ロバート・L・フォワード『竜の卵』ハヤカワSF文庫★★★★
著者の処女作。
あとがきや、某所での野田元帥のインタビューや著作でネタを明かされているので注意されたし。この程度なら気にならない人もいるかも知れませんが、でも注意するに越したことはないのです。
『逆転裁判2』終了。
うまいっ。
映画『アヴァロン』を流し見で。
映画館で見るべき映画でした。
・・・・いずれも細かいことは後で書きます。
ガンダム ヒロインコレクションは、現在2個だぶってて、アレンビー以外は揃ってる状態です。そーれーでーは意味がないのだー。
『BSマンガ夜話』の『燃えよペン』特集を見ました。
最後の最後に「私も漫画家でいま原稿をあげ終わったところです」というFAXが紹介されてました。炎尾燃の後ろ姿が描かれてましたが・・・・あれは・・・・あれは、犬神すくね?
それにしても島本和彦は、素晴らしい。
素晴らしいのひとことでは表現できないくらい素晴らしい。
夜中に無駄にエネルギーがたぎってしまうのが問題。
しかも、すぐ手元に島本作品がないんです。
番組を見終わったら読みたくなることにどうして気が付かなかったのだ。
『百鬼夜行抄』は録り損ないました。残念です。残念無念。
amazonから『逆転裁判2』を購入しましたが、箱がぺちゃんこ。梱包方法の問題なので同じ被害にあってる人は多いと思います。箱を交換してもらおうと思ったら届いたものもぺちゃんこでした。
『逆転裁判2』はゲームというよりは携帯ゲーム機で読めるミステリ。いわゆるゲーム性(例えば、成長要素やアクション要素、ボードゲームに還元できたり由来を探すことが出来るような要素)は薄目です。
ミステリファンを自認する方はぜひ! 絶対覆せないとしか思えない状況からの逆転劇はホントにたのしい。
あと、あの娘がまさかなあんな性格だとは思いませんでした。雑誌の露出を逆手に取った演出がうまい。それとカルマ検事ですよね。あのあれがこうムチで追いつめてくる・・・・シーンからうってかわって追いつめられ、額に汗しながら必死で判決を覆そうと顔をゆがめるシーンがよいのです。
苦悶で表情をゆがめ、自分を抱きしめる・・・・という素敵なシーンが盛りだくさん。しかも追いつめるのが自分な訳ですから興奮しちゃうのです。何かイケナイことをしてるかのよう。
ノリはカプコン風味で、ちょっと島本和彦的。
しかし、心は本格法廷ものです。
「ここはとりあえずいつものはったりで」「頭で考えるより先に口が動いてました」という主人公の台詞にまじめな本格ミステリ読者は眉をひそめるかも知れませんが、おすすめです。
遊ぶなら、もちろん1からです。
ぼちぼち乙一の筆になるジョジョが読めるはず。
2>1>4の順で好きなので楽しみです。4が強いのはやはり耕一の成長物語としての面白さとあの漫画家・露伴のキャラクターのおかげでしょう。
今、連載中のジョジョはジョジョ達がみんなカタツムリになっていくというお話。私の知らない漫画(映画にもなってるそうです)が元ネタだそうです。そっちはともかく、ペインキラーさんの日記がヒントになって自分が何に引っかかってたかようやく思いだいました。『敵は海賊』に似たような話があったのでした。同じことを考えたペインキラーさんは近いウチにアプロにかみつかれるはず。
・・・・と、そのジャンプの別冊を買ってきました。
『R.O.D』の作者のインタビューや田中芳樹先生と赤城先生による小節書き方講座、乙一先生と荒木先生の対談なんてのが載ってますが、読みどころはそれくらい。
乙一先生の文章ははじめて読みましたが、これは確かにものが違います。文章の練り込み方がすごい。ジョジョ・ファンからみても文句のない出来映えで町並みの描写、スタンドの描写、荒木世界の独特の嫌らしさなど実に見事に再現されています。
問題は、オープニングで終わっていること。
ジョジョ目当ての人は単行本発売を待ちましょう。
エンターブレインでしたか、ゲームの企画を募集してるそうであります。考えてみましょう・・・・。
チョーク・ガンという教材はどうか。
カートリッジにチョークを仕込み、トリガーを引き絞るとチョーク状のスポンジが射出され、ターゲットに当たるとチョークの粉をまき散らす。
これでコントロールの悪い教師もチョーク投げが出来るようになります。
・・・・と、おもちゃの話になってますね。
『火山高』、上映中・・・・かな?音速を超えてチョークが飛んじゃう学園もの。あの『少林サッカー』の延長にあるような映画。
某教師もの4コマを見てて「あっ」と驚いたことがひとつ。
学生達が伝言回すのに、教師が黒板を向いてる間にメモ書きを手渡していく・・・・のではなく、メールをうってたのです!
ひょっとして、下駄箱にラブレターも禁止なの? テロの危険性があるから? ブルマは? ブルマはどうして禁止なの?
時代が変わったなあと思う今日この頃です。
テープじゃなくてMDですしねえ。
湯川さんとこは55555Hitを越えた様子。
さて、今日はその湯川さんには書け書けと言われてたあのお話。
竹本泉の『よみきりもの』のお話。
竹本泉の作品にはいくつか本格風味のものがあります。
風味、というのは他の人が本格と認めるかどうか分からないということであって、私の中では本格なのです。
ヒントがちりばめられてて、その気になれば謎が解ける(かも)と思わせるようなものが本格ミステリです。
竹本作品で言えば、例えば『ねこめ〜わく 1』の中の雪の足跡消失トリックが本格ミステリですね。ちゃんと伏線が張ってあって解けるようになってます。
さて、そのヒントですが、作中の中に全て入っているとは限りません。竹本作品はその外側にヒントを求める場合があります。推理小説でもよくある話で例えば、『カー短編集』の中に入っているホニャララがそうで、あれは作品だけを熟読しても解けない仕掛けになっていますが、かのクイーンをして公正なるヒントがちりばめられている、と言わせてます(と記憶してます。)。
このような作品の外側にヒントがある、というミステリは特にふたつのパターンが多いと思います。
ひとつは歴史ミステリ。歴史知識がヒントになっているので、作品だけを読んでも何のことか分かりません。
もうひとつは暗喩を多用したパターン。例えば、童話などになぞらえて事件を語るものが多い。映画のホニャララなどがこのパターンですね。
ここら辺は見ようによってはアンフェアかも知れません。
そこで、第3のパターンです。
これも良くあると思うのですが、シリーズもののルールで解くパターンです。この人のこのやり方だから、こうだろうという暗黙のルールで解かせるわけです。逆手に取ったのがあのベストセラー作家ほにゃらら先生の手法ですが、これもありだと思います。
竹本泉作品で他にミステリ風味のものというと、『てきぱきワーキンワブ』の数をチェックする話を思い出します。あれは非常にスーパーなトリックが使われていて、読んでる最中に、なかなか解けるものではありません。
しかし、竹本世界的にはありです。
いままでの竹本作品そのものがヒントになって解けるように出来てます。
だから、あれは本格なのです。
そして、『よみきりもの3』のあれです。一番オチのあれなアレ。
非常に微妙な作品。
でも、私はあれも解けていいと思います。いままでの作品をふまえたならアレくらいの回答を読者側がひねり出してもいいはずです。
というわけで、えんじ@SFはあれを見て思うわけです。いはやは本格であるなあ、と。
『よみきりもの 1』の笑う少女の話なんかは意外なところが伏線になって、見事に着地する傑作だと思いますし、今作でもそこまで変じゃないけどあれとかあれとかは見事な本格だと感心します。
・・・・それはそれとして耳掻き少女は身近にいて欲しいし、髪をおろしたり、アップしたりするしぐさが可愛いなあというとこでなんでも許されるような気もします。
竹本泉先生は1ヶ月のお休みをとったそうです(前回のドリキャスマガジン参照)。心の隙間を埋めるために先生の『DASHINAOSHI』を買ってきました。
池澤 春菜さん、ステキ。かっこいい・・・・(情報もとはのむのむさん、一歩さん)。
結婚して。
「あなたが欲しい本はみんな買ってあげます。だから結婚してください。
『同じ本、もう持ってるでしょ?』『部屋が狭くなる』なんて絶対に言いません。
だから、結婚してください」
という口説き文句を考えました。
実際に口説くときに使う場合は著作権料が発生いたします。
くれぐれもご注意下さい。
・・・・古賀亮一先生のようなもて台詞はなかなか思いつきませなんだ。
さて、『イリーガル・エイリアン』のお話(未読であります。)。
宇宙人が被告人となる裁判では、SFファンには陪審員になる資格がない。なぜならSFファンは宇宙人に有利となる判断をする傾向があるから・・・・。というのが本編でのネタだそうです。
大変興味深い問題であります。
これはどこからどこまでをSFファンとみなすか、という命題でもあるし、同時にアメリカという国家の見解としてのSFファン定義も示しているのです。アメリカは・・・・アメリカという国は「ミスター・スポックの父親の名前が分かる」アメリカ人をSFファンとみなすのですね。
これが日本だった場合はどうでしょう。
「シャア・アズナブルの父親の名前は?」くらいでしょうか。
・・・・。
「あなたが考える『SFファンを選別する質問(シチュエーションは『イリーガル・エイエイアン』に準ずる)』」というのを募集してみるのも面白いかも知れませんね。名前付きで一人1〜3問くらい出して貰う。
あるいは、SFファンを自認する人とそうでない人に、宇宙人裁判でどのように行動するつもりか聞いてみたり・・・・。クイズで選別した後に聞いてもいいかも知れませんね。一歩さん、そういうのを作る予定はないでしょうか。
・・・・本当にあったとすると。
「次のニュースです。日本法務省は、本日、***氏殺害事件、通称・宇宙人裁判における陪審員選別試験の結果を発表いたしました。資料によりますと東京都民の実に78%がSFファンであり、平均的都民の選出という目的からは逸脱した選別が行われることは、ほぼ確実視されております。調査の結果に対し、法務省は遺憾の意を表明しており・・・・」
「もっとも正解率が高かった問題は『ギレンの演説』についてのシャアのコメントを選択するもので、逆にもっとも正解率が低かったのは『ドラえもん』の身体が青いわけを問う問題と作家・小松左京の漫画家としての名前を問う問題でした。」
「アニメに関する問題が多いことについては多数の非難の声も挙がっており・・・・」
なんてことになりかねないかも。
「本日は『SFファン』研究の専門家・第一人者をお招きしております。・・・・ようこそ、瀬名先生。瀬名先生は作家、科学ライターとしても知られており・・・・」
赤城毅『紳士遊戯』光文社 カッパ・ノベルス
ロバート・J・ソウヤー『イリーガル・エイリアン』ハヤカワSF文庫
を買ってきました。
ソウヤー先生にはご恩がありますので買わないわけには行かないのです。
そのソウヤー作品の翻訳家、内田先生の「この本がそこそこ売れてくれないと、もうつぎのソウヤーは出せないかもしれません」の発言にいささかムッとしてしまいました。
ハインラインの晩年の作品を読もうと思って探したんですが、絶版だらけでビックリ。
来週の『BSまんが夜話』は島本和彦作品の登場。忘れないように気を付けましょう。
DASACON、行きたかった。
こじましゅういちさんと一度お話ししてみたかったのです。
『デーブ』『ACE COMBAT』それに『サターン・デッドヒート』が好きだなんて、きっととてもいいひとに違いないのです。
『サターン・デッドーヒート』。原題は『Saturnalia』とシンプル。中編版もあってこちらの題名は『Saturn Alia』と微妙に違います。邦題が思い出せないんですがなんとなく『サターンデッドヒート』と中黒点なしだったような気がいたします。・・・・どうだったかしら。
これこそハヤカワSFのナンバーワンSF、と推してる人は私の知ってる限りでは一歩さん、こじましゅういちさん、作家の秋山先生でございます。・・・・非常に豪華で偏りのあるメンバーのような気がいたします。
お話は・・・・土星の衛星に落っこちてた一枚の金属板。何でこんなとこにこんなものがあるんだろうと思ったら、どうもこいつは宇宙人が置いてったものらしい。金属板には非常にシンプルな図柄が描かれてまして(表紙イラストに載ってます)調べてみたら宇宙人が残していった”何か”の場所を示してることも判明。スペースコロニーに住む考古学者ホワイティーはなんとしても地球側より先にそれをとってくるべし、と厳命を受けて旅立つのでしたが・・・・。
やわらかなユーモアに包まれて描かれる懐かしくかつ正しい宇宙の海。
読むのだ。
無ければ親を質に入れてでも買って来て読むのだ。
あるいは図書館で探して読むのだ。
一方のジョン・E・スティス『レッドシフト・ランデヴー』。これが私のハヤカワSF、ワースト1。
舞台は超光速航法で移動中の宇宙船。この中はその独特の航法のせいで光の速度が秒速10メートルにまで落ち込んでいるのだ。相対性理論を目で見て、手で触って実証実験できる世界。ここでは容易に赤方偏移(字はあってますか?) などの現象が起きるのだ。
ある日この奇妙な環境で殺人事件が発生。
誰が、一体何のために、そして一見、不可能状況に見えるこの特殊な状況下でどうやって殺人を犯したのか。
いま、一人の男がこの難事件に挑む・・・・。
・・・・という話だったような気がします。面白そうに思えても、古本屋で100円で売ってても絶対、買っちゃいけません。
月末から月初にかけては「GRオンリーイベント」「犬上すくね
『恋愛ディストーシ
ョン』第4巻発売記念サイン会」「Jコレクション刊行記念フォーラム」といろいろありますが、全部行けません。
・・・・ハガキあるのに行けない。悲しい。ダサコンも行けなかったし、京フェス・・・・。むー。京フェス・・・・。むーん。
『キングゲイナー』の時を止める能力ですが、あれはガンダムハンマーなんじゃないでしょうか。
朝がめっきり寒くなった今日このごろ。
私の部屋ではスト−ブが活躍中。
でも、台所はそうではございません。ここまではストーブの熱は届かず、しかも板張りの床は私の足からどんどん熱を奪います。
こんな時のために、親切な友人達はスリッパを買って置いてってくれたのです。
でも、いくら寒いからといってこのスリッパをはくのは・・・・屈辱なのであります。
どんなものか見たい人は我が家へどうぞ。
NHK BS−ハイビジョンのCMに出てくる女子高生(実写)は声だけ坂本真綾様でしょうか。うーん。お持ち帰りしたいかわいらしさ。
19日の夜から20日にかけて友人が遊びに来ました。
用事があったので彼らには先に私の部屋へ行って貰ったんですが、家に帰り着くと部屋には怪しげな飾り付けがなされていたのでした。東京ミュウミュウやらよく分からない巫女のイラストが貼られまくり・・・・。ジャイアント・ロボやキング・オブ・ハートが飾ってあった漢らしい部屋は見事なまでに汚染されていたのです。
まったりDAY、と決めてたのでまったり。
「ところでモーニング娘。ってX−MENみたいだよね」
「・・・・」
「・・・・」
「ふう。やれやれ。また、そういう話か。・・・・OK、話を聞こうじゃないか」
「いや、そのつまりですね、人気が低迷しないように細かくメンバーを入れ替えたり、ひとつのチームを色で分けたり、姉妹チームが出来たり。X−FORCEとかミニモニとかそういうのがいろいろあるでしょう。」
「・・・・ま、そういうことにしておこうか」「あまり面白くないね」「おーい酒、酒」
そっちがそういう態度をとるならこちらにも考えがあるのです。
酒を用意しつつ準備。
しばらくして、彼らがトイレなどで席を立つと、台所方面から声が聞こえて来るようになりました。
「ふぎゃっ」「ぎょわわー」「うそだあ。こいつは壊れてるうう」
ふほほほ。良い声で鳴きよるわい。台所に置いてあるその体重計は壊れておるのだ。
ちなみにガンダムを見ててのX−MEN話でした。今回のガンダムは手塚治虫のスターシステムっぽい感じ。構成はちょっとF91風味になってきました。大河原デザインだけに余計にその様に思えます。第3話の脚本などはZのスタッフですね。
あいちゃんの紹介で馬橋の「ラーメンひがし」へ。面のこしとモチモチ感がよい感じ。わたしの塩ラーメンはさっぱりしてました。
「このうまさだと行列も出来ない。普段食べるのには一番いい。こいう店が身近にあるのはうらやましいですね」とあいちゃん。
松戸、柏にはA級、特A級のお店もあるとのことなので、次にはぜひ。
イラストレーターの横山先生の手になるタブレット・ペンを思い出させますカトキ版、シロマサ版のマウス。秋葉原では、4500円くらいで販売するようです。そういえばシロマサ版ペン軸というのもありました。実際に士郎先生が自作して使ってたものの複製。意外と高かったような気がしますが買ってしまいました。私が買ったのは、売れ残りの一本でちょこっと曲がってました。そこで直そうとしたんですが、伸ばしたらばあっさり折れてしまいました。
悲しい思い出です。
ファン内蔵のこのマウスは、なんだか仮面ライダー龍騎版みたいな感じ。
そういえば、マイナスイオンを発生させるパソコン、というのも出るそうですが、『こち亀』の両さんが作りそうな代物。
もう一方の受賞者である田中さんですが、私はあのおとなしそうな方がどうやって今の奥さんを口説き落としたか、そっちの方を知りたい。
さて、昨日の続きです。
ホン・イェー・チューの計算によると、全宇宙のエネルギーを一個の粒子に詰め込むと10の91乗Kの温度を得ることができるそうです。では、自然界における最高の温度はというと。これが超新星の発する60億度だそうです。おそるべし、ゼットン。1兆度もの光球を吐くとは。
ひょっとしたら、ゼットンが光球を吐くたびにニュートリノを検出できるかも知れません(中性子星同士が激突したときに1兆度を得ることが出来るという話も。)。
・・・・できれば、ゲームセンターあらしを呼ぶくらいで済ませたいところです。
ホン・イェー・チューは、超新星誕生の時にニュートリノが生じる、と考えました。
とすれば、ニュートリノを検出することで、超新星の前触れとその爆発の一部を知ることが出来るやもしれません。このように予言しました。
そして多くの科学者がこの課題に挑むことになります。
アシモフはこのニュートリノ検出について先の科学エッセイで詳しく詳しく紹介してます。
中身は2部構成。
前半は天文学者達がぼーっと星を見上げながら超新星の爆発を待つ様を描いています。そしてそれが如何にむなしい行為であるか・・・・。見込みのない行為であるか・・・・。そういったことを書いてるのです。
しかし、後半は1987年2月、新しい超新星の発見後に書かれてます。
曰く、「望遠鏡が発明されて以来、それまでにもっとも近かった1885年のアンドロメダ銀河超新星は2230万光年の距離にあり」そして1987年、新しい超新星はなんとその14倍も近くに現れたというのです。たったの(!)17万光年(!!)。こんな近距離に、しかもこんなにすぐに発見できる偶然! なんたる幸運!
そんなわけで今回のノーベル賞受賞はとてもとてもとてもとても運のよい出来事なのであります(と、私の乏しい科学知識が主張してます。)。
ニュートリノが検出できれば色々な宇宙理論を検証できる、でも、超新星爆発がいつ起こるかわかんない。超新星爆発起きろー、どんどこどん! 起きろー、どんどこどん!! と待ちわびる話はとても楽しいので未読の方は『人間への長い道のり』 をぜひご覧下され。
『竜の卵』も読書中ですがこれもまたタイムリーな話。
補足;受賞者の運の良さの説明はこちらにも。
あたしも、タイムリーな本をちょうど2冊並行して読んでたので本読みの幸せをかみしめとるとこであります。
『逆転裁判2』発売日。
そういえば、ゲームセンターあらしのクローンが出てきて、本物と偽物、互いに超新星(という必殺技)を放つというエピソードがありました。で、片方は殺されちゃうんですが、私しばらくの間、本物の方が死んだと思ってました。
ですから「あー、超新星を一生のうちに使える数が増えて良かったねえ」と喜んでたのですが・・・・。
再開した『あらし』ははたしてどれくらい超新星を使えるものでしょうか。
さて。
通勤時に本を読める時間が短いのでアシモフ、『人間への長い道のり』ハヤカワ文庫を読んでました。
銅大さんが前にウルトラマンの話で取り上げてたと記憶してます。
ゼットン、御存知でしょうか。
ウルトラマンの宿敵であるこの怪獣は1兆度(太陽の中央でも1500万度くらいなのに)という超々高熱の火炎級を吐きます。さて、ここで問題。
最低の温度は絶対零度ですね(と、『聖闘士星矢』と書いてあります)。では、最高の温度は幾つでしょうか。
限界はない! とお答えの方は多分『バスタード!』をお読みのことでしょう。
でも、ちょっと違うのです。
アシモフも同じ疑問を抱いたらしく「この宇宙で温度はどこまで高められるか?」という題材でエッセイを書きました。このエッセイはちょっと間違ってたんですが、一人の科学者が興味を持ち、これに挑みました。ホン・イェー・チューです。
というとこで次号。
「飲み会があるそうですが」「ほほう、ついに俺の芸を見せるときが」「芸? どんな芸ができるんです」「今まで見せたことはなかったんだが、一輪車」
どこで見せるのだ。
次回はちょっとニュートリノについて。
ニュートリノと言えば、ゼットン、ですな。
シャマラン監督のこれまでの3作は順に「ほほう」「おおうっ?!」「どひゃー」でございました。
amazonで本の検索をすると、「この本を買った人はこんな本も買っています」というメッセージが出ます。あれで『航路』を買おうとして『加藤夏希 写真集』なんてのがピックアップされたりしたらいやですよね。
イリヤ計画は少しずつ進んでいるらしいぞ。
シャマラン監督の映画『サイン』を見に行ってきました。
一言で感想をいいますならば「どひゃー」な映画でした。
どひゃー。
どひゃー。
どひゃー。
一緒に見に行った盟友とは、古書探求者で悪魔の本で首なし幽霊にも出てた人が主役の映画(名前忘れました。)も一緒に見に行ってましたが、その時と全く同じ感想を抱きました。
「さむい! たいくつ!」
物理的に寒かった・・・・。それと、後ろにいたお兄さんはずっとあくびばっかりしてました。確かに中盤、退屈。
アメリカでは大受けだったそうなんですが、これは日本では受けない内容のような気がします。理解はするが納得はしないぞう、という感じ。でも、ちょっとビックリしました。まさかそんな! でで、で、でも・・・・。
うわーお。
冥王星が格下げの可能性がある、というのはすごいのう。
SF書評家の柏崎先生が生まれて始めてコスプレをしてしかもそれがセーラープルートのコスプレだったと日記に書かれたばかりなのでむむむ、と考え込んでしまいました。
近くのコンビニで毎日、1個ずつ『銀河鉄道999』のお菓子をかってましたら、一個もだぶることなくコンプリートしてしまいました。すごい! いま、俺時代が来てます!! わーお!
カイばっかり、ジェロニモばっかり3個も連続で引き当てる暗い人生とはおさらば! ティコも手に入りましたのよ。うふふ。
『ガンダムSEED』第2話見ました。しばらく視聴続けます。
あのシーン、WINでなくて良かったですね。
カタカタカタカタ・・・・。ピー!
キラ・ヤマトが「ゲイツめっ!!」とキーボードを叩きつけて完結。
『老人と海』というアニメ映画も見ました。キリンのシャッセを飲みたくなりました。
『ラグナロク・オンライン』、評判を聞いて、ダウンロードしました。メモリーが足りないので『ヴェドゴニア』を消去(スイマセン、まだやってません。)。でも、うちのパソコンには3Dボードとかいうのが付いてないらしく、プレイできないのでした。がっかりです。
ニコラス・ケイジの収蔵漫画本 競売で計2億円
持ってたアメコミを売ったそうなんです。
アメコミ・コレクターのキャラと言いますと、『ジョジョの奇妙な冒険』の第2部ジョジョであるジョセフ。それに『ワイルド・カード』のタートルですね。特にタートルのコレクションはすごそう。彼のも億は行くんじゃないでしょうか。ジョセフだって、第2次大戦中から集めてたんなら、一千万はくだらんでしょうなあ。
そういえばニコラス・ケイジは一時期かなり有力な次期スーパーマン候補でしたね。
どうもスーパーマン候補は二転三転してる上、『スーパーマンvsバットマン』もだめになったそうで大変。危ういようにお見受けするのですが如何に?
そろそろ『逆転裁判』が出ます。
GBAの欠点はなかなか外では遊べないこと。画面が暗くて見づらいのが原因でアクションゲームなどはとても遊べたものではありません。
そこで、「貼るだけ!バックライト」の登場。4500円とちょっとお値段ははりますが、これなら買う価値があるかも! 『FFTA』も『クロノア』も出ることですし、これはぜひ欲しいとこであります!
世間ではノーベル賞ノーベル賞と騒いでおりますが、我々小説読みにとってはむしろピューリッツァ賞の方が重要でございましょう。
最近まで、ノンフィクションにのみ適用されるんだと思ってましたが、これが大きな勘違い。フィクションもありなのです。
『スパイダーマン』の脚本は『カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険』を書いたマイケル・シェイボンにリライトされることになったそうです。おお! この本はまだ読んでないんですが、黄金期アメコミ界での2人の青年の活躍を描いた話だそうです。新キャラを考案してアメコミ界になぐり込みをかけた2人の運命や如何に!
この話でピューリッツア賞をとったそうです。
これは楽しみ・・・・かも。いや、でも、文庫化されないかもと思って買っておいた『カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険』なのに、このままだとまた読む前に文庫になるかも。こんな紹介もあります。
『スーパーマンvsバットマン』はどうもポシャッたみたいです。代わりに『スーパーマン5』が急上昇。で、スーパーマンの父親役に、アンソニー・ホプキンスがあたるらしいと聞いてびっくり。父が生きてるんだ! 1で死んでたのに!!
なんだか寒いです。
ワンフェスか何かで展示されてた『チャイナさんの憂鬱』などのフィギュアコレクションは6+シークレット1個で11月発売だそうです。
1個950円。
たーかーいー。
急に寒くなったせいかなんだかよく分かりませんが、いろいろ弱まってるような気がします。私だけの話でなくて、よその文章を見ててもなんだか文章に力が入ってなかったり、更新サボリがちだったり、一時閉鎖、はては永久閉鎖してたり。
いつもなら見に行くような映画も見に行ってなかったりします。
きゅう。
こういう時は!
司馬遼太郎か『敵は海賊』の新刊がいいそうです。伊藤 勢がそういってました。『斬魔剣伝』復刊とのこと。市長、市民は続編も要求しております!
『竜の卵』を読んでます。
この話、実はオチまで知っているのです。果たして、それでも楽しめるものでしょうか。
FOOLさん、ホーカ・シリーズの3巻を入手とのこと。1,2巻は何度か再版されてますし、新刊でも入手可能かと思われますが、3巻は人気薄なのかあまり増刷されているのを見かけたことがありません。この3冊の中では一番入手困難だと思います。
3巻は実は前2巻とは趣向が違います。1,2巻の主役である、えーと、アレックスでしたっけ? 彼の息子とホーカの活躍をえがいたもので、元は絵本か何かだったと記憶してます。前の解説にそんなことが書いてあったような。
同時に購入された『世界の果てまで何マイル』もかなり入手困難だと思います。
これを見つけて購入されるとは! お客さんは大変運がいいアルよ。
前のアンケートの時にも書きましたが、大々々好きな本であります。導入部は地味で難解なので読み勧めるのは難しいかも知れませんが、じわじわと効いてくる独特のリズムで描かれた文章、物語がよいです。文章に気品があるのだ。がんばって読みすすめて下され。傑作ではございません。超傑作、いや、スーパー傑作、いやいやハイパー傑作でござる!!
そして、一緒に叫びましょう! ビッスンの短編集を出せー!!
『たいら山』も収録して下さい。
にへ。
メディコムトイから発売された映画『ロケッティア』のフィギュアを買ってきました。オリテクのサシダさんも大喜び。
にへ。
映画『ロケッティア』をそんなに面白いと思わないんですが、はじめてロケットを装着したときの飛行シーンのすばらしさは私的映画史上でも1、2を争う屈指の出来映えなのであります。ジョー・ジョンストンさまステキーっ!! かの監督、ものをとばすことにかけては、超一流なのだそうです。きっと、かれなら飛ばせるもんなら例え風呂桶であっても格好良く飛ばすことが出来るでしょう。
他に『ジュラシック・パークV』『遠い空の向こうに』を監督。『アイアン・ジャイアント』のデザイン協力もしてます。
ちなみに、一万二千円もしましたのに、ジェニファー・コネリーは付いてきませんでした。
『ビッグ・オー』、録れてませんでした。
なぜ松戸なのに千葉テレビが見れないのだー。誰か教えてたもー。
再放送もはじまりまして、こっちは見ることが出来ました。第一話、ビッグ・オーの登場シーンを見るにつけ、やはり『ジャイアントロボ』以前、以降があるんだなあとしみじみ。人の表現もメカの表現もここからずいぶんと変わってます。
そうなりますと、果たして今『ジャイアントロボ』を初めて見た人がどれくらい楽しいのめるのものか、と心配になってきます。
『七人の侍』を映画館に見に行って、あまりの長さにうんざりした記憶がありますが、それもこれも「使い古された」手法、演出、話運びのせい。きっと、当時はものすごく面白くて斬新だったんでしょう。
ちなみにその時見たのは、完全版で4時間くらいありました。途中にトイレ休憩が入る映画なんて後にも先にもあれだけ。
買った本は
ロバート・L・フォワード『竜の卵』ハヤカワSF文庫
鮎川哲也『黒いトランク』創元推理文庫
鮎川哲也/著 北村薫/編 『五つの時計』創元推理文庫
探偵小説研究会/編『本格ミステリ・クロニクル』原書房
飛 浩隆『グラン・ヴァカンス』早川書房
コニー・ウィリス『航路』ソニーマガジンズ
横山光輝『水滸伝』『あばれ天童』等も買ってきました。わー、このつまらなさはいったいどうしたこと。
『ガンダムSEED』はファースト・ガンダムを踏襲して『リヴァイアス』を混ぜたような感じ。しばらく見てみないと面白いかどうか判断できそうにありません。
キャラクターの体格や顔が似すぎてるのがイヤ。
識別できんー!
シャア、ゼクス、ハリー、それで今回のになるわけですが、あれがTVシリーズのお約束と言うことなら、『Gガンダム』でそこにいるのはシュバルツなの?
ガンダム、といえばM閣下から『すーぱー萌っ娘大戦β』というゲームをいただいたんですが、これについてはいずれ詳しく語らねばなりますまい。あいちゃん達が作った同人ゲームで萌とは名ばかりの漢のゲーム。一応、『To Heart』『Kanon』等のキャラが出てくる戦闘シミュレーションゲームなんですが
「あ、ドムのMS IN ACTIONが3体落ちてる」
「そんなの12体もっとるわ!」
「狙いは悪くなかった
だが、時代は黒い3連星ではなく
コンスコン隊をそろえるのが基本になっておるのだ」
なんてな台詞がばんばん出てくるのです。
・・・・。
どないなゲームや。
むむ。向井さん、『デビルサマナー』はTVドラマになったことありますよ。
・・・・長かった。
ようやくスパロボ64でゴッドマーズが登場です! ようっし、使い込むぞ!! と思ったところでおかもとさんから新情報が。
「マーズ、アニメ化です。悪夢再び」
「なーぬー! アニメ化ですと!! ところでその悪夢というのは原作のあの陰惨な内容のこと? TVアニメが『海底2万マイル』と『ナディア』くらい違う『ゴッドマーズ』になっちゃったこと? 原作通りにOVAにしたら打ちきりになってしまったってこと?」
「バビノレ2世のこと」
わーすーれーてーたーっ!!
忘れよう忘れようと努力してホントに忘れてたのに忘れてたのに・・・・。
ちなみにhp。
脚本家の人って、『六神合体ゴッドマーズ』と同じ・・・・。
しかも、マーズの声が関 智一。神体様が『ジャイアントロボ』と同じだとドモンと東方不敗の掛け合いみたいになってしまいますね。
・・・・。
その、そこの声優一覧のミューズって、誰? し、知らないぞ、そんな人!! 『マーズ』って、おやじアニメじゃないの?
どきどきどきどき・・・・。
今川監督起用して『マーズ』ですよん、と嘘ついて『ジャイアントロボ』の続編作ってくれればよいのに。
『プリンセスチュチュ』
すごすぎ・・・・。
志も技術も、全部高い位置にあってそのままに維持できてる上に見やすいなんて奇跡的。好みの問題もありましょうが・・・・。
猫先生、海洋堂が立体化しないかなあ。
『サムライジャック』『JLA』といったカートゥーンアニメや、ちょっと半端だった『アベノ橋』くらいしかみるものがなかった前半に比べるとこの充実ッぷりはスゴイ。
その上、ゲームも充実すぎー! 『ZOE』『アルゴスの戦士』が2003年でよかった・・・・。
にょ? 『アルゴス』は年内? FFT、クロノア、逆転、廉価版エースコンバット・・・・。お金と時間が欲しいです。
竹本泉ファンは読んでるかも知れないドリマガ最新号。
実にタイムリーなことに、お題は『ゆみみみっくす』。ここでまた『ゆみみみっくす』は私たちにひとつの教訓を与えてくれるのです。
「エビフライを後にとって置いてはいけない」
『ぱらPARA・・・・』の話題もチラリ。
竹本先生関連のゲームと言えば他に『るぷぷキューブ・ルプ☆さらだ
』『くりっくのひ』『ぱらPARAパラダイス』『てきぱきワーキン★ラブ』『ついんくいっくす(発売中止)』などがございます。てきぱきの原画描きの人は「あたしは竹本泉の絵を年代別に描けるのよっ!」と豪語してました。見たいー! PC−FXでしか遊べないなんてひどいひどい。
と、見せつつ実は・・・・。
『ヒートガイジェイ』は良くできてるんですが、ツボから全て微妙にずれているのがもどかしい。
かっこよさそうな音楽とかっこよさそうなアクション、かっこよさそうな言い回しが並んでてどれもかっこいいにたどり着いていない。
むっきゅうっ!!
欲求不満だす!