'05 AstonMartin DB9

2005/06/18 　〜

　　昔からの憧れであった、特異な存在のアストン・マーティン

　　ちょっと前までは、全く手も出せないような、デリケートで高額な車ばかりでしたが、今回のDB9はアストンとしては、異例の価格と完成度の高さで、目の前に現れました。

　　高嶺の花だった女性が雲の上から帯を垂らしてくれたのを見て、ついつい帯を掴んで釣り上げられてしまったような感覚です。

　　Vanquish（ヴァンキッシュ）が登場したときは、なんて魅力的な車なんだろう！と感じ入っていたのですが、ＤＢ７同様室内空間に魅力をあまり感じず、購入を検討するには至りませんでした。しかし、Ferrariの方向性が360 Modena以降、私の趣味とはどんどん異なる方向に進んでいったしまったこともあり、いつかは.....などと考えていました。

　　2004年秋にＤＢ９がデビューし、たたずまいの雰囲気、内装のデザイン、全てに魅了されてしまいました。

　　年末に元麻布にある正規輸入代理店アトランティック・カーズに飛び込みで、「実車を見るだけでも」と行って見た所、対応が素晴らしく、試乗をさせて頂き、話を聞いている場で、購入をほぼ決意していた自分がいました。
　　運転した印象は、たたずまいとは少し異なり、芯の太いスポーツカーのような感じです。ブレーキのタッチや挙動など、少なくとも360 Modenaよりもスポーティーでした。雑誌でも褒めちぎられている、６速ＡＴ（タッチトロニック２）の出来は確かに最高でした。スピードメータの100km/h以下の表示がメーターパネル内の下の方を少し動くだけなので、速度を確認するには骨が折れましたが、室内空間は快適そのもので、景色まで素晴らしく感じてしまいました。

　　2005年分の日本向けの車両で内装等のオーダーが可能な台数が残りわずかということもあり、先週末にコーディネートに悩みぬきながら、オーダーをしてしまいました。
　　二度目の試乗は、前回とは別の車両で、かなりの個体差を感じ、納車される車両はどんな感じなんだろう？と思いを馳せて楽しんでいます。二度目の試乗は少し周りを見る余裕があったので、周りの反応を楽しみながら乗りました。Ferrariとは異なり、痛いような視線を感じずに街中を乗ることが出来ますが、ちょっと趣味的な車に乗っている方などは、じぃ〜っとこちらを見ていました。

2005/01/11

　　内装には無数の組み合わせがあり、オーダーを済ませてしまった後になっても、いろいろと悩んでいました。結局、我が儘にもオーダー変更をお願いして、ステッチのカラーをサンドストームからオブシディアンブラックへと変更させていただきました。嫌な顔ひとつせずに対応して下さったアトランティックカーズの担当の方に感謝です。
　　曲面がとても綺麗に構成されている造形なので、光の映りこみなどを考えると、濃色の方が好みに合いそうですし、ＤＢＲ９と同じ色ということもあり、ボディーカラーはアーモンドグリーンでそれほど悩みませんでした。しかし、シルバー系もまた違った雰囲気でいいなぁ〜などと憧れてしまいます。
　　一通り、悩み抜いてはいるのですが、悩みは尽きず、ワインレッドの内装もいいかなぁ〜？などと想像をしている今日この頃です。

2005/01/28

仕様

ハンドル位置　　　右ハンドル
ミッション　　　　　　６ＡＴタッチトロニック２
車体色　　　　　　　アーモンドグリーン
内装色　　　　　　　オブシディアンブラック／サンドストーム／オブシディアンブラックステッチ
ヘッドライニング　 アイボリー
カーペット　　　　　 オブシディアンブラック
シートベルト　　　　ワームチャコール

ブライトフィニッシュグリル
マホガニーウッドフェイシア
マホガニーウッドドアトリム