歯車


2/26

 『航路』は第一部を読み終えて少し過ぎたところ。
 第一部はまるまる要らないのではないか。そうでなくとも、もっと切りつめられるのではないかと思いました。
 読みやすいのは確かですが、読み飛ばしてもいいような文章が多すぎます。

 『航路』の意味は分かりましたが、どっちに転がるのか、今の時点では、ちょっと、判別できません。


2/25

 柏崎先生の『SF読み2003』やSFマガジンでの書評、解説。また漫画や文庫の巻末にある解説をいくつか読みました。ひどい内容だと思います。
 自分語りが多く、変にスタイルを気にしていて、ミスも散見される。情報量も少ない。そして一番、問題なのは結局その本が面白いかどうかが分からないところ。

 買った本は2冊。
 小松左京とアン・マキャフリー。
 マキャフリーは買ってからその本の薄さと紙の分厚さに気づいてちょっとがっかり。小松左京はとりあえず、2本読みました。みょうにおじさんくさい。


2/24

 『かんかんアキ缶』見たーい。『ラジオ アベノ橋 魔法☆商店街』聞きたーい!

 AB型はみんなから血を分けてもらえる、という話は保体で出た話でしょうか。記憶があやふやですが、あれは生物の授業で教えていたような気がします。
 でも、自分が知ったのは朝日新聞の出版部から出ていた『新 勉強まんが』全3巻を読んだから。検索してみましたが、引っかからないので字の開き方か何かを間違えているのでしょう。
 あるいは勘違いかも。
 小学生向きの1〜2ページくらいの科学解説漫画。「寒い日と暑い日では音の伝わる速度が変わる」「それぞれの果物に含まれているビタミンCの量は」「ビールと水なら、ビールの方がたくさん飲めるがそのわけは」など面白いネタが満載で、当時の私のバイブルでした。


 スペースシャトルのネタはようやく静まってきた様子。思い出すのはファインマン。
 『ご冗談でしょう ファインマンさん』のシリーズを読みました。
 「見たことないくせに」「やったこともないくせに」「読んだこともないくせに」それについて語るんじゃない!! と怒ってしまう私のクセは彼の教科書調査のときのエピソードを読んだ影響が残っていると思います。

 友人がやっていた私の『FFT−A』。いつの間にか、メンバーの一人がプリズン送りに。なな、なんてことを! 一人もプリズン送りでないのが自慢だったのに。


2/23

 風邪でフラフラになりながら仕事をこなし、そのまま友人の誘いに乗り、飲み屋へ。
 いつもの居心地のいい飲み屋へ行ったところ、いつの間にか終電の時間を過ぎてしまい、わたし、他、3名で松戸にある我が家へ移動。
 『フレンズ』『キングゲイナー』の録画に失敗していることに気が付き、肩を落とす。

 音声入力ゲーム『オペレーターズサイド』で、盛り上がり、いつものように本棚をあさり始める皆を視界の片隅にとらえていたが、睡魔の誘惑にとらえられ、そのまま就寝。

 翌朝、いつも通り、朝の6時に目を覚まし料理。朝食を済ませ、テレビを見、11時になるかということで、友人達を置き去りにしてワンフェスへ。


 あるみちゃんもアナ姫もアデット先生も、もちろん、はいだら娘もなく意気消沈。オカモトさんの今回の出品作は『エアマスター』『〜男吾!』から少女キャラが2体。原作にある独特の雰囲気を抽出してありひたすら感心する。資料まで取り寄せたというランドセルの作りこみが素晴らしい。
 鉄虎龍のブースではネタこそ分からないものの、その出来映えに作りこむという言葉の意味を思い知った。徹底的なこだわりに愕然。
 ボークスがからんでいるニトロ・プラスの新作『デモンズ・ペイン』の立体ものはブレン・パワードの流れから派生したようなロボットがあり、これも目を引いた。最近のボークスはネタこそ好みでないもののよいものが続々と出ているように思う。

 海洋堂は次回の手塚コレクションなどを展示。
 百鬼丸の左足親指に表現された「手塚ライン」に舌を巻く。


 『フリクリ』から、おもちゃのカンチだけを買って帰る。どうしても欲しいと思えるものがなかったことについて、あれこれ考えながら退出。
 この時点で3時半だったため、コミティアは見ることはなかった。



 と、友達が言ってました。


 帰ってみると、部屋に色々ないたずらの痕跡。
 苦笑しながら片づけたり、そのまま飾って置いたり。

 就寝。


2/22

 AOUエキスポ、もしくはAOUショーと呼ばれるゲームセンター用ゲーム機展示会が開催された。


 以前に比べると各メーカーのブースは格段に狭くなった。ゲームに力がないと言われる中、奮闘していた景品類までもコマ数を縮小していた。
 しかし、ゲーム業界に元気がなくなったと決めつけるのは早計だ。

 こういった複数メーカーが集合する大型イベントは、実は本来の商談の場としての機能を失ってしまっている。このため、各メーカーは自社のプライベイトショー(各社が独自に行う展示会)とそこでの商談に力を入れるようになった。
 どのメーカーもAOUエキスポには注力しなくなったのだから、元気がないように見えるといわれても仕方がない。

 メーカー側から見れば、こういったショーは出展だけでも多大な経費がかかり、その割にはきちんと商談が出来ない、効率の悪い代物である。しかも半端な状態で商品を出そうものならマニアにさんざ叩かれてしまう。ディメリットばかりが目立つ。
 極力頭を低くして、無難に手軽に済ませたい、と考えたとしても無理はない。

 それに、最近のゲームマニアたちはちょっとロケテストをやっただけで、すぐにネットから情報を手に入れてくれる。わざわざ無駄な金をかけてパンフレットを作ったりする必要はないのだ。

 よって、ショー展示はますます地味になる。そのためサプライズは減り、パンフレットは途中でなくなるようになっていく。今後、ますますそうなっていく。
 いつかは底につくと思うが、今年がそうだとは思えない。
 おそらく、しばらくはこの傾向が続くだろう。


 不況不況と言われるが、実はゲーム業界はそれなりに好調でアーケード分野でならきちんと収益をあげているというところが多い。問題はむしろコンシューマ分野だ。それを体現しているのがセガである。
 今回もセガはその底力を再認識させるような展示物を多く出していた。
 しかし、それすらも家庭用ソフトの不振で帳消しになると思われる。
 セガよ・・・・・。


 今回のショーでソフト以外の面で目立ったのは、新たな課金システムの展示物。代表的なのは、タカラアミューズメントのATOシステム。他にも数社、同種の展示物を出していたが、これにはふたつの理由がある。@消費税が上がる可能性があり、A2004年度に紙幣が一新されるからだ。
 他には、カードを使ったゲームが一つの潮流となっていた。
 『アヴァロンの霧』はICチップを内蔵した優れもので、デッキを用意すると自動的に全て読みとってくれるという画期的なシステムだ。


 ひとつ。
 谷口氏がいうローライズとはこういうもの。 


2/21

 AOUエキスポではセガの『F−ZERO』が面白そう! 久々に本体がぶんぶん揺れるレーシングゲームで期待大ですたい。アーケード稼働が待ち遠しいぞ。
 コナミはまるで『スターホース』か『DOC』と言った具合に並べられた大型レースゲームがありました。ゲーセンのどこに置くつもりなのか、なぞなゲーム。
 カプコンは残念ながら格闘ゲームの出展は見送り。
 元気があったのは、サミー、コナミでした。


 週末はワンフェスですが、今回は「これーっ!!」てもんが無くてちょっと悲しい。キングゲイナーやアヌビスからカツーンとしたものが出てきそうな夏に期待したい。
 同じ同じ場所ではコミティアがあるとのこと。
 でも、風邪ひいてます。ぐったりしてます。



 『アヌビス』、すばらしすぎ・・・・。
 謎台詞の「はいだらー!」は
 浅井さんとこでは
 「灰皿ぁ!」といわれてたり
 某所では
 「*いだら?」といわれてたりですが(台詞の引用も素晴らしいッス)
 あっさり雑誌で「何でもないです。思いつき」と明かされてました。『アヌビス』が終わったら今回の制作者・村田先生が作ったというCDとか聞いてみたいとこです。
 作中では「メタトロンが築く未来とは!」みたいなことを言ってますが、量子コンピューターの記事を読んでると、これが実用化された世界ってのはどんなだろうかと思ってしまいます。これを書いたSFはあるんでしょうか。某SFラストで、彼が使ってる*世代コンピューターはまた違うものなんでしょうか。
 


 浅井さんのPSOガレージキットは、ちょっと尋常でない出来。マウントポジションもそれっぽくとれてます。


2/20

 『プラレスラーVAN』は、意外とオーソドックスな展開で続きを確認しようかなという気にさせます。端役にいまいちインパクトがないのが残念です。
 今日子ねえちゃんと比べると存在感がありません。その、今日子おねえちゃんも、前半と後半ではだいぶ違います。
 でも、どっちもOKだ。

 アラレちゃんは初期がよい。

 成田シノグはこれで3作品目の登場。彼の外観で今が何年後か推測が付く仕掛けです。3四郎のその後は見たくないんですが(『プラモ狂四郎』の恐怖!)、ウラカンのあの方とその後、どうなったか見たいので心待ちにしてます。

 それはもう、『Z』でアムロの登場を待ちわびてた中学生のようにっっ!!



 『吼えろペン』は、引き続き登場の藤田先生もどきが大活躍です。
 私が持ってる山田正紀のサインには「SFも書く」と、書いてあります。


2/19

 今日は、新しい『プラレス3四郎』の連載が始まる日! 来月は椎名先生の話も読めるので楽しみです。


 『ロード・オブ・ザ・リング』は期待に違わぬ出来でした。1が楽しめたんですから当たり前でしょ? という意見もあるかと思いますが、そこかしこにちょこっと入ってる監督独自のアレンジが良い感じ(原作でちょろっとしか触れられてないことがあんなー! こんなー!)。
 耳ふせ、目ふせで情報をカットして見てきましたので、楽しめました。

 見終わった後、10人近くで検討会議。
「ひとつ、言えることは・・・・レゴラスのビデオクリップ集作れ! ということだろう」
「ギムリってギャグ担当だったっけ」
「あそこであの声は反則であろう」
「ちゅうかガンダルフ」
「ガンダルフだなあ・・・・」

 とばしすぎでしょう。格好良すぎでしょう。
 約1名、あまりのかっこよさに吹き出した奴がいましたが、分かるぜ! 原作ファンはみんな「エーッ!!」て心の中で絶叫してたよ。確かにそう書いてあった気がするけど、画にしたらあんななのか。


 椎名先生のバレンタインデー・エピソード
 アメリカでは『デアデビル』の上映が始まった日のはず。

 ・・・・すいません、でもほんとは途中で3回くらい気を失いました。


2/18 その中では

 『航路』は上巻の半分まで読了。今のところはどうしてここまで評判が高いのかさっぱり、な内容なんですが『SFが読みたい! 2003』をパラパラめくってたら、ちょうどmatusoさんと天野さんの会話と似たような会話が載ってて慌てて本を閉じました。32ページ。翻訳者 大森先生自身も出てます。
 『太陽の簒奪者』は友人知人のミステリファンでも読んでる人が多いっす。かなり好評



 『ロード・オブ・ザ・リング』は総勢13名で見に行くという(途中一名脱落)でっかい集まりになってました。
 大学時代はTRPGなサークルに入ってたので、こんなことに・・・・。

 キリンシティでまったりしたときに話題になったのは古橋先生のこと。漫画同好会にいらっしゃったとの話。「**さんのことですよ」と言われたんですが、さっぱり思い出せませんでした。でも、多分会ってたはず。会話をする機会もあったんだと思うんですが。
 当時、その大学にはサークル棟というものがありませんでしたから共同読書室を借りてゲームをするのが常でした。
 たまり場はラウンジで、漫画同好会の人もSF研の人もTRPGの人もここにいました。サークルの間を行き来していた人もコミケに参加してた人もいたようですが、SF研が売る方だったのに対し、TRPGのメンバーはもっぱら買う方でした。


 うちが『げんしけん』だったんだ・・・・。


 そうそう、数えてみたらやっぱりABが多かった。そして11人集合したときには、やはり・・・・。


2/17

津名川宗慈 : 井上和彦 さん
エマ : 川澄綾子 さん
沙友 : 金田朋子 さん
透花 : 柚木涼香 さん
品藤聡美 : 久川綾 さん
上代まり : 平松晶子 さん
高宮エレン :冬馬由美 さん
桐田篤子 : 大本眞基子 さん
グラハム・ヘゼル : 清川元夢 さん
荒山鳥人 : 大塚明夫 さん
スパッド : 古谷徹 さん
筒井敬一郎 : 立木文彦 さん
倉巳公太 : 神谷浩史 さん

 とあるゲームの声優陣。私でも分かるくらいすごい。

 2/15〜16は『ロード・オブ・ザ・リング』を見に行きました。
 夜の1時からの上映なのに新宿に昼の2時に集まってしまいました。食事もして、さて。
「どーするべ」
「ルノアールにでも」
「いや、なら、いっそのことキリンシティー」

 テーマは「まったりを満喫する。」
 ・・・・とてもダメな一日でした。しかも翌日はまったり疲れで起きあがれないというありさま。

 GBA SPはほんとに入手が困難ですね。


2/16

 2/14に『キング・ゲイナー』の一挙放送をやってました。テープにとろうと思ったところ以前のテープは上書きされてました。まだ見てないエピソードもあったのに。やはりHDレコーダーが必要です。テープチェックをする時間がもったいないですから。
 200時間以上録れて、倍速再生が出来るようなものが欲しい。
 コクーンもいいですね。

 池袋の西武ギャラリーで開催されている江戸川乱歩展『蔵の中の幻影城』、見に行く暇がありません。

 『ファイナルファンタジー・タクティクス アドヴァンス』は『ネバーエンディング・ストーリー』などを思い出させるオープニングで幕を開けます。雪の中の学校。古本屋で手に入れた本。わくわくします。
 主人公に感情移入出来る『ハリーポッター』とも言えます。


2/15

 2月の下旬にはゲームセンター用のゲームの展示会というのがあるんですが、ナムコが!


 サミーとセガに挟まれてるのでした。むー。


 『ロード・オブ・ザ・リング』の前売りチケットはどっかへ行ってしまったまま・・・・。1300円だったので、安い! 無くならんうちに! と思ったんですが世の中ままならんものです。

 そういえば、あの『メタルギア・ソリッド』シリーズのキャラクター・デザインをしてる方は昔、『HOBBY JAPAN』に投稿されていたそうです。ということは、見てたかも。どんな絵だったんだろうなあ。
 情報源は、浅井・・・・今度はあってるかな? 先生の、掲示板から。



 西尾作品についての話について簡単にいくつか。まず、2番目と3番目しか読んでませんが、楽しめました。あの世界の中の空虚な雰囲気は、『軽井沢シンドローム』が出たあのときに感じたものに似てます。今ではなく、あのとき。ミステリとして充分成立してますが、中でも驚いたのは、後期クイーン問題とか、「探偵が事件に次々と出会ってしまう」という問題をきちんと回避してるところ。
 乙一はジョジョの序盤しか読んでませんので、以下は質問ですが、ここで引き合いに出すべき作家なんでしょうか。
 あの文章について私が一番思うのは、全部「そんなに気にするほどのことではない」、ということ。考えすぎだし、第一あの程度の倫理の欠如は珍しくもないでしょう。異世界舞台のミステリというのも。

 別な視点で。
 自己利益を追求すると、人殺しを市内のが得策です。
 しっぺ返しプログラムですね。
 最も有効な戦略は「裏切られたら裏切り返せ!」で、自分からけして裏切ってはいけない。さて、自分がスーパーマンである場合はどうなるか。
 このシリーズはその点に立脚してると思います。

 ともあれ、あの程度で引っかかるというのは今までどんなミステリを読んできた人なんだろうと気になります。不思議。 


2/14

オフィス新大陸『ボードゲーム天国 01』竹内書店新社、(株)雄山閣
 むー。そんな本が出てたのか。ちょっと欲しい。2800円。

 買ったのは
バリー・ヒューガート『霊玉伝』ハヤカワFT文庫
モーリス・ルヴェル『夜鳥』創元推理文庫
J・R・ランズデール『モンスター・ドライヴイン』創元SF文庫

 ルヴェルは付録が豪華だったのでついフラフラと買ってしまいました。
 今月発売の『だれも猫には気づかない』がちょっと気になります。
 古橋先生の本はやはり売り切れでした。

 部屋を片づけたのに『ロード・オブ・ザ・リング』は出てきませんでした。捨ててしまったのかも知れません。


 先日、先輩が31才になりました。毎夜、空を見上げてはせまりくる栗まんじゅうの恐怖に怯えていた少年も、もうそんな年になったのです。
 そろそろ書いてもいいと思うので『ケロロ軍曹』最新刊について。作中レベルではガンダムネタが多いんですが、1歩、下がってみるとドラえもんネタ満載。今回は6巻(!)というみんなにとってとても重要な巻であります。あの名作、ドラミちゃんと夏休みの宿題のオマージュも盛り込まれてて大満足の一冊でありました。


 『航路』読書開始(詳しくは掲示板参照のこと)。
 2/4の日記に間違いがあったのがきっかけなのであります。むちゃくちゃ読みやすい。海外ドラマの雰囲気そのままですが、これがSFになるんですか。
 ちなみにミステリ・チャンネルの『闘うベストテン2002』では海外ミステリの4位に入ってるのだ。


2/13

 最近読んだまんがから、とにかくインパクトがすごかったものをあげると『いちご実験室』『げんしけん』『そらトびタマシイ』『恋風』。

 すごかったっす。


2/12 だいたいこんなはなしだったのです

 30才の次は29才!
 誕生日の翌日に発売。
 竹本泉画集


「竹本泉を読んでないなんて人生半分ッスよ」
「そんなこといわれてもねえ」
「竹本泉はダブルえんじでオススメしますよ。ミステリファンも読まにゃあかん」
「いや、でも、なくても人生楽しいし」
「そんなこという人は人生 1/4 の刑だー!」
「アハハ。何です、その1/4ってのは。どうやるんです?」
「・・・・ぞ、蔵書が1/4になるのだ!!」
「むー、いいかもしれない」
「部屋、狭いしねえ」
「私もともと本そんなに持ってないし」
「まずは二階堂黎人から1/4にッ!!」
「あんまり変わんないかも」
「むしろいいかもしれん。超編集だ」

 みたいな。
 脅迫は失敗でした。


2/11 しゅうまつはもちろんいそがしいのです

 『ドラゴンボール』の鳥山先生が絵本を出してましたね。
 『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木先生も絵本を。

 『WOOORYYYを探せ』。

 きっと、私にはヘキシーズの星へ行く資格があります。希望するなら君も乗組員にしてあげなくもない。
 神保町のワンダーという古本屋で某書が発見されたとの報を聞く。むー。行く時間があるだろうか。週末は忙しいのです。


 『神様のパズル』も読了であります!

 確かに、FOOLさんとかぶってるのだ。

 週末は、『アヌビス』、『FFTA』、GBA SP、ワンフェスカタログの発売に指輪物語の上映なのだ。


 生きてる内に、軌道エレベーター見れるかも・・・・。よいニュース。
 カーボン・ナノチューブの名前が新聞に出るようになったときから、この日を待ってたよね、”みんな”。


2/10

 古橋先生の最新作を探しに出かけましたが売ってませんでした。新人さんの本は山のように積んでありました。早くも増刷が決まったという話もありますので、売り切れてしまったのかも。
 ただ、電撃サンは流通方法が違うのか随分遅れて入ってきたり、まるで入ってこない本屋があって探すのが大変です。どういう仕組みなんでしょう。

 だいぶ前に武侠小説とサイバーパンクの合体を秋山先生か古橋先生がやるんじゃないかと書いたんで予測が当たったことになります。

 なんかちょうだい。

 あ・・・・湯川さんの日記が変わってる。

 武侠小説で、サイバーパンクというと『鬼哭街』を思い出します。
 最近、文庫になった『デルフィニア戦記』も北上先生が武侠小説のよう、というか金庸のようだと言ってましたが、それはさすがに違うのではないでしょうか。文章も本の雑誌に載っていたものの焼き直し。
 むー。
 北上先生の最近の文章を読んでいると元気が出てくる、泣ける、読めないの3点に絞られるような気がいたします。


2/9 我が名において

 最近、歯医者に通ってます。
 口を開けろーと言われてなすすべもなく開けてると、いきなり関係ない歯を削られました。
「むーっ、むーっ!!」
と叫んでると
「どうしました」
「そこ虫歯のとこと違います」
「あれ?」
 そっちも虫歯になってたんで削ったということなんですが、何の説明もなしだったのでびっくりしました。


 ところで、こんな話を聞いたことがあります。
「・・・・やれ、やれ、メイドなんかのどこがいいんだかわからんな」
「なんで! あの服、あのふるまい。心がゆさぶられんのか、君はっ!」
「だいたい、女が何の文句も言わずにいうこときくわけないだろ?」
「ばかだなあ。それが言うことをきくからいいんじゃないか」


 それはともかく。
 PS2用『オペレーターズサイド』SCE を買ってきました。
 画面の中のキャラクターに声で指示を出すゲーム。
 ・・・・宇宙ステーションホテルが突如、エイリアンの襲撃を受ける。気が付くと、私はオペレータールームに倒れていた。モニター越しに呼ぶ声がする。ウェイトレスだ。私はここから動けない。彼女に指示を出し、扉やセキュリティをこちらで動かすことで彼女に協力する。共同作業で我々は脱出しようとするが・・・・。
 と、こんなお話。
 お話は非常に陳腐で、画面にも音にも見るべきところはありません。バイオハザードの出来損ないといえば一番近い。
 それを面白いゲームにしてるのが、この音声入力システム。途中で、山手線ゲームが出来るようになったりするんですが、これがほんとにしゃべった言葉に対応するのです(そういう風に見えます)。
 素晴らしい。
 この機能を生かしたゲームがほかにもポコポコ出るそうで、楽しみであります。推理もの『デカボイス』や声優ゲーム『しばいみち』とか。

 ・・・・妄想が膨らみます。
 「しむらーっ!! うしろうしろーっ!!」と叫んだりする突っ込みゲームとか、「我と共に来たりて我と共に・・・・」「八雲の名に置いて命ずる出よ土爪」とか叫ぶアクションものとかノエル4とかノエル4とかノエル4とか。



 『星の、バベル』の感想は次回以降に。


2/8 私、たんぽぽ娘って怖い話だと思うんです

若竹七海『古書店アゼリアの死体』光文社 ★★★★
 コージー・ミステリーのコージーは人名かと思いましたらそうではなくて、コージー・コーナー(関東圏にしかないそうです)のコージーだったんですね。
 ちょうど、FOOLさんも読み終わったとこのようで、日記に解説があります。

 赤川次郎のミステリを彷彿とさせる軽快なお話で、謎解きはちょっと無理なのではないかと思います。読む前に若竹先生のミステリは「みんな『ぼくのミステリな日常』で気にいって入るんだけど、後はどれもこれも後味の悪いものばかりでねえ」とおどされてましたが、読んでみると意外とそんなことなはい。
 ・・・・と、結論を出すのは早くて、高みにのぼってハッピーエンド♪ と思ってると、足下がぐらついていきなりすとんと落とされてしまいます。んで、ま、これくらいならすっきりの部類にはいるかなと気を取り直すと、ぐらついてた足下が一気に崩れて、ガーッと底まで落とされるので、「えーっ!」と叫ぶことになります。
 そこはそれ、横山光輝か白土三平といったノリで次々と飛び移って体勢を立て直そうとするのですが、あえなく・・・・。

 著者の言葉のとおり。
 「なにそれ、ひっどーい!」と叫んでしまうハメになります。
 ユーモアとロマンスの調和が見事でそこにちょっとSF大会準備会のようなシーンもあって楽しめます。

 各章は有名なロマンス映画をもじったものになっていて、ロマンス小説の話題もたくさん出てきます。ここが楽しい。
 一番最初に出てくるのは、ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』。・・・・あれは今いくらするんでしょう。


 神龍ゲットー!
 ああ、それなのに帰り道で気がせいて開けてしまったコブラ、アーマード・レディーだったのに落っことしてしまいました。

  『阪神が勝った』ではなく『・・・・勝ってしまった』だったようです。
 どひゃう。ちなみに未読です。


2/7 日曜日にはナージャのOPとEDを

 『安楽椅子探偵とUFOの夜』を見ました。
 関西方面だけで放送されている賞金付き推理テレビドラマです。ビデオを貸してくれた、のりりんさんありがとー!
 死んだ推理作家の謎を追うコメディータッチの推理ドラマで問題編、解答編に別れています。
 解答はなるほどうまくできてて、映像ドラマならではの作りになってるのもいい。ちょっと、クイーン的なのもいい。
 んが。
 解答に納得がいくかというと、全面的に賛成というわけではないのです。あの人が犯人だというのなら、もっと他に対応方法があったはず。ドラマとしては非常に楽しめました。妹や、ミステリおたく3人衆が良い感じです。

 『ギャラクシー・クエスト』の名前が出てくるのはさすが。
 あれはマニアの聖典ですね。ぜひ『げんしけん』とセットで。



 ナージャの歌は本田美奈子。きれいな声ですなあ。
 仮面ライダーも見てみました。ライダーには、演技の下手な人がたくさん出てきますが、何とかしていただきたいとこ。


2/6

 マクロスのYF−19を組んでみて、ちょっとショック。
 ガンダムしか組んだことなかったので、ゲートの付き方、プラスチックの固さ、といろいろ違うのに驚いたのです。
 ディティールがまた細かいので、ヤスリがけ、デザインナイフでの削りが怖いッス。ちょっと失敗しただけで全部ダメになりそうな繊細な作り。
 乙女の柔肌を扱うように丁寧に扱うべし。


 オカモトさんは30才になったそうです。
 おめでとうございます。


2/5

 乙一先生のジョジョはだいぶ先の刊行になりそうだとのこと。


 4個しか買ってないのに、2個がヤムチャって、どゆことっ(←『アーノルドぼうやは人気者』風に)!


2/4 

 ミステリなOFF会では『航路』の話も出ました。
 盛り上がってる天野さんmatsuoさんの間で小さくなる私。

 最終章はいらないんではないかとかそんな話だったような気がします・・・・。


 ・・・・。ソウヤーの翻訳はこれからも出るんでしょうか。


2/3

 いつも見てる小島さんの掲示板。
 その含蓄ある発言には同意することも多いのです。
 今回は『サターン・デッドヒート』復刊したら布教用に10冊買うとおっしゃっておられます。
 うむ。
 私も買うと思います。


2/2 『明日のナージャ』OPとEDを見れ!

 おじゃ魔女の後番組で『明日のナージャ』が始まりました。
 OPが細田 守(『デジモン』監督・演出)だというので見てみましたら、なるほど、ただ者ではない。リズムに合わせて歩くシーンは一見の価値アリ。見れ! でも、ダンスシーンは『美女と野獣』を彷彿とさせるCGフル活用がちょっと興ざめ。

 本編は普通でした。ダンスシーンはやはりCGが使われてますが単に手抜きされてるだけ。がっくり来るような代物でした。お話もちょっと変。あ、でも、あの少女漫画絵をそのままアニメ絵に落としこんだ目の線なんかは一大発明だと思います。
 細田守が演出するという第5話(2003.03.02 O.A.予定。録画できないかも・・・・。)に期待です。

 最後にEDを見てびっくり。アニメのEDでこれほど力の入ったものを見るのは10年ぶりくらいでしょうか。慌てて調べてみたら、こちらも細田演出でした。
 ・・・・むむう。
 やはり、ただ者ではないのです。
 これも見てみれ!


 『パタパタ』『魔法遣い』『MOUSE』『ストラトス・フォー』もざっと見てみましたが、これは・・・・どうでしょう。「見たい」と思わせる部分が画にも話にもありません。


 一方でアニメ『若草物語』『赤毛のアン』を数話じっくり見る機会に恵まれました。これはすごい。
 竹本先生、分かりました。



清松みゆき『混沌魔術師の挑戦』富士見ドラゴン文庫
西澤保彦『スコッチ・ゲーム』角川書店
を買いました。
 『赤毛のアン』も買いました。アニメを途中から見てたら、もったいないことをしてるような気がしてきたのです。

 MYSCONに行けないことが確定しました。
 SFセミナーについてはこちら。今回はパトレイバーの出渕先生に島根のSF作家、飛浩隆先生です。


2/1

 えんじ@ミステリさんは「歌野晶午のブレイクはもうありえない・・・・」と泣いてましたよ・・・・。


 天野さんが再び上京するというので開かれたミステリOFFに参加してきました。
 ミステリの集まりなのに、グインとローダンを全部読んでる人がいて敗北感たっぷりで帰ってきたのが前回。
 今回は『イリーガル・エイリアン』買わせたから引き分けといったところであります。

 ヘキサゴン、というパーティーゲームがあるそうですが、それの5組版ということでペンタゴンというゲームにして遊びました。トリ、ペンタ、ヘキサ・・・・。どうしても間が思い出せません
 簡単に言うと、クイズを出して、そのクイズに答えられない人を当てて行くゲーム。一定のポイントがたまると脱落していくことになります。
 人数が半端に多かったので2人一組でしたが、これが大正解。2人でひそひそやって如何に知ったかぶりが出来るかが重要になってきます。クイズはわざと不正解を言うことも可能なので、駆け引きがあるのです。
 これが燃えます。

 必ずしも知識のある人物が勝てるわけではない!
 というのがいいです。
 オススメ。
 詳細はいつものえんじ@ミステリさんのとこへ。


 4月から上映の法廷サスペンスの紹介に余念がなかったことも付け加えておきましょう。『デアデビル』のこと。