イントロダクション
(2002-08改訂)

このHPは1997年11月に開設しました。最初はヘタクソな絵が1枚貼ってあるだけの、人を小バカにしたものでしたが、それでも胸踊ったものでした・・・嘘です。あまりのお粗末さにすぐに消そうと思いました。その直後、過去3回分の旅行記をいまでは考えられないペースで書き上げ、ようやく韓国旅行記をメインにしたHPであるということにしました。

韓国旅行4からは大雑把なメモをとるようになり、旅行記以外に韓国語ページを作ったり、掲示板を開いたり閉じたりし、表紙のデザインを変えたりフレームを使ったり、手書きソースにこだわりつつ今日に至っています。

韓国旅行6が終わり、盆休みに帰省もしない「うぉる」は自分の名前とHPのタイトルについて、またその背景について、説明しておこうと思い立ちました。なお、これを書いているのは1998年08月です。

自己紹介をしろ、ということを何度か言われますが、どうなんでしょうかね?そんなもの必要ないと思うんですが。旅行記を読んでくれたら次第に浮き彫りになってくると思いますし、本名とか生年月日とか、そんなもの知ってどうするの?と逆に訊きたいぐらいです。

いや、実際にお会いした方には本名で挨拶しますし(というか、あまり「うぉるさん」と呼んで欲しくないです。恥かしいじゃないですか(笑))、生年月日だって秘密じゃないです(めったに訊かれないですが)。性別は男です。これは明言しておかないと稀に女だと思われてることが・・・(旅行記を1つも読んでいない証拠だ)

実は、写真付きで履歴書みたいなものを、と思ったこともありました。しかしそう思った途端にいろいろと不愉快なトラブルがありまして、その気が失せました。会社関係に知られたくないという理由も、依然としてあります。まぁいずれにしても、30代後半(2002年08月)独身の、見た目パッとしない会社員です。あとは旅行記とか日記とか、その辺から判断してください。

・・・ここまで2001年02月に加筆、と。

うぉる

韓国語を独学して1人で韓国に行って来た、しかも民間人の家で寝起きしたということは、私の人生観を変えるほどの体験でした。それを大人しく自分の中に秘めていればカッコいいのですが、私も弱い人間ですから誰かに話したくなりました。正直に言うと「へぇ!それはすごい!」なんていう反応を期待してです。いやらしい根性ですね(笑)

ところが私の周りには韓国どころかアジアどころか、海外旅行に関心を示す人間がいなかったのです。英語以外の外国語の独学、航空券だけ買ってブラッと旅行するスタイル、観光なんかそっちのけでその国の人と触れ合う感激、そのどれもがわかってもらえないのでした。旅行記でも執拗に触れていますが、当時私は自分の周囲に失望し、いつもイライラしていました。

そんな時期に覚え始めたインターネットで、韓国関連サイトを発見しました。とくに旅行や音楽を扱ったサイトには感激して、その掲示板に出入りするようになったのでした。掲示板に自分が書き込む、という行為にはかなり抵抗があったものの、書き込んで何らかの反応があったときの嬉しさは、いまでも忘れていません。韓国に関するあらゆることについて、それぞれの分野で自分よりもずっと詳しい人が、しかも会ったこともない人が、初心者の私に親切に教えてくれたのでした。

その頃からのハンドルネームが「うぉる」です。もともとは「うぉるめな」という全羅道の方言だったのですが、いつのまにか短縮してしまいました。この「うぉるめな」は、韓国のあるショー番組で連発されているのを聞いて、気に入って使ったのですが、実は非常に奇異な名前です。直訳すると「どれほど」とか「どんなに」という意味で、その方言ですから例えば「どないに」に当たります。短縮して「うぉる」とすると「月給」や「月曜」の「月」になりまして、まぁなんとなく落ち着くわけです。何度か名前を変えようと検討もしたのですが、気に入ったものが浮かばず、またその頃には既に「うぉる」が定着しており、結局この変な名前のまま今日に至っています。

掲示板でのやりとりは、私をずいぶん落ち着かせてくれました。私の生息域は興味の対象の変化と伴に、次第に音楽関係から在韓邦人のサイトへ移りました。先代トホホ掲示板がもっとも居心地がよく、ひっきりなしに投稿していた記憶があります。HPを作ろうと思い始めたその頃の、実際にHTMLファイルを作成してUPロードするまでの、具体的な心の動きは忘れてしまいましたが、おそらく自分が本当に語りたいことや記録しておきたいものは、自分の空間を作らねばならないと思ったのでしょう。このあたりは、もう記憶が薄れています。旅行記を書くつもりでHPを立ち上げたのか、立ち上げたHPに何もないから旅行記を書いたのか、ちょっと冒頭の記述と矛盾しますが、お赦しください。

ここにうぉる!

これは「うぉる」という名前以上におかしなタイトルです。それは自覚しております。これも初期の思いつきでいい加減に付けたものを、ズルズル引きずって来ました。実は最初の旅行記を書き終えた頃に、もう少しマシなタイトルに変更するつもりでした。何と言うタイトルにするつもりだったのか忘れてしまいましたが、「韓国」或いは「コリア」という単語を入れて、内容が韓国ものであることを表すつもりだったのです。

このタイトル、今でも替えたいです。でも、もう遅いですね。・・・ここ、2001年02月に加筆。

このタイトル、やっぱり今でも替えたいです。誰かに口頭で伝えるとき、恥ずかしくて困るので・・・ここ、2002年08月に加筆。

旅行記(初めての方へ)

実は「旅行記=面白くない」という公式が自分の中にあります。どこかからリンクをたどって「ここにうぉる!」にたどり着いてみると、その面白くなさそうな、いわゆる「旅行記」が幅を利かせています。そのまま舌打ちして帰られる方も多いのではないでしょうか(笑)?

その通り、面白くないです。しかも旅行記1〜6に場つなぎの雑文を加えると、読破するにはかなりの時間を要します。時間がつぶれるだけでなく、中には不愉快になったり体調を崩された方もいらっしゃいます。いっそリンク集でも見て、もっと面白いところを探されてはいかがでしょう?

すみません、嘘です。せっかく書いた旅行記ですから、どうか少し覗いて行ってください。

2001年02月現在、旅行記13を書いているところですが・・・もう全部読んでくれとは言いにくくなって来ました。評判がいいのはやっぱり最初の旅行記ですね。旅行記1が面白くなければ、その後いくら読んでも面白くないです、と言っておきましょう。

私が他人の旅行記を読んでとくに面白かったのは、なば氏(Turbo Clubの前身に掲載)の韓国旅行記と、最近では宮の森氏(8×8、だら旅)の世界各地の旅行記です。両者とも退屈な観光日記の部分が一切なくて、その時その時の感情を混ぜながらも大袈裟でなくクールに、しかもテンポよく読ませてくれます。何より日本語がしっかりしているので、「ネットで時間を潰した」と言うよりも「読書をした」という気持ちになれます。なば氏の旅行記はもう読むことができません(韓国歌謡だけのサイトになったので)が、宮の森氏の旅行記は健在ですので、是非とも・・・なんでイントロで他所の宣伝してるんだろう?・・・ま、いいや。

す、すみません!2002年08月現在、まだ旅行記13が書き終わりません m(_ _)m

「旅行記っぽくない」と言われることがあります。私はこれを、上の公式に照らして誉め言葉と受け取っています。またYahoo!の紹介文も、自分で「旅行記」と書いたにもかかわらず(カテゴリは旅行記ですが)「訪問日記」となっています。つまり「旅行記っぽくなかった」のでしょう。そして無所属の「読み物」としても不完全なものなのでしょう。その理由はおそらく、私情だらけであること、あまり他人の参考にならないこと、文章がよく旅行そのものからはずれること、気が向かないと細かな説明(漢字の韓国語読みとか、単語の意味等)をしないこと、・・・書いていて情けなくなってきます(笑)

とにかく、全体に不親切で、ズバリ自己満足の固まりのようなものなのです。それだけに私にとっては愛着があり、そのために「何かにこだわる」タイプの方には受け入れてもらえるようです。いまでも時間があくと最初から読み直して、誤字脱字を修正したり、あまりにくだらない部分をカットしたり、誤解を招く表現を改めたりと、植木の手入れをするかのようにかわいがっております。

…なんて書いておきながら2002年08月某日、久しぶりに自分で旅行記1を読んでみたら、修正したいところが山ほどありました。当時の私の心情は尊重したいのですが、あまりにもあれなので(なんだよ)、最初のほうだけちょっと直しました。

韓国語

私の韓国語レベルは、たいしたことはありません。独学で会話を重視してやってきましたから、検定試験にはたぶん弱いと思います。まったく日本語のわからない韓国人と数時間話すことは可能ですが、ごまかしもずいぶんあります。それでも英語と違って勉強する人が少ないですから、まったく話せない人から見ると「すごい」ということになります。発音は、実はあまりよくありません。濃音がようやくできかけてはいますが、激音と平音がごっちゃです。もちろん注意してゆっくりゆっくり話せば、相手にわかってもらうことはできますが、会話中はそうもいかず、ダダダッとまくしたてるときはかなりいい加減になってしまいます。 そうは言ってもやはり習い始めの人に比べたら「うまい」ということになるでしょう。

韓国人には「韓国語うまいね」と言われますが、これは例えば南大門市場で、思いっきり日本語発音で「ア・ン・ニョ・ン・ハ・セ・ヨ」と言っても「お上手ですね」と言われるので、あてになりません。親しい韓国人に何度目かにそう言われて、そのように反論したことがあります。黙って聞いていたその人は、「確かに間違いもあるし、発音もよくないところがある。しかし自然だ。(意訳)」と言ってくれました。「自惚れ」の汚名を覚悟で解説しますと、要はしゃべりの抑揚が自然に近いということです。これには韓国のドラマやバラエティー番組が大いに役立っています。言葉の区切り方、語尾の上げ下げ、その辺が日本語とはかなり違うので最初は恥ずかしいですが、日本語風韓国語の方がもっと恥ずかしいと感じてからは、大袈裟なくらいにマネすることにしました。発音練習は難しくても、しゃべりのリズムは簡単にマネできます。この抑揚のおかげで私の韓国語は、実力以上に見られがちです。ただ、そう見られて困ることもあります。こちらの実力を過大評価した韓国人は猛烈な勢いで話し始め、子供でも知っているような言葉がわからないと苛立ちます。そんなときにはこちらがわざとペースを落としてしゃべって、過大評価を修正してもらわねばなりません。

書く方はもっとダメです。韓国人とのメールのやりとりがあるとは言え、身辺雑記を書いているとは言え、 1週間も間があくと単語の綴りに自信がなくなって、辞書がなければ書けなくなります。たとえ会話が成立しても、その言葉を書いて見ろと言われたらきっと間違いだらけです。

ところが2002年08月現在、MSNメッセンジャーで毎日誰かとチャット状態なので、書くほうが得意かもです(--# 会話のほうは、使う機会がまったくないわけではないのですが、やはり旅行中の、「日本語シャットアウト環境化での会話能力」には遠く及びません。そこへ中途半端に覚えたプサン訛もからんできて、かなり変な状態です。早くまた韓国に行かねば!

韓国語をどうやって勉強したらいいかと訊かれることがあります。韓国人から日本語をどう勉強したらいいかとも訊かれます。私もよくわかりません。わかりませんが、好きこそもののなんやらで、韓国語が耳に心地よければ上達が早いのではないでしょうか?韓国人が日本語を学ぶときもそうだと思います。答えになっていないと思いますが、安上がりでいい勉強法があったらこちらが教えて欲しいぐらいなので、韓国語について語るのはこの辺でやめようと思います(笑)。。。チャンチャン!

何を能書き垂れてるんだか・・・まだまだダメですって。この先は同じペースで勉強しても、目立った進歩はないと思います。しかし、立ち止まったらそれこそ落ちるだけなので、「見えないところで伸びてるハズ」と信じて、頑張って・・・るんだかいないんだか・・・(あまり触れたくないらしい)・・・くどいようですが、ここも2001年02月に加筆。

その通り、止まったら落ちるだけ(泣)語学は回遊魚なのだ(でも同じところを回っていてもダメでしょ)・・・ここ、2002年08月に加筆。

身辺雑記

ある日韓国語で何か書いて見ようと思い立って、とりあえずHPの挨拶文を考えました。韓国語で文章を書く機会など、自分で作らなければやって来てはくれません。思いつくままに書いて、メールで韓国のオカトホさん&りなぽんさんに相談したところ、お2人は帰国が決まったあわただしさにも関わらず、とても丁寧に添削して下さいました。しかし私の韓国語挨拶文処女作は、これがまぁ間違いだらけのひどいものだとわかりまして、独学にしてはすごいなんて慰めては頂きましたが、その修正個所の多さときたら・・・日本的感覚で日本語的言い回しで、しかも(辞書を見ながらだったのに)綴りの間違いまでボロボロ発覚して、とりあえず笑ってごまかすしかありませんでした。1998年01月下旬のことでした。現在いかにも自力で書いたように構えている挨拶文(前半)は、だからかなり背伸びしたものなのです。(挨拶文の後半は身辺雑記を始めてから書きました)

韓国語の誤りの多さにちょっと落胆はしたものの、そこで懲りてしまっては始めた意味がありません。教えてもらっておいてすぐに投げ出したのでは、ただの冷やかしです。それで次に日記を書こうとしたのですが、高校時代のバカ話を書き始めたらそれだけで長くなってしまいました。日本語ならすぐ消してしまうところですが、せっかく何倍もの時間をかけて韓国語で書いて、それをいろんな方の御厚意で間違いの指摘もして頂いて、ちょっと消せなくなってしまいました。

そしてようやく日記風のものとしてスタートしたのが、身辺雑記です。いろいろな方からのご指摘を頼りに誤りを修正(文字が赤いところ)しつつ、少しずつ書いて来ました。そのうちに韓国で知り合った学生さんや、日本の韓国パブのお姉さんにまとめて読んでもらうようになって、現在(ちょっとサボってます^^;・・・1998年09月03日現在)に至っています。

このように私の韓国語ページは「自分さえよければ」的なものでありまして、読み手の勉強には(たぶん)ならず、教えて頂いてもロクに恩返しもできず、旅行記よりも更に自己満足(満足できてませんが)の世界で、それではあまりにも申し訳ないので、せめてもの罪滅ぼしに私生活の暴露告白懺悔狂乱・・・を書いて行けば---ちょっとは面白くなりますかねぇ?---(トーンダウン&フェードアウト)・・・

身辺雑記は、韓国語の掲示板ができてからほったらかしだったので、先日終わらせました。日本語の掲示板(つまり元からある普通の掲示板)は、管理人(私のこと)は書き込みません。そして日記を始めました。あっとそれから、韓国最高の実力派歌手であるイ・スンチョルのコーナーを立ち上げ、今後発展させて行く予定です。(そろそろイントロダクションを書くのが面倒くさくなってきたので投げやり)・・・2001年02月に加筆。

MSNメッセンジャーを始めてから、親しい人の近況がリアルタイムでわかってしまい、その結果韓国語掲示板はほったらかし状態です。常連も一人去り、二人去り…そろそろ閉鎖するかもです。日記(日本語です)は、なんだかんだと続いています。こんなものを続けているから旅行記が進まないのか?いや、日記すら書かなくなったらサイト閉鎖の危機か?と諸説ありますが、日記も旅行記もこのサイトそのものも、イヤになったらやめます。でもまだ、それほどイヤになってはいないのです。あ、スンチョルのコーナーも進んでないですね。はいはい、やりますやります頑張ります(以下25回繰り返し)・・・ここ、2002年08月に加筆。


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