'04 AUDI A8 (GH-4EBFMF)
2007/03/31 〜
3年ほど前にアウディS4購入の際にもセパレーテッド・フレーム・グリルのシルバーのA8がとても魅力的に感じていました。
ただ、その際にはフルオプションで、S4の1.5倍のプライスタグも手の出るものではなく、同じエンジンでちょっとスペシャルなモデルということで、S4を購入しました。
S4は確かによく走るのですが、あのボディに無理やりV8の大きなエンジンを鼻先に押し込んでしまったためか、足回りにしなやかさが欠け、同乗者からは非常に不評で、運転している私でも食後はちょっと勘弁してもらいたいと思える乗り味でした。
A6から始まったシングル・フレーム・グリルのデザインの流れはついにはA8にも押し寄せてしまい、A8も新車はすべてシングル・フレーム・グリルになってしまいました。個人的な好みではセパレーテッド・フレーム・グリルの方が端正な顔つきで気に入っていたので、何気なく気にしていました。
S4が車検6ヶ月前ということで、ディーラーさんから無料点検の案内を頂き、点検をしてもらいに行くと、以前ショールームでピカピカに輝いていたそのA8が整備に入っていました。よく見ると、ナンバーがついていません。「あれ?ひょっとして!」と思って、担当の方に尋ねると.....
その日から苦悩の日々が続きました。S4の下取りも真剣に考えましたが、あまりにも下取りの値段が安く、顔が少し古いのですが、走行距離も3,000kmちょっと、フルオプションで値段は半額以下、増車ということを決心してしまいました。
乗ってみると、オールアルミボディ、エアサスのためか5メートル超えるサイズを全く感じさせません。他の車のように丸いタイヤが転がって動いているのですが、感覚としてはいい意味で氷の上をすべっていくような滑らかさに感動します。
動力性能も必要十分で、静粛性もよく、心地よいエンジン音が適度に耳に心地よく聞こえてきます。
燃費もS4よりもむしろいいのではないかと思えるほどの値です。
3年前にモデルですが、古さも全く感じず、流石は当時のアウディのフラッグシップモデル。内装の作りこみの良さでは定評のあるアウディですが、そのアウディのラインナップの中でも秀逸なデザイン、品質、仕上がりです。後席の居住性も流石はLクラスセダンです。広さ快適性、全く申し分のない出来栄えです。
後席に人を乗せて長距離を移動する際には、レンジ・ローバーが活躍していたのですが、ボディ形状からか、高速での風切り音、燃費、高速域での動力性能がやや不満でした。その全てをクリアしてくれるモデルに出会えた喜びを感じています。高速での長距離移動が多いのですが、短期間でかなり距離を伸ばしてしまうような予感がします。
2007.04.09
全長×全幅×全高 |
5055×1895×1450mm |
ホイールベース |
2945mm |
トレッド前 |
1629mm |
トレッド後 |
1615mm |
最低地上高 |
125mm |
車両重量 |
1930kg |
前前軸重 | 1120kg |
後後軸重 | 810kg |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 6AT |
エンジン型式 | BFM |
種類 | V型8気筒DOHC40バルブ |
内径×行程 | 84.5×93.0mm |
総排気量 | 4172cc |
圧縮比 | 11.0 |
燃料供給装置 | 電子式 |
最高出力 | 335ps/6500rpm |
最大トルク | 43.8kg・m/3500rpm |
燃料タンク容量 | 90リットル |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
燃費(10/15モード) | 6.9km/L |
ステアリング形式 | パワーアシスト付きラック&ピニオン |
サスペンション前後 | ダブルウィッシュボーン |
ブレーキ前後 | ベンチレーテッドディスク |
タイヤ前後 | 255/40R19 |
ホイル前後 | 8.5J×19 PCD 112mm |
最小回転半径 | 5.8m |