12/31

 北村薫小説のコミック版が出ていました。『冬のオペラ』。
 やはり、北村薫作品の漫画化はむつかしいですね。本編の魅力を伝え切れていません。


 それでは、よいお年を。


12/30 (21)

 カラオケのお誘いをことわり、ホニャララもホニャララしないのです。
 今年も残りわずかですが、さて、最後はどれを読んだらよいものかしら。


 ところでハム太郎>ゴジラはあり得ないと思っていたのですがひとつだけこの謎に対して合理的な説明を付ける方法があります。その人物はミニモニ・ファンだったのです。


12/29 コミケ (21)

 ・・・・っ!
 く、くやしくなんかないやい。
 それより、京フェスに行けなかったのがやはり悲しいのです。
 そいえば、SF大会の登録はまたまた忘れてしまったのです。



 アダム・ウォーレンの画集について。
 さいとうともこ先生、ご本人に問い合わせのメールを出したところ、丁寧なメールが返ってきました。
 画集(スケッチ集)は、今回のコミケには出ず、春レヴォに出そうだとのこと。100ページを越えるものになりそうという話で、楽しみですが・・・・買いに行けるのかしら。
 関連日記はこちら


12/28 アイテムを拾った (21)

 コロリンと落ちていたのでございます。
 有名な幸運のアイテムでした。

 しかし、その場にいた女性はだれもそれが幸運のアイテムとは知りませんでした。
 ところが、逆に男性陣は8割もの人がそのアイテムがお守りだと知っていたのです。


 ウサギの前足です。
 うかつにも拾ってしまった人は、今度は逆に不幸が怖くて捨てられなくなってしまったそうです。


12/27 忘年会 (10+11=21・・・・)

 岡本@おやじ天国さんとミニ&プレ忘年会。
 明日が本番なのですけど私の都合が付かないのでちっちゃく、先にやっちゃうのだ。

 久しぶりにお会いした岡本さんは顔に傷をおってすごみのある顔になってました。串焼き屋でお酒をいただきながらお話。社会情勢から模型までいろいろ話していたところ、脇のカウンターに腰かけた女性のコートが翻ってとんでもないものが見えて、びっくりしてしまいました。
「あ、あ・・・・」と阿呆のように繰り返し、語る言葉を持たない私。その女性に聞こえないように、かつ、そのすごさをありのままに語ろうとしたので、口ごもってしまったのです。それに比べ、岡本さんは冷静でした。すばやく隠語で、私に耳打ちしてきました。
「ファルメール」
 その女性は黒いチャイナドレスだったのです。

 ギースVSケン、モリガンは後者の惜敗。

 『本棚探偵』を読んで函付き本を色々買い込んでしまいました。他にも色々。

倉田英之『R.O.D 第5巻』スーパーダッシュ文庫
 ・・・・意外な展開。イラストとあとがきを先にチェックするとすぐ分かりますので見ないように。
新城カズマ『浪漫探偵・朱月宵三郎2 無謬邸は暁に消ゆ』富士見ミステリー文庫
 新城先生は来月、ヌーベル文庫からオリジナル新刊を出しますね。
茅田砂胡『レディ・ガンナーの大追跡 上』角川スニーカー文庫
 この作者の本はまだ読んだことがありません。

森博嗣『森博嗣のミステリィ工作室』講談社文庫
佐藤友哉 『エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室』講談社

 下は古本屋で発見。
ベルンハルト・シュリンク『朗読者』新潮社
幾原邦彦 永野護 『シェルブリット T』『同 U』角川書店
 以下は函のみの目的で購入。
『日本文学全集2 尾崎紅葉 泉鏡花集』集英社
ヘミングウェイ『世界文学全集64 誰が為に鐘は鳴る』集英社
『日本文学全集18 谷崎潤一郎集(一)』筑摩書房


12/26 アメコミ (11)

 本日はアメコミ年間総括と参りましょう。
 実はこの一年、アメコミの翻訳物は出ておりません。昨年11月の『バットマン:マッドラブ』が最後だと思います。
 しかし、何も出版されなかったかというとそんなことはなくて

麻宮騎亜 『BATMAN child of Dre』講談社
というオリジナルのバットマン・マンガが出ています。周辺キャラが勢揃いする豪華な話。
 また、
羽沢向一『サンダークラップス 3』マイクロデザイン
が出てます。正義と悪の超人達が戦うスーパ−ヒーロー・エロ小説の第3弾。このジャンルに詳しいわけではないのですが、オリジナルのエロ小説で3巻まで出ているというのは実はものすごいことなんじゃないかと思います。いっそのこと、堺三保先生、海法紀光先生の推薦文をオビに着けたらどうでしょう。もっと売れませんかしら。
 そいえば、翻訳家の内田昌之先生が12月26日の日記で『かってに改蔵』をSF−online(なんと今回で休刊なのだ!!)で知るようになったと、書いておられました。海法さんは罪深い御方だ・・・・。
 そんなこんなの海法さん、新作は来月発売。『ギルティギア』シリーズのようです。
 ちょっと脱線しました。さて、最後は
マイケル・シェイボン 『カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険』早川書房
 リンク先のその先に紹介文が載ってます。
 ナチス支配から脱出した従兄達が新ヒーローで黄金期のアメコミ業界になぐり込みをかけるというノンフィクション。
 なんと、ピュリッツァー賞受賞。
 なんと、2400円。
 うーん。
 絶賛発売中でござるよ。


 さて、来年はスパイダーマン、デアデビルの映画が待ってます。
 デアデビルは盲目ですが、代わりに他の感覚が鋭敏なスーパーヒーローなのです。カプコンのマーヴルシリーズにはついに参加できませんでしたが、有名なヒーロー。ではなんでゲームには出なかったのか。
「地味なスパイダーマンみたいなものだから」
 可哀想・・・・。
 アメコミものでただいま、制作中の映画は
 『スパイダーマン』 『ブレイド/BLADE 2』『デアデビル』。次点に『ワンダーウーマン』。あと『Fatom』もジェームズ・キャメロンプロデュースで映像化が予定されています。


 再び、翻訳が始まって欲しいものです。


12/25 メリーメリー (11)

 メリークリスマス!!


 やまとから、銀鈴のフィギュアが3体出るそうです。
 く。ジャイアントロボじゃしょうがないっす。


 しまった、これだったのか! と後になってようやく気が付くことがあります。
 父から受けたいくつかの注意。はんだごての扱い、シンナー入りの瓶のふたの扱い、女性の扱い・・・・なんてのはありませんが、あとになって「これのことだったのか」と気が付く次第。
 物語そのものに対してもこれは言えることです。特に映像作品にそれが多い。
 例えば、エヴァンゲリオン。例えば、ブレードランナー。例えば、ジャイアント・ロボ、スター・ウォーズ。ウルトラマン・ゼアス2もこれに付け加えておきましょう。
 これらを見た瞬間に思うはずです。「これだったのか」
 見たことがないけども夢の中で、あるいは何かの小説を読みながら思い浮かべた画。それが目の前にあり、はじめて見るはずなのに「ようやく会えた」と思い「あの表現がこれだったのか」という確信が己の中に生じるのを感じる。
 小説の場合は、こういったケースは少ないでしょう。
 しかし無いわけではない。
古橋秀之『サムライ・レンズマン』徳間デュアル文庫★★★★★
 全盛期のE・E・スミスが、日本趣味にとらわれて描いたらこうなったかも知れない、これだったかもしれないレンズマン外伝です。
 時期的には『レンズの子ら』の前に当たる話で、ネタの振り方、文体、キャラクターの妙、とどこまでもドク・スミスの創元推理(SFではなく)文庫版です。いや、実のところ、それも越えています。アニメ・ガンダムに対する安彦良和直筆マンガ級のクリアーさで語られているといっていい。
 しかも、そこに豪華なイラストが付いてきます。このイラストの為だけに買ってもよいでしょう。

 IPPOさんがかなり詳しく書いています。なるほど、アニメ、特に講談社X文庫版の影響もあるかもしれませんね。
 ともかくも古橋先生の天分との見事な結婚と申せます。
 ファンは読みましょう。
 ファンでない人も読みましょう。


 野田大元帥は、どう思われたのでしょうか・・・・。


12/24 続・死の罠 (11) 

 市内をぽてぽてと歩いていたときのことです。
 傍らをかっこいい車が走り抜けていきました。
 国産車でちいさいのですが、思わず振り返ってしまう美しいフォルムのやつです。
 しかも、大変きれいな女性が運転していました。

 家に帰ってしばらく考え、のち、思い出しました。
 あれはWILLという車だったのです。

 岡本さんはとても女装が似合う人なんだなと思いました。



 なお、その車は表題のような題名でも親しまれています。
 アニメーションするという新機能付き。



 フンーフフフフンーフーフフーン♪ などと鼻歌を歌ってたら、実は誰かに聞かれてたなんてのは恥ずかしいですね。でもって、『サムライ・レンズマン』は傑作です。
 『グリーン・マーズ』は、近くの本屋では売ってないので、さっそくes−booksで注文。amazonは早いのと遅いのとで差がありすぎるのでやめたのです。
 しかし。
 なななな、なんと上下とも1100円もするのです。『ダイヤモンド・エイジ』なんか3000円よ、3000円。
 かてて加えてSFマガジンが2300円。しかも秋山瑞人先生のお話は前後編なのだ! 『ミステリ・オペラ』が買えちゃうかも知れないくらいのお値段です。

 ・・・・ところで。えんじさんはなんで『ミステリ・オペラ』を読もうと思わないのかしら。


12/23 OFF(12−1=11)

 実は一度OFF会なるものを考えてみたことがあるのです。が・・・・来訪者のあまりの共通点のなさ、接点のなさに頭を抱え込んでその場に倒れ伏したのでした。
 ちなみに、その時考えたもっとも妥当な折衷案。
 テーブルトークRPGのTORGをみんなでプレイする。


滝本竜彦『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』角川書店 ★★★★
 ・・・・うーむ。
 第五回角川学園小説大賞特別賞受賞作。
 よそで見かけた感想が実に良くできていたので、そのまま引用します。これは上遠野浩平先生のあとがきがそのまま長編になったようなお話。トーンがそうなのだ。
 学校からの帰り道。はじめての万引きからの帰り道。月夜の晩。主人公は木刀を持ったセーラー服の美少女がチェーンソーを持った怪人と戦っているのを目撃する。
 とまあ、そういった話。冗談かと思う人もいるかも知れませんが、私はちゃんとまじめに、この本の内容を説明しています。自分でも非常によくまとまってると感心するくらい。

 これが文庫だったらこんな変な本があるよ、とオススメするトコですが不幸なことに1500円。
 微妙な値段でございます。でも、ターゲットはちゃんと中高生向けで、テーマもそうです。だから逆に購買層に届いてないんじゃないかといらぬ心配をしてしまいます。

 薄っぺらい様なそうでないような奇妙な味わい。ふつうのヤング・アダルトっぽくもアリ、1周してここに落ち着いた感もあります。ひょっとしたら2,3周してるかも。というわけで、作者の判断は保留であります。


12/22 Sが欲しい (12)

 『シュレック』。ディズニー好きのちびたさんにお勧めしましたが皮肉でなくホントに、おもしろかったので、どうぞ。
 アンチ・ディズニーネタが多いんですが、内容はむしろスタンダードなラブ・ロマンスといえます。

 さて、ディズニー映画の話。ついついアニメを思い浮かべ、最近のディズニーは面白くないと言う方。ちょいとお待ちを。『TOY STORY』だってディズニー作品ですよ。実写作品だって結構あります。あの、シド・ミード デザインの、そう。あれもそうですよね。
 続編が出るようです。題して『TRON 2.0』。情報源はニュータイプ最新号。プラレス3四郎を今やっちゃったらどんなだろうと考えてました。その妄想は現実化しませんでしたが、こっちから来てくれたのでOKです。いまの『TRON』。ふふふふふ・・・・。


 こないだ映画を見に行ったとき、一番感動したのは映画の予告編でした。
 『ロード・オブ・ザ・リング』
 泣けます。
 アレがあんなふうに生きて動いてるというだけで泣けます。
 フロドー! ガンダルフー!! そこだ! つらぬき丸を、つらぬき丸を抜くのだ!!
 ドワーフが「この斧にかけて!」って叫んだりするのよっ? ああ、天国の上のアシモフ様。我々は本物の『指輪物語』を手に入れましたっっ!!



 D&Dもそうですが指輪物語も映画の邦題では”S”が外されてますね。ちょっと変。
 他には『エイリアン2』なども。


12/21 雪の日 (12−1+1=12)

 本日は雪。雪。
 先日買った石油ファンヒーターをガンガンに効かせていたら、乾燥しすぎでのどをやられてしまったようです。

おはようございます
「わ、どうしたんだ。その声は」
「大丈夫ですか、えんじさん? ほんとにどうしちゃったんです?」
実は昨日・・・・
「ライブに行ったんだよな」
・・・・。そうそう。実はそうなんです。コント・ライブ。おいらのギャグで観客は総立ち
「それはないな」「ありませんね」「ありえないッス」

 ZABADAKにも負けないのだ。


 喜国雅彦『本棚探偵の冒険』双葉社 ★★★★★ 読了。
 探偵小説の古本探求にはまってしまったマンガ家が、その探索の日々のエピソードを紹介するエッセイ。
 1冊の本としての完璧な完成品。帯・月報・函が美しい。内容もマニアでなくとも楽しめるエピソード満載。これで2500円なら、けして高くないでしょう。
 ネット有名人や作家も何人か登場してます。
 本棚整理に快感を覚える著者が、かの有名作家の本棚を片づけに行く話、体力勝負でポケミスをさがすポケミスマラソンの話、函無し故に虐げられる古本を救おうとした話などがおすすめ。俺的パノラマ島は爆笑ものです。
 そういえば、本とおもちゃとジャンルはまったく違いますが、サシダさん@オリテクに通ずるものがありますね。

 なお、著者HPによると増刷が決定したとのこと。2刷りからは帯が付かなくなりますが、こっちの方がかえって貴重かも知れませんね。『最後の悲劇』を覚えていらっしゃるでしょう?


神坂一『スレイヤーズすぺしゃる15 跡継騒動 森林レンジャー』富士見ファンタジア文庫 購入。

 結局、加湿器を買いました。マッキントッシュみたい。 


12/20 (11+1=12)

「すたーしっぷ らいどん うぃずみー まーい ぷりちーがーる♪」
 詳しくは後日。


12/19 映画の安い日 (10+1=11)

 今年はずいぶんたくさんのゲームを解きました。PS2を買ったせいもあるのでしょう。ベストは・・・・うーん。うーん。ちょっと絞れません。
 『デビルメイクライ』『鬼武者』『エースコンバット4』『風のクロノア2』『逆転裁判』『METAL GEAR SOLID2』などが楽しめました。どれもあまり長時間プレイしないですみますし、甲乙つけがたい出来映え。余は満足じゃ。


 しもつかれという食べ物のことを昨日あんな風に書きましたが、まずいというわけではないのです。
 ただ、独特の味がするので、言葉を失ってしまっただけです。
 例えて言うなら、『素朴』という言葉を味覚で再現させたような味がします。
 ところで『食前絶後!!』という本を御存知ですか?


 宇都宮は水曜日、映画1000円(男性のみ)なのです。そんなわけで映画を見に行って参りました。
 まず、 『とっとこハム太郎』
 出崎監督作品。
 脈絡のないシーンが延々続き、そこに目を覆いたくなるようなミュージカルが割り込みます。
 シーン間のつながりが全くないし、ハム太郎の行動にも一貫性が(あれだけのことなのに)ありません。もっとすっきりまとめて、謎を追う方向に固めれば良かったのではないでしょうか。これを最後まで見るのはほんとにつらく、まさに拷問でした。
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』
 ガメラの金子監督が作ったというので楽しみにしていたんですが、期待が大きかった分がっくり。一番楽しいのは冒頭の5分で、ここでの説明のまとめ方と気分の盛り上げ方は実にうまい。うまいだけに、その後がっかりします。
 全体の話は『ガメラ3』の置き換え版になっています。それは構いません。
 しかし、その脚本(奇跡・偶然の大安売り)の出来がわるい。
 放射能怪獣であるというゴジラの設定が原因でしょうか。非常に扱いづらいようで、工夫しているのは分かりますが、いかにも苦しい。
 加えて、特撮も出来がわるい。特に日中での建造物破壊シーンのひどさが目立ちます。あまりのひどさに驚いて『ガメラ3』と見比べてみましたが(記憶で美化しているだけかと考えたのです)、やはりゴジラの方が出来がわるい。技術レベルの低さ、絵コンテのまずさ、シーンの選び方のまずさが作りものっぽさを増加させています。

 しかし、ハム太郎がゴジラよりましということはないと思いますぞ、湯川さん
『シュレック』

 エンターテイメントのツボを抑えてしっかり作ってあります。
 マニアにも、ふつーの方にもオススメ。
 吹き替え版では最初、シュレックの声だけ耳障りですが、ロバが出てきた途端、場が引き締まり、聞けるようになるので問題ないでしょう。姫の声は、はまり役ですね。
 とくにちびたさんにおすすめ。

喜国雅彦『本棚探偵の冒険』双葉社
 買ってしまいました・・・・。2500円。
 kashibaさんの名前がチラと出てきて、笑ってしまいました。

 そういえばSFスジの古本マニア、MZTさん。ぼちぼち戻ってこられるみたいです。しばらく、更新が滞りがちだったため気が付きませんでした。雪の写真を見せていただきたい。


12/18 (9+1=10)

 ガンダムエースの最新号。安彦良和先生、相変わらず隙のない出来で何とも言えませんなあ。
 島本和彦のGガンダムも載っていますが、しかしこれは手の抜きすぎでしょう。頭を使ってきちんと描いて欲しい。


 いつの間にか、宇都宮情報掲示板になってるウチの掲示板。
 そこで紹介されてた『しもつかれ』の完成品パックが閉店前価格で安かったので買ってきました。
 ぱくん。
 ・・・・。・・・・。
 むきー!! お、おいらはしらない間にちびたさんから恨みを買っていたのか!!


 高橋克彦『ホラー・コネクション』角川文庫
 ホラー作家へのインタビュー集。瀬名先生も出てます。やっぱりまじめな方だなあ。


12/17 (9)

 『ICO』。簡単に行き詰まってしまいました。『零〜ZERO〜』もです。ううっ。

 今月頭のお話。お仕事中にピーコロとFAXが流れてきました。
<書類のここんとこ訂正して下さい。ちなみにこないだ飲み会に行きました。お好み焼きをこの人達と食べました。>
 わざわざ名刺が張り付けてあります。
 ・・・・。ホ*・**ムくん? 名刺のデザインが変わってるではないですか!
 ジリリン。
「もしもし」
「あら、えんじ君。書類直してくれた?」
「ひどいじゃないですか、あの方といったんなら、何で誘ってくれないんです」
「だってあなた宇都宮だし」
「お、おれの分も名刺もらっといて下さいよっ! 気が利かないな!」
「・・・・どーするつもりよ」
「自分だってヅカ・マニアのくせになんでマニア心理がわからんですかっ!!」
 などといったことがあったり無かったり。
 他には**るゆー*さんもいたとのこと。おお、3が終わった人同士のトップ会談ではないか。どんな話か聞きたかったなあ・・・・。


 『パタリロ!』文庫版30巻、今回の解説者は大沢在昌。解説者にも色々な人がいて、サンプラザ中野のように場違いなことを書いてひんしゅくを買う人もいますが、今回のこの解説はすごい。ちゃんとしたパタリロ・マニアが書いた解説になってます。ううん、大沢在昌先生がこれほどのパタリロファンだったとは意外です。
 文庫版の30,31巻にはクイーン作品とシマック作品のバリエーションが出てきます。


12/16 (8+1=9)

 あたしの認識では日曜日は本が入荷されない日なのです。
 なのに。
 なのに。
 12月16日発売ってゆーから探しちゃったじゃないですか。
 ひどいっ。
 純粋な僕を騙したなっ!!

 などと、天に向かって拳を突き上げてたら疲れました。疲れて、疲れ切って、帰ってきたらアマゾン・ドットコムから本が届いてました。
滝本竜彦『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』角川書店
 ありがとう、アマゾン。早いぞ安いぞ! では、さっそくページを開けてみます。
 ・・・・・。
 ・・・・・。
 どひー!!
 『後宮小説』級の衝撃の書き出し!! なんじゃこりゃー!!

 ちなみに『ピクミン』のCDは注文した翌日に届いたのでした。これで送料・無料だなんてアマゾンさんはホントに大丈夫なのでしょうか。





 SF日記更新時刻でいつも読んでいるところを読みかえして色々感じ入ったりしてます。
 むー、ゴジラはそう(12/15)なのかあ。おお、Rはそうか勉強になるなあ。
 ハイペリオンはそう(12/15−16)読むのかあ。
 のむのむさん(12/11)は・・・・どうなっちゃったのかしらとか。
 などなど。

 ちなみに家に帰ってホームページを確認したところ、「ごめんね、17日でした」となっておりました。


12/15 おお、おお、オーブンよ

 来るならおごりマスですよ、そこの御方(ここに書いちゃうし)。


 今は違うのですが、会社に入ったコロは他の方と3DKの部屋に一緒に住むなんて事もありました。
 その時、ちょっとの間だけ一緒に住んでたKさんという方は、開発の方だったため、時間帯もすれ違うことが多く、あまりお話しする機会もありませんでした。しかし、大変に優しい親切な方でした。私の里帰りのおみやげを肴に、台所で将来のお話につきあっていただいたこともありました。
 さて、いよいよ私がそこを出ていかなければならなくなったとき。
 その先輩は私に緑色のオーブン・トースターを譲ってくださいました。既に中も外も黒焦げになっていましたが、性能には何の問題もなく、その後ずっと重宝しておりました。ジョジョの荒木先生もおっしゃるようにトースターはとても丈夫なのです。
 しかし。
 食生活の変化と趣味の変容から、そのトースターはネンド焼きに使われることになりました。
 スカルピー焼きに使われたのです。
 専門のオーブンではありませんから扉を開け放し、余熱で焼かなければいけません。私は、習慣的に開けっぱなしにしておくようになりました。
 ああ、そしてなんということでしょう。
 再び引っ越しをするというときになって、ダンボールを引っかけてそのオーブンを落としてしまったのです。玄関口に転がり落ちたオーブン・トースター。5年間、一度も故障することのなかった大切なトースター。金属部分がひしゃげてしまい、戸が閉まらなくなってしまいました。もちろん、中に入っていたスカルピーの固まりも無事ではすみませんでした。

 結局、神奈川から来た2人が見ることが出来たのは、温度調節の出来ないオーブンで焼かれた真っ黒焦げのスカルピーの固まりだけでした。元は人型らしかったのですが、手足がもげていたそうであります・・・・。


 そうしてその、いさましいチビのオーブントースターとはお別れしたのです。
 その、トースターを譲って下さった方というのが、菊池さんとおっしゃる方。先日出たばかりの『零〜zero〜』(PS2用)のプロデューサーです。


 ・・・・と、友達が言っておりました。
 それは、ともかくとして、私も『零〜zero〜』を買ってまいりました。『バイオハザード』以来久々に、ホントに怖いゲームでした。操作感がいまいちなのが残念。



 そんなこんなの『DOLL MASTER』の2巻は明日発売なりよ。


12/14

 家の近くに「シャーロック・ホームズ」という駐車場があります。
 周りを見回しても該当しそうな建物はないのですが、あれはなんなのでしょう。
 駐車場の名前なのでしょうか。

 毎年この時期になると、ベーカー街在住のシャーロック・ホームズ様にお手紙送らなきゃと思うのですが、ついつい忘れてしまいます。
 いま、あの住所には銀行があるそうで、手紙を送るとホームズ様からクリスマスカードが届くのだと聞いたことがあります。地方で蜂を飼っていらっしゃるという言い伝えもありますが、やはりホームズ様ならベーカー街ですよね。



 さて、ゲームの話をしましょう。
 『Rez』、というセガの異色シューティングゲームがございますが、あれが「O.R.B.S.」上で動いたそうであります。
 関連記事はこの「ナムコの新大型筐体「O.R.B.S.」で『Rez』をプレイ!アーケード版登場の可能性も? 」です。
 私はいまいち『Rez』に没入すること出来なかったんですが、O.R.B.S.のサウンド機構と画面なら話は違ってくるでしょう。
 たのしみですね。


12/13

 自分が大学時代に所属していたゲームサークルが解散するという話を聞きました。
 新入生があまり入ってこなくなったのでこれ以上の損続は無理と判断したとのこと。私たちが学生だったころに比べ、TRPGやマルチゲームのプレイヤーは目に見えて減ってきていたので、こうなるのもやむを得ないでしょう。こういった場合、自然消滅することが多いのにきちんと手順を踏んで解散させた現行サークル員のメンバーはえらいと思います。
 ただ、関連hpなどや掲示板は残りますので、実際には形を変えて存続していくことになるみたいです。

 TRPGが廃れてきた理由もいくつか考えられますが、1冊のルールブックで一生遊べてしまうこと、非常に手間がかかることなどが主な理由でしょうか。
 いろいろと感慨深いものがあります・・・・。



 ここしばらく、ティム・パワーズ(『奇人宮の宴』とか)を誉めてたり、竹本泉のことを書いてたりしましたけれども。
 それはわたああしではあああないいいい!!

 と、いっときましょう。でも、どんな人なのかしら、その御方。
(実際どうであるかは、マスカワさま達が証明してくれるはずダス。)


12/12

 もしも、もしも。
 勝ったのがヘルシング教授でなくて、ドラキュラだったら? ドラキュラだったらどうなるの?
 虚実取り混ぜて繰り広げる壮大な架空歴史物『ドラキュラ紀元』シリーズ3作目は『ドラキュラ崩御』という題名だそうです。
 『ドラキュラ紀元』もまだ読み終わってないのに・・・・。
 だってあの中でのホームズの扱いはひどすぎるわッ! あんまりよ! あなたがそんな人だとは思わなかったわ!!

 などと思って保留なのでした。ジュヌヴィエーヴさまってば、美少女のくせにホニャララですし。


12/11 じゅんちょうなのですか (7+1=8)

 カウンター25000突破記念!! ひゅうひゅう!!

 本格ミテリ・ベストのゲーム分野版は『METAL GEAR SOLID2』とどちらを選ぶべきか、さんざん迷いましたが、やはりこちらを選ぶべきでしょう。
CAPCOM『逆転裁判』(ゲームボーイアドヴァンス用)
こちらを今年の本格ミステリの収穫としてあげておきます。
 「自分が推理している感」にすぐれ、推理ゲームの欠点である行き詰まり、スピード感の欠如といった問題を構造的に回避してる点は評価に値いします。また、シナリオ、キャラクターも秀逸。
 体験版をカプコンのホームページ上で遊べますので、興味のある方はそちらをご覧下さい。。



 映画『ブレードランナー』『トータルリコール』などの原作を書いたフィリップ・K・ディックには3人の弟子がいました。
 早すぎたサイバーパンクを見せてくれたK・W・ジーター(もしくはジター)。スチーム・パンクのイメージを根付かせたジェイムズ・P・ブレイロック。そしてティム・パワーズ
 この3人が自分たちの作品を売り出すために考え出したのが『スチーム・パンク』というコピー。
 『サイバー・パンク』は新しいSFを作り出そうという運動でしたが、『スチームパンク』は響きこそ似ているもののあくまで商業的コピーに過ぎません。内容、目指す方向とも『サイバーパンク』とは全く違ったものになってます。

 もう少し詳しく書きましょう。
 サイバーパンクは 1 人体と疲弊したテクノロジーの融合を描いたSF。2 80年代アメリカで起きた新しいSFを作ろうという運動のことを指します(私の理解では)。
 対して、スチームパンクは 1 主に19世紀を中心とするからくり的機械が活躍する冒険物語。2 ディックの弟子が考え出した自作小説宣伝用のコピーです。
 違いがおわかりいただけたでしょうか。



 じゃあ、『スチームパンク』は『サイバーパンク』に劣るのかというと、そんなことはありません。出自とその面白さは関係ありませんものね。
 ちなみに、ティム・パワーズ作品でのオススメは『アヌビスの門』


12/10 (8)

 『このミス』が見つからなかったので、代わりに『2002 本格ミステリ・ベスト10』を買ってきました。
 今年のミステリが豊作だったこと、ミステリが多用な進化を遂げていることを知って絶句。私がミステリをほとんど読んでないことも分かりました。でもそれは、きっと、ハードカバーと新書が多いせいなのでしょう。

 そんな中での、私のベストは以下の通り。
 新書では
上遠野浩平『紫骸城事件』講談社ノベルス
 文庫では
光原百合『遠い約束』創元推理文庫
 またアンソロジーで
北村薫『北村薫の本格ミステリ・ライブラリー』角川文庫(姉妹編も買っておきましょう)
 漫画では
竹本泉『よみきりもの』エンターブレイン
 映画では
『アンブレイカブル』

 (※ 『本格ミステリ・ベスト10』では作品選択を10月あたりで区切っているため、上記作品が含まれるかどうか分かりません。)

 さらに同書に対し、SFものからツッコミを。
 p.170で『アンブレイカブル』をホワイダニットと指摘していますが、これは誤りでしょう。私に言わせれば、メタ視を多用した本格ミステリです。p.147に出てくるソウヤーの長編は『ラフッシュフォワード』ではなく『フラッシュフォワード』が正解。

 読んでみたいと思ったのは『ミステリ・オペラ』『三人目の幽霊』『巫女の館の密室』『黒い仏』
 文庫になったらぜひ手に取ってみたいと思います。特に『巫女の館の密室』・・・・どんなんなんでしょう。どきどきです。


12/9 神奈川から宇都宮へ その2 (8)

 戦う日々。
 神奈川から来た人が色々。

 詳しいことは、別の場所で紹介されてます。
 とにかくぎょうざぎょうざぎょうざーの1日で、おなかが痛いです。
 トイレに行っても行ってもぎゅうう。
 うぎゅうううう。


12/8 神奈川から宇都宮へ その1 (8)

 電撃系の漫画や小説を買うと中に『電撃の瓶詰』というプチ・マガジンが付いてきます。
 この中にある八房龍之助先生のマンガ・コラム『宵闇草紙抜き読みの席』が楽しみで、よく読んでます。
 その第29回は、女性デッサン用にボークスのエクセレントB、つまり着せ替え人形の素体を買ったというエピソード。エクセレントBなどと申しておりますが、これはつまりあの、竹本泉先生もお買い求めになってしまったという、巨乳タイプのことでございましょう。
 たしか、竹本先生がお買い求めになったときは、ファンから貰った着せ替え人形の服用にと買いに出かけたのに、指定された巨乳タイプという直球な名前に躊躇して、美乳タイプを買った・・・・ら、服の胸部分が余ってしまったという話だったと記憶しております。


 八房先生は続けて「桜姫が造れるかなと思っていたら、流石というかとっくにやってる方が」と発言するのですが、それは島本@侵略ロボさんのこれでしょうか。ちなみに画像の中のブルーデカール版は『戦中派』発言で有名なサシダ@オリテクさんによるもの。戦中派発言について知らない方はこちらの、「O.R.B.S.」を作った男たち(part2) 【筐体デザイン・画面デザイン編】 をごらんくだされ〜。


 そうそう、アルフレックス制作の中村主水(つまり仕事人ですね)にはMGガンダムのビーム・ライフルがよく似合うとも書いてあります。わたしも似たようなことをしておりましたが、横浜から来た2人の男が家に泊まりに来て曰く
「ターンエーの銃をよりによってこいつに持たせておくかー!!」
と御立腹でございました。

 ごめんね、アイアン・ジャイアント


12/7 (8)

 SCE『ICO』(PS2用)を買いました。
 オープニングのもの悲しいチターの響きがステキ。


12/6 転がり日 (7+1=8)

 イスがコロコロ動いて困ります。
 動きづらくする良い手段はないものかしら・・・・。


 田中啓文『ベルゼブブ』徳間書店
を購入。
 高橋さんが誉めておられたので。


12/5 このミス (7)

 『このミス』の話題をえんじ@ミステリさんがとりあげて(12月3日分)おられますね。

 さて、では私自身はどうだったかと思って『SFが読みたい! 2001年版』の方を取り出してきました。
 読了本数を調べてみたところ、国内ベスト10中で読んでいるのは5本(内、1本は途中まで。)。海外ベスト10では2本でした。

 しかし、このベスト10の記事に影響されて読んだ本というのは、1冊もありません。
 ではどういう理由でこの本を読んでいないのか? この理由は非常にはっきりしていて
 1 シリーズものかどうか
 2 ハードカバーかどうか
 という点が判断条件になっています。
 海外物はベスト10中4本までが続編であるため(『終わりなき平和』も続編として)、こんなに読了数が少ないのです。最近の早川SFはシリーズものばかりで困る! という話を何度かしましたが、実際、ベスト10中の4割がシリーズものなのは多すぎでしょう。ミステリならともかく、SFでこれはつらい(前作までの設定を引きずるものが多いため。『ハイペリオン』シリーズなど)。
 ちなみに2000年ベスト10中に含まれるシリーズものは、『エンディミオン』1冊のみでした。




 むむ。古沢先生、2001年版に

  『パヴァーヌ』復刊を機に、他のロバーツ作品が邦訳されることを期待する。

というコメントを寄せておられます。実際にはこの後、SFマガジンで特集が組まれ、自身も同人誌まで出したのですからこの願いは叶ったということですね。
 望みは自分で叶えるためにあり、大人はそれを楽しむ権利があるということなのでしょう。


 ところで、私の望みは『ワイルド・カード』の翻訳の続きを出せーっ、ってことなんですけれども。


12/4 (7)

KCEJ『METAL GEAR SOLID2』(PS2用)を買いました。


12/3 バナナはおやつに含まれない 雑誌は本に含まれない (5+3−1=7)

竹岡葉月『東方ウィッチクラフト −願え箒の星に−』コバルト文庫
水野 良『新ロードス島戦記3 黒翼の邪竜』スニーカー文庫
森岡浩之『月と闇の戦記 退魔師はがけっぷち』スニーカー文庫
 を購入。
 コバルト文庫・・・・。

 『SF JAPAN Vol.3 2002冬季号』も購入。これまでより一回り大きかったので見逃していました。びっくり。

 森岡浩之『月と闇の戦記1 退魔師はがけっぷち』スニーカー文庫★★★
 読了。
 前作は古代日本を舞台にしたファンタジー物語だったんですが、うって変わって今度は現代日本が舞台。
 前作のキャラクターも引き続き登場して、きちんと続編になっていますが、主役は別の人。
 ・・・・というか主役が誰かもよく分かりません。プロローグでしかない内容なので、この時点での評価はしづらいです。よって星3としました。
 それにしても、ウサギとの漫才がほとんどないのは、いかんですなあ。


12/2

 ADSLについては下記の通りでゴザル。
 なんだかさっぱり意味が分からないのであった。

測定サイト http://speed.on.arena.ne.jp/ v2.0.7
測定時刻 23:29:43
回線種類/線路長 ADSL/-km
キャリア/プロバイダ NTTフレッツADSL/その他
ホスト1 WebArena(NTTPC) 820kbps(539kB,5.1秒)
ホスト2 at-link(C&W IDC) 830kbps(539kB,5.2秒)
推定最大スループット 830kbps(104kB/s)
コメント NTTフレッツADSLとしては少し遅いですが収容局からの線路長が2km以上であれば問題ありません。8Mbpsサービスに乗り換えてもあまり速くならないか逆に遅くなるでしょう。(4/5)


12/1 ADSL開通記念ーっ!!

 まさか、そんな続編で来るとは。


 あ、お休みの予定がホニャララん。
 不思議に、ドルパに行けるスケジュールだわ。なぜかしら。どうしてかしら。




 ADSL開通記念に一席。

  ADSLとかけまして、ビートルズとワム! と解きます。
  そのココロは?
  どちらも、ジョージ・つながりでございます。

 ・・・・これを職場で披露しようと思うのですが、いかがでしょうか。