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2011年4月30日(土)
 近隣の田んぼでは代掻(しろか)きが盛んに行われています。ビニールハウスの中では、出番を待つ苗がすくすくと育っています。 田植えは、一番人出を必要とするので一家総出の仕事。平日はほとんど人がいない、田んぼが一番ににぎやかになる季節です。
 今日は新潟市内の親戚寺院の一周忌の法要でした。ゆったりと流れる時間の中にご家族が、時間をかけ周到に、見えないところの準備をされたていた様子が伺うことができました。 法事・仏事の一つの意義を知らされたご法要でした。
2011年4月29日(金)
 ゴールデン・ウイークの始まりです。かつてマスコミでは、多くの仕事を休めない人たちの為にゴールデン・ウイークと呼ばず、大型連休と呼ぶようにしていたのだそうです。でも、仕事を休めない人に大型連休と呼ぶように配慮したというのも、間の抜けた話です。
 日本ではゴールデン・ウイーク。英国では今日は、ウィリアム英国王子と婚約者キャサリン・ミドルトンさんのロイヤル・ウエディングが、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われています。式には約1900人が出席、テレビなどを通じた視聴者は20億人を越えているとのことです。
 今日は御門徒さんがお嫁さんと結婚後の挨拶に来られました。20億人分のお祝いを
      \(^^\) (/^^)/\^o^/\(^o^)/(^^)Vヽ(*^^*)ノ
 申し上げます。おめでとうございます。お幸せに。m(_ _)m

 庭のしだれ桜が満開です。
2011年4月27日(水)
 昨日は勉強会。そんな中で、普段していたことが、皆さんと違うことを教えてもらいました。この歳になったからこそ、新しいことの発見は恥ずかしいを通り越して、むしろ感動ものなのです。
 今日伺ったお宅の玄関先。早くも大きく伸びてしまった苗?と思ったらずらっと並んだねぎっ子達でした。雨が続いて畑に植えられなかったとのこと。今日は暖かかったから、きっと植えてもらったことと思います。広い地面に植えてもらったねぎっ子達は大きくなることを夢見て真っ直ぐと背伸びをしていることと思います。
2011年4月24日(日)
 老夫婦の二人暮らし。広い庭の掃除は、天候と体調次第。秋の大量の落ち葉掃除はは、行き届かないことがあります。
        「早い冬 秋の落ち葉を 春に掃き」 
 想定外の早い雪で秋の落ち葉掃除が間に合わず、掃除は春に持ち越し。我が家でもよくあることです。 でも、使い放題使ってきた電気の後始末を、次の世代に持つ越すことになるとは、・・・。心苦しいばかりです。
 田んぼでは代掻きがもうすぐ始まりそうです。
2011年4月23日(土)
 今日は一日雨。珍しく家におられたおばあちゃん。「今日は畑仕事はお休みですか?」と声をかけると、「草も休んでくれたらいいのに・・」と独り言。雨の日でも暖かくなってきました。
 伺った先のご主人の実家は福島県。実家は計画的避難地域に指定されたのだそうです。「避難先には田植えが終わったら行ってくる」と元気そうに話しておられましたが表情は曇り気味。ご心配の様子でした。一日も早く避難解除になることを、日本中が願っています。
2011年4月22日(金)
 女優の田中好子さんが21日夜に亡くなられたとのことです。田中好子さんは元キャンディーズとして1978年の解散まで70年代のトップアイドルだった。当時、ほとんどジャズしか聴かなかった私でも、キャンディーズ解散のニュースに驚いたものでした。
 「普通の女の子に戻りたい」という解散コンサートの言葉はあまりに有名。後日、「普通の女の子に戻りたい」という言葉はとっさに出た言葉だったと語られていたとのことです。
 トップアイドルゆえに個人の願い、思いは全く無視され、考えることもさえもタブー視されていたとのことです。「普通の女の子に戻りたい」というのは、自分でものを考え、行動し、夢を見る。つまり、「自分の足で立ちたい。地に足が付いた生活をしたい。」という叫びだったのかもしれませんね。
 花魁道中は中止でも、大河津の桜は咲いています。お花見にお出かけ下さい。
2011年4月21日(木)
 前庭の梅のつぼみが開き始めたことをお知らせしてから・・・いつの間にかしだれ桜が咲き始めていました。今年は震災の影響で花魁(おいらん)道中が中止になりました。行くことはほとんどないのですが、それでも季節の節目、話題が一つ欠けたことで何かしら、間の抜けた春になっています。この花魁道中は、分水地区では一番の人出がある行事。地元のとっては、ほとんど経済効果の無い行事との批判があるのですが、いざ中止になると、思わぬ経済損失があるとの話を聞きます。経済のつながりも、人のつながりも、普段気がつかないところで、深く結びついているようです。
2011年4月1日(金)
 今、大きな悲しみ・不安が日本中を覆い尽くしています。でも、今日から4月。新年度の始まりです。新入学生・新入社員・転勤など多くの人たち希望を持って立ち上がり始めました。一人一人の希望のつぼみが集まり、やがて日本という木いっぱいに花を咲かせることでしょう。前庭の梅のつぼみが開き始めました。\(^O^)/   とは、かなり写真とのこじつけは無理があったかな?(^^; ....
 暖かい日だったので、近所のおばあちゃんは畑に・・。「たいした仕事もしないのに疲れた」とぐったり。この時期の畑仕事は肩慣らしから・・。あまり無理をしないで下さいね。
2011年3月29日(火)
 六葉は元々漆を塗りその上に金箔を張ってあったということが修復の過程でわかりました。飾り職人の方は、元々の様式での修復も含めて幾つか修復案を出してくれました。漆に金箔も心が動きましたが、結局は安くて丈夫ということで、銅の六葉に金メッキということでお願いしました。出来てきた六葉はご覧の通り、すばらしいものが出来上がってきたのですが・・・・。金色の六葉を付けてもらった、築90年の本堂が恥ずかしそうで・・・。でも、10年もすれば馴染んでくることと思います。
2011年3月28日(月)
 写真は本堂正面に付いていた六葉。(菱・葵などの6枚の葉を六角形に模様化したからいう)長押(なげし)・扉などの釘隠しなどに用いる銅制の金具です。長い間、風雪にさらされてかなり傷んできましたので、思い切って直すことにしました。でも、残念ながら修復が不可能な六葉もあり、8個ほど新調することに・・・・。元の形に近いものをお願いしましたので、職人の方にはご苦労をおかけしました。 先日、無事に見積もり通り納めてもらいましたので、近くにお出での節はお立ち寄り下さい。でも、一つ気になることが・・・。
2011年3月25日(金)
 本堂の瓦が外れていることに気付き、早速直してもらいました。「地震の影響?」かと思いましたが、銅線が切れているので、どうも雪による被害の様です。ということは、かなり以前からこの状態・・・。雨漏りに至るような場所ではなかったのが幸いです。雪解け時に下から確認はしたつもりだったのですが・・・・・。 

 辞書によると「積もり」とは「そうでないのにそうなった気持ち」なのだそうです。つまり当てにならない事の言い訳の言葉ということですね。 出来るだけ使いたくないものです。
 そう言えば、先日納品された品物。請求書が届いていないのですが、見積もりと請求額が違うなんてことがあるのでしょうか?ちょっと心配になってきました。 (^^; ....
2011年3月24日(木)

 今日は果て岸(お彼岸の終わり)。でも、寒い日が続いています。東北関東大震災の影響を新潟の生活の中でも段々と見聞きし感ずる様になっています。東北関東大震災の影響は、日本中に徐々に波紋が広がっているます。
 でも、TVの報道を見て沈みがちな私を励ましてくれたのは、多くの不安を抱えながらも「悲しんでばかりいられない。やれるところからやる。」という被災者の言葉でした。今は「落ち込んでばかりはいられない。やれるところからやる。」という国民一人一人の気持ちが、大切な事かと思います。
 写真は昨日の国上山。今年の春は少し遅くなる様ですが必ず春は来るはずです。

2011年3月12日(土)
 東北地方太平洋沖地震から30時間が過ぎました。時間経過に比例し被害の甚大さが少しずつ明らかになり、信じがたい映像と情報が報道されています。
 首相談話によると50以上の国から支援の申し出があるとのことです。新潟県からも消防隊隊員・ライフライン技術者など宮城県などに派遣されたとのことです。
 写真は2004年の新潟県中越地震直後の三条燕IC。
2011年3月11日(金)
東北地方太平洋沖地震はM8・8、国内最大規模
 本日発生した東北地方太平洋沖地震は、国内観測史上最大の地震だったそうです。このままでは、国内災害史上最大級になってしまうとのことです。災害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 長い時間ゆれた地震でしたが、大蓮寺は今のところ、被害は見つかっておりません。

 普段、当たり前の様に使っている、固定電話・携帯電話・メールがかなり長時間使えなくなっていました。たまたま東京に行っている母と連絡が取れず心配したのですが、一緒に行っている方のご家族から無事との連絡があり安心しました。まだ、ご家族と連絡が取れなくて心配されている方も多いかと思います。
2011年3月8日(火)
 昨日は本山布教。福井県から源善浄 師がおいでになりました。源師には当院(長男)が京都でお世話になったとのことでした。きっちりとポイントを押さえ、中心がぶれないお説教をいただきました。
 「ポイントを押さえ、中心がぶれない」ということは、お説教だけでなく、人生の基本なのですが、ついつい中心からそれてしまい難しいものです。

 最近ルーターの調子が悪くインターネットがつながらなくなります。 (-_-;)  原因不明ということで、いろいろ解決方法を試みたのですがほとんどダメ。唯一効果があったのは「ルーターの電源を切り、5分ほどたってから電源を入れなおす」。 説明書にもある何とも不思議な解決法。これで解決と言えるのでしょうか?(^^; ....
2011年3月6日(日)
 今日は啓蟄。冬ごもりしていた虫たちが動き出す季節になって来ました・・・が、今日は地上に出てきた虫たちは、地中に潜りなおしたことと思います。2月14日にお知らせした本堂前の雪はだいぶ小さくなってきました。早く消えるように。少しずつ崩していた時もあったのですが、ここまで来るとちょっとかわいそうで・・・・。この雪が消える頃は、何時頃になるか?またお知らせしたいしたいと思います。
 明日は本山布教(お師僧)。福井県より布教使がおいでになります。ストーブを全開にしてお待ちしております。
2011年3月5日(土)
 昨年から計画していた実家の母の米寿のお祝いでした。八十八年間のご苦労お疲れ様でした。寺を守りながら3人の子供を育ててくれました。でも、、ご苦労の大部分は内容は私だったのかもしれませんね。これからもご苦労、ご心配をおかけます。よろしくお願いします。m(_ _)m
 宴の最後は孫全員による合掌。目を真っ赤にし、ニコニコした母の顔を見ながら、一昨年亡くなった父のことを考えていました。たぶん・・・きっと、みんな同じ事を考えていたのだと思います。「もしも、父が元気でいてくれたら・・・・・」
2011年3月4日(金)
 朝一番のTVから流れてくるNEW報道は、気持ちが沈んでしまうようなものばかり。「今日も一日頑張るぞ」という朝の決意がダウン気味になるのは、ひな祭り寒波だけの影響ではないようです。でも、そんな意気消沈している私が、暖かい部屋でTVを見ているその瞬間にも、TVをOFFにしても、消えることのない、どうしようもない現実に直面しておられる方がおられるのです。

 先日結婚された若いご夫妻が挨拶の来られました。カップルの満面の笑みに、一足先に春が訪れた様でした。お幸せに\(^O^)/
2011年3月3日(木)
 真冬並みの寒い一日でした。でも、季節も気持ちも半分は春ということで、体感的には真冬以上の寒さでした。三寒四温を実感するには少し早いようです。
 今日は上巳(じょうし)桃の節句。節句とは本来季節の節目となる日。先人はその季節の節目を通して、文化を育んできました。
 明治時代になって、旧来の節句行事を廃止して、新しい祝祭日が設けられました。でも、女の子が健やかに、そして可愛らしく育つように、病気や事故なく幸福な人生を過ごせるようにとの願いが込められたひな祭りの行事は連綿と今も伝わっているのです。
 写真は昨日の続き。立って行う法事作法は普段の法要では見られません。
2011年3月2日(水)
 昨日は佛光寺派の僧侶30名以上が集まり、大蓮寺が会場で声明・作法の講習会がありました。講習会の前半は声明(お経)の練習。後半は法衣を付けて作法の講習。今年、五月に本山で行われる、親鸞聖人750回大遠忌に向けての講習会でしたので真剣な様子でした。頭の中での体の動きは理解していたつもりでも、実際に体を動かしてみると曖昧なところが多く出てきます。イメージトレーニングも大切ですが、やっぱり実際の行動は大切な様です。
 写真は昨日の作法講習の直前の様子。正装したお寺さんの前には経机でなく長机。何か違和感を感じました。