歯車

12/31

 今日にて、今年はおしまい。
 紅白を生で見れる〜、とはりきってたのにほとんど見逃してしまいました。特に、肝心の中島みゆきはチラとも見れませんでした。

 来年もまたよろしくお願い致します。


12/30

 ガンダム マスターグレード・シリーズのシャイニング・ガンダムを組み上げました。
 いやはや恐ろしい作りです。接着剤がほんとにいらない。継ぎ目消しが必要な箇所も足の側面にちょこっとあるだけで、後は継ぎ目が表に出てこない作りになってます。スゴイす。パーツも裏から入れることで色プラが違和感なく表に突き出てきますし、腕部などは筒状に構成されていたりと、巧みなパーツ構成で一つも継ぎ目がない。
 1998年発売のマーク2と比べて再度ビックリ(もう、そんなになりますか・・・・。)。マーク2も高度な出来映え(ムーバルフレームと外装という構成が巧みに表現されていて且つかっこいい。)ですが、この4年の蓄積はただもんではないです。
 2002年のGガンダムは加えて、足裏のゴムパーツ、交換用アンテナ、変型機構の追加等々の細かな気配りも行き届いています。
 むふー。
 大満足だす。
 こうなるとニューが欲しいのでが、高いです。5000円。でも正月なので3500円で売ってるとこもあります。ああ、心が揺れます。
 YF−19もソードフィッシュもZ−PLUSも〜。
 ガンダムFIXも呼んでるナリよ〜。


 ほいで。
 おかもとさんが掲示板に書いてるのは何かというと、要はわたしが「島本和彦のカレンダーいる?」とメールを送ってたというお話。残念ながら連絡は取れず。しかも、本人は会場にいたのだというのだから世の中ままならないものです。
 島本カレンダーは確かに画期的なのだけど、画期的すぎておよそ実用的ではないところが問題。うん、でも、日めくりカレンダーも基本的にそうだし、そういうものだと思えばいいかも。
 ちなみにカレンダーは2000円。
 まんがの描き方のシリーズは今回で完結ですが、これは見事でした。コピー紙のチラシも貰いました。これも楽しく読めるのですがよく読むと、突っ込まれそうなところへの予防線だけで構成されているというもの。プロは言い訳もうまいのだと妙な納得をしてしまいました。


 そして、今年最後の読了本は『安達ヶ原の鬼密室』。でもこれはちょっと評価しがたい・・・・。というのはトリックを知っていたからです。トリックを知ってると落ち方も読めてしまうわけで、おどろおどろしいシーンも(もともとそうではなかったかもしれませんが)、全然怖くないのでした。
 なるほど構成はなかなか考えられていると思いますが、歌野晶午の再評価は保留であります。
 ちなみに、ウラシマモトに並んでる間に読了してしまいました。読みやすい読みやすい。


12/29

 後で知ったのですが、この日がコミケのアメコミ日だったんですね。特撮があるというからそうではないかと思って、うろうろしたんですが、広い広い特撮エリアで迷ってしまったのでした。それにしても、また少しアメコミブースが減ってるような気がします。
 SFの日もこの日でしたが、後で買えばいいやと折り紙と一緒にあった本を横目に眺めてたら、早めに店じまいされてて買えませんでした。残念でござる。
 収穫は『星界の紋章』のまんが。パロディーとしても考察としても面白かった。確かにアーヴの性風俗は謎が多いです。・・・・買った本はエッチなものではありません。念のため。
 飛先生の短編集も売り切れでした。今までに何度も何度も買うチャンスがあったのにないとなると欲しくなるこの不可思議な現象。


 ひとつ、学習したことが。
 セーラームーンのキャラクターの名字は、惑星(もしくは月)+”野”なのです。・・・・? 美奈子の名字はどうなるのだ。

 そうそう。
 Gサンデーの別冊をいただきました。島本和彦 作家20周年特集ということで様々な作家が炎尾 燃をネタにまんがを描き下ろしてますが、露骨なページあわせがあったりします。面白いとこもある! としときましょう。


12/28

歌野晶午『安達ヶ原の鬼密室』講談社ノベルス
 少し前から読み始めてます。
 安達原の鬼密室という表記も見かけますね。

 わたしとえんじ@ミステリさんのあいだにあるもっとも大きな溝はこの歌野晶午作品に関するものでしょう。わたしはこの歌野晶午作品が大っ嫌いなのに、えんじ@ミステリさんは大好きらしいのだ。
 ・・・・理解に苦しむ。
 その溝は理系と文系の間にある溝のように暗い。闇よりも暗い煤色をしてるのだ。そして、その深さも幅も判然としないのだ。


 そんなわけで、えんじ@ミステリさん推薦図書の第2.5弾がこれです。2.5弾というのは、他は買ってもらってて、これは自分で買ったから。ちなみに他は『しあわせの書』『猫の尻尾も借りてきて』です(今考えると『猫尻尾・・・・』って、タイムマシンを使ったアレですね。分かっても大丈夫だと思うけど、『*い****』の時間版)。



 私の推薦図書は当然ハヤカワSFの『サターン・デッドヒート』なのですが、売ってないので、誰にもプレゼントできてません。そこで第2候補のあれをえんじ@ミステリさんに渡した(ピンクの表紙で上下で3巻まで出てる奴)のですが・・・・彼はその厚さを見てウウムと唸ったきり黙り込んでしまいました。
 ようやく口を開くと「読まないかも知れないけどゴメンね」と一言。

 私も大嫌いな歌野晶午を読むので、えんじ@ミステリさんもあれを読んでくれい。
 あれにもちゃんと探偵が出てきます。
 ・・・・3巻にちょこっとだけ。ほんのちょこっとだけ。


12/27

 今年はもう、何年ぶりになるのでしょうか。
 久々に完全休みの大晦日とお正月を迎えられそうです。わーい。


 一歩さんを泣かせてしまった・・・・。
 私もまず思い浮かんだのは野田さんだったんですが、向こうは多分こっちを御存知ないのと、一歩さんがちょうど、ほら、そういう時期みたいでしたから。・・・・と、中道さんもそうでしたっけ?

 復刊されたバブリーズ・アドベンチャラーは随分前にブラック・えんじネタで使いました。未読の方、例えば、ペインキラーさんにお読みいただきたいとこ。ソードワールドというテーブルトークRPGのリプレイでシリーズです。シティー・アドベンチャー中心。コンゲームっぽいところと生き生きとしたキャラクターが魅力的。中でもスイフリーが好き。このシリーズはしかし、女性陣が非常に影が薄い気がします。はとこの子よ!
清松みゆき・グループSNE『2万ガメルを取り返せ! ソード・ワールドRPGリプレイ集 バブリーズ編1』富士見書房


12/26

倉田英之『R.O.D 7巻』集英社スーパーダッシュ文庫
神林長平『永久帰還装置』ソノラマ文庫


 などなど色々購入していますが、実は隠れてまんがを山のように買ってます。欲望のおもむくままに買ってたらともかく、それなりに我慢したのに1万円をあっさり突破。2万円も超えてるような気がいたします。
 そんなことを言いつつ、TAGRO『宇宙賃貸サルガッ荘』エニックスは事前知識なしに勢いでもってこっそり買ってみました。まじめにスペオペしようとする軍人に魔女がちょっかいをかける宇宙の『めぞん一刻』。おすすめ。Kさんなら、後ろの番外編の毒がある方がお気に召すかも知れません。


 『R.O.D 7巻』は外伝的位置づけのおはなし。
 このシリーズは、やはり外伝の方が面白いです。今回はアニメ版にもチラと出てきた神保町の地下に潜む会員制の怪しげな古本屋が出てきます。本作では、シリーズ中でも特に本の買い方読み方についてもたくさんの教訓が書き込まれておりますので、身につまされたいという変態趣味の方は一読アレ。
 序盤の詩もステキですよねえ。
 『ヘルシング』の軍人さんに迫る勢いです。


12/25 クリスマスに名前を呼んで

 名前のお話。


 高校時代のお話です。
「女子も”子”が付く名前が少なくなったねえ」
「あたしも”子”が付かないんですけど、自分の名前は好きじゃないなあ。”子”の付く名前が良かった」
「えーっ! ”子”が付かない方がいいでしょ。**さんの名前、すごいいいと思う。可愛い」
「そうかなあ」
 口説いてるつもりだったのです。


 今では”子”の付いてる名前もそうでない名前も好きです。


 「回りくどかったのかなあ」と思ってたのが当時。今は「いや、分かっててふられた可能性もある」と分析できるようになりました。
 ともあれ、クリスマスであります。
 君に幸あれ。


12/24

 国内SFファン度調査

あなたの既読作品は以下の通りです

・『太陽の簒奪者』(02) 野尻抱介
・『群青神殿』(02) 小川一水
・『サムライ・レンズマン』(01) 古橋秀行
・『ふわふわの泉』(01) 野尻抱介
・『銀河帝国の弘法も筆の誤り』(01) 田中啓文
・『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』(01) 滝本竜彦
・『虹の天象儀』(01) 瀬名秀明
・『かめくん』(01) 北野勇作
・『鳥類学者のファンタジア』(01) 奥泉光
・『M.G.H.楽園の鏡像』(00) 三雲岳斗
・『ピニェルの振り子』(00) 野尻抱介
・『八月の博物館』(00) 瀬名秀明
・『ぼくらは虚空に夜を視る』(00) 上遠野浩平
・『猫の地球儀』(00) 秋山瑞人
・『グッドラック 戦闘妖精・雪風』(99) 神林長平
・『カムナビ』(99) 梅原克文
・『水霊 ミズチ』(98) 田中啓文
・『BRAIN VALLEY』(98) 瀬名秀明
・『ブギーポップは笑わない』(98) 上遠野浩平
・『ラストリーフの伝説』(98) 秋山完
・『敵は海賊・A級の敵』(97) 神林長平
・『星界の紋章』(96) 森岡浩之
・『ファイナル・セーラー・クエスト』(95) 火浦功
・『ロケットガール』(95) 野尻抱介
・『七回死んだ男』(95) 西澤保彦
・『パラサイト・イヴ』(95) 瀬名秀明
・『ソリトンの悪魔』(95) 梅原克文
・『姑獲鳥の夏』(94) 京極夏彦
・『大久保町の決闘』(93) 田中哲弥
・『雨の檻』(93) 菅浩江
・『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』(93) 庄司卓
・『B・D・T 掟の街』(93) 大沢在昌
・『グリフォンズ・ガーデン』(92) 早瀬耕
・『クレギオン』(92) 野尻抱介
・『ねこのめ』(92) 小林めぐみ
・『さすらいエマノン』(92) 梶尾真治
・『十二国記』(92) 小野不由美
・『エイリアン刑事』(92) 大原まり子
・『竜は眠る』(91) 宮部みゆき
・『メルサスの少年』(91) 菅浩江
・『時の果てのフェブラリー』(90) 山本弘
・『七都市物語』(90) 田中芳樹
・『〈柊の僧兵〉記』(90) 菅浩江
・『完璧な涙』(90) 神林長平
・『サラマンダー殲滅』(90) 梶尾真治
・『不定期エスパー』(88) 眉村卓
・『夏の魔術』(88) 田中芳樹
・『遠い海から来たCOO』(88) 景山民夫

300作品中48作品読了

 とにかく、ハードカバーと元ハードカバーの本を避けまくっているのがわかります。
 どれもこれもおもしろい本でした。ベストを選ぼうとしてもきっと、その日の気分で変わるでしょう。それでも『ファイナル・セーラー・クエスト』『グリフォンズ・ガーデン』はベスト5に入ります。


12/23 ラブコメ

  スティーブン・バクスター『プランク・ゼロ ジーリー・クロニクル 1 』ハヤカワSF文庫を本屋で見かけました。カバー絵が奇妙にきらきらと光り輝いて見えたのですが、表紙の加工方法が変わったのでしょうか。

 桑田 乃梨子『犬神くんと森島さん』白泉社文庫 発売中! 私が史上最高峰のラブコメだと思っている『秘密の犬神くん』が収録されています。解説によるとこれを読むと女の子にもてるそうなのですが、ほんとですか? 明日はもうイブなのに。
 高校生・犬神くんは狼男である。片想いに悩む狼男である。・・・・というだけのお話なのですが、コマにさりげなくちりばめられた書き込みが妙に楽しかったりするのだ。しかも、それがドラえもんネタだったりするから、SFものとしても要チェックなのである。よもや、SFファンを自認する人でこれを読んでないなんてこたあ・・・・。
 ああ、でも追加まんがの犬神くんはなんか犬神くんと違う! 『ヒカルの碁』のヒカルみたいな性格になってます。

 ところで『げんしけん』について。
 私が読んでたのは1巻のラスト2話だけだったので純粋にラブコメだと思ってました。ところが、単行本で買ってみたら1話からあの内容でしょう。びっくりしました。ああ、オススメしなくて良かった。
 FOOLさん曰く、みぞおちにパンチを食らったような衝撃。(12月23日)
 そらたさんも読み始めたみたいですが・・・・。
 でも『げんしけん』桑田乃梨子『男の華園』をあわせると私の大学生活になりそうです。
 そういうと、盟友はこう答えてくれました。
「そう、そこから女っ気をのぞけばね」

 最近は『ジャイアント・ロボ』アニメ版に出てきたキャラが出てくるまんがを古本屋で買い集めています。


12/22 宇都宮 再び

 昨日に引き続き、家を六時に出て簡単なお仕事を済ませて、一路、宇都宮へ!
 ・・・・行く途中で、最近BOOK OFFが出来たらしい大宮で降りてしまう。道に迷って気が付くとまんがの森の前に。さらに気が付くと、いろいろいろいろ買い込んでいる自分を発見。荷物が重くなってきたので、竹本泉の復刊は次回購入ということで断念。『魔法使いさんおしずかに!』。以前、高いのを我慢して古本で買ったのですが、やはり、買い直したくなったのです。
 加藤夏希がホビージャパンの表紙を飾ってたのにちょっとびっくり。
 トラマガの3号も購入。あの『スーパーロボット大戦 雷』などで有名な富士原先生が絵を担当する『ジャイアント・ロボ』連載が始まっていました。OVA版の影響を色濃く残してはいるものの、直接のつながりは無いという何とも半端な代物。スチームパンク風の世界観や、横山キャラ総出演がという演出がなくなっているのが何とも残念。原典の魅力が大幅に損なわれています。

 BOOK OFFでは、あのペリーローダン・シリーズが1巻から250巻くらいまで全巻そろいで、しかも前半は1冊100円で売られていました。飛びついて買ったら、2巻だけありませんでした。200冊以上あったのに、なぜ2巻だけなかったのでしょう。なぞ。

 宇都宮では『真! おやじ天国』のおかもとさん主催のOFF会。餃子、カラオケ、飲みという宇都宮コース。
 ・・・・羽目を外しすぎたのではないかと、あとで反省するのでした。
 でも、反省は次回に生かされないのでした。
 困ったものでした。


 帰りは、レモンさんを置いてけぼりにして、新幹線で帰還。疲れてたのよー。


12/21 京都へ

 お仕事で京都へ日帰り。
 雨、雨、雨。
 京都は私を歓迎してくれてないのだ・・・・。

 馬堀という駅で降りたのですが、その手前の駅でたくさんの人が降りました。観光地だったようでそこでは川下りをやっているという話(うろ覚え)。
 雨なのに。


 移動中は『エンディミオンの覚醒』を読んでましたが、さっぱり進みません。

 アベノ橋魔法☆商店街が文化庁芸術祭優秀賞を受賞!


12/20 花束を

 テレビ版アルジャーノン(映画とも未見)の感想を読んで思い出した話があります。
 アメリカで放送された『フランダースの犬』はハッピーエンドなのだそうです。
 後輩に言わせると、「それが正しい」ということになります。
「ネロが手を汚してちゃんとは働けば良かったんだ!! 残された方の身になってみろ。ヒロインの家はもう、ずたぼろだぜ?」
 あの後のアロアを想像するだに萌える、といったのは別の後輩です。

 映画と小説のラストが違うというので印象的な作品はいくつかあるのですが、それはそれとして、確かに違いをチェックしたはずなのにどう違ってたか忘れたものもあります。『プリンセス・ブライド』もしくは『プリンセス・ブライド・ストーリー』。うーん、どうだったかしら。


 アメコミ『マイクロノーツ』(新しい方)の第一話のラスボス(?)が鋼鉄ジーグにそっくりなので、パクリなのかと思っていましたが、そうではないようです。どちらもタカラが作ったオリジナルのおもちゃであるので(ジーグはおもちゃの後にアニメが作られた。)、登場した、ということのらしいです。
 判断の根拠はこちらのおもちゃホームページです。


12/19

 ルーファス・キング『不思議の国の悪意』創元推理文庫をミステリな集まりでいただきました。感想を1月までに・・・・1月中に? アップしろとのこと。なんだか、暗そうな本です。題名はへんてこですが、原題が『MALICE in WONDERLAND』なので、これもアリかと思います。
 買ってて名前を挙げてなかったのは
田中芳樹『書物の森でつまずいて……』講談社文庫
瀬名秀明『ハートのタイムマシン! 瀬名秀明の小説/理科倶楽部』角川文庫
 前者は基本的に再録ばかりで新しい発見はありませんでしたが、後者は意外な拾いもの。瀬名先生の真摯な執筆姿勢に触れることが出来ますし、なんといっても笑える(!)とこがあります。大学院生の日々を綴ったコラムがそれで・・・・創作だと思うんですが、先生! ギャグもいけるじゃないですか! 流石、藤子先生の子供を自認するだけはありますね。
 でも、一歩さんとかが読んでも笑えるのかな・・・・。
 後ろの方に載ってます。

 さて、今年のベストを。期間はチェックしていませんが、基本的に自分が見た時期を基準にしています。

映画『ロード・オブ・ザ・リング』
アニメ『サムライ・ジャック』『魔法使いtai!』
小説『世界の果てまで何マイル』『太陽の簒奪者』『鳥類学者のファンタジア』
漫画『スーパーロボット大戦 雷』
ゲーム『鬼哭街』


 解説はいずれまた。
 今日は木尾士目『げんしけん』の発売日。2,3話読んでみたとこ面白かったので、買って来るつもりです。買う人は自己責任で。買った後も「えんじさんがすすめてた」とか「えんじさんが誉めてた」とか日記に書いてはいけません。


 週末は京都へ。
 宇都宮へ行けるかどうかは今はまだ分からないのでした。


12/18

 ああ、ああ、今年も竹本泉同人誌を作れないまま・・・・(何度もスイマセン。).


 えんじ@ミステリさんの更新は滞りがち。噂では元気らしいですが、今月、WCCFというゲーセンのカードゲームがバージョンアップされます。新しいカードが入ります。大変です。
 だれか、えんじさんに会ったら「で、どれくらいカードにお金使ったの?」と聞いて下さい。


それはおれのことかー!!(クリリンのことかー! みたいな調子で)」
 こっちは、最近、やたら更新されるようになった先輩のhp。更新頻度が高まるということは、お仕事が忙しいということ(12/6分は『サイン』のネタバレなので注意。)。身体に注意。

 マップスについての追加情報は、一歩さんから。ありがとうございます。


 購入したのはバリントン・J・ベイリー『カエアンの聖衣』ハヤカワSF文庫でした。


12/17 ドリマガ

 12/15の日記ですが、一部誤りがありましたので、訂正いたします。
 「・・・・と、友達が言ってました。」を文末に付け加えて下さい。


 WHFはいろいろ充実してたようで、その様子はおなじみのFIRE WHEEL(・・・・語源はどろろんえん魔くん? それとも漫画家さんの旧・ペンネーム?)やYahoo!オークションの検索”WHF”で知ることが出来ます・・・・。便利! かも。

 ほてほて歩いておりましたら、某氏にお会いしました。
 無精ひげに寝癖のひどい髪で、いっぱいおもちゃを抱えてフラフラしておられました。
「おやおや、お久しぶりです。いろんなとこで会いますねえ」
「あ、ああ、どうも。えーと、ワンフェスやら、ジャフコンやらC3やらですね」
「あと、SF大会でも売り子していらっしゃいましたよね。最近はどうしていらっしゃるんですか?」
「いや、あれから転職しまして」
「*ポッ*、辞められたんですか!」
「今は**と」
「あの! あの**とですか! 買いましたよ、あそこのロボットを2体も! バージョン違いで!」
「今は割と暇なんですけど。美少女フィギュアの企画出したけどポシャッたんです。『ウチはそういう会社じゃないから』って。そんなこと、面接の時にいっとけっちゅうんじゃ」
「・・・・でも、前にドリマガにインタビューで出てましたよね」
「あのときはもう、転職が決まってたんです」

 後で聞いてみたら、おかもとさんも知ってる人だったみたいです。むー、世間は狭い。
 この某氏が監修した(と思われる)ガレージキットは萌えから見ても燃えから見ても、非常に満足度の高いものでしたから、某社からも安くて出来の良い美少女フィギュアが出るのを待ちたいと思います。がんばって!!


 ドリマガ最新号、竹本泉先生のコラムを読んでいろいろ感じ入ることアリ。かっこいい、竹本先生!!

 そして、この時はまさか自分がほにゃららるとは思ってもいなかったのです・・・・。


12/16 負けた

 アヌビスの限定版。SF的にも模型的にも豪華です。だが、しかし。私は限定版には手を出さないとお星様に誓ったのだ。
 ああ、でも。
 揺ら揺ら(一歩さん風味?)。


 『T・Pぼん』の5巻を買ってしまいました。今、コンビニで売ってるのですけど、これがひどい売り方なのです。『T・Pぼん』は4バージョン(今回で5つ目)出てたんですが、一番最初の版に入ってたのに、中央公論社の愛蔵版や文庫版では未収録になったエピソードがあります。ところが、この未収録エピソードがわざわざ、収録順を変えて3巻と5巻に分けて入れてある。だから、もし、文庫未収録分を買おうと思ったら両方買わなきゃいけない。分量的には、ちゃんと5巻だけで済むのにーっ!!

 そんなわけで「絶対買わない!」と思ってたのに5巻だけ買ってしまいました。人って弱い・・・・。
 詳しいことはこちらこちらを。

 ちなみに、復刊ドットコムでは、まだ復刊リクエストを続けていますが、これは単行本に一度も収録されたことのないエピソードが5本もあるため。


 ふと、『チンプイ』を読みたくなって(読んだことないので)買おうと思ったら絶版でした。
 かなしい。
 さめざめ。


12/15 デジカメ検討中。

 WHFと、ドールズパーティーとが有明で同時開催。
 模型の王国がその雰囲気を的確に伝えてますね。
 うむ。
 『一撃殺虫 ホイホイさん』は確かに、そこかしこで見かけました。
 そして、ドルパでのガレージキット販売は確かに微妙・・・・。


 帰りに時計をたくさん買い込みました。
 お風呂場用、目覚まし時計、ハト時計。ほんとは振り子時計が欲しかったんですが、1万円前後ではちゃんした音の出る時計はないのでした。
 ついでにデジカメも検討。
 200万画素の、ということでオリンパスC−2ZOOMを検討中。どこでも、2万5千円位。でも、考えてみると、もう5000円くらい足してでも一回り小さいのを買った方がいいかも知れません。
 『アルゴスの戦士』は3,900円になってました。外してしまったのね・・・・。面白いんですが、新しい驚きというものがほとんどないのは問題かも。音や絵はきれいなんですが、あまりにインパクトが薄いのです。


12/14

 ミステリな集まりにお邪魔させていただきました。うわあ、のりりんさん、やせたなあ。
 『ペリー・ローダン』についていろいろ聞かれる。
 みんな! SFファンが必ずローダンを読んでるわけじゃないぞ!!

 一歩さん、マップスの情報ありがとうございます。うーん、購入すべきかどうか、微妙な内容ですね。
 それにしても長谷川先生はリプミラ号をどうやって描いたんでしょう。あのバランスの良さはなぞです。


12/13

 昨日はKDKさんとお昼。
 互いの仕事場は50メートルと離れていませんでした。
 すぐそこに見えます。
 KDKさんに連れて行かれて、出かけたのは駅向こうの食堂。天ぷらを食べてきました。おいしい・・・・。しみじみとおいしい。
 しかし、KDKさんと並んで歩いてると、どーしても自分の背の低さを意識してしまうのだった。KDKさん、高すぎだよ!!


 自分が所属していたサークルの、その創設者の訃報が舞い込む。
 ほとんど面識はなく、何度かお会いして、麻雀をうったり、噂の自宅をたずねたことがあるくらい。自宅には畳一畳分に渡るシミュレーション・マップが広がり、実際の仕事も国防に関するものというシミュレーションを体現する方でした。
 私は先週、そのサークル仲間の飲み会をして、仲間内から出たカップルとその子供を愛でて遊んでたばかり。
 ご冥福をお祈りします。


12/12

 12/7は大学時代の仲間と集まっての飲み会でした。変わらないことはいつまで経っても変わらないですね。赤ちゃんがいるのがちょっと不思議でした。


 この日の飲み会は八王子であったんですが、以前使っていた古本屋が様変わりしていました。マンガ中心なのです。ハヤカワSFの棚がとても小さくなってました。おかげで見つかった掘り出し物もあります。横山光輝『あばれ天童』第4集、最終巻です。アニメ『ジャイアント・ロボ』の九大天王の一人が、彼。番長もので、当時の横山光輝作品のなかでは駄作に含まれるでしょう。再読してもやはり、つまらなかった・・・・。横山作品で面白いものは、主人公が頭をひねってピンチを切り抜けるタイプのものに多いと思うんですが、この『あばれ天童』はちょっと自虐的なとこのある熱血漢(おかしな言い回しですが)が主人公なためそういったシチュエーションを持ち出すことができません。敵役を悪人だからといって殺すわけにも行かないわけで、設定からして横山光輝の魅力を封じ込めているように思えます。


 今日、再版された『地球ナンバー V−7』講談社漫画文庫も横山光輝作品の一つ。主人公のV−7ことディック牧もまた、九大天王のひとりです。

 火星政府が地球に対し反乱を起こす。火星には多くの超能力者が産まれており、これを工作員として地球に送り込みテロを仕掛けていたのだ。地球側はこれに対抗するため、強力な超能力者を探し出し、火星の超能力者達と対決させることを考えるのだが・・・・。

 『バビル2世』に比べるとおちますが、その萌芽を見て取ることが出来ます。とはいえ横山作品をきちんとチェックしたい! というマニア以外にはおすすめしません。
 ちなみに今回の文庫版では裏表紙の解説にオチまで全部書いてあります。注意しましょう。


 『さらば、愛しき鉤爪』読了。実にうまい!


12/11

 『ヒートガイジェイ』をやめて、別の番組を見ることにしました。
 『Kiddy Grade』。現代版『ダーティペア』という風に聞いてたんですが、なるほどそういう感じでした。服の表面積はこちらの2人組の方が上なんですが、こっちの方がセクシーです。
 気軽に見れるのがポイント高いです。
 そういえば『ビッグ・オー』はボチボチ新作が始まるそうですね。チェックしましょう。

 来年には新世紀版『鉄腕アトム』が始まりますが、ちゃんとアトラスが出るようです。かなりデザインが変わっててビックリしました。今時の若い子は知らないでしょうけど前のアニメ版ではアトラスとアトムの対決がシリーズを通してのテーマだったんですよ。アトラスは悪のアトムなのです。アトムのように兄弟こそいませんが、メイドロボがついてます。


 アクションゲームやりたいけどどれにしようかと『shinobi』『ラチェット&クランク』『アルゴスの戦士』の3本を前に悩むこと数日。
 しかし、今日ゲーム売り場に行ってみたら『アルゴスの戦士』しか残っていませんでした。そんなわけで『アルゴスの戦士』を買いました。
 『アルゴスの戦士』はディスカマーというチェーンのついた盾をブン回して、ありとあらゆるものを破壊しながら、美麗なギリシア建築の中をねり歩くアクション・ゲーム。自分の知ってるゲームでは『鬼武者』が近い。それにMSX2版『悪魔城ドラキュラ』を加えて、舞台をギリシアに移したような感じ。
 なんでも破壊できる! というのとたくましい青年が主人公! というのがツボです。簡単操作でへっぽこゲーマーでもサクサク進めます。
 おすすめ。



 マップス文庫版が出てるけど、新書版持ってるから買わないよ、とは一歩さんのコメント。
 文庫版には著者自らの解説がつくらしい(未確認)ので、心が揺れてます。
 それと雑誌サイズ(NORAサイズでなくて、普通の漫画雑誌サイズ)で出された『マップス』もあったんですが、あれは新書版に再録されたんでしょうか。確か、ダードとの過去のエピソード。
 他にも『長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝』全3巻という同人誌もあって、こちらにも『マップス』が参戦してます。

 それにしてもエイブはかっこいい。


12/10

 大森先生の日記で紹介されてた角川書店の深見 真『アフリカン・ゲーム・カートリッジズ』がぼちぼち出るようです。

 好きな銃を並行世界からとりだすことのできる(プリンセス・プラスティックの設定に近い)特殊能力者「銃使い」が存在する近未来が舞台。危険な銃使いは発見しだい射殺することが法的にも認められてて、専門の取締局も誕生。一部の銃使いは仲間を募って組織をつくり(ママ)

 ああ、趣味だわ。なんて素敵な設定。
 でも銃そのものには全く興味がないので、楽しめるかどうか非常に不安です。
 むー。
 とりあえず、図書館へ行ってみよう。


 あの文章を読んでから、本の購入を控えてます。買うのは雑誌、入手しづらそうなマンガにしぼって、ハードカバーは図書館頼り。文庫もできるだけ図書館に頼るようにしてます。お金もかからないし、部屋も狭くならない。最近は物欲も弱まってるので(良い本でも読み終わった本は基本的に捨てるか、BOOK OFF送り。)いいことづくめです。
 すばらしい。 


12/9

 『ハンドレッド・ソード』PS2版は開発中止とのこと。
 わーん。
 DC版好きでした。
 でも、酔ってしまうのであまり遊ぶことが出来なかったのです。きゅう。


 のむのむさん、わたしもそうでしたよ。
 PC−6001、FS−A1、PC−CLUBでした。はるみちゃん。むー、なつかしい。
 でも、実在は疑ってたなあ。
 それよりもMS少女のあっちの方を女性かも? かも? とちらとでも考えたことの方が恥ずかしいです。

 ・・・・。
 漫画家の二宮さんはほんとに女性なんでしょうか。ときどき、女性坂のフリした男性作家的な描き方をしているように見えます。




 雪でドタバタ。
 瀬名秀明の本を駅で落としてしまいました。かんばーっく!! 


12/8

竹森健太郎『「タカラ」の山 老舗玩具メーカー復活の軌跡タカラの山』朝日新聞社
 読了。おもしろかったー!! ★★★★★!

 章立てはこちらに(読めるかな?)。
 タカラの創成期から大リストラ、新商品の開発までのいきさつが語られてます。
 リストラの影で暗躍するひとびとーみたいな話もあれば、人種差別と言われてたダッコちゃんを復活させようと奔走する話も入っており、いろいろ楽しく読めます。


 「おもちゃの神様」といわれた父が一代でタカラを築きあげ、その長男がこれを継ぎ、システマチックな会社に改変。しかし、これが新しい発想を全く生み出さない最大の原因になり赤字会社に転落。さまざまな人間が会社を出ていく。次男もタカラを去り、新会社を作り成功させるが、父から呼ばれタカラに戻る。そして・・・・・。

主な出来事を追うと

1994年 4月 会長佐藤安太(父)、社長佐藤博久(長男)により体制がスタート
1996年     佐藤慶太(次男)、タカラを退社。
          新会社『ドリームズ・カム・トゥルー』立ち上げ。
1999年 7月 博久解任。佐藤安太が代表取締役会長兼社長に就任
          ベイブレード発売
2000年 2月 佐藤慶太が代表取締役社長に就任
      7月 コナミ鰍ニ資本提携
     10月 e−kara発売

となります。
 1999年2月の時点で佐藤慶太がタカラに呼ばれた、とあります。当時、慶太は自ら立ち上げたベンチャー企業『ドリームズ・カム・トゥルー』の社長。既にタカラはボロボロでした。セガ・トイズなどの同業他社へだいぶ人が流れたとのこと。言われてみると、なるほど、あのころ急にセガ・トイズの勢いが増しましたよね。
 ちなみに平成ミクロマンは、98年年末の発表から始まります。終了がシャイニングダーク発売の2001年1月ですから、暗黒期に産声を上げ、新生タカラの本格・始動と同時期に終了したことになる・・・・のかな?


 同書を読んでて「あら?」と思ったのは『鋼鉄ジーグ』の説明。あれはもともとタカラのおもちゃが先にあって、アニメは後からあがってきたのだそうですな。
 ほほう。
 今度のスパロボには『鋼鉄ジーグ』『勇者王 ガオガイガー』が出るんですが、考えたらどちらもタカラのキャラですね。・・・・いろいろあるのかも知れない。去年は、ナデシコ、飛影のライセンシー(というのかな?)が目立ちましたが、今年はタカラなのかも。
 そういえば、いまアメリカでは新生『マイクロノーツ(ミクロマン)』と新生『トランスフォーマー』のアメコミが連載されてます。
 タカラが版権をフルに活用しはじめたと言うことなのかも知れませんね。
 むう。

 向こうに貸し出し中なので、スパロボへのコンボイ司令官の参加はないのでしょうか。
 そうそう、『逆襲のシャア』は単なる記載漏れだったそうです。まったく、ビックリするじゃないですか。




 ・・・・ごめんなさい。
 新しいトランスフォーマーが来年早々に出て、アニメも同時に始まるそうです。勢いありますね、タカラ。ミクロマンもよろしくね。 


12/7

 バンプレストの景品を見かけないです。ジューンが欲しいのに。うう。カプコンの『スターグラディエイター』というゲームのキャラクター。大好きなのだ。


12/6 ライダー

 この前、一番格好いいライダーさんは死んでしまったのです。ショック。アナザーアギトとかおやじライダーさんがやっぱりステキ。ああ、あの大きなアギトさんが欲しい。ゲームセンターに入ってるあの大きな・・・・。
 取りにくそう。

 弁護士さんライダーのインタビューをどこかで読みましたが、ガンダムならZ−PLUSのアムロ機がよいよね、といっててびっくり。どこでそんな知識を得たのだ・・・・。
 マニアックですのう。
 ぴろりん。
 私の中でのランクが上がりました。


 『まんてん』というNHKの朝のドラマを見ました。ヒロインの性格がとてもいやらしい。


12/5 既視

 なんだか昨日の文章は以前にも書いたような気がします。
 掲示板の文章は「でも」がやたら繰り返されてるような気がします。


バリントン・J・ベイリー『時間衝突』創元SF文庫★★★★
 とにかく、スゴイスゴイと言われている本の場合、期待しすぎて外してしまうことがあるわけで、私にとってはこれがそう。
 本作は、奇才といわれるベイリーが書いた作品の中でも1,2を争うと言われる奇想SFで、SFマニアの間では大変有名な作品。非常に古い、確か70年代前半の作品ですが、内容はまったく古びておりません。

 強力な人種隔離政策をとる軍事政権に支配されている地球。考古学者である主人公は、軍の依頼で、とある遺跡を調査するが、遺跡は年を経るごとに新しくなっていた・・・・。
 題名通り、時間が衝突するお話です。
 後書きや解説をチェックするとはっきり、詳しく分かりますが、いらんことまで分かってしまうので、出来れば始めから順に読みましょう。
 奇妙な小道具や、けた外れに壮大な設定が出てくるので、ここら辺が受けるのかと思いましたが、私はどうにもノリについていけませんでした。

 山田正紀の幻のタイム・トラベル・ミステリを読みたくなりました。


 『アーシアン』最終巻はこれもいまいち。
 あの時期にちゃんと終わっておくべきでした

 主要人物がそうそうに退場して、その後、出てこない構成も不思議。
 でも、最大の欠点は、悪い意味で内容が古びてしまったこと。アラが目立ちます。
 ものすごく好きだったんです、当時は・・・・。


12/4 

 『ハリーポッター』シリーズが好きな人は『ハリーポッター』が好きなんであって、ファンタジーを好きなわけではない、という文章をどこかで読んだのでした。
 そか・・・・。
 ふと、『美味しんぼ』のふぐの白子のエピソードを思い出す私。

 『果てしない物語』『心地よく秘密めいたところ』、をすすめるのではなく、むしろ! すすめるべきなのは『ここはグリーンウッド』『男の華園』なのかも知れません。
 主人公がほとんど成長しない『ワンピース』は違うのかなあ。
 いや、ハーマイオニーがいなくちゃダメなのかも。
 ・・・・。
 ・・・・『エンディミオン』。
 『エンディミオン』でいいはずだ。



 『本の雑誌』12月号の112頁(一番後ろ、編集者の後書です。)より。

 (ハリーポッターは)もはや社会現象と言っていいだろう。そんなに面白いんでしょうか。当社には金子以外、読んだ人間がおらず、その金子も第一巻しか読んでいないので、大きな声では言えないが、だがしかし、「ハリポタ」より面白い本も書店にはたくさん並んでいるはずなのである。「ハリポタ」効果で書店の店頭がにぎわうのは大歓迎だが、(略)。

 というのが気になった文章。

 『アーシアン』の感想はまたあとで。


12/3 あいまいに ならないように

 「本は新刊で買えー」のお話ですが、同じ趣旨で書かれた文章であってもその文章に新しく、かつ具体的な情報が盛り込まれてたり、文そのものに芸があるならそれでもいいのです。
 でも、それ以外はお断り。
 泣きついてくるなんて言語道断。
 作家や翻訳者はそれくらいなら、新しい売り方を考えて売り込む努力をすべきだし、書評家なら、おもしろ本をほんとに面白そうにちゃんと紹介すべきで、それが出来ないのなら・・・・。

 古本屋のせいで、やってけない! と環境をなげいてそれが何になるのだー!!


 『本の雑誌』最新号でも、思わず拳を握りしめてしまうような文章を見つけてしまい、やさぐれ度が上がってます。


 『影が行く』は”いく”だったんですね。ずっと”ゆく”と読んでました。古い翻訳の方で読了。細かいことは後で書きますが、あの『寄生獣』の人間判別法の原型がすでにここに書かれていることにびっくり。
 むー、ジュブナイル版で読んだときには気が付かなかったけど書いてあったのかなあ。

 『アーシアン』の最終巻も読了。


12/2

 電撃ホビーマガジン、今月号は紐やゴムで閉じてあるので立ち読みできないのです。読みたいのは書評部分だけですがどうしても気になって泣きながら買ってきました。読書の指標としてはほんとに役立ちます。対象がミステリ、ホラー、SF、冒険小説の文庫のみというところも好感度が高いのでした。
 SFマガジンの書評は、そういう意味ではあまり役に立たない。
 ひどいのになるとストーリを追っかけて固有名詞をだらだら並べて「続きが楽しみ」としか書いてない。そんな風に紹介された本を誰が読みたがるのか。きっぱりすっぱり面白いのかつまらんのか、あるいはどういう人なら楽しめるのか書いて欲しい。自分が学生の頃から思ってたことなんですが、SFファンを育てるなら、売れ行きを伸ばしたいなら中高生も視野に入れて実用的な書評にすべき。要はハズレを掴みたくないのです。

 もひとつ。
 「本は新刊書店で買うこと」といった趣旨のメッセージはもう、読みたくない。
 見飽きました。
 しつこい。
 特にプロが書いたそういう文章はもう読みたくない。本好きなひとはそこかしこでそういう文章を目にしているはずで(・・・・多分)、これ以上は逆効果でありましょう。
 柏崎先生もあんなこと書いてますけど献本やレビュー用の本も自分で買い直すんでしょうか。ゲームもCDも必ず新品を買ってるんでしょうか(ちょっと脱線)。
 あんな、というのは「本は新刊で買うこと。それがファンのつとめ」という趣旨の発言を指します。
 でも、こんなこと書くくらいなら肝心の書評の方をもっとどうにかすべきでしょう。たとえば、あの『ウィザース・ブレイン』の紹介。あれを読んで買いたくなる人がどれだけいるものか。


 すっかり、やさぐれてしまいました。
 ぐれぐれ。

 それに買ったからって続編が出るわけじゃないですし・・・・。


 そういえば40000hitオーバーでした。
 いつも、ありがとうございます。


12/1 

 ふいーっ。という感じで帰ってきました。
 体調が思わしくないのに無理して(アメコミOFF、しくしく・・・・)たせいで、脳内に変な現象が起きてしまいました、
 ターンエー・ガンダムを見てたらどんどん自動的に土曜日NHK教育・『大草原の小さな家』的画像へと変換を繰り返すのです。わーいわーい。声までそんな感じに聞こえてきました。


 弱まってると他にも色々な効果が出ます。
 『ねこめ〜わく』の防衛軍エピソードのさりげない百合子さまの仕草に涙が止まらなかったりします。
 でも、これは基本的に制限時間付きの話ですからそこを意識しちゃうと泣けちゃうのはしょうがない。


 ・・・・『宇宙家族カールビンソン』もそこまで行くはずの話だったのに。