2009年12月31日(木)
 今朝から急に冬型の天候。 2009年がもうすぐ終わろうとしています。今年中に出来たことよりも、出来なかったことの方が当然のごとく頭に浮かびます。特に、下半期のこの日記(-_-;)  なかなか書けませんでした。正月は「心機一転」のチャンス。来年は、がんばって書くつもりですのでよろしくお願いします。

 本年はお世話になりました。来年もよろしくお願いします。 m(_ _)m  良いお年(歳)をお迎え下さい。 (^_^)/
2009年12月28日(月)
 お世話より「この段差はお年寄りには危険」という指摘を頂いたのが報恩講の時。本堂の廊下と庫裏に降りる階段の踊り場の段差のことでした。工務店さんと相談の結果、高さのあった敷居からバリアフリータイプの廊下と同じ高さの敷居に変更しました。ついでに、手すりも延長してもらいました。
 毎日、何回か通る場所でした。毎日のことで慣れてしまからこそ、見落とし、気づかないことがあるようです。
2009年12月27日(日)
 もうすぐ大晦日。年取りです。「また歳、とらんばだめらてばね」と渋い顔の近所のおばあちゃん。でも、今年も年取りを迎えたくても、迎えることが出来なかった方が多くおられたのです。
 数え年では、お正月が来ると1つ歳をとる年齢の数え方をします。だから、年取りと言って大晦日から正月になると、誕生日に関係なく、みんなが一緒に歳をとるのです。
 ちょっと、変な感じがしますが、大きな一つのいのちの流れから生まれた自分のいのちを確認して、与えられた自分の命の私有化を許さないという先人の智慧なんでしょうね。
 田んぼの雪が消えました。これからは「いよいよ春」・・・ならばいいのですが・・・。
2009年12月20日(日)

 新潟市古町では、大和デパートに続き書店「北光社」の閉店も決まったそうです。高校生時代によく出かけたところでした。携帯電話など無い時代でしたから、多少の遅れがあっても、本を立ち見しながらの待ち合わせには、絶好の場所でした。
 店内の狭い通路の両側には、本を選ぶお客さんと、立ち見のお客さんが肩を重ねるように並んでいます。小さな私には、棚に何の本があるのか?人と人の隙間からお目当ての本を探すのは一苦労でした。
 そんな、通路をすれ違うためには、対面の人との譲り合い精神が大切。両脇の人垣のわずかな隙間に体をねじ込み通路を譲ります。新潟県民は雪道での車の譲り合い精神を「北光社」で学んだのかもしれません。
 時代の変化を期待するより、寂しく感じる年齢になっていました。でも、時代が変化しても、変わらないものもあるのです。

2009年12月18日(金)
 新潟市内は午後6時現在積雪45センチ。25年ぶりの大雪とのことです。里雪型の今回の雪は、風の向きに影響されているとのことで、湯沢のスキー場では、雪が不足して困っているとのことでした。「今年は暖冬」と長期予報があったのにと言われる方もいらっしゃるのですが、暖冬と積雪量は関係ないとのこと。
 自然は人間の思い通りにはいかないものであり、人間の思いなどでは、写真のような風景は作ることは出来ないものでもあるのです。
 明日の法務はちょっと雪景色を楽しみながら・・・という訳にはいかないようです。まだ、雪が降り続いています。・・・・・(-_-;)  
2009年12月17日(木)
 朝起きたらビックリ!(・-・) すっかり雪景色になっていました。冬タイヤへの交換と池の冬囲いは、ぎりぎりで間に合いました。毎年の事なのに雪の寒さに慣れるということはないようです。
 環境に適応しながら生きてきたのが、地球上の生物なのに、人間の適応能力は他の動物と比べるとかなり劣っているようです。この劣った適応能力を埋めるために、人間の科学の発達があったのかもしれません。でも、人間の科学では埋められないものが沢山あるようです。
2009年12月15日(火)
 昨日、今日は毎年恒例の年末合宿の勉強会でした。この勉強会の朝は、大抵が積雪。今年もチョッピリでしたが車の上に雪がありました。毎年の事ながら、この合宿が終わるとスノータイヤへの交換の仕事が待っています。
 今日は年賀はがきの受付が始まったとのことです。寺の年末年始の準備も始めなければなりません。そして、年末年始の準備をするということは、今年を振り返ることでもあります。今年を振り返り、反省しながらの半月です。・・・今年中という締め切りのある仕事が沢山残っていることも思い出してしまいました。・・・・・(・・;) 振り返り、反省は来週になりそうです。
2009年12月9日(水)
 今日は今年最後の御講が勤まりました。今日の御講の当番は、中島の本田小路地区。8時30分集合でお斎の準備。11時から本堂でお経と当院(長男)の法話。そしてお斎になります。最近は近所の魚屋さんから一品配達してもらうことが多くなりました。でも、メインディッシュは、持ち寄った野菜の精進料理。これが美味しいんですね。
 以前は子供さんたちが、家族に付いてきてにぎやかだったとのことですが、最近は希になってしまいました。今日は久しぶりの子供さん。でも、お斎の直前に眠ってしまいました。このお嬢ちゃんはどこでもすぐに眠ってしまうとのこと。かわいい寝顔をのぞき込んで「いい子だね」と口々に近所のおばあちゃんたち。みんな、こんな寝顔の時期があったんですね。
2009年12月7日(月)
 ほとんどのお坊さんの苦手なことは・・・お世辞と約束。 特に約束に関しては、1年前からの約束でもドタキャンの可能性が・・・大。
 歯医者さんで会計待ち。「忙しいでしょうから、次は一月にしますか?」と声をかけてもらいました。そう言えば、10月から始まった治療の予約の半分以上は予約変更か・・・急用で予約変更を忘れていたか(-_-;)・・・。 本当に、ご迷惑をおかけしました。m(_ _)m 回檀が終わり、今月は平日の時間が作れるようになりましたのでよろしくお願いします。

 
 僧侶も走る師走に入った今日は、約50日ぶりの空白の法務予定表。真っ白で、目がくらんでしまいそうでした。(^-^)  写真は昨年の今日の越後川口付近。朝起きると真っ白で、目がくらむ日も近くなってきました。
2009年12月5日(土)
 親から「年間一億円以上もらっているのか?」という質問に「ないと信じている」という何ともたよりない答え。生前贈与の可能性もあるとのこと。ちょっと奇妙な話ですが、人ごとではありません。私たちも両親から「いのち」という生前贈与を受けています。うっかり忘れていませんか?
 近所の田んぼに朱鷺(ё_ё) ・・・と思ったら違っていました。残念(^^ゞ 昨日長岡市にいる朱鷺を見に行かれた方がいました。「どんなでした?」と尋ねると・・・・「見ている人が多かった。薄暗くなった夕方でよく見えなかったけれど・・・とにかくすごかった。」とのことでした?自分で足を運ばないと解らないといことのようです。
2009年12月1日(火)
 12月に入ったのに、暖かい快晴の天気。気持ちよく回檀を勤めさせていただきました。今年の回檀は後、一日で終わりそうです。\(^O^)/
 ところが、快晴の天気が、夕方には一転して曇り。といってもデジカメのレンズのことです。ティッシュで拭いたのですが、曇りが取れません。(本来はティッシュで拭いてはいけません。)昨日までは、そんな曇りはなかったのに、カメラの中の汚れだとすると・・・・。 (-_-;) 本年度、2回目の修理に出す必要があるようです。毎日、持ち歩いてかなり酷使しているもので・・・。 そう言えば私の体もそろそろ点検、整備、修理の時期が来ているのかもしれません。f(^_^) 
 昨日、今日と同じ方の来訪がありました。寺にとって、とても有り難いお話を持って来ていただきました。お話の内容は本決まりになってから、発表させていただきます。
2009年11月30日(月)
 小学生の女の子Mちゃんの家。第四土曜日の朝8時半には決まってお坊さんが来ます。お父さん、お母さんに呼ばれて、必ずお坊さんの後ろでお参りします。 月に一回とはいっても、お休みの日の朝、Mちゃんには迷惑なんだろうな〜と気の弱いお坊さんの想像。(^^; ....
 今月の月命日。見送りに玄関先まで出てきたMちゃんに「はい(^-^)」と渡されたみかん。何となく、食べてしまうのがもったいないようで、机の上においてありました。今日は思い切って食べることにしました。Mちゃんありがとう。ごちそうさま。とっても、美味しかったです。(^○^)  
2009年11月29日(日)
 今年もあと一ヶ月余り。年配の方からは、「一年が早くて・・」との声が聞こえてきます。かく言う小生も最近特に、そんな事を感じるようになって来ました。
 今日は97才の女性のお通夜でした。一般的には、長いと思われる人生でも、おばあちゃんにとっては、折々の、喜び、悲しみのご縁の中でのあっという間の人生だったのかもしれません。
 あっという間の人生とは、様々な人生の悲喜を、受け止めることが出来た人生なのかもしれません。 
2009年11月26日(木)
 当院が京都の本山へ出張。回檀の予定は入れてないので、久しぶりに月命日の法務を時間の余裕をもって回らせてもらった一日でした。お経の後の、お茶の時間が、自分でもあきれるくらい、長い・・・長い。暖かい日という事もあって、外仕事を予定されておられた方にご迷惑をかけたのでは、・・・・。失礼いたしました。 m(_ _)m

 余裕ついでに、12月中旬が締め切りの、公務の作文を仕上げようと思ったのですが、原稿用紙を前にすると何も出てきません。外の好天も気になり、結局は断念。 時間の余裕があっても、締め切り間近というご縁がないと、書き終わらないようです。
 近所の猫も予定があったかどうかは分かりませんが、暖かい一日ということで余裕の一日だった様です。
2009年11月25日(水)
 御門徒さんのお孫さん。インフルエンザが治って、元気よく学校へ行ったとのことですが、翌日から学級閉鎖。今日のような好天でも外出するわけにもいかず、体をもてあまして、家の中でテレビ三昧。留守を任されているおばあちゃんも、出かけるわけにもいかず、少々欲求不満。インフルエンザ流行の影響はいろいろな形で出ているようです。
 二階から、秋の景色が見えています。でも、窓の外には、切り干し大根の季節外れののれんが正月が近くなったことを知らせています。
2009年11月24日(火)
 今日の燕市の某所。 見えますでしょうか?  二本の木。 (ё_ё) その木に朱鷺が・・・以前留まっていたのだそうです。(^^ゞ
 この付近は白鷺が群れを為す所。白鷺の群れに紛れて生活していたようですが、白鷺がいなくなると同時に、朱鷺の姿も見なくなったとのことです。
 白鷺も朱鷺も群れを為すことにより、命を守るという防衛本能が身に備わっているとのこと。人間には命を守るという理由のほかに、自分の都合を守るという群れの作り方があるようです。
2009年11月23日(月)
 毎年の行事である回檀は順調に進んでいます。今日の回檀は燕市道金地区に行ってきました。今日は11月の下旬に入ったのに、暖かい一日。本来、みぞれ交じりの天候でもしかたのない季節なのに、空を見上げながら悠々と車の乗り降りが出来るたので助かります。出来れば回檀が終わる、12月の初旬まで暖かい日が続くことを願うのは、我がままというものなんでしょうね。
 近所の田んぼには、毎年のようにやって来る白鳥。やはりこの好天で、のんびりそうにして見えます。生き物は命を繋ぐために食べ物をとります。そして、野生の生き物は、食べ物をとるために、命をかけています。のんびりしていたのは、その様子を見ていた私だけなのかもしれません。
 物を食べるという事は、命の連続を守るために、他の生き物の連続を断ち切らなければならないという、不思議な行為です。
 しばらく日記をお休みしていました。 ご心配のメールもいただきご心配をおかけしました。体調が悪かった訳ではなく、書く時間がなかった訳でもなかったのですが、書く気持ちになれなかったということで、ご了承下さい。m(_ _)m
2009年11月2日(月)
 近くの弥彦では菊まつりがはじまり、公園ではもみじの紅葉の見頃はもう少しとのことです。 秋本番の今日の天気は今年一番の寒気が入り込んだとのこと。 県内の所によっては雪、あられが降ったとか・・。冬は早足で近づいてきているようです。 (-_-;) まだ早い?と思って見かけた冬囲いの光景がぴったりする天候でした。

 そろそろ、御門徒さんのお宅では私の好きなコタツを見かけるようになりました。ところが、このコタツは先代住職はあまり好きではありませんでした。不思議なことに、先代住職がコタツを好きでなかった理由は、私が好きな理由は同じ。・・・コタツに入ると眠たくなる・・・・ということです。(;^_^A   これは好き嫌いという問題では無いようですね。
2009年10月28日(水)

 朝、六時過ぎ、そして、夕方五時前にも真っ赤なお日様を見ることが出来ました。特に、夕日は30年ほど前に見たインドの大きな夕日を思い出します。
 でも、同じ太陽なのに、日の出より日の入りの太陽はなぜ、大きく見えるのでしょう? 様々な説があるようですので、興味のある方はネットでお調べ下さい。 でも、短気の方のために、特別に答えをお教えします。基本的には錯覚なんだそうです。でもね・・・・・。

 こんな朝日・夕日を今年中に何回見られることでしょうか?きれいな夕日を見ながら、鉛色の冬空を想像して憂鬱になってしまいました。 人間は「先を心配して今を喜べない」不可解な動物のようです。、
2009年10月23日(金)
 A地点からB地点まで。行く為の道路は幾つかありますが、やっぱり、いつもの道路を無意識に選んでいるようです。
。ところが、ほとんど毎日通っている道路は、先日から工事のため通行止め。無意識に選んでいるので、毎日遭遇する、「通行止め・まわり道」の看板と交通誘導員。我ながら情けなくなってしまいます。
 道路だけでない、理由のない無意識の私たちの選択。 無意識とはいっても、その無意識の奥には何があるんでしょうね?
2009年10月20日(火)
 歴史を学ぶという事は、今を学ぶという事なのだそうです。 大和デパートの閉店が・・・ということではないのですが、あるきっかけで、最近、子供の頃のことをよく思い出します。 
 たわいのない子供の頃の事ですが、兄姉で話をしていると、思い出というのは実に不正確で、思い違い、勘違いが多いことに驚かされます。でも、思い出の断片が次々に繋がり、子供の頃に、気づかなかった、見えなかったことが、気づき見えて来ます。 歳を重ねるという事は、「あぁ そうか。ありがとうございました。」と素直にうなずけるようになることかもしれません。もうすぐ・・55歳。(^^ゞ  まだまだですね。与えられたいのち、これからが楽しみです。(*^^*) 
2009年10月18日(日)
 月命日に伺ったお宅のおばあちゃんが風邪をひかれたそうです。熱は無いけれどもう一ヶ月も・・・。最近、急に亡くなった隣のおばあちゃんのこともあって・・・「歳はとりたくないね。」と一言。
 思わず苦笑してしまった私。でも、先日、二十歳過ぎの青年が急病で、亡くなったという事を聞いたばかりだったので、思わず一言。「でも、歳をとりたいと、どんなに願っても、歳をとることが出来なくて亡くなって行く人もいるのだから・・・」
 言った方も、言われた方も十分解っている事柄なのはずなのですがですが、一瞬、二人で大きく納得。 私たちの「解っている」とはかなり危ういものです。

 近所の公共センターの銀杏が大きくなっています。この銀杏は柿と違って多くの方の需要があるようです。
2009年10月17日(土)
 10月に入ると本格的な回檀シーズン。近年は平日は留守のお宅が増えていて、回檀の日程の調整に苦労するようになりました。おまけに、一ヶ月後は一年の行事のメインイベントである報恩講を迎えます。
 回檀の日程調整。回檀・報恩講の案内。平行して進めているので、そそっかしい私としては、かなり気を遣う仕事。毎年の事ながら、気ぜわしく、気を遣う秋を迎えています。のんびり出来るのは、紅葉が終わった12月頃になりそうです。
 御門徒さんの家に立派な柿の木と柿の実が・・・。秋を感じる風景なのですが、最近はカラスまで、柿の実を食べなくなったんですね。
2009年10月15日(木)
 新潟の市街地の核となっていたDデパートが経営不振により、県内より撤退することが発表されました。この、不況も相まって、人口のドーナッツ化現象に伴い、商業地域も身近な郊外型のドーナッツ現生がどんどん進んでいます。そして、人の心も大切なことを忘れ、真ん中が空洞のドーナッツ現象が加速している様な気がします。
 Dデパートと言えば、小さい頃に行った屋上の遊園地。懐かしいですね。今も、あるんでしょうか?もしも、有るのであれば、閉店の前に行ってみたいものです。
 晴天の今日は近所のあおい保育園は、おにぎりをもって近所の公園へピクニック。年々子どもたちが少なくなっているようで・・・。このあたりはドーナッツの外のようです。
2009年10月12日(月)
 今日は近所の男性の葬儀でした。自宅ではお通夜の人たちが入りきらないということで、本堂を使っていただきました。故人はガンを告知されてからは、ガンと真っ正面で向かいあい、それまで以上に、お勤め、農業、自治会活動にと積極的に活動されておられました。そんなことで、ご近所、会社関係など故人の生き方に共感されたお見送りの方々で本堂前はいっぱいでした。
 ご自宅前には、キンモクセイが今を盛りに香っています。キンモクセイはいつまでも余韻の残る香り。キンモクセイの香りと同じような、故人とのお別れを象徴するかのように、ご自宅前のキンモクセイの香りが本堂前にも届いていたような気がします。
2009年10月8日(木)
 二年ぶりに上陸した台風18号。NHKテレビでは終日台風情報。JR在来線では、異例の前日予告の終日運行休止。日常生活に不便だけでなく、死亡者2人、けが人100人以上の被害をもたらしました。
 大蓮寺では、骨組みがしっかりしている建物と言っても、築100年になろうとしてる建物。心配しましたが、近郷では大きな風でなく・・・・・。
 地震、火事、台風などの被害の大きさを「甚大な被害・軽微な被害」と比較します。でも、「甚大だけど軽微、 軽微だけれど甚大」 ということがあります。どこまでも、人間は自分中心な生き物なのですね。
 風の様子をうかがい、警戒するワンコ。とりあえず、風が弱まって、安心して眠っている頃でしょう。
2009年10月5日(月)
  近所からは籾の籾の乾燥機、籾すり機の音が聞こえなくなりました。農家の秋が終わるこの頃には、気候的には秋の本番を迎えようとしています。
 肌寒くなると気になるのが着るもの。毎年の事ながら、去年の今頃は何を着ていたのか?タンスをのぞきながら、首を傾げてしまいます。 
 今日の来訪者の着ていたものはジャンパーあり、半袖ありとバラバラで何でも有り。 でも、何でも有りの自由には、それなりの制約で悩む事が有ります。 その点、着物(特にお衣)、制服はいいですね。気温を考えずに着ることが出来ます。衣替えは無精にはもってこい制約。

 「自由の中の制約か?制約の中の自由か?」 その果てしない模索の連続が人間の歴史なんでしょうね。
2009年10月4日(日)
 昨日3日は中秋の名月。と言っても、気がついたのは日付が変わったばかりの4日のこと。早速、カメラ片手に撮影会となったのですが、この写真が、「中秋の名月o(^-^)o」と自信を持って言えないところが、辛いのです。f(^_^)  まぁ、見損なった方は雰囲気だけでもお楽しみ下さい。

 月見と言えば月見団子。藤原氏の時代の中期頃より宮中では9月15日の満月に新穀を粉にしそれを だんごに丸くまるめ、萩とすすきと共にお供えしたとのこと。日々の食物に感謝する事を忘れぬ様という行事だったそうです。ちなみに、最初の頃は里芋団子だったそうです。 
2009年10月1日(木)
 ある御門徒さんのお宅。液晶テレビのリモコンが動作しません。「買ったばかりなのに・・・もう・・」と慌てる若いおじいちゃんとおばあちゃん。側では小学生の男の子が心配そうに見ています。
 リモコンの裏ぶたを外すと、なぜか電池が一本だけ逆さに入っています。当然、みんなの視線は男の子に・・・。心配そうに見ているわけです。
 叱らないで下さいね。好奇心と失敗で一つ一つ覚えていくこともあるんです。私がそうだったように・・・・。おじいちゃんやおばあちゃん、みんながそうだったように・・・・。 きっと、余裕顔の、このニャンコもそうだったのでしょう。
2009年9月30日(水)
 明日からは10月。近所の保育園では運動会の練習をしています。スポーツをするにはもってこいの季節、そして、一年中で、一番食べ物の美味しい季節・・・なのですが、秋は冬の入り口・・・・。私にとっては、嫌いな冬が来る前から冬の寒さを予想して、少し落ち込む季節なのです。(-_-;)
 肌寒さを感じた一日でした。と言っても、そう感じたのは、私だけだった様で、まさか「風邪の前兆・・・」と心配しましたが、今のところそれ以外の風邪の兆候は出ていないようです。これも、サザエさんシンドロームの一種なのでしょうか? (^.^;
2009年9月28日(月)
 キンモクセイが咲き始めています。御門徒さんのお宅のキンモクセイは夏の名残と秋が同居していました。
 以前はトイレの芳香剤として、キンモクセイのニオイが良く使われていて、この香りがすると、トイレの香りと言う子供がいたというのは有名な話。そんなためか、最近は芳香剤としてはあまり使われなくなったようで、ある意味、キンモクセイの汚名挽回になったのかも?
 キンモクセイは、晴れてる時よりも雨が降った後の方が、香りが強くなるのだそうです。湿気の関係だとか・・。
 決して目立つような花ではありませんが、傘を差し足早に通りすぎようとする人を、立ち止まらせる魅力を持ったキンモクセイ。仏法の教えの花もキンモクセイに似ているのかもしれません。
2009年9月22日(火)
 憶えきれない予定が多く手帳を持ち歩いています。用件をその場で書いてしまえばいいのですが、急いでいる時など、後で書こうなどと不届きな考えを起こすと、うっかり書き忘れてしまいます。手帳を頼りにしていると書き忘れた場合は、困った事に、用件は全く頭の中に残っていません。催促の連絡で間に合う様なら、まだいいのですが、人生の後で、後ではたいてい間に合わないようです。
 手帳もカレンダーも時計もないのに、お彼岸の時期にはしっかりとヒガンソウが咲き始めます。植物には不思議な本能が備わっているようで、私に少しだけでもお裾分けを・・・・・。無理な願いでしょうか?

 明日はお彼岸の中日。10時から彼岸法要が始まります。お誘い合わせてご参詣下さい。
2009年9月19日(土)
 中陰法要がありました。納骨という事でお骨は自宅を離れ、お墓に埋葬されました。大切な人が亡くなると、臨終の時、納棺の時、お通夜、葬儀場、火葬場と、何度も何度もお別れをします。そして、そのお別れのたびに、亡くなった方の思い出に、何度も何度も出遇うのです。
 「亡き人を願うという事は、亡き人に願われていたことの証拠」という言葉があるように、葬儀も納骨も、お別れをすることを通して、大切な方の願いに出会うための式なのです。

 大学生の子供の友人が、夏休みを利用した北海道への自転車旅行の帰りに寄ってくれました。北海道滞在から、船で新潟港〜実家の長野へ・・・。 自転車での一ヶ月以上の北海道滞在の原動力は、有り余る時間と体力・・・そして何よりも資金不足? 一生の宝物になるはずです。 明日には長野に向かうとか? 気をつけてお帰り下さい。  
2009年9月18日(金)
 先月から通院している歯科医院は今日で3回目。治療3回目にして早くも予約変更が2回。まいど、お医者さんにはご迷惑をおかけしています。m(_ _)m 「つい、うっかりして・・」という治療原因がほとんど無い歯の治療。いつもの診察室の椅子に座ると、反復して頭をよぎる四文字熟語は、「自己管理、自己責任。・・・・・・・・」(-_-;) 猿でも出来るという反省は、そう簡単ではないようです。 f(^_^)

 明日からのシルバーウィークを前にあちこちで稲刈りを見かけます。写真を見るとのどかな光景のようですが、汗まみれ、ホコリまみれの重労働なのです。 
2009年9月16日(水)
 三条市で葬儀があり、9月1日から稼働し始めた最新式の火葬場に行ってきました。「野外におくりて夜半のけぶりとなしはてぬれば、ただ白骨のみぞのこれり」という先徳の有名な文章がありますが、最新式の火葬場では、野外でなくなり、けぶり(煙)もなくなっています。
 時代と共に変化している葬儀ですが、「亡き人を思う心は、亡き人に思われている証拠」という言葉も教えて下さるように、亡き人に仏様として、出会っていく葬儀でありたいものです。
2009年9月13日(日)
 法務で三条市内へ。初めて伺うお宅だったので、「大丈夫?」という心配をいただいたのですが「ナビがあるから大丈夫」と出発。ところが三条市内には、中島にはない一方通行。近くに来ているのになかなか、近づけませんでしたが、ナビのおかげで、目的地を見失うことがなかったので何とか到着することができました。
 ところで、人生の目的地までの道筋を表示できるナビがあったとしたら、何処に設定しますか?

 土日と稲刈りを予定されておられた農家が多いようでしたが、あいにくの雨。現場待機していたコンバインも力抜けした様でした。
2009年9月8日(火)
 昼過ぎのTV。 視聴者のお子さんの日々の成長を「初めての記念日」という番組名で放送していました。 単なる親ばか番組と笑えない、親ばかな覚えが私にもあったものです。
 法務で伺ったお宅の畑の脇で、女の子が乳母車から必死に降りようとしています。女の子に声をかけても危ないので、遠くから見ている間に無事に降りることが出来ました。傍で畑仕事をしていた若いおばあちゃんに声をかけると・・・・。初めて乳母車から一人で降りたとのことでした。女の子にとっては「初めての記念日」でも、おばあちゃんにとっては、安心して畑仕事が出来なくなった記念日になった様です。今頃は、そんな話題で盛り上がった夕食になっているのでしょうか?
 子供さんだけでなく大人の私たちも、劇的なことは無くても、毎日毎日が「初めての記念日」 大切に生きたいものです。

 稲刈りが終わった田んぼでは、鳩が餌探し。ていねいに探せば、わらの陰には、けっこう餌は落ちているようです。
 東京の鳩は家族が多いので、餌探しが大変。わらの陰の餌だけでは間に合わなそう。でも、足りない餌でも、みんなで我慢し合えば何とかなるはず・・・。 家長になったばかりの、東京の鳩は、餌の確保と配分に苦労されておられる様です。
2009年9月5日(土)
 早生ものの稲刈りが始まりました。近所から乾燥機の音が聞こえて来ています。来週週末の稲刈りを予定している方が多いようですが、予報では来週末まで雨マークがないので、順調に稲刈りが進みそうです。気になる収穫量は・・・一俵落ち位になりそうだとのこと。やっぱり新潟は、米の収穫が良くないと全体に元気が出て来ないのです。

 地蔵堂地区の回檀も始まりました。九月は農家が忙しいということで、法事も少ないので、地蔵堂地区はお休みの週末に回らせてもらう予定を立てましたが、週末は何かと皆様お忙しいようで・・・・。気を利かせ過ぎたのでしょうか?(;^_^A
2009年9月2日(水)
 東京へ法中寺院と年一回の研修 兼 懇親の旅行へ行ってきました。宿泊のホテルは東京駅にある31階の部屋。政治、経済の中心の東京のビル群を四角い窓越しに見下ろす気分は格別。(ё_ё) でも、緑がほとんど無い、この周辺で日本の指針が決定されていると思うと・・・複雑な気分でした。 (´ヘ`;)
 今日行った築地本願寺の大きな駐車場には、民主党と自民党の大きな宣伝車が数台置いてありました。両党員が築地本願寺の本堂にお参りしているかどうかはわかりませんが、向かい合った選挙が終わった今。本堂にお参りするように、同じ方向を向いて、手を合わせる姿勢が大切なことかと思います。