2010年6月30日(水)
 団参二日目。晨朝参拝後朝食。まず最初に向かったのは、法然上人が開基の、浄土宗の総本山 知恩院。 国宝の三門(一般には寺院の門を称して「山門」と書くのに対し、知恩院の門は、空・無相・無願という、悟りに通ずる三つの解脱の境地を表わす門(三解脱門)の意味で、「三門」と書きます。)を抜けて、本堂へ参拝。そして、大鐘楼へ行く石段を上がり、大鐘楼を過ぎると、そこは、吉水の草庵址と言われる安養寺。
 近くには青蓮院で用いる湧き水があり、いつしか、この場所を吉水と呼ぶようになりました。法垂の巌はかって法然上人が、ここ吉水で法を垂れたことから由来します。
 法然上人を慕って、吉水の草庵を訪ねた人は道俗・貴賤・男女・老少をえらばれず、こうした多くの人たちに法然上人は浄土三部経にもとづいて念仏往生を説かれました。
 法然上人は黒谷上人とも呼ばれ、13才で比叡山に登り、以後25年間一切経閲読に努められました。しかし生死解脱の道は得られず、比叡山を下りられました。43才の春、善導の観経疏に出遇われ、専修念仏の教えに帰依されてからは、吉水において盛んに念仏の道を説かれました。
 親鸞聖人が法の師を求めて叡山より六角堂の観世音に百日参籠された後、この吉水の草庵に訪ねられたのは、法然上人69才、親鸞聖人29才の時でした。 
2010年6月29日(火)
 団参の出発には、濡れた傘を持ってバスに乗り込んだのですが、それ以降はずっと、傘のお役目はありませんでした。バスのガイドさんは「梅雨時に晴れたのは、私の精進のたまもの・・・」胸を張っておられましたが、お天気はたまたまのご縁で晴れにもなり雨にもなります。でも、団参中のたまたまのご縁の晴れは助かります。葺き替えが終わったばかりの、晨朝後の大師堂の大屋根は、青空に生えて見とれるばかりの光景でした。
 ここ数日はパソコンが絶不調。急に使えなくなる可能性が。電源を入れてから使えるようになるまで、30分以上かかっています。原因を探ろうと、悪戦苦闘! 原因は特定できない場合は、OSの再インストールが一番簡単とある掲示板に・・・。 でも、それが一番やりたくないことなのです。
2010年6月28日(月)
 団参報告3回目。京都の企画旅行では日程的に無理なのが晨朝(じんちょう朝のお勤め)参拝。寺が企画したの団体参拝だからできること。おまけに、平均年齢が少々高めの皆さんにとっては、7時からの晨朝参拝は、全く問題はなかった様です。
 普段は、大蓮寺の本堂で晨朝を勤めているのが私が、この日は、晨朝に参拝するという逆転でしたが、御本山参拝という事で、別の意味の緊張感がありました。やっぱり本山なんですね。でも、写真を撮る余裕はあったのです。(^^ゞ
 今朝、鈴虫の孵化が始まったことを確認しました。昨年より、10日ほど遅く成っています。そういえば、果物農家でも生育が10日ほど遅れていると、昨日聞いたばかりです。いのちの営みは、不思議としか言い様がありません。まさに不可思議という事です。
2010年6月27日(日)
 本廟参拝の後は本山佛光寺参拝。本堂・御影堂を案内してもらった後、須弥壇納骨をされておられる方は須弥壇下の納骨所へ案内していただきました。御本山でのご家族との再開は特別なのです。
 写真は本堂に置いたあるキンは明治時代に燕市にある御門徒さんが寄贈した物。当時は遠い京都でも、御本山に対する思いは近かった様です。
2010年6月26日(土)
 23日に出発した団参。朝の雨を気にしながらの出発でしたが、京都へ到着したときは晴れ。まず、行ったのが佛光寺本廟。 京都市東山区粟田口鍛冶町にある佛光寺本廟は、宗祖親鸞聖人御廟所(お墓)を中心とした真宗佛光寺派の墓所。まず、親鸞聖人のお墓参りをさせていただきました。一応、本廟が開いているのは4時までということになっているのですが、時間が過ぎての参拝になってしまいました。でも、職員の方がニコニコと対応してくれるのが、家族教団と言われる佛光寺派のいいところです。
 おまけに、本廟参拝のお供物の京都産おかき(お煎餅)が絶品。おかきにうるさい新潟県人をも「うまい(ё_ё)」とうならせるしろもの。本末転倒ですが、このおかきを食べるためにも、京都に行った時は、是非とも本廟に御参拝下さい。(^^; ....
2010年6月25日(金)
 「便りの無いのは無事な証拠(#^.^#)」と言い訳を言わなければならないほど、久しぶりの日記になってしまいました。(^^ゞ
 先ほど、京都・三重方面の団体参拝から帰ってきたところです。 今回の団参の主目的は、御本山のほかに高田派本山の専修寺(せんじゅじ)様。三重県にあるという事で、なかなかうかがうご縁がないのですが、今年の団参は思い切って行ってみました。
 専修寺様の伽藍は大きいということは知っていたのですが、実際に行ってみると、予想以上の大きな建物でした。歴史的に言えば、佛光寺派と高田派は兄弟教団と言ってもいいと思うのですが、本堂の荘厳(お飾り)などもかなり違っています。教義はと・・確認するには、団参として許される時間が足りませんでした。残念だったには、国宝の三帖和讃(親鸞聖人筆)を見ることが出来るのかと思っていたのですが、展示されてあったものはレプリカとのことでした。
 追って、団参の様子を報告させていただきます。
2010年6月11日(金)
 「大蓮寺仏教婦人会総会」ということで、百名ほどの参加をいただきました。法話はこの数年お願いしている三条の徳誓寺様。お忙しいところ無理を言ってお願いしています。ありがとうございました。
 ところで、ここ数年大蓮寺で問題になっているのがトイレ。今日のように、女性が多いお参りの場合は全く数が足りません。設置場所、建設費などを考えると・・・・。 40年 50年前はお参りも現在より数倍多かったはず。どうしてたのか不思議です?
2010年6月9日(水)

 昨日の午後は、11日に行われる仏教婦人会の準備、着付け教室、お通夜と時計を見ながらのスケジュールでした。着付け教室といっても、お坊さんの為の着付教室。正式名称は「衣体作法」ということになります。普段は、何気なく済ましていることも、「正式には・・」ということになると???
 先ずは、お衣のたたみ方。ポイントはココというように、五条袈裟のたたみ方なども丁寧に教えてもらいました。総じて、基本は生地が傷まないたたみ方という事の様でした。お衣は丁寧に扱えば20年、30年と使える物。いい勉強をさせていただきましたが・・・・。出来たら、衣替えの前に開催して欲しかったのですが・・・。
(^^ゞ

2010年5月31日(月)
 明日は6月1日。八ヶ月お世話になった冬物の五条袈裟・お衣を片付けました。本山から許可されているお衣の生地は、縦糸と横糸の指定があります。でも、こうしてみると、同じ法衣店で、同じ縦糸・横糸を使っているはずなのに、三枚とも、微妙に色の感じが違います。布の織り手などによって、生地の光沢は微妙に変化するのだそうです。
 人生の横糸と縦糸も織り手によって、同じ環境で育った兄姉でも微妙に輝き方が違うように輝き方が違います。それが個性なんでしょうね。
2010年5月30日(日)
 ある法要のお斎。隣の住職さんは、別に出された地物の野菜がいたくお気に入りの様子。特に完熟トマトは絶品とのこと。あまりに勧められるので、数年ぶりくらいに、見るのも嫌なトマトを食べてみることにしました。
 「(ё_ё)」このトマトなら何とかいけそうです。 近頃のトマトは、野菜でなく甘い果物になっているんですね。でも、昔ながらの青臭いトマトが好きな人からは異論が出そうです。
 今日から10日ほど、当院は京都の本山に出張です。のんびりした日はしばらくおあずけの様です。
2010年5月28日(金)
 数日後には衣替え?と疑いたくなるような低温です。毎年であれば、「5月いっぱいは冬物のお衣でも仕方がないか」と汗をにじませて勤める法事ですが、今年はそんな心配はないようです。その代わり、気温に関係なく日にちで、変える着物は、もう数日で、スケスケの夏物のお衣を着なければなりません。 (^_^;  その日の天気を考えることがほとんど必要ない着物は、楽な反面もあるのですが・・・(-_-;)
 写真は、数日前に伺った寺の収骨堂。家族形態の変化(少子化、別居)等により、個人のお墓の管理者がいなくなるケースが増えてきています。たまたまそのお寺にご縁があった方が一緒に入る合葬墓(有縁墓)の必要性が増しています。大蓮寺でも数年後には作る必要に迫られています。
2010年5月27日(木)
 昔から初物はお仏壇に・・・。やっと赤くなったイチゴの初物をカラスが食べてしまったと、御門徒のおばあちゃんはおかんむり。(*`∧´) ご命日が来てしまったので、仕方がないから少し青みの残ったイチゴをお仏壇にあげたとのことでした。少しくらい青くても、「仏様に・・」という気持ちだけで十分ですよ。でも、あの青いイチゴ・・・。ちゃんと食べることが出来るのでしょうか?そのことが、少し気がかりです。

 雨に濡れた参道の真新しい石が綺麗な色になっています。でも、新しいが故に、雨によって落ちた松の葉が母には気になるようです。参道が乾けば、竹ぼうきを持った、母が参道にいることと思います。
2010年5月26日(水)
 もうすぐ長女の誕生日が来ます。もう2*才になります。あっという間の事の様です。長女の誕生日、入学、卒業など、節目、節目になると必ず思い出すのが、産声をあげることなく亡くなってしまった、長女と同級生になるはずだった男の子。うっかり忘れてしまいそうな「授かった命、あたえられた命」という命のことを毎年、毎年教えてくれています。
 写真は24日の親戚に来ていただいての法要の様子。
2010年5月23日(日)
 今日は門徒さん対象の、先代住職13回忌 先々代住職50回忌 先々代坊守23回忌法要が、200名ほどのご参加をいただき、執り行われました。お忙しい中をご都合を付けて出席していただいた皆様に、改めて感謝申し上げます。m(_ _)m
 法要の度に、歴代の住職、坊守が残され、様々な法縁を感ぜずにはおれませんでした。 「地縁.血縁.法縁.人縁.***縁」とご縁には色々ありますが、自分だけの力で、自分だけの努力で作り出せないのがご縁。ご縁は素直にいただき、感謝するものなのですね。明日は、親戚対象の法要。よろしくお願いいたします。m(_ _)m
2010年5月17日(月)
 春が来たかな?と感じたばかりなのにもう夏が来てしまった様に感じる一日でした。前回紹介したお待ち受け大会もいよいよ明日になりました。午後は当院と二人で大会の準備に行ってきました。大蓮寺からの参加は15名。心配していた、大会全体の参加申し込みは400名ほどと、大きな大会になり準備は万全。でも、駐車場のことが心配です。心配の種は次々に出てきます。
 月命日に伺った、旧分水地区のあるお宅の白藤。毎年。17日は白藤の見頃はとうに過ぎているのに、今年は満開でした。藤の開花も10日ほど遅れているようです。ちなみに、燕市八王寺 安了寺様の白藤は、これからが見頃との、安了寺住職様のお話でした。
2010年5月12日(水)
 「宗祖親鸞聖人750回大遠忌 お待ち受け大会」のリハーサルが白根サルナートで行われました。本堂で行われる読経は慣れていても、ステージの上となると要領、形式が違います。おまけに雅楽付きとなると・・・。皆さん真剣なリハーサルでした。
 お待ち受け大会は5月18日の午後。参加申し込みは、まだ間に合いますのでお問い合わせ下さい。
2010年5月11日(火)
 夜、8時過ぎの電話。名前を言われても、一瞬気がつかないほど、久しぶりな学生時代の友人でした。奥様が亡くなられて、今日葬儀を終えたばかりとのことでした。「相談があって・・・」との電話でしたが、相談事のほかに、学生時代を共に過ごした友人として、僧侶として何か伝えるべき事があったのでないかと、切れた電話を握ってしばし呆然としていました。名前も顔も知らない友人の奥様でしたが、いのちの尊さを改めて教えて下さった尊い仏様でした。 季節はいのち燃える青葉の季節になっています。
2010年5月10日(月)
 5月の行事に向けて気忙しい毎日を過ごしています。そして、気忙しいとは、文字通り気持ちが忙しいということで、体が忙しいという事とは、全く別物であるようです。行事のことを考えると、アレも、コレもと思いつきのですが、まだ準備に入るには少し早すぎるようで・・・・。日程表と平行して準備の優先順位表の作成は必要なようです。(-_-;)  明日の午後は公務の会議と研修会。でも、この会議と研修会はどうしても出席しなければならないのですが、準備が必要ないので大いに助かります。(^^ゞ  裏の竹林で竹の子が出てきました。
2010年5月8日(土)

 遅く始まった田植えですが、明日には終わるという農家が多いようです。月命日で伺ったお宅の若いおばあちゃんは、孫を相手に、今日の天気のように晴れ晴れした様子でした。気持ちはてき面に顔に出る様です。

 今日は久しぶりに月命日だけの法務。少し体が疲れている様で、朝から体が少し重い・・・
(-_-;) 。そんな事で思い出した訳では無いのですが、一ヶ月ほど前に血液検査をしてもらっていたので、結果を聞きに昼前にお医者さんへ行ってきました。検査の結果は「満点に近い」との事でした。午後には、重い体も忘れ、スッキリ、晴れ晴れ。人間の体調は気分によって大きく変化する様です。 (^^; ....

 昨日は新潟市内の大きなお寺の前住職様の葬儀でした。大門には前住職様が植えられた牡丹が咲き始めていました。今年の牡丹は見ることは出来なかったということです。今日の景色を明日も見られるとは限らないのが私たちです。
2010年5月5日(水)
 今日は子供の日。主役はもちろん全ての子どもたち。でも、脇役のいない主役などはあり得ません。一度は、主役を演じたことのある脇役は、どのように脇役を務めるのでしょうか?そんな事が問われるのも、子供の日の意味ではないでしょうか?

 「近頃、鯉のぼりを見なくなりましたね。」とママと見間違うような若いおばあちゃん。 思いついて、我が家も鯉のぼりをと思ったのですが、鯉のぼりのポールはとっくに廃棄処分。思いついたのは、庫裏の避雷針。意外とうまくいきました。何人の子供達が気づいてくれたのか?がんばれ、古今の子どもたち・・・
 来年は本堂の避雷針に・・・。という訳にはいかないようですね。
2010年5月2日(日)
 しばらく日記を休んでいる間にすっかり、春になっています。少し遅れていますが、近郷では家族総出の田植えが始まっています。
 21日の未明に近所で火事がありました。家が二軒、作業小屋が一棟燃えました。大蓮寺に類焼はありませんでしたが、火事で御門徒さんが一人亡くなられたので、単純に類焼が無かったことを喜ぶ気分にはなれません。そして大蓮寺でも100年ほど前に、本堂、庫裏、鐘楼が雷で焼けた歴史がありますので、今まで以上に気をつけなければと身の引き締まる思いです。

 前住職の十三回忌法要のご案内を差し上げております。お誘い合わせて、ご参詣下さるようお願いします。
2010年4月19日(月)
 真宗佛光寺派新潟教区の春季総会がありました。平成22年度の行事予定、会計が承認されました。そこで、思い出したのが、管理を任されている「新潟教区」のホームページ。しばらく・・・忘れておりました。 (-_-;)  
 本来であれば、本年4月から別の管理者に移行する予定でしたが、次期管理者の都合により、5月までは私が管理することになっています。といっても、次期管理者は長男なので・・・管理移行時期は不明? お暇でしたらのぞいてみて下さい。m(_ _)m  
 時々通る広域農道。菜の花の上に桜。間違いなく春が来ていました。
2010年4月18日(日)
  坂本龍馬が長州藩から土佐藩へ運んだ、土佐勤王党の決起を呼び掛ける手紙が約80年ぶりに見つかった。昭和2年に出版された史料集に掲載された後、行方が分からなくなっていたとのこと。手紙は文久2(1862)年に書かれたもので、「諸大名も公卿も頼りにならず、草奔の志士を集めて立ち上がるしかない」など、下級武士に決起を勧めているという。

 次々と立ち上げられる新政党の中で、実にタイムリーとニンマリされている政党があるかも?政党のマニュフェストが当てにならないと判った今。何をするかでなく、何をしたかが、政党と・・・私に問われているようです。次の世代を担う子どもたちのために・・・・。
2010年4月17日(土)
 今日は花まつりに参加してきました。。燕市分水地区で花まつりというと、桜を思い出される方も多いかと思いますが、今日の花まつりは分水地区仏教会主催の花まつり。この花まつりは灌仏会(カンブツエ)とも言われ、お釈迦様の誕生を祝う行事。普通は4月8日のお釈迦様の誕生日に行う行事ですが、分水おいらん道中の前日に行うことになっています。なぜ、おいらん道中の前日なのかという疑問もあろうかと思いますが、「あぁ そうか」ということでご了承下さい。
 心配した雨はからくもセーフ!! 無事にお稚児様とのおねりを本町通りで行うことが出来ました。この日ばかりは、緊張気味の子どもたちです。
 少子化の影響?なのか。年々お稚児様の人数が少なくなっているのが心配です。
2010年4月16日(金)
 4月も中旬。 ピカピカの新一年生は学校に慣れた頃でしょうか? 学校に行く時は、近所のお兄ちゃん、お姉ちゃんと一緒でも、帰りは一年生だけ・・・。近くの地域では、学校から家が遠いため、新一年生は学校の先生が、歩いて地域の入り口で待っているご家族の所まで送ってきます。
 写真は先日見かけた光景。あいにくの小雨の下校。先生と二人、一つの傘の下で何の話をしているのでしょう?長い距離の登下校は辛いこともありますが、きっと大人になったら、楽しかった事として思い出すことと思います。
2010年4月12日(月)
 なかなかやってこない春。お母さんたちは畑仕事の遅れが気になっています。
 数年前に姑さんが亡くなられ、畑を任されることになったおよめさん。畑仕事などしたことが無かったので、急に任されても、まだまだ、畑仕事を楽しむ余裕などありません。(≧▽≦)。なかなかやってこない春で、ぬかるん畑に複雑な心境のようでした。 (#^.^#)  (-_-;) ♪(*^-'*)>

 参道の工事は順調に進められています。明日からコンクリート工事だそうです。もう少し、ご不便をおかけします。m(_ _)m
2010年4月8日(木)
  冤罪(えんざい)とは、「無実であるのに犯罪者として扱われてしまうこと」を指す言葉。人が人を裁く限り冤罪はあり得るということで、裁判では「疑わしきは被告の利益に」という原則があります。でも、控訴審裁判でも、原則通りにはいかないこともあるようです。でも、当事者、ご家族等にとっては、一生の問題ですので「あるようです」ということでは到底、納得できる事ではありません。
 「愚かさを抱えた人間がどう生きていくのか」ということは親鸞聖人の御一生を貫くテーマと言っていいかと思います。裁判員制度開始により否応なしに「愚かさを抱えた人間がどう人を裁くのか」という、現代人の新たな問題を、今こそ親鸞聖人の教えに問い訪ねる必要があるようです。

 「親鸞聖人750回大遠忌 お待ち受け大会」のパンフレットができあがりました。「親鸞聖人750回大遠忌 お待ち受け大会」は来年、本山で行われる、「親鸞聖人750回大遠忌」に先だって、新潟で行われる大会です。参加ご希望の方は、大蓮寺にお問い合わせ下さい。
2010年4月4日(日)
 久しぶりのスッキリ晴れたした天気でした。この春模様の天気で、畑仕事に精を出された方も多かったようです。春先の畑仕事は先ずは草取り。腰を屈め、まだまだ冷たい土に触る指先のしびれを感じながら仕事。一冬で鈍った身体には辛い仕事ですが、この草取りをしないことには次の作業は進めません。それでも、待ちに待った春なのです。我が家の前庭の梅がやっと咲き始めました。もうちょっとすると、分水の桜も咲き始めることと思います。
2010年4月1日(木)
 ある篤志家からのご寄付で、本堂前の大門(通路)に石にするための工事が始まりました。60メートル余の大門ですのでしばらく工事が続きそうです。この工事に伴い、正面からは入れませんので、脇の本田小路からお入り下さい。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。

 「早くも年度初め・・」という感(寒?)があります。この日を境に人生の大きな節目を迎えておられる方も、多いことと思います。我が家でも、長女は就職、次女は初めてのアパート暮らしと、それぞれの挑戦が始まります。
2010年3月28日(日)
 土曜、日曜にかけて一泊二日で京都へ行ってきました。初めて、ETC1.000円の恩恵にあずかってきました。かなり、得をした気分で、無事に帰ってきました。
 春休みの土曜、日曜で、桜もボツボツ咲き始めているという事で、今朝の京都の向かう名神高速道路はかなりの混雑が予想されていたとのことですが、その上、下り(京都方面)で、複数の事故があった様で、結果、数キロに及ぶ渋滞。高速道路は逃げ場がないということで、困惑された方も多かったことと思います。便利さが大きいものほど、その分、何かトラブルがあると、不便さも大きくなるようです。本山の桜は七分咲きというところでしょうか?
2010年3月20日(土)
 大きな梅の木に花が一輪だけ・・・・・。 暖かい天気にフライング気味の一輪の花ですが、「暑さ、寒さは彼岸まで」を納得させるだけの説得力は十分あった様です。
 明日からお朝事(朝のお経)が30分早くなり午前6時から始まります。また、冬期間は休んでいた梵鍾もつき始めます。ご近所のみなさん。よろしくお願いします。 今日に引き続き、明日も10時から彼岸法要があります。お誘い合わせてご参詣下さい。
2010年3月18日(木)
  今日は春の彼岸の入り。「暑さ、寒さは彼岸まで」といいますが、まだ寒い日が続いています。近所のお母さんは、寒い中でも元気に成長している畑の草が気になり出している様です。
 南北に長い日本列島。今日は南の石垣島では最低気温20℃、北の釧路では−5℃という予想気温になっていました。その差25℃。いくら、地方により、暑さ寒さの感覚が違っていても、「暑さ、寒さは彼岸まで」と一応に言えないのでは? でも、「暑さ、寒さは彼岸まで」という格言は、厳しい暑さ、寒さを乗り切る力になっているようです。
 本堂裏には、まだ雪が残っています。ひょっとしたら、本堂の表と裏では、2℃ほどの気温差があるのかも? 中島で雪のあるところはココくらいのものかと思います。竹の葉が入っていますが、ご入りようの方は、早めにお申し出下さい。(#^.^#)
2010年3月14日(日)
 朝一番に伺った農家では、種籾の消毒が始まっていました。そして、穏やかな日曜日という事で、苗代用ビニールハウスの、設営をするとのことでした。いよいよ、稲作農家の春が始まりました。 冬の間は留守番だった、ご門徒のおばあちゃん。畑が忙しくなると、留守番は飼い猫に任せて畑へご出勤。法務の帰り際に「留守でもお願いします。」とのこと。そこで、留守番を任命された飼い猫がお参りしているかというと・・・・。飼い猫も春先はやっぱり忙しいんでしょうね。 
2010年3月12日(金)
 月に一度、法務で「認知症高齢者グループホーム」に伺います。毎回、利用者スタッフからは温かく迎えてもらっています。将来はこんな所も○かな?と思うことも(*^^*) 。ただ、周知のようにスタッフの定職率の短いことが気になります。まだまだ、福祉を取り巻く環境は厳しい様です
 本堂前の雪が小さくなりました。週明けまでには溶け切ることと思います。これが、冬の名残の雪であってくれたらいいのですが・・・・?
2010年3月9日(火)
 寒い一日。仏間は冷え切っています。「お茶でもどうぞ。(^.^) 」というお誘いでお茶の間へ・・・。お茶をいただいている間に、部屋も話も段々と熱が入ってきます。ということで、今日は月命日の法務の少ない日でしたが、時間がたっぷりかかってしまいました。こんな日も◎なのです。(*^_^*)  

 午後は某寺のご住職夫妻の来訪がありました。毎年、この時期に来訪をいただいています。本当にお忙しい中、久しぶりの雪の中、おいでいただき有り難いことです。有り難うございました。 m(_ _)m   お帰りになられた後は置いていかれたように雪が積もりました。無事にお帰りになられたでしょうか?
 置いていかれるというと・・・・・。去年はA型インフルエンザウイルスを置いていかれたのでした。インフルエンザ・・・雪・・・来年が楽しみなのです(^^ゞ
2010年3月8日(月)
 今年のお使僧様は大阪 高照寺住職 隅谷俊紀師でした。パネルを用意された周到の準備をされての法話でした。驚いたのは御自分の法話を録音して、、法話の内容を後で確認するとのとこでした。「聞くのはしんどいです。」と隅谷師。法話に対する隅谷師の姿勢に感動するとともに・・・反省なのです。(^^; ....
 早速本堂の瓦の修復に屋根屋さんが来てくれました。若い職人さんが3人。実に見事な仕事ぶりでした。(・-・)
2010年3月5日(金)
 午後、突然の来客は燕市内の大きな会社の方でした。初めてお会いする方で、しかも話の内容は100年前のこと。明治44年に会社の創業者が京都の本山(佛光寺)に大きな花瓶を寄贈したとの記録があるのだが、そんな話を聞いたことがあるか?とのお話でした。HPを見て、佛光寺派ということで訪ねてこられたとのことでした。早速、本山に問い合わせてみたのですが、残念ながらお力にはなれませんでした。 m(_ _)m
 時々、ホームページをご覧になられて連絡があることがあります。先月は、北海道から問い合わせがありました。 近しい人はもちろん、そんな会ったことのない人たちの連絡が、HPを作っている人たちの張り合いになっているのでしょうね。
 本堂正面の雪はほとんどなくなりました。でも、裏にはまだまだ雪が溜まっています。この雪がなくなるのは・・・・4月になった頃かと思います。 (^^; ....
2010年3月4日(木)
 「ベト(土)が乾いていねっけ、まらダメらろね」と、近所の人に声をかけられましたが、もうすぐ本山布教。ガンバって本堂前と大門を掃除しました。一冬分の松の枯葉がいっぺこと(沢山)ありました。その中に、瓦のかけら・・・・?見上げると華瓦が欠けていました。近年、地震でも瓦の被害は皆無だったのですが、やっぱり今年の冬は特別だったようです。
  日本で初めて瓦が葺(ふ)かれるようになったのは、今から約千四百年前、大和の飛鳥寺の造営時に、朝鮮の百済から、寺院建築の技術とともに、瓦つくりの技術が伝えられました。 奈良市の元興寺極楽坊には、当時の瓦が今でも屋根瓦として使用されているとのこと。瓦作りの技術の高さと、暖かい奈良市だったから千四百年も保ったのでしょうね。もう少し暖かくなったら、瓦屋さんから点検修理してもらうつもりです。
2010年3月3日(水)
 「今日は寒いね・・」という声が聞かれましたが、あの寒波からから一ヶ月が経ちます。車外気温が−4℃は新記録だったように思います。 先月末の暖かさに誘われて、夏タイヤに変えてしまったことで、これからの一時的雪は気になりますが、随分と暖かくなったものです。
 今日は、桃の節句。以前は、3月3日が過ぎると早々におひな様を片付けたものですが、最近では、土日に片付けることが一般的になった様です。日にちにこだわらず、ゆっくりと準備、片付けも大切なことかと思います。と人のことは言えるのですが、7日は本山布教(お使僧)の日。明日から、準備を始めようと思うのですが・・・・。期日が決まっているので、ゆっくりした準備とは行かない様です。
2010年3月1日(月)
 旧月潟村 梵行寺様で「声明(お経)講習会」がありました。声明だけの講習会は近年無かったように思います。そんなことでか、近年まれに見る参加者の多い講習会になりました。改めて声明作法を確認することは重要なこと。そして、普段は一人か二人でお勤めをしているお経は、どうしても、自分でも気がつかない我流の癖が出てきます。それを正してくれるという意味でも有意義な講習会でした。
 お経は周りの人の声を聞きながら、お勤めするのが基本。私たちの生活も周りの人の声を、真摯(しんし)に聞くことが基本の様です。