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「伺か」カードゲーム 
「まてりあ」(仮称)プレイルール ver 0.2 
last update 2002/05/13 
written by testing 
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 ☆適正人数 

2〜6人。最適は4人。理論上は30人くらいいけるけど気にしない。 


☆推奨年齢 

文字と日常会話が理解できるなら何歳からでもok。


 ☆コンポーネント カード 

100枚 
分類:ゴースト/イベント カード 75枚    
シェル/イベント カード  10枚    
????????????? 10枚    
強制イベント カード     5枚 

サイコロ(6面) 数個 


☆用語 

このルールの文章中には、以下の単語が通常とは異なる意味で 用いられていることがあるので、補足しておく。 

・ユーザー(user)  ゲームをするプレイヤーのこと。 

・サーバー(server)  いわゆる山札(パイル)のこと。 

・デスクトップ(desktop)  いわゆる場(プレイ・ゾーン)のこと。 

・アーカイブ(archive)  いわゆる手札(ハンド)のこと。 

・トラッシュ(trash)  【名詞】いわゆる捨て山のこと。 【動詞】”〜する”カードを捨て山に移動する行為。 

・ゴミ箱(dust box)  =トラッシュ 

・ピリオド(period)  ユーザーの手番のこと。各ピリオドはいくつかのフェイズ(phase)に分かれている。 
いわゆるゲーム用語の「ターン」と同義。 

・DL(=ダウンロード)  カードを山札より引く行為。 

・インストール(install)  ゴーストカードを自分のものとして場におくこと。


 ☆ゲームの準備 

カードをよくシャッフルして、デスクトップの中央に置く。 

そこから(人数分x2)枚のゴースト/イベントカードをランダムに出す。 (たとえば、4人でプレイするなら8枚、場に出す。) 

ユーザーは、ジャンケンなどで順番を決める。 順番は、時計回りにまわる。 

はじめのユーザーから、場に出されたゴーストのうち、一枚を選んで、インストールする。
次のユーザーは、場に残ったゴーストから一枚選び、それをインストールする。 

以下順々に続ける。 全員が一枚ずつゴーストをインストールし終わったら、 
今度は、一番最後にインストールを行ったユーザーから、場に残っているゴーストから
一枚選び、インストールする。 

次に、さっきとは逆の回りで、ユーザーが、ゴーストをインストールしていく。 
一番はじめのユーザーは、最後の一枚をインストールすることになる。 

サーバーから、各自、3枚のカードをアーカイブとしてもらう。 
このとき、「強制イベント」カードを引いたユーザーは、それをサーバーに戻し、 新たにカードを一枚DLする。 

例)5人でプレイする場合、順番と、ゴーストを選ぶ順番はつぎのようになる。 

ユーザーの順番  1  2  3  4  5  
ゴースト       1  2  3  4  5          
            10  9  8  7  6


☆ゲームのプレイ 

各ユーザーの手番は、「ピリオド」とよばれる。 各ピリオドは以下のフェイズからなる。 

1.DLフェイズ 
2.インストールフェイズ 
3.アクションフェイズ 
4.戦闘フェイズ 
5.トラッシュフェイズ 

1.DLフェイズ 

ユーザーはカードを1枚、サーバーよりDLする。これは必ず行わなくてはならない。 

2.インストールフェイズ 

ユーザーは、アーカイブから、ゴーストを1体インストールすることができる。 
別にしなくてもかまわない。 
インストールできるゴーストの最大数は、1ユーザーあたり5体である。 
6体目をインストールすることはできない。 
また、勝手にゴーストをトラッシュすることもできない。 

3.アクションフェイズ 

ユーザーは、以下の行動を、可能な限り、好きなだけ行うことができる。  
・アーカイブより、イベントを使用する。  
・シェルをゴーストにインストールする。  
・ゴーストのステータスを使用する。 

4.戦闘フェイズ 

他のユーザーに向けて戦闘を行うことができる。詳しくは後述。 
戦闘を行わなくてもよい。 

5.トラッシュフェイズ 

戦闘フェイズが終わった時に、ユーザーのアーカイブが6枚以上だったときは、 
5枚になるようにトラッシュしなくてはならない。 このフェイズではイベントの使用などのアクションは一切行えない。 


あるユーザーのピリオドが終了したら、次のユーザーがピリオドを開始する。 


 ☆戦闘 

戦闘フェイズには、戦闘を行うことができる。 以下に手順を示す。 

1.相手ユーザー選択 

相手となるユーザーを選択し、宣言する。 以下、攻撃をしているユーザーを「攻撃側ユーザー」、
 攻撃をされているユーザーを「防御側ユーザー」と呼ぶ。 

2.攻撃ゴースト選択 

攻撃を行うゴーストを、攻撃側ユーザーが選択する。原則として1体のみ。 
また、ここで、「物理」「精神」のいずれかで攻撃をするのかを宣言する。 
以下、このゴーストを「攻撃中ゴースト」と呼ぶ。 

3.防御ゴースト選択 

次に、防御を行うゴーストを、防御側ユーザーが選択する。 
防御側ユーザーは、可能な限り、防御するゴーストを選ばなくてはならない。 
以下、このゴーストを「防御中ゴースト」と呼ぶ。 

4.SSTP使用(攻撃側) 

SSTP(Side Support Tactical Play)を使用するゴーストを選ぶ。 
攻撃中ゴースト以外で、攻撃側がインストールしているゴーストを選び、 SSTPを使用することを宣言する。 
複数体のゴーストが参加しても良い。 
ただし、防御側の総ゴースト数を越えるSSTPの使用はできない。 

例)攻撃側のインストールしているゴーストが4体、 防御側のインストールしているゴーストが2体だとすると、 
攻撃側は2体までしかSSTPを使用できない。 

SSTPを使用した場合、戦闘力のダイス目は「1」に固定される。 
以下、SSTPを使用しているゴーストは「援護中ゴースト」と呼ぶ。 

5.SSTP使用(防御側) 

4.と同様に、防御側がSSTPを使用するゴーストを選ぶ。 
攻撃側と違い、防御側にはSSTPの使用数に制限はない。 
SSTPを使用した場合、戦闘力のダイス目は「1」に固定される。 

6.イベントセット(攻撃側) 

SSTPが使用されて、戦闘に関わるゴーストが出そろってから、 攻撃側はイベントカードをデスクトップに「伏せて」出す。 
使用するイベントカードは1枚しかできない。 
また、イベントが、あるゴーストを対象にするものでも、 このときはどのゴーストを対象にとるかを言わなくてもよい。 
攻撃側は、イベントカードをセットするのをパスしてもかまわない。 

7.イベントセット(防御側) 

攻撃側がイベントカードをセットするか、パスをした場合、 こんどは防御側が同様に、イベントカードをセットできる。 
もちろん防御側がパスしてもかまわない。 

8.イベントオープン 

攻撃側、防御側のイベントカード(もしあれば)をオープンし、 書かれている効果を適用する。 
適用する順番は、攻撃側→防御側の順番である。 

9.ダイスシュート 

攻撃中ゴースト、防御中ゴーストに対してダイスを振り、 戦闘力を計算する。 

(総戦闘力)=(ダイス目によって決定された物理・精神の値)+ (SSTPゴーストの物理・精神の値)+(イベントによる修正) 

10.決着 

総戦闘力を比較し、値の大きい方が勝利する。 
同じだった場合、防御側が勝利する。 

11.後処理 

戦闘に勝利した側は、敗北した側の(攻撃中・防御中)ゴースト・カードを奪い、 ユーザーの手元におく。 
そのユーザーは、そこに書かれているだけの勝利点を得る。 

12.戦闘終了 

以上で戦闘が終結する。 


☆ゲームの終了 

以下の状態になったときに、ゲームは終了する。 

1.ユーザーの誰かが、勝利点を20点とった。 
2.2回目の「虚」が出現した。 
3.ゴーストをインストールしているユーザーが1人だけになった。 


☆ゲームの勝利 

ユーザーが勝利する条件はいくつかある。 

1.勝利点が20点になった。 
勝利点が20点になったユーザーは、即座にゲームに勝利する。

2.ゴーストをインストールしているユーザーがただ一人になった。 
ゲーム中、一人を除いて、他の誰もがゴーストをインストールしていない状態にな った場合、 
そのユーザーが勝利する。 

3.2回目の「虚」が出現し、ゲームが終了した。
この場合、「虚」のイベントが終了してから、最も多い勝利点を持っているユーザ ーが勝利する。 
勝利点が同じ場合、より多くのゴーストをインストールしているユーザーが勝利する。


「我、生きずして死ぬこと無し。」