歯車



6/30

 映画『ザ・リーグ』の予告を見て以来、気になってたので『透明人間』を買ってきました。確か透明人間は最後に殺されたはず・・・・。
 H.G.ウェルズ『透明人間』偕成社文庫
 発売されたばかりの完訳版。表紙が素晴らしい。解説は三村美衣。透明人間といえば福島 正実訳、南山 宏訳とSFマガジン歴代編集長(ですよね?)訳があります。子供の頃に読んだのが果たしてどれだったのか分かりませんが、今回、完訳版を読んでビックリ。オチが記憶と違う!


 『ザ・リーグ』はアメコミ原作もの。奇才アラン・ムーアの筆になるもので版権の切れた有名キャラが跋扈する冒険もの。
 『スーパーロボット大戦』とか『ドラキュラ紀元』のようなものですね。
 映画版ではアラン・クオーターメン、ジキル博士とハイド氏、ネモ船長、透明人間、トム・ソーヤが活躍する予定なのだ。
 原作は、ガリバーとジョン・カーターの握手するシーンで開幕したりするのだ。

 Mというキャラも出てくるそうなんですが、007のあれではなくて、ホームズのお兄さんのことらしいです。版権のせいでしょうか。


6/29 量子力学的サターン・デッドヒート

 きっと、宇宙のどこかで誰かが、上巻を「観測」したに違いない。


6/28

 『第六大陸』と聞くと、やっぱりスーツやYシャツを思い浮かべますが、作者もそうだったとは。

 いろいろ本を買ってます。


6/27

 『X−MEN』日本語版の3,4巻を購入しました。


 PS2の恋愛ゲーム『ゆめりあ』をクリアしました。
 幼馴染を狙おうと思ってたのに、誰よ! 隣の天然ボケ・めがねのお姉さんを対象にしたのは!

 AUTOモードがあるので、何もしなくても遊べます。戦闘パートはあってなきが如し、というところがすばらしい。『サクラ大戦』の時に感じた不満をそのまま解消してくれてます。不満というのは・・・・戦闘部分がよく出来てること。
 確かによく出来てるけど、こっちは恋愛部分を楽しめればいいんだから、合体攻撃シーンとか、キャラごとに見せてくれれば十分。本音を言えばそこはじゃま。なくなってしまえば後は、アドベンチャーパートでゆっくり、それぞれのキャラを攻略できるのになあ。
 という不満。

 この点、『ゆめりあ』は非常に潔い。戦闘パートを簡素で、戦略性のかけらもないものに仕上げてます。仕上げきってます。

 お話は際限なく、あまったるいありがちSF風味もの。
 夢の世界と現実が交錯。主人公は、ある日を境に夢の世界で出会った少女たちと現実世界でも出会うようになる。単なる夢だと思っていたが、実は彼女たちも同じ夢を見ていたらしい。この夢はただの夢ではないのか。主人公は、真実を確かめるため、今日もハーレム状態な夢世界にジャックイン。

 コテコテでど甘いシナリオには正直、ついて行けませぬ。


6/26

 『ヤング・スーパーマン』を引き続き視聴してます。

 スモールビルというアメリカの田舎町に、ある日、隕石がふりそそいだ。直接、間接を問わず多発する事故。時を同じくしてケント夫妻は、一人の赤ん坊を拾うが・・・・。

 そして、この隕石落下から10数年後。
 スーパーマンことクラーク・ケントは高校生になりました。
 しかし、己の秘められた能力には気がついていません。最近ようやく使えるようになったのが、透視能力。寝ぼけてると、ベッドの上に浮かんだりすることもありますが、飛ぶことはできません。
 基本的に彼に出来るのは怪力を発し、すばやく動くことだけ。加えて、鋼鉄よりも丈夫な体を持ちます。
 非常にシンプルです。

 ドラマは1時間構成ですが、日本では前後に分けられ、2週にわたって放送されてます。
 事件の発端は、たいてい、誰かが町のどこかに落ちていた隕石(クリプトナイト)に触れて特殊な能力を身につける、ところから始まります。
 そして、その人物が事件を起こし、これをクラークが倒す、というのがパターン。

 ジョジョの第4部みたい。


 ちなみに、クラークの父の名はジョナサン。


 のんびりちまちまと歩みようやくの50000HITでございます。
 ありがとうございます。

 7/3〜23まで兵庫県は姫路市へ仕事で行って参ります。
 うう、うわーん。栃木で行われる2泊3日のSF大会、行きたかったのにー。

 行けなくなって、浮いたお金はコクーンに投資されました。

 来月の課題図書には『ソラリスの陽のもとに』『ネバーウェア 』『虎よ、虎よ!』に『ハサミ男』、クイーンのエジプト、もしくはギリシアを選びました。さて、どこまで読めるでしょうか。


6/25

 画像特集。













 『創竜伝』最新刊読了。
 意外な展開。わずか半日の間に起きた日本の危機、また危機。
 面白かったッス。


6/24 ドラえもん

 『撲殺天使ドクロちゃん』の「すごい」という評判だけ聞いて買ってきました。
 すごい。文章の、文体の暴力ッス。これを読み通すことは不可能に近い。


  次世代ワールドホビーフェアの様子。連載中の『吼えよペン』読者は右下を確認。ほんとだったんだ・・・・。
 特集:美少女フィギュアの13年。13年前と今のガレージキットの比較。お題は『トップをねらえ!』。模型の方もSFな方も。

 藤子不二雄atランダムより日記の6月22日ではドラえもん映画特集。『ぼく、桃太郎のなんなのさ』、見てみたい。バケルくんではないからということで見る気がなかったんですが、これはいいかも。
 ドラえもんのあれは”片倉設定”というのか。30代以上の人と、ちょうどその子供にあたる世代は結構間違って覚えてる恐れがあります。ご注意あれ。
 『げんしけん』2巻137ページもちょうど、ドラえもんへの深い愛が語られてて、今まさに俺の中での映画ドラえもんブームが! 宇宙開拓のラストシーンを見た以外、ドラえもん映画をぜんぜん見たことなかったけど、見てみたいぞ。

 『げんしけん』のゲームエピソードは逆はよく聞く話ですが(彼女にゲームを勧めて、ゲームの良さを理解してもらおうという誰もが挑んで失敗したいばらの道)、・・・・泣けます。
 それで、なんで水着の胸のとこにけってんくらーとと書いてあるかが問題。
 作者はSFマガジン読者なのか! 水玉ファンなのか!


6/23

 わからん。これがケッテンクラート症候群というものなのでしょうか。



 新城カズマ先生の新作を買ってきたのであります。
 序盤。ベルセルクのガッツばりに巨大な剣を持つ美少女と連れの巨漢(女性)が奴隷少女たちを運んでいる馬車を襲撃して、ずんばらりん、ざんばらりん。
 その美少女も途中、危うく殺されそうになりますが、捕まっていた小生意気なチビっ娘が、剣を拾ってくれたおかげで何とかその場を切り抜けまして、ここに奇妙な3人連れの旅が始まるのでした・・・・。

 ありがちがイカンとは言いませんが、戦闘シーンもいまいち盛り上がらないし、新味がないのであります。
 やっぱり、資料と首っ引きで書いてる新城カズマとそうでない新城カズマは別人です。前者と、蓬莱学園の新城カズマしか読まないことにしようかと考え中です。


 戸田奈津子が『英語でしゃべらナイト』に出てました。どうやって今風の言葉を取り込むんですかという釈由美子の質問に「ナウい言葉を取り入れるには」と語る先生。うーん。


6/22 映像化希望作品

 一位はジョジョ。
 二位はマーズ。
 三位は忘れました。

 Vシネマでウイングマンというのはどうでしょう。銀河英雄伝説を実写化してラインハルトは女性にやらせるとか。
 そういえば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』続編の企画が進んでるそうです。ドクたちのその後をアニメでやるらしいんですが、なんかこう『E.T. グリーンプラネット』『マクロス2』とかの記憶がもれんもれんと流れ出して来るっすよ。


 以前ちはらさんに勧められた『鋼の錬金術師』最新刊買ってきました。アニメ化かあ。全然話が進んでないし、終わってないのにどうすんでしょ。
 ちなみに、某愛妻家が一番のお気に入りキャラであります。次点はやはりのブラックハヤテ号。


 島根を代表する三作家の一人(他はミステリの法月先生、SFの飛先生)が新作を出したというので買ってきましたら、セーラー服のすばらしさを歌い上げたHマンガでありました。流星ひかるであります。カバーをはずしてみるべし。


6/21

 『タイムアクセル 12:01』を見直してみました。80年代に作られたタイムスリップSF映画。

 やることなすことダメダメで、クビ寸前のへっぽこ会社員が主人公。
 彼が密かに恋心を抱いていた女性科学者が殺されてしまうのが事件の発端。
 たまたま事件現場の近くにいながら何もできなかった主人公は、悲嘆にくれます。
 そして翌日。
 主人公は世界が1日分巻き戻されていることに気が付きます。しかし、それを知るのは主人公一人。
 さて・・・・。

 コーヒーをこぼす、鉢植えを割る、毎朝流れるニュース、毎朝かかってくる電話、主人公の死などなどジョジョ第4部に重なるモチーフがたくさんあります。ただ、リピートを強調しようと思ったら誰もが入れる要素なので、これがもとネタなのかどうかは、はっきりしません。



 『ブレイド 2』を見ました。
 あの名作『ブレイド』の直接の続編。
 しくしくしくしく。
 マーヴルのアメコミが原作ですが、多分、あまり関係ありません。
 今回は、リーバースというヴァンパイアの亜種が現れたため、敵同士だったブレイドとヴァンパイアたちが手を組むというお話。
 スタイリッシュな映像で決めまくっていた前作からすると、肩すかしの連続。終盤、サングラスを手にするシーンやほんとのほんとのラストシーンはもう情けなさに涙がちょちょぎれます。話の中身はもちろんスカスカなんですが、それでも前作は、ちゃーんと伝奇ものの手順を踏んでましたし、なんといっても敵に魅力がありました。
 それが、こんな・・・・。

 そもそも、ラストバトルをやる意味がないでしょう。



 完結した『イリヤの空、UFOの夏』。全部出てから読もうと思ってたので知らなかったんですが、葵 星円というキャラが出てくるのだそうですね。

 『鼠と竜のゲーム』を読んでて「そういえば、秋山先生の書いた短編にもそんなのがあったはず」と思い出して探してみましたが、見つかりませんでした。どうやらなくしたようです。てへ。

 検索してみると
 『鼠と猫のゲーム』は『猫の地球儀』(同人誌版)の続編。
 と同時に、『BLACK MAZIC』の原型になるお話でもあります。
 弥生のその後の物語。
 題名通り、猫で、鼠を狩ります。もちろんサイバーパンク小説。
と、自分の日記に書いてありました。そうだったのか。


6/20

 文庫がたくさん入ったダンボール箱を発見。
 開けて、上の方だけ見てみました。
 『ドラキュラ』『ヒーザーン』『80年代SF傑作選 下』『海底2万里(メビウス版)』『電脳砂漠』『十二月王子』『タルカス伝』『五月ゲーム』
 おおおお・・・・。

 いつ頃の私がしまったものかわからんが、しかし!
 いい趣味してるぞ、私!!

 『コスモホッケー・イレブン』も入ってました。



 『マトリックス・リローデッド』見てきました。もう、みんながつまんないとか話に無理があるとか言うんで、あまり期待してなかったんですが・・・・・。
 素晴らしい!
 大傑作!
 ムチャムチャ面白いではないですか!!

 『ウルトラマンゼアス2』の時に「うおおう、この監督は俺の脳をサーチして夢映像を現実化させてやがるぜい」と思ったんですが、今回もそんな感じ。
 美しーっ。

 今回キーパーソンとなる人物がいるんですが、あれがまたいい。いいやつですよ、あいつは。トリニティーはわりとどうでもいいかも。
 始めから最後まで退屈しなかった映画は久々。
 ありがとう、ウォシャウスキー!

 安田ママさんの映像化して欲しい本特集。間に合わなかったんですが、私の一位は『ジョジョの奇妙な冒険』。映画用オリジナルエピソードで監督、ウォシャウスキーで。日頃から常々申し上げとりましたが、これは、ぜひぜひぜひぜひやっていただきたいのであります。



 『80年代〜』を開けてみたところ『ぼくがハリーズバーガーショップをやめたいきさつ』にしおりが挟まってました。大好きなのであります。


6/20

 80年代アメリカンコミックスの柄が入った女性用の下着をバンダイが発売するという話に反応して、色々調べてみました。
 ・・・・ウソツキ。
 ひどいや。


 生きて動いてるMEGUMIを某テレビ番組で始めて見ました。あんな毒の強いキャラだったとは知りませんでした。何かに似てる・・・・。そう。『げんしけん』のアレに似てます。黒髪じゃない方のヒロイン。
 そのテレビ番組というのは『ヘキサゴン』。池袋を歩いてた女子高生、9%の正答率をほこるという問題が印象に残りました。「アガサ・クリスティーの小説の題名にもなっている***急行とは」というもの。
 9%です。


6/19 SFマガジン 2003年7月号 123ページ

 柏崎先生の書評の内容についてもすこし具体的に。
「皮膚が青くなり発熱する奇病は、ヘリオたちココン人だけでなく、シン人にも広がっていた。勝手に救命活動を行うメデューシンは軍の不評を買い、ついに離反し単独行動することに・・・・。戦艦と救急が合わさったメデューシンが、いままさに世界を救う! なぜこの仕事をしているのかと自問するアルテも、一つの回答を得て父母とも和解する。」
 固有名詞ばかりで並べてあるので何が書いてあるかさっぱりわかりません。
 誰よ、ヘリオって。アルテって。主役なの? 端役? 父母と和解する? それで?
 シン人って、どういう人種なの? 他にも人種があるの? 発熱だけでなんで騒ぐの?

 誰か、この書評の内容の説明をして下さい。
 「向かうところ敵なし、小川一水」というフレーズも意味不明。
 少なくとも未読の読者に向けての文章ではない。
 とにかくこの書評そのものの存在が無意味です。
 こんな説明で、この本が自分向きの本かどうか、面白いかつまらないか判別できる人がいますか。

 展開に期待したい、というフレーズもやめて欲しい。それはなんですか。1巻は我慢して読めということ? 1巻から面白いということ?

 一人ノリノリで外しまくっている序文も相変わらず。


6/18 トレック

 コクーンを買ってからというもの、さしたる苦労もなしにスタートレックを録れるようになりました。嬉しい。

 放送中のスタートレックは2つあります。DS9とヴォヤージ。

 今回のスタートレックDS9は酒場のこすい経営者が、事故でクリンゴン人を殺してしまったという話。自分が闘って殺したことにすれば客が押し寄せると考えた経営者は嘘の証言しますが、誇りを重んじるクリンゴン人の怒りを買ってしまい・・・・。金に汚い嫌われ者の商人種族フェレンギ人達の、独特の倫理観が出てるとこがうまい。出来ればコン・ゲーム的要素をもちょっと深めて欲しかったとこ。

 一方のスタートレック・ヴォヤージは医師の倫理をテーマにしたお話。
 ヴォヤージは宇宙の彼方にとばされてしまったクルーが、なんとか地球に戻ろうとするという話です。そのため、艦内にはいろいろ整っていない部分があります。医師に至ってはホログラム・プログラムで済ませてる始末。この医師プログラム、独自に動いて、人格もあるわけですが実に見事なへっぽこぶりを発揮しております。今回の話は、その医師プログラムの手に負えない事件が起きたため、別の科学者プログラムを立ちあげるというもの。
 科学者プログラムの方は、医師プログラムと違って、技術も知識もあって人間としても魅力的。
 ・・・・なんですが、モデルになった人物が実は、人体実験を繰り返し、悪魔と恐れられたといういわく付きの人物だったのです。科学者プログラム自身は、人体事件を行う前の科学者をモデルにしているため、その記憶も経験も持っていないのですが・・・・。
 表面上はさっと料理してありますが、ちゃんと後をひくように出来てます。

 どちらも楽しめました。

 アニメのガドガードを初めて見ました。これはきれいですなあ。
 オープニング、エンディングの作画は特に素晴らしい。エンディングのこういうのが自分にとっての動き萌えであります。


6/17 スキャナーに生きがいはない

 コードウェイナー・スミスの『鼠と竜のゲーム』を読んでるところです。
 『ノーストリリア』もそうですが、どこら辺が評判になったのかいまいちピンときません。でも、この後に出てくる女性宇宙飛行士の話にはグッと来るものがあります。



 こないだ、CG製作会社ピクサーの様子をテレビで放送してました。いいなあ。夢の世界だなあ。
 残念ながら『インクレディブル』の映像は出ませんで、宮崎アニメのポスターが貼ってあったり、トトロ人形が置かれてたりというのを紹介。
 ああ、でも、職場に秘密基地があるなんてー。


6/16 そろわないー

 カプコンHGIFは1回ダブリで揃いました。
 シロマサはトグサ、トグサ、トグサ、たこちゅーたこちゅーで色付きは2個だけ。高いだけにガックリ度も高いです。


6/15 ゆめりあ みそラーメンは後を引く味

 やたら、おにいちゃんおちいちゃんと呼ぶゲームをインストールするあいちゃん。やーめーてー。


 お昼には皆でミルクをたっぷりと入れたみそラーメンを食べに。うまいんですが、後を引く味です。
 帰りにはゲームショップに行って評判のゲーム『ゆめりあ』を買ってきました。ナムコのゲーム。

 動き萌え、というのにキョウミシンシンだったのであります。
 でも! これはちーがーう。私の求めてる動き萌えと違いますっ!
 アニメ絵にハイライトがちゃんと入ってたりとかそういうのはどうでもいいのですよ。もっと、フォルムを強調していろいろ動かして欲しい! そもそもキャラでざが可愛くない。

 ところで、いまだに”ゆめりあ”が何を意味するのか分かりません。

 受けたのは、高校の担当教師のこわれっぷり。
 それにしても無茶な話です。ふっきれて、2周くらい回って戻ってきた感じの作りです。


6/14 D&Dです

 起きると、まだFF10が続いていたのだった。行き先、倒し方を完全に忘れていたらしいのです。ラスボス前の語りはなにやら微妙・・・・。
 続いてFF10−2を。こっちは9999ダメージを与えられるという武器があるのでサクサク進みます。ラスボス戦前には例によって取って付けたようなパズルモードが入ってます。コテコテにラブラブな内容でしたが、あそこで連打してないと真のエンディングが見れないというのはずるいぞー。
 2を作るならここに落とすしかなかろう、というところにちゃんと落ちる大団円は見てて気持ちいいッス。表情がいい感じ。主人公の性格がだいぶ変わってますが、これは納得できます。
 ほいで。
 スパロボα2も。あ、ラスボスはこれでしたか。ライフの桁が違いすぎ・・・・。アラドだと納得いくラスボス、エンディングですが他ルートだとどうなんでしょ。ゼンガーでこのラスボスというのはちょっとあわないかも。気になるのはラスボス戦に出てくる建築物。こ、これは!! α3に期待していいんすね、寺田先生。次回はきっと、キングゲイナー+SEEDだと思いますがキカイオーとかもよろしく。

 私の担当は、エースコンバット04で、本来なら酒場の娘と黄色中隊の4番にどきどきな展開を見せつけるとこですが、それはおいといて、フォースもなしにここを飛べって、そりゃいったい何の冗談でございまするか? というラス戦闘だけ披露いたしました。


 終わって、一眠りした後は、急遽D&D3rdに。
 ちゃんとダンジョン潜ってゴブリン退治なんて! ドアを開けたら落とし穴があるなんて! 見張りを立てて一泊して魔法を覚え直すなんて! 久々でゴザルよー。ああ、すばらしきかな、ZOCのある戦闘。
 マスターMくんのコボルド演技は最高でございました。

 適当な駒がなかったので、部屋にあったもので代用しました。

 ついでにコクーンが如何に素晴らしいかを皆に説明したのだ。


6/13 エンディング大会

 友人が帰ってきたので、またもや我が家に大集合。
 今回は呆れるなかれ、ゲームのエンディングを見せあおう大会。
 人がFF10のエンディングを見せようとがんばってる間に眠り込んでしまう私・・・・。


6/12 SFマガジンを読んで

 SFマガジン・最新号の小説以外の場所を読んでいます。


 なるほど、それで、デイビッド・ブリンの小説はあんな主族などのルールがあるんですね。小説の中だけだと思ってたんですが、ブリンさんは割と本気だったんですね。

 唐突にクーンツのことを思い出しました。
 クーンツの小説は典型的なアメリカ型なんですが、ほにゃららという話のラストで、主人公(かな?)の漏らした不用意な言葉のせいで、ほにゃららがほにゃららってしまうのですね。
 でも、それが、とても良かったことのように書いてある。
 ほんっきで、日本に核兵器を落として良かったと、信じてるアメリカ人はたくさんいるんでしょうなあ。


 それにしてもSFマガジンに掲載されてる柏崎先生の書評の出来はひどすぎる。あれはもう直らないんだろうか。



 古本市場という古本屋へ行ってみました。
 2件ほど回ってみたんですがこれがビックリするくらい品揃えがいい。接客も良い感じでした。


6/11

 上遠野浩平『しずるさんと偏屈な死者たち The eccentric dead in whit... 』富士見ミステリ★★★
 SFか、ホラーかと思うような不可思議な事件が起き、これを寝たきりの病弱な美少女が解くという趣向。寝たきり少女がホームズ役。ワトスン役は気弱で気弱で、まじめで優しい女の子。
 年齢の描写はなかったような気がしますが、中学から高校生くらい。
 ワトスン役少女については特に描写もなかったので、イラストを見てびっくりしました。こういう解釈なんだ・・・・。

 奇想天外な事件が、落ちるとこにきちんと落ちますが、ミステリとしては凡作で、いまひとつ驚きにかけます。そこを他の魅力で補っているかというと、病弱小生意気娘であり、何でも知ってるかのような態度をとるホームズ役、つまりしずるさんが魅力的ではないので、評価が落ちます。


6/10 終わってみれば

 谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』角川スニーカー文庫★★★★
 こなれた文章で読みやすかったんですが、まさかそっちに転がるとはなあ。
 チェーンソーの少女とか、宇宙の作り方を模索する少女の話と似たパターン。
 主人公はごくごく普通の高校生。世間をちょっとさめた目で見てる。
 ヒロインはかなり特殊な性格の美少女。頭はよく、世間とはちょっとずれた感覚を持ってる。
 このヒロインに主人公が巻き込まれる、一人称タイプの物語。
 もちろん、萌えは欠かしません。

 導入部の描写がうまくて、話にぐいぐい引き込まれて行くわけですが、気が付くと周りは萌えでそまってるというー。でも面白かったのです。OKOK。
 学園小説、というのは非常にうまい言い方で、途中までどのジャンルに落とすのかが分からないというのもポイントになってます。

 途中で出てくる文学少女が主人公に本を貸すシーンがあります。最後まで本の名は明かされませんがおそらく・・・・。


 唐沢俊一『トンデモ一行知識の世界』ちくま文庫★★★★★
 安定した面白さ。
 序盤に一行知識の定義、後半にはある一行知識からの考察等が盛り込まれ、ほかの豆知識本、雑学事典とはまったく違った構成になってます。エッセイ、ですね。
 中盤の血液型占いの件は泣けます。


 ミステリサイトの年齢リストに対抗して、SFサイトリストをつくろうという話があるようですな。出来れば血液型も付け加えていただきたいとこ。確か、72年のSFものが多かったような気がします(作家にも)。記憶に違いがなければ、ダイジマンさん、野田博士が72年。湯川さんが73年?

 富士見のミステリを2冊買ってきました。

 コクーンはよい感じ。便利です。 


6/9 ミステリな漫画

 ミステリな漫画を読む機会が立て続けにあったので紹介。
 『パタリロ西遊記』6原典の中でも大好きなエピソード、悟空 対 悟空のエピソードが入ってますが、驚くべきことに、密室ものが2本も収録されています。ただし、今回はトリックには期待しないこと。
 『秘密』2有名小説とは関係ありません。SF的な小道具を一つだけ挿入したミステリ。最初の短編がすごかったので、あわてて作者の他の漫画も買いましたが、そちらはあまり面白くなかった。今回出版されたのは『秘密』の2巻。脳の中に記録されている映像を再生することが出来るようになった世界での警察捜査を描きます。とにかく、ファース・トエピソードが群を抜いていい。脳から取り出せるのは視覚記録だけというのがミソです(もちろん、死亡者の脳からしか取り出せません。)。独特のコマ割りのせいもあるでしょうが、あの『ニュー・シネマ・パラダイス』を思い出させます。本格でこそないもののミステリとしてのレベルは高い。
 『爺さんと僕の事件帖』4も見事。事件が解決した後にまた別の話が見えてくる、というのがこのシリーズの特徴。今回は書誌学ものも入ってて、活字マニア垂涎のお話になってます。ところどころ妙に気合いの入った絵が入ってるのがいい。「くだらない」のシーンとか。それにしても5年生のクラスのクラスメートはどうしてああ、怪しげなのか。私好みのいたずらが入ってるのも○。
 ちなみに。
 私は子供の頃2回落ちたことがあります。どうやって助けられたかは記憶にありませんが、今こうしている私がいるということは、祖父や祖母が、もしくは父や母が「大変な思い」をしたことはまず間違いのないところでしょう。今となっては貴重な体験です。
 『百鬼夜行抄』文庫版5は有名な妖怪ものですが、ミステリとしても読むことが出来ます。特に、フーダニット形式の頻度が高い。

 そういえば『賽の目繁盛記』4も出ていました。こちらは絵柄やおちゃらけたネーミングに騙されがちですが、魂の部分で本格派の剣と魔法系 異世界冒険ファンタジー。そういう意味ではあの『ベルセルク』にも迫れる! と私は思ってます。


  芳崎せいむ『金魚屋古書店出納帳』少年画報社
 全然ミステリでもSFでもないけど、古本ネタということで買ってきました。セドリ(背取り?)も出てきてます。絵はきれいですが話は退屈。実在する漫画を扱った漫画専門古本屋のお話。


6/8 

 第8回スニーカー大賞〈大賞〉受賞作です。
 谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』角川スニーカー文庫
 まだ、序盤読んだだけですが、すばらしいです。傑作のかおりがします。
 高校。ボーイミーツガール。つっけんどんな美少女。
 ハルヒは、小松左京賞をとった・・・・名前忘れましたが、世界の作り方を模索するあの少女に似てます。が、こちらの方が断然よい具合です。

 宇宙人も、未来人も、超能力者もいなくて、怪事件とかもなーもおこらん。つまらん。と至極真っ当な不満を持つ少女とそれに振り回される少年・・・・。


6/7 リバース

 『クレヨン しんちゃん』を見てましたら、作中作で魔法少女もののアニメやってました。題名を『魔法少女もえP』。それを見たねねちゃんは中身のアレさに怒り狂い、人形をぶちのめしながら呪詛の言葉を吐き散らします。
 「ったく、何書いてンだよ脚本、素通しかよプロデューサー、やる気出せよ演出! オタ向けじゃなく子供向けに作れよな」

 ・・・・こわ。


 映画『リバース』も見終わりました。
 リピート系タイムスリップものですがロードムービーっぽい。伊藤明弘の漫画『ワイルダネス』2巻の前半みたいな感じ。
 主人公がテキサスを車で走るシーンから始まります。車は途中で壊れてしまい、やむなく通りかかった車に同乗させて貰う。しかし、ささいなボタンの掛け違いから、人が死んでしまうはめに。
 この後、主人公は20分前の世界に意識だけタイムスリップ。なんとかして、殺人事件が起きないようにと奮闘します。しかし、失敗。そこでもう一度タイムスリップ。しかし。
 この主人公というのは元ネゴシエイター(説得屋サン)で、自分のミスで6人も死なせてしまったというのがポイント。仕事を辞めて、田舎へ戻る途中なのです。ここで彼女(女性なのです)がなぜ、見ず知らずの人々を救おうと死にものぐるいになるのか、その強力な動機付けがされています。
 話はあくまで、彼女が人々を救おうとする点にのみ、しぼられてます。ここがうまい。
 途中で、イレギュラーが入ったりとストーリーテリングも巧み。

 ただし、ジョジョ第4部と比べた場合、あちらに軍配があがるでしょう。
 ミステリ面で見ても、やはり『七回死んだ男』を越えるのは無理です。
 爽快感では『恋はデ・ジャブ』に劣ります。

 ロードムービーらしさが目を引くタイムスリップの佳作。
 DVDは出てないのでビデオレンタルで探して下さい。記憶があやふやですが『タイムアクセル』の方がらしくて良かったと思います。


6/6 えんじさんは池澤春菜が好きなんですよね?

 そ、そうかなあ。
 でも最近。
 英語や。
 フランス語にちょっと興味がわいたとこです。

 池澤春菜の携帯電話のエピソードは面白いです。曰く「お兄ちゃんは、今電話に出られません」なんて、ベタベタなセリフを頼まれたこともあるんですよ。

 だ、だれ? そんなことをしたのは!


 購入本。
新城カズマ『翠の星の愚神ども―ジェスターズ・ギャラクシー〈2〉 富士見ファンタジア文庫 』
谷川 流『涼宮ハルヒの憂鬱』角川スニーカー文庫
おかゆまさき『撲殺天使 ドクロちゃん』電撃文庫
赤城 毅『虹のつばさ』講談社ノベルス
田中芳樹『創竜伝 13』講談社ノベルス
唐沢俊一『トンデモ一行知識の世界』ちくま文庫

 スーパーマンの飛行ポーズは「アキンボー」というそうです。
『決定版 おいしい漬け物と梅干し』主婦の友社
 野菜不足を補おうと思ったので。お酒にもあいそう。

 以下は古本屋で見かけたハヤカワSF文庫。
クリス・クレアモント『暁のファーストフライト』ハヤカワSF文庫
 献辞の内容が独特でした。ものすごくつまらなかったんですが、アメコミ有名人の本なので、買い直してみました。どなたか要りますか?
ジョン・ヴァーリィ『へびつかい座ホットライン』
 久々に見かけました。
フィリップ・ホセ・ファーマー『気まぐれな仮面』
 知らない本だ。
ジーン・ウルフ『新しい太陽の書@ 拷問者の影』
 なんと、2冊も。カワウソと続編をは翻訳して欲しい。
ティモシイ・ザーン『ブラックカラー』
 ゲーム『メタルギア』でスネイクと闘ってましたね。
マーガレット・セント・クレア『アルタイルから来たイルカ』
 わー、ぜんっぜん知らない。でも矢野徹翻訳なのだ。
チャールズ・シェフィールド『星ぼしに架ける橋』
 欲しかったのだ。
テリー・ビッスン『世界の果てまで何マイル』
 確保。人に勧めたくて。

 ネット書店アマゾンで西e田(プロフィール:エロゲンガー)なるひとのオススメ書籍を見つけました。たかみち画集などの他にも『太陽の簒奪者』やグールドの本などが入ってます。芯の通ったSF者だったんですね。
 SF者は『果てしなく青い、この空の下で…。』も買ってもいいのかもしれません

 新城カズマ先生は、今月20日に『イスベルの戦賦(うた) <天の踵>よ、来たれ』を出します。
 こちらは、作者曰く「〈剣と魔法〉というよりも 〈棍棒と呪術〉が支配する太古の冒険譚、しかも1巻と2巻が2ヶ月連続刊行。」楽しみ・・・・と不安が混在してます。新城先生には資料を読みながら本を書いて欲しい。


6/5 今、またひとりのヒーローが

 冲方丁『ストーム・ブリング・ワールド カルドセプト創伝 2 星を輝かせる者 』メディアファクトリー★★★読了。
 結局、読みました。



 風野先生とこ経由で知りました。『アイアン・ジャイアント』の監督が描く引退した中年アメコミ風ヒーローの話『ザ・インクレディブルズ』
 うわっ!
 yamatoさん、ちょっと、これ。こっ、これ!


6/4 ミクロマンが届きました

 名古屋から戻ってきました。注文していたミクロマンも届きましたー。
 わーい。


歌野晶午『ブードゥー・チャイルド』角川文庫 ★★★
 むー。
 読了。
 むー。

 とにかく読みやすい! 文の密度が薄いこともあって、そこそこの厚さはあるのに、同時に読み始めた『虎よ、虎よ!』の10倍のスピードで読めました。

 でも・・・・。
 ごめんなさい。そんなに面白くなかったです。
 非常に端正なつくりの本格派ミステリですが、読了後、さほどの感銘は受けませんでした。何か読み逃してしまったのかも。

 序盤に提示される謎は、なるほど確かに魅力的ですが、探偵の解説を待たず、トリックが読めてしまうのが最大の問題。序盤に出てくる*****という記述があったので、だいたい分かってしまいました。
 ネット書評も調べてみましたが、探偵の登場する辺りで、もうオチが分かってしまってる人が何人もいらっしゃる様子。
 途中でオチが分かったからと言って、価値が落ちない小説もありますが、この『ブードゥー・チャイルド』は価値が落ちてしまう方の部類。トリックが読めた後に、探偵から「今は説明している時間がない」といわれたら、これは興ざめでしょう。
 では、序盤の一言が余計だったかというと、そんなことはなくて、もし、これが後半に明かされてたら、私は怒り狂ったはず。

 かの島田先生の提唱するミステリ論にのっとったスタンダードな本格ミステリ。
 ですが、ちょっと物足りない感じです。

 うう、滅多にトリックが見通せる人間ではないのにつくづく歌野作品とは、相性、タイミングなどが、あわないです。次があれば今度こそ!
 (はじめて読んだのが、オチがどっひゃーな『長い家の殺人』で次が、トリックを先に教えてもらった(?)『安達ケ原の鬼密室』だったのです。)


 スターアーサー伝説が復刻されるそうですね。
 それはさておき、本屋でアラン・ディーン・フォスターの冒険小説とウォルター・ジョン・ウィリアムスのスター・ウォーズ小説が並んで置かれてるのを見ました。ちょっと感慨深いッス。


6/3

 冲方丁『ストーム・ブリング・ワールド カルドセプト創伝 1 星の降る都市 』メディアファクトリー★★★読了。
 カードゲームを原作に書かれたノベライズ。2巻まで出ています。
 異世界もののファンタジー。この世界にはカードで魔法を使ったり、魔獣を召還したり出来る人々がいます。この独特のカードをカルド、カルドを使う術者をセプターと呼びます。
 自国をセプターのテロ集団に滅ぼされた王子が、父や姉の仇をうつためセプターとしての修行を重ね・・・・てたんですが、仇の集団が学園を襲おうとしているらしいというので転校生とし魔法学園に転入。お話は一転、ほのぼの学園ものに。狙われているのはセプター見習いの少女。王子は、彼女を守ろうと苦労しますが、数年間の修行+王国生活ですっかり一般常識が無くなってしまい、次々とトラブルを巻き起こすことに。かくしてここにベタベタ展開のボーイミーツガール物語が始まるのでした。

 作者のウブカタ先生の名前、評判は耳にすることが多く、ものすごくものすごく期待して読んだので、がっかり(みっちり書き込まれた重厚なファンタジー小説を想像してたのです)。
 文章も構成も表現もいまいちでした(期待値が高すぎたせいもあります。)。
 「ぬぬ、**を召還するとはのう」みたいな説明的台詞、独白が乱舞するという悪い意味での典型的なヤングアダルト小説。
 致命的なのは、戦闘シーンが面白くもかっこよくもないこと。

 1,2巻でセット。これがほんとは上下巻になっていて、表紙も1,2で対になって最終的に横長の1枚絵になる構成です。『彗星の核へ』みたい。
 だから、2巻も読まないとイカンのですが、さすがにこれはちょっと読めません。
 先に買ってしまいましたが、このまま処分します。



 久々にモーニングを読みました。『じぱんぐ』(カタカナ表記?)という漫画で核をアメリカに落とすべきという話をしていました。

 SFマガジンを買ってきましたが、こちらも読むとちょっとタイムリー。


6/1

 創元版の『タイムマシン』も買って来ました。
 『水晶の卵』が収録されています。竹本泉の漫画にも出てくるアレです。

 映画『バイオハザード』を見ました。ちゃんと『バイオハザード』ぽくなってて、舞台もラクーンシティ。中身もちゃんと怖いスタンダードなホラーアクションになってます。ヒロインがとても良いのだ。
 なお。作中、宣伝ポスターのように2丁拳銃を振り回すシーンはありません。


 ジョジョ5部の某スタンドの元ネタは『CUBE』でなく、こちらかも知れません。