Created: 2001-12-15@761
Updated: 2001-12-15@761

id east end PackAge 45W レポート

第3回全日本Mac系大忘年会 のビンゴゲームでid east end PackAge 45Wを見事ゲットしました。お約束ということでレポートをお送りいたします。

2001年秋のPowerBook G4, iBookからは角丸形の新しいACアダプタとなりましたが、このPackAge 45Wはそれ以前のPowerBook、iBookに採用されていた円盤形ACアダプタ(Apple 45W Power Adapter)専用のケースです。既に発売からかなりの期間がたっていることから、愛用していらっしゃる方も多いと思います。私が現在メインマシンとして使っているPowerBook(Firewire)もこの円盤形ACアダプタを採用しており、以前から気にはなっていたのですが、今回このような形で入手できましたので、実際に使ってみた立場からの感想を書いてみたいと思います。

PackAge 45Wの最大の利点では、なんといってもコンセント側ケーブルの処理です。円盤形ACアダプタは、PowerBook本体側のケーブルの処理についてはその円盤内に巻き込むことによって収納が考えられてきましたが、コンセント側ケーブルについてはそれ以前のものと同じく何の配慮もされていません。これまで、私はウェットスーツ生地タイプの円盤形ACアダプタ専用ケースを使っていたのが、いつも不細工だと思っていたのはこのコンセント側ケーブルの処理です。PackAge 45Wはこの問題について見事な解を示してくれており、円盤形ACアダプタをコンパクトに持ち運ぶための大きな助けになっています。

もう1つの利点は、収納した状態でも円盤形ACアダプタのその美しくてユニークな外観を楽しめるということです。新しいPowerBookやiBookに添付される角丸形アダプタはその機能性において評判を得ているようですが、その代償として少々現実的で平凡な外観となってしまいました。円盤形ACアダプタはその異様な外観は遠くから眺めても一目で判別でき、PowerBookやiBookの存在を引き立てていました。PackAge 45Wはその円盤形ACアダプタの最大のアドバンテージである外観を阻害することなく、一方で問題として抱えていたその大きさやコンセント側ケーブルの収納問題をうまく解決してくれています。

既に新型マシンは角丸形アダプタに移行しており、既存の円盤形ACアダプタを採用している機種を使っている方でもモバイル用にサードパーティのACアダプタを活用している方も多いと思いますが、個人的には円盤形ACアダプタはその個性という点において傑作であったと思います。まだまだこれからも末永く使っていきたい、円盤形ACアダプタが大好きという方にとって、PackAge 45Wはおすすめの製品だと思います。

© ぴぐもん, 2001