●目次
- ▽トーナメントスタイル
- トーナメントを行う際には、まず以下の2つのトーナメントスタイルのうちどちらのトーナメントに属するのかを選択して下さい。
1.エキスパート
全てのカードが使用なトーナメントです。禁止及び制限カードはありません。
2.スタンダード
ティーアイ東京から発表されているパラレルカード(イラスト差し換え、先行、セクシー)以外のプロモーションカードが使用不可能なトーナメントです。(プロモーションカードとはカードナンバーの頭にPが付けられているカードのことです)
■ 2005年12月01日現在 イラスト差し替えカード■ |
P-009〜P-105までのプロモナンバーを持つカード |
- ▽限定構築戦
- 1.シールド戦
- シールド戦とはハーレムマスター未開封のスターターパック、及びブースターパックを使用して、トーナメントを行う、特殊なトーナメントルールです。
- ・1人のプレイヤーに一定数量の未開封のブースターパックあるいはスターターパックを配布します
- ・プレイヤーは規定された時間の範囲内、定められた場所で、主催者から配布されたパックを開封し、城を構築します
- 2.ブースタードラフト戦
- ブースタードラフト戦とはハーレムマスター未開封のブースターパックを使用して、トーナメントを行う、特殊なトーナメントルールです。
- ・1人のプレイヤーに5パックのブースターパックを配布します
- ・プレイヤーは規定された時間の範囲内、定められた場所で、主催者から配布されたパックを1パックづつ開封し、その中から1枚のカードをセレクトします。セレクトした以外のカードを隣のプレイヤーに渡していきます。この工程を繰り返し、最終的に全てのパックのカードを取り終えたら、城を構築します
- ▽スイスドロー方式
- 基本的なトーナメント形式です。
- プレイヤーは試合が終了するごとに、それぞれ、勝ち3点、引き分け1点、負け0点のトーナメントポイントを得ます。試合の組み合わせは以下の条件で決定されます。
- A.トーナメントポイントの高いプレイヤーから順に組み合わせていきます
- B.[A]の条件の範囲内で、同じプレイヤー同士で2度対戦しないように組み合わせを行います。
以上の手順で、試合を行い、最終的にトーナメントポイントがより高いプレイヤーを上位とします。
- ▽シングルエリミネーション方式
- 勝ち残り式のトーナメント形式です。試合に勝ったプレイヤーがトーナメントに残り、
- 最後まで勝ち続けたプレイヤーが優勝となります。
- シングルエリミネーション方式をアレンジした形式として「敗者復活戦付きシングルエリミネーション(ダブルエリミネーション)」「最下位決定戦付きシングルエリミネーション」があります。これらの形式でトーナメントを行うことも可能ですが、本ガイドライン内では解説しません。
- ▽決定戦の導入に関して
- 何らかの理由で同順位のプレイヤーの中から上位者を決定する必要がある場合、主催者の判断で、上記トーナメント方式の中から任意の手段で決定戦を行うことができます。
- 決定戦は、トーナメントの内容としてスコアカードに記録を行ってください。
- ▽試合内容
- 1試合2ゲーム先取を推奨します。
プレイヤーは試合時間が終了するまでゲームを行い、先に2ゲーム勝利したプレイヤーがその試合における勝者となります。
- ▽試合時間
- 試合時間は1試合50分〜60分を目安にして下さい。
- ▽時間切れ
- 試合時間が終了した時点で、試合が終了していない場合、以下の手順で勝敗が決定されます。
時間切れになった時点で行われていたゲームは、時間切れの時点でお互いが自分の『ハーレム』と『処刑台』に置かれているカードの数を合計し、(《火あぶり》の効果は有効とし、2枚分として数えてください)数が多い方のプレイヤーの勝利とします。同じ場合、引き分けとします。
その試合の勝利ゲーム数の多いプレイヤーをその試合の勝者とします。
上記手順を経て、まだ勝者が決定しない場合、その試合は引き分けとなります。
- ▽スペアカードに関して
- プレイヤーは1回ゲームを終了するごとに、スペアカード(「城」の章を参照)を利用して「城」を変更することができます。
「城」の変更は5分以内に行って下さい。この時間を超過した場合、ペナルティの対象になります。また試合の1ゲーム目にスペアカードを入れたままゲームを開始することは禁止します。
プレイヤーは、スペアカードを使用した場合は必ず1試合が終了した時点でそのスペアカードを戻し、「城」を試合開始時点のものに戻してください。
- ▽利用できるカード
- エキスパートトーナメントでは以下ヴァージョンのカードを利用できます。
- HAREM MASTER Ver 0.9β
- HAREM MASTER Ver 1.00
- HAREM MASTER Ver 1.01
- HAREM MASTER Ver 2.0β
- HAREM MASTER Ver 2.00
- HAREM MASTER Ver 3.00
- HAREM MASTER Ver 4.00
- HAREM MASTER Ver 5.00
- HAREM MASTER Ver 6.00
- HAREM MASTER Ver B
- ティーアイ東京が認めるプロモーションカード
- スタンダードトーナメントでは以下ヴァージョンのカードを利用できます。
- HAREM MASTER Ver 0.9β
- HAREM MASTER Ver 1.00
- HAREM MASTER Ver 1.01
- HAREM MASTER Ver 2.0β
- HAREM MASTER Ver 2.00
- HAREM MASTER Ver 3.00
- HAREM MASTER Ver 4.00
- HAREM MASTER Ver 5.00
- HAREM MASTER Ver 6.00
- HAREM MASTER Ver B
- ティーアイ東京が認めるイラスト差し替えプロモーションカード
いずれの場合もカード内容は最新のものに合わせるものとします。
- ▽「城」に関して
- プレイヤーはトーナメント開始前に、ルールに則った1つの「城」と必要であれば「スペアカード」を用意するものとします。
- ▽スペアカード
- プレイヤーはトーナメントにおいて「スペアカード」を使用することができます。
スペアカードとは、トーナメント中に「城」を調整するために使用するカードのことです。スペアカードは最大で9枚のカードで構成されます。
プレイヤーはマッチ中をのぞくトーナメント中に、スペアカードの中のカードと「城」の中のカードを交換することができます。このとき、以下のような条件で交換をしてください。
交換の結果、スペアカードが交換する前と枚数が変わらないようにしてください。
(「城」に入れるカードと「城」から出すカードの枚数は、必ず一致している必要があります。)
スペアカードの交換を行う場合、プレイヤーは5分以内に作業を完了してください。
「城」とスペアカードで、同名カードを合計して何枚でも入れることができますが、「城」の中には同名カードは3枚までしか入れることはできません。
交換の結果「城」の枚数が51枚のままであるようにしてください。
その他ルールに違反する形での交換はしてはいけません。
- ▽カードの品質に関して
- カードの品質は均一でなければいけません。不正に疑いがある状態のカードに関しては、ジャッジや主催者の判断で使用を禁止して下さい。
また、カードの保護を目的とした袋(スリーブ)は使用しても構いません。ただし、スリーブに関しても、不正の可能性がある場合、ジャッジや主催者の判断で使用を禁止して下さい。
- ▽β版カードについて
- β版のカードは、製品版と数値やテキスト等が大きく異なる場合があります。特にコストや、ランダムナンバーの表記は非常に誤解されやすい部分です。
主催者はβ版カードの使用者には城リストへ城を記入する際にβ版だと解るように 記入することを義務つけたりすることで、特に注意をうながすようにして下さい。
- ▽ジャッジの任命
- ジャッジはトーナメント中のルール運用を管理するスタッフです。ジャッジはトーナメント中のルール運用が正常に行われるように活動を行って下さい。
トーナメント主催者は1人以上のジャッジを任命して下さい。
全てのプレイヤーはジャッジに対してルールに関する質問を行う権利を持ちます。このとき、ジャッジはプレイヤーの疑問に対して裁定を発行しなければいけません。
また、ジャッジはプレイヤーの誤ったルール運用を発見した場合、それを指摘し是正しなければいけません。
ジャッジは必要に応じて、ルールに対して判断を行います。この判断は発行したトーナメント内においてのみ有効な裁定です。他のトーナメントに影響を与えることはありません。
- ▽ヘッドジャッジ
- トーナメント主催者はジャッジの中からヘッドジャッジを1名、任命して下さい。
ヘッドジャッジはトーナメント中のルール運用に関する最高責任者です。
全てのプレイヤーはジャッジの裁定に不服がある場合、ヘッドジャッジによる裁定をジャッジに対して申請することができます。申請が行われた場合、ヘッドジャッジはルール運用に関する最終的な判断を行います。この判断は、そのトーナメント内におけるルールに関する最終決定です。他のトーナメントに影響を与えることはありませんが、そのトーナメント内においては絶対的な裁定となります。
トーナメントスタッフ(主催者、運営スタッフ、ジャッジ)は、ガイドライン違反や、トーナメントの運営を阻害する行為、に対して罰則を科すことができます。罰則とは主に以下の項目内容となります。
- トーナメントからの除外
- 試合での敗北
- その他、トーナメントにおける罰則
これらの程度を判断するために「ペナルティ」を発行することができます。
ペナルティはジャッジを含むトーナメントスタッフが発行することができます。
ペナルティには「警告」と「注意」があります。注意2点が警告1点に相当し、警告3点でトーナメントからの除外となります。
トーナメントスタッフはペナルティを発行した場合、スコアカードに「N(注意:Notice)」「W(警告:Warning)」と記録を行って下さい。
ガイドラインに書かれていないことについては、どういった行為がペナルティに当たるかは、各トーナメントにおいてそれぞれ判断してください。
トーナメントには必ず、1人の主催者がいるものとします。
主催者はそのトーナメントにおける責任者です。と同時に、スタッフの任免を含むトーナメント運営に関する最上位の権限を持っているものとします。
主催者はトーナメントの運営を円滑に行い、参加者(プレイヤー)に対して健全なトーナメント環境を整える義務があります。
- ▽観戦に関して
- 対戦が終了していないプレイヤーと会話や何らかのコミュニケーション(会話などの情報の交換)を行うことは固く禁止します。
観戦は偵察行為に該当する可能性があるため、トーナメント主催者の判断で禁止としても構いません。この場合、事前に告知を行って下さい。