂前に咲いたのか? たった一輪で心細いでしょうに・・・。かわいそうな気もするのですが・・・。
 先日、ノートルダム清心学園理事長は渡辺和子さんの著書「置かれた場所で咲きなさい」がNHKで紹介されていました。

 『結婚しても、就職しても、子育てをしても「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきます。そんな時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。どうしても咲けない時もあります。雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、そんな時には無理に咲かなくてもいい。その代わり、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。』 著書抜粋 

 置かれた環境に不平不満もあるかもしれません。でも、置かれたご縁が私たちが咲くところなのです。
2012年10月12日(金)
 味覚の秋 本番 
 秋は様々な果実・野菜・魚が美味しい季節。食通でなくても楽しみな季節です。でも、果実・野菜・魚は人間に食べられるために成長したわけではないので、感情があるならさぞかし御立腹のことと思います。
 人は自分の命を維持するために、他の生き物の命を食べなければならにという矛盾を抱えています。 せめて最小限、合掌して「いただきます」の御礼の言葉は必要かと思うのですが・・・。
2012年10月11日(木)
 近所の電波塔の新設工事が始まっています。私の使っているD社の携帯電話は自室では繋がりにくくなっていました。「待ってました。いよいよ安心して使える。\(^O^)/」と思ったらS社の電波塔でした。(-_-;) 数年前に出来た電波塔はA社のだったし・・・。 S社・A社だったら良く繋がるんだろうなと思いながらも、会社の変更もをするわけにいかないし・・・・。
 繋がりが大切な携帯電話会社なんだから、各社が連帯して、「相乗りの電波塔を作ればいいのに・・・」と思うのは私だけでは無いと思います。でも、無理なんだろうな・・・・。
2012年10月10日(水)
 朝は寒くて目が覚めました。朝伺ったお宅の茶の間には、扇風機とストーブが並んで置いてありました。「念のため」ということでした。 確かに、今日の天気は朝は寒く、昼は暑い。今日の気温では、ストーブ、扇風機を使うほどではありませんが、「念のため」という安心感はありでしょう。
 私の部屋の扇風機は朝の冷たさで朝には片づけました。ストーブは午後の暖かさで出さずにおきました。ちょっとだけ、部屋が広くなっています。これもありです。
 近所の保育園は遠足?お散歩でした。やっぱり先生は子どもたちの左側を歩いていました。
2012年10月9日(火)
 玄関先に落花生が干してありました。雪国では長い冬の間、こたつの上にはミカンと落花生が乗せてありました。ライフスタイルの変化で、こたつを置かない家庭の増加でミカンの消費が少なくなっているとのこと。落花生の消費量は?落花生はナンキンマメ(南京豆)・唐人豆・殻付きピーナッツ・地豆などの様々な呼び名がされているようです。近郷では地もぐり豆ともいうようです。 地もぐり豆の名前の様に、落花生の豆は花が落ちたところにさやが生まれ、土の中で成長します。
  と説明していますが、落花生が土の中で出来るのを知ったのは中学3年生の時。木の枝に付いていると思っていた、落花生が、細い根にしがみつくように、びっしり付いていた様子は今でもよく覚えています。秋遠足の途中。あまりにビックリして指を指しても、周りの農家の友達は無反応。日常生活で見ていたんでしょうね。
 周りの身近なことでも、意外に知らないことが多いようです。いえ、身近だからこそ知らないことが沢山あるのかもしれません。
2012年10月8日(月)
 今日は秋晴れの爽やかな一日。こんな爽やかな日なのに午後から部屋の片付けをしました。 押し入れの隅から出てきたのは数本のビデオテープ。数年前に大量に処分したのですが、出てきたのは捨てるに捨てられないカビの生えたビデオテープでした。DVD化しないまま、今日に至ってしまったものです。其の内の一本が1986(昭和61年)にインドへ仏跡参拝に行ったときのもので、懐かしさに見入ってしまいました。印象的な参拝旅行ですら、26年も経過するとかなり忘れているものです。やがて60年になろうとしている私の人生。大事なことを忘れてしまっているのかも・・・・。
 それにしても、26年前の皆さんは・・・・・・若い(*^_^*)
2012年10月6日(土)
 だいぶ遅れて咲いた彼岸花を見つけました。彼岸花の別名の曼珠沙華(マンジュシャゲ)は梵語(ぼんご)の音写とのこと。また、彼岸花は有毒植物ということで、ネズミ、モグラ、虫の侵入を避けるために田畑の畦(あぜ)に植えられることが多いようです。
 その毒性と枝も葉も節もない独特の形態のため「あんまり好きでない。」と言われる方も多いようですが、毒成分の一つであるガランタミンはアルツハイマー病の治療薬として利用されているとのこと。(素人の民間治療は厳禁) また、凶作時には毒を抜いて飢饉食としての活用もあった植物だそうです。
 個性の好き嫌いはあっても、尊い命には違いありません。
2012年10月5日(金)
 回檀を予定していた朝なのに、土砂降りの雨。こんな雨では、車の乗り降りの時は傘も役に立たず。換えの足袋の用意を覚悟しましたが・・・。午後にはスッキリした青空。秋の空の変化は変わりやすいもので、正に「女心と秋の空」と言いたいところですが、先に「男心と秋の空」ということわざがあり、その男心が女心に変わったのだとか?真偽の程は定かではありませんが、ことわざとしては両方存在するようです。
 つまり「人の心と秋の空」ということでしょうか? 男心・女心ではセクハラになってしまいますので、今日の天気は正に「人の心と秋の空」 ということで決着!
2012年10月4日(木)
 任期満了に伴う新潟県知事選が4日告示されました。若者の政治離れが、投票率低下の原因になっているとのことです。歴史を振り返ると、選挙権を得るために世界でも日本でも命をかけた人達が沢山おられます。「選挙権」は権利と共に義務なのでしょう。本来、「権利と義務」は一体なものだと思います。投開票は21日です。大切な権利と義務をしっかり果たすつもりでいます。 皆さんもお忘れなく ヾ(^_^)

 午後は新潟市南区 梵行寺様で、本堂落慶法要、大遠忌法要の為の第一回会議でした。一年後に落慶法要を迎える本堂は、まだまだ写真の通り。でも・・・一年はあっと言う間。打ち合わせ事は沢山有りそうです。 
2012年10月2日(火)
 外から虫の音。日増しに大きな声になっているます。日中は暑くても、朝晩は涼しくなって、秋本番まっただ中。でも、近所のおじいさんは秋が終わってだっくらした。とのこと。翻訳すると、「稲刈りが終わってホッとした。」ということになります。「春=田植え 秋=稲刈り」 という稲作農家の特別な言い方があります。地域限定業界用語とも言うべきものでしょうか? 最近はマスコミでも長い単語を短くする省略語が盛んに使われるようになりました。次々と若者世代から、湧いて出てくる省略語に、世のおじさん達は付いて行けない様子。(私だけかな?)
 それにしても気になるのは、スマートフォンの省略語がスマホ!「フォン→ホン→ホ」の略語だとは思うのですが、「フォン→ホン」の省略がいかにもおじさん臭くて・・・。最初に言い出した人は意外に・・・・。 言葉の変化は若者だけの発想ではないようです。

 写真は昔懐かし背の高いイチジクの木。実ったイチジクで手の届かない高いところは鳥用。手の届くところは人間用なんだそうです。 でも、イチジクは高いところから熟してくるので、初物は鳥用ということになる様です。
2012年10月1日(月)
 近所の農家の乾燥機の音が聞こえてきません。稲刈り、乾燥の仕事は終わったようです。乾燥機が動き始めた頃には、感じていた稲わらの臭いが、段々慣れてきて感じなくなっていました。稲わらの臭いで思い出すのははざ木。子供の頃にはったはざ木はほとんど見ることができなくなりました。 はざ木の脇を通っての秋の徒歩遠足。出発前に先生から「はざ木の稲を引っ張らないように」という厳重注意。徒歩遠足で今の先生は、生徒の左側を歩き車の往来に注意、昔の先生は生徒の右側を歩きいたずらっ子の監視。それでも、時折聞こえてくる「コラー!(`_´メ)」という先生の怒鳴り声。懐かしく思い出されます。五感で感じたものは、何時になっても思い出を呼び起こす不思議な力を持っているようです。
 お借りした写真は新潟市西蒲区夏井のはざ木です。
2012年9月30日(日)
 昨日は「宗祖七百五十回忌 真宗教団連合結成四十周年記念大会(新潟大会)が新潟市のりゅーとぴあで行われました。高校時代はこの近くの高校に通っていたいたのですが、何十年ぶりということで・・・・・????。思い出を呼び覚ますものといえば「県民会館」ぐらいで、大きく変わっていました。白髪も増えるわけです。大会の記念講演は白髪のきれいな五木寛之氏。氏の知名度もあり、満席の会場で、大会は成功の内に終わりました。運営スタッフの皆さん。お疲れ様でした。m(_ _)m五木氏は1932年9月30日生まれ。80歳に今日なられちゃという事です。講演時間は立ちっぱなしの90分。話しの内容もさることながら、普段の節制が忍ばれる講演でした。
 台風17号の影響で風が強くなってきました。風雨にお気を付けください。
2012年9月28日(金)
 上越新幹線E1系Maxが老朽化のため、今日で引退することになったそうです。別れを惜しみ、カメラを持った人が駅を訪れていたとのことです。別れを惜しむ理由は、各人の思い出。 特に交通機関の思い出は、単に若い時の回顧というより、人生の節目に帰るという大切な意味もあることと思います。
 今日も残暑の一日。御門徒さんの飼い猫は、玄関の冷たいコンクリートの上でノンビリ!猫は居心地の良いところを探す名人です。
2012年9月27日(木)
 天気予報通りの秋晴れ。爽やかな乾燥した風の日は・・・衣替えの準備に絶好の一日。ということで、10月01日の衣替えに備えて夏物の法衣を虫干ししました。
 虫干しは着物の湿気を取るために乾燥した時に行います。陽のあたらない風通しの良い室内で行います。その時に大切なのは、法衣に汚れ、痛みがないか確認すること。確認の結果、一枚の法衣は寿命が来ているようで、新調する必要があるようです。来年になって慌てないように、京都の法衣屋さんに今、注文しておけば、来年の夏には楽々、間に合います。が・・・ついつい忘れてしまうんですね。

  法衣の寿命は使い方によりますが約20年。気になるお値段は20万〜というところでしょうか。高いようですが、痩せても太っても関係なく、身重差のほとんど無い、私と当院(長男)は、使い回しが効くという便利なところがあります。

 ということで、汗をかきながら行った衣替えの準備。汗を拭きながら思ったことは・・・・タンスに片付けたのは早まったかな? (^^; ....  いやいや、着物の衣替えは天候・気温に関係なく時季で行われるものです。 (^.^)  
2012年9月26日(水)
 昨日は午後は公務の会議、夜は勉強会でした。今日は午前中の学校町の回檀を終え午後はノンビリの予定でしたが、秋晴れに背を押され、あっちウロウロ、こっちウロウロ・・・。
 でも、「まとまった仕事をしておけば良かった」と思ったは、日馬富士の「全身全霊」横綱昇進の口上をTVで聞いた夕方。明日も秋晴れの一日になりそうです。(^^ゞ

 休耕田に植えられた大豆の葉が黄色くなってきました。収穫はもうすぐなんでしょうか?
2012年9月24日(月)
 近所の農家からもみ殻をいただきました。もみ殻は腐りにくいので、暗渠(あんきょ・田んぼ等の水はけを良くするために地中に作る水路)に使うのですが、畑にはどのように使うのか?「種をまいて土をかぶせその上に蒔く」のだそうです。腐りにくいもみ殻を畑に入れても大丈夫?と素朴な疑問が・・。「大丈夫」との答えでした。
 インターネットで調べると「土に混ぜ込んだ場合、先ず直接的な効果としては、通気性がよくなり、野菜の根張りがよくなります。かなり多量に施しても、炭素率が高いために、腐植が急速には進まないため、よく言われる窒素飢餓の影響は受けません。1〜2年経つと、次第に腐植が始まり、土の物理性を改善していくとともに、0.4%程度含まれるチッソ分の放出も始まり、肥料としての効果もわずかながらも期待できます。肥料分としてよりも、土の中に腐植が増えることが大きな効果です。
マルチとして土の上に置くと、乾燥を防いで、土が硬くなりにくくなります。これからの霜対策としても有効です。」
とのことでしたが、入れ過ぎは禁物とのこと。

 雑学は、必要な人は役に立つ。不必要な人には全く役に立たないのが雑学。 世は雑学ブーム。雑学は人生を豊かにするのだとか? 学ぶという事に「雑」ということは無いのでしょうね。
2012年9月22日(土)
 彼岸の中日。毎年は23日なのですが、今年は113年ぶりの22日の中日なんだそうです。平年通り23日が彼岸の中日なら、三連休だったのにとガッカリする声も聞こえています。
 ところで、彼岸の中日は国民の祝日。祝日という言葉が気になるところですが、「国民祝日に関する法律」を見ますと、秋分の日には「先祖を敬い、亡くなった人を忍ぶ」とあります。この祝日は有意義に過ごされたでしょうか?
 暑さ寒さも彼岸までというように県内は、残暑が収まるそうです。日没が日に日に早くなっています。
2012年9月21日(金)
 数日の雨模様。「待ってました。やっと涼しくなりました。\(^O^)/」と諸手を挙げて喜べないのが人間。暑ければ暑いなりに、雨が降って涼しくなれば涼しくなったなりに、悩み・問題が出てきます。

 豊作という事で始まっていた稲刈りも、六割くらいは終わっているでしょうか?首都圏に新潟米が出荷したとのNEWSも流れていました。
 でも、この雨のお陰でしばし稲刈りは中断。おまけに新米の検査も中断しているとのことです。16日に載せた写真は倉庫に搬入待ちでなく、倉庫が手狭なため外での検査待ちだったとのことです。雨のお陰で検査が終わらない新米が倉庫にいっぱい。お陰で、乾燥を終わった新米は自宅待機。自宅待機の新米で、農家の作業小屋は満杯で稲刈りが出来ない。悪循環解消は、週明け以降とのことでした。

 明日は彼岸の中日。午前10時より法要が始まります。
2012年9月20日(木)
 今日は戦争で亡くなられた男性の六十九回目の祥月命日。戦死された男性の娘さんもお参りに来られていました。
 「新発田部隊に、この子が母親におんぶされて面会に行った時、軍の規則で父親に抱いてもらえなかった。」と涙ぐみながら話す叔母さん。「そうだったんだ。初めて聞いた。」と父親の記憶が全く無い娘さん。
 叔母さんはそのことを、忘れていた? いいえ、七十年位経ってやっと話すことが出来るようになったのでしょう。
 六十八年前も今日のように、コスモスが咲いていたのでしょうか?
2012年9月19日(水)
 いくぶん涼しい一日でした。雨が降ったことだけでなく、もう涼しくなってもいい季節を迎えているのです。「今年は夏が2回来たようで・・・でも、冬が二回来るよりもいいかな?」と暑い毎日の中でも寒い冬が気になるのは雪国の人間だからでしょうか? あまり先を見すぎると、今のことが見えなくなってしまいます。

 今年は彼岸花の開花が遅れているとのこと。彼岸花は20度くらいにならないと開花しないという事ですが、成長が早いので、「いつの間にか開花」というのが特徴。今頃は外の様子を気にしながら、開花めがけて土の中で十二分な準備をしているんでしょう。準備が直接に素早い行動に反映される彼岸花がうらやましいような気がします。
2012年9月18日(火)
 明日は彼岸の入り。「彼岸会(ひがんえ)」は、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。また、この期間に行われる仏事のこと。暦の上では最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」といいます。彼岸法要は806年に日本で初めて行われたと記録が残っている、日本独特の仏教儀式。22日は彼岸法要が勤まります。お参り下さい。

 今日は、コレステロールの薬をもらいに主治医の先生の所へ行ってきました。最近、待合室で目立つのが、認知症に関するパンフレット。少し気になるお年頃ということで、手に取り斜め読み。呼び出しがあったので、診察室へ行くと・・・。先客?がいました。(^.^;  慌てた様子でいつも看護師さんがいつもの笑顔で「まだです (^_^)」。またまた、にが笑いしながら待合室に逆戻り、認知症のパンフレットを熟読したのは、いう訳もありません。 (・・;)

 明日は夕方から雨が降り出すそうです。暑さは・・・少し和らぐそうです。
2012年9月17日(月)
 「ひどい!」としか言いようのない暑さでした。風はあっても熱風!もうすぐお彼岸なのに・・・。
 今日は地蔵堂の新町地区の回檀でした。町場ということで、仏間にエアコン完備のお宅がちらほら。それにこの地区は雁木(がんぎ)が残っているところ。雁木は冬・雨に便利と思っていましたが、日差しよけにも有効。日差しを避けての雁木づたいの回檀でした。
 それにしても、この高温での稲刈りは苦労されている様ですが、雨よりもまだマシとのことでしたが、やっぱり・・・。お疲れ様でした。
2012年9月16日(日)
 法事が終わって帰ってきたのが、午後の2時30分。「昼の酒は効く」と先人が言っていた通り、夕方になっても未だにお酒がしっかり効いていて、午後は何もできませんでした。 (;^_^  昔はコンバインに一升瓶を乗せて稲刈りをしていた猛者がいたとか!お酒で体が動かなくなる人、お酒の力で体を動かせる人。人の生き方同様、体質も様々です。

 JAの倉庫前に搬入待ちの新米が積んであります。お天気だから出来ることです。
2012年9月15日(土)
 食欲の秋。先日、県外の友人が仕事で新潟に来たおり、新潟名物、みかずきのイタリアンと万代バスセンターのカレーを食べに行ったとのことでした。県外の友人が知っているのに私は聞いたことの無かった万代バスセンターのカレー。早速調べてみました。
 万代シティバスセンター内にある立ち喰いコーナー「万代そば」にあるカレーでキャッチフレーズは「昔懐かしい黄色いカレー」とのこと。食べた人の感想では懐かしい給食風カレーとか? 地元の良さ同様に、御当地ものB級グルメも周りの人の方がよく知っているようです。 ちなみに、友人が食した感想は「個人の感想」ですので・・・書かないでおきます。

 真っ白な新米をいただきました。やっぱり新潟の一番の名物はお米でしょう。ごま塩のおにぎりは間違いなく新潟のA級グルメです。
2012年9月14日(金)
 玄関の前にポットに入った苗。白菜の苗だそうです。毎年は山の畑に八月中に、種を直まきをしていた白菜ですが、今年の猛暑、小雨でぎりぎり待って・・・断念。「山の畑に水をもって行けないから・・・(-_-;)」 他所より少し出遅れた白菜の苗。少しタイミングが遅れても立派に成長することと思います。

 今年の暑さはまるで夏が二回来た様で、夏バテも二回分来そうな様子です。でも、冬が二回分来るより・・・いいかな f(^_^) とにかく、これからが夏バテのシーズンとのこと。体調にはお気を付け下さい。
2012年9月13日(木)
 今日は聞法会。田んぼ、畑仕事で疲れになっておられるのにありがとうございました。
 ホテル等で泊まると眠りに付きにくい。もちろん環境の変化によるものなのですが、原因はその人によって様々なのですが、布団・枕などが挙げられるとおもいます。私の場合は、間違いなく明かり!明かりが目に入ると眠れないんですよね。ところが、明るくないと眠れないという方もおられるのだとか?眠りに関しても人様々なようです。 でも、明るいと眠れない私が、昼寝の時の明るさは気にならないのはどうしてでしょう? 私のミステリーの一つなのです。
日中はまだまだ暑い日が続いていますが、夕日の赤は秋を感じさせる色?になってきました
2012年9月12日(水)
 昨日は真宗佛光寺派新潟教区の終期総会でした。懇親会付きということで、弥彦のホテルにお泊まり。たまたま同泊していた団体が千葉県の「ミステリーツアー」ご一行様。何でも、行き先不明のツアー何だそうです。不況の旅行会社も次々と新しい企画を考えるものですが、携帯電話が有るから参加できるのでしょうね。
 世の中のミステリーの極みは人間。特に自分自身は一番近くにいて、一番知っているはずなのに、不可解で正にミステリー。 外に向けたミステリーツアーもいいですが、自分自身のミステリーツアーも出発してみませんか?
 雨で田んぼの稲が倒れてきました。以前と比べコンバイン(稲刈り機)の性能が良くなっているので、大した苦労は無くなったとのことですが、コンバインの値段も上がっているのだそうです。
2012年9月10日(月)
 今日は、寺泊小豆曽根地区と寺泊鰐口地区の回檀でした。50年以上前とは様子が変わりましたが、各地区ごとに在家報恩講として伺う、年に一回の大切な行事です。あらかじめ伺う日にちの連絡は差し上げるのですが、最近は土曜、日曜でないと留守になるお宅があり、戸別変更が多くなりました。おまけに、急な法務が入ることがあり、予定を決めるのには苦労することが多くなっています。
 今日の夜半から明日にかけて雨の予報が出ています。兼業の稲作農家は、天気予報と休日とを照らし合わての、予定決定に苦労されておられる様です。。
2012年9月9日(日)
 96歳女性の葬儀と91歳男性のお通夜に行ってきました。大正・昭和・平成と三つの時代をご苦労された方々でした。どんなに多く人間がいても、それぞれのの顔が違いように、それぞれ歩まれた人生という道は違います。右へ行こうか?左に行こうか?それとも真っ直ぐ? その時その時で悩み、苦しみ選んで、選んで来た道だった思います。でも、振り返れば「あぁ。私にはこの道しかなかったんだ。曲がりくねってはいても一本道だったんだ。」と確信できた人生の最後を向かれることが出来たら、それだけで生まれてきた意味が見いだせるのだと思います。
2012年9月8日(土)
 稲刈り真っ盛り。今年は豊作だけれど、籾が厚く、水分が多く乾燥に時間がかかるとのことです。残念ながら籾の厚さと水分量の因果関係は不明?
 「若い頃と違う・・」と思わず体力低下の愚痴が出てしまう、稲刈りに励むおじいちゃん。「歳をとるとせっかちになる」とは先人の言葉。歳を重ねると同じ仕事でも時間がかかってしまいます。当然、その分、早く仕事を始めないと仕事が終わらない。若い人からすると、「せっかち」に見えるのでしょうね。歳を重ねたが故に、先人の言葉にうなずけることが出てきます。 結構、感動ものです。
2012年9月7日(金)
 最近気になっているのは、スカイ・ツリーと同じ高さの弥彦山のロープーウェー。最後に乗ったのは、小学生の頃だから50年ほど前?
 同じ高さなら、一面田んぼの平野が見えて、日本海が見え(時には佐渡島も)、しかも空気が美味しい。そんな弥彦山はスカイ・ツリーよりも断然お薦めとかねがね、郷土愛に燃えて発言している小生にとってロープーウェーにズッと乗っていないという事は、はなはだ説得力に欠けるということで、乗ったつもりで写真だけ撮ってきました。 これも、やっぱり、説得力にかけますよね。
2012年9月6日(木)
 想定外でしたが予報通りの雨。稲刈りを予定していた農家は・・・・がっくり!一方、畑にとっては恵みの雨だった様です。待ちに待った、雨に大喜びのお父さんは家の前の畑で雨具を着て畑仕事。私が伺った事に気が着いた様子。車を降りて、「おはようございます」と挨拶し頭を下げたのですが・・・・何か変・・・・・。かかしでした。(^^; ....
 こんな時のリアクションは大抵、周りをキョロキョロ。誰も見ていなかったかを確認し苦(にが)笑い。
 大きく分けると笑いは「快楽・不快・社交・本能」の4種類に分類されるとのことですが、思いつくだけでも「含み笑い; 薄ら笑い; せせら笑い; 作り笑い; 苦笑い; 思い出し笑い; 独り笑い; 高笑い; 馬鹿笑い; 追従笑い; 貰い笑い; 誘い笑い;愛想笑い・・・・・」等々
 人間の感情は、笑いだけ考えても、必要以上にとんでもなく複雑なのです。
2012年9月5日(水)
 早生米の稲刈りが始まっています。早生米の今年の収穫量は多いとのことですが・・・農家の表情は(^o^)(-_-;)と複雑。ころころ変わる農業政策によるものなんだそうです。
 震災以来、いっそう速やかで継続的政策を望まれているですが、最近は党の代表選挙の話題一色。議員さん達の眼(まなこ)には何が映っているのでしょうか?何か大切なことを忘れているようで・・・・。
 向かい合い対話することは大切です。でも、同じ方向を見て、同じ願いを仰ぎ見ることを忘れてしまっては、何の為の対話なのかを見失うことになってしまうようです。

 金環日食・スカイツリーと見上げることはあっても、仰ぎ見ることを忘れてしまっているのは議員さん達だけではない様です。
2012年9月3日(月)
 今日はドラエモンの誕生日とか。そして「睡眠健康推進機構」が定めた「睡眠の日」なのだそうです。
 全国の20代から40代の男女を対象とした、あるアンケートによると71%のひとが睡眠に関して不満をもっているとのこと。 「睡眠」は「食事」、「運動」に並ぶ健康の基本ですが不満を持っている方が多いようです。快眠の為の生活習慣は、規則正しい「運動」と「食事」とのこと。でも、「規則正しい、夜更かし、運動不足、暴飲暴食」では規則正しいと行ってもだめなんでしょうね。

 ところで、睡眠の不満として44.9%の人が「日中に眠くなってしまう」を挙げています。ちなみに、明日は泊まりがけの勉強会・・・・・。講義の最中に・・・・・・。朝晩少しは過ごしやすくなったとはいえ、まだまだ寝苦しい日が続いています。早く寝る以外に自衛策はないようです。

 本堂前に駐車スペースを作りました。6〜7台は駐車できると思います。ご利用下さい。
2012年9月2日(日)
 昨日伺ったお宅では、小学生の男の子と父親が真剣な様子で向かい合い正座。まずいタイミングで伺った?のかと思いましたが、そんな理由は、親子の真ん中にある一枚の紙。上が半分が空白で下は縦の行線。夏休みの絵日記でなく絵も描く読書感想文だそうです。空港の出発ロビーで、海外旅行の目的はと聞かれ「子供の絵日記のために・・」と平気で答える親がいる教育熱心の昨今。何処にも行けない子どもたちのために、学校では、定番の絵日記から読書感想文に変更したのでしょうか? 何事も始まりがあれば終わりが来る。その終わりの総まとめは大変です。 ちなみに内緒の情報。本を選んで、ジェネレーターで選択していくと「読書感想文できあがり」というHPがあります。もう遅いかな?
 近郷では早生米の刈り入れが始まっています。気温は真夏でもやっぱり季節は秋になっています。
2012年9月1日(土)
残暑お見舞い申し上げます。m(_ _)m
住職日記は大学生も驚くほどの長〜い夏休みをいただきました。充電期間とはとっても言えない、ノンビリした夜を過ごさせてもらいました。 ちまたでは「ついに住職はダウンしたか?」との声も聞いてはいたのですが・・・・。近郷の小学生はそろそろ新学期という事で、住職日記も再会です。

 写真は8月30日31日と寺院仲間で行った富山県の光久寺様の茶庭。大変立派な庭なのですが気になるところは庭の造りよりも手入れの状態。「さぞかし大変だろうな・・・」と考えながら、思い出すのは大蓮寺の庭の手入れ状態。帰ったら「あそこと、ここと・・・ああやって、こうやって・・」純粋にお庭鑑賞といかないのはひょっとして職業病?なのでしょうか?

 小生は子供の頃から、頭の切り替えが下手な様で、下手な心配ごとで時間ばかり費やした事は数知れず。今更、軌道修正という訳にはいかず、死ぬまでお付き合いということになりそうです。