皆既日食を見に行こう!と言っても、どこに見に行ったら良いのやら...。日食はいつ・どこでという条件が極めてかぎられています。ニュース番組などで、「明日は日食が見れますね」などと言いますが、この時点で急いでも海外の場合はちょっと間に合わないですね。では、事前のスケジュールをたてるためにはどうしたら良いのでしょうか。

情報の集め方

もっとも簡単なのは、天文雑誌を買うことです。特に、毎年の12月に発売される新年号には、「その年のおもな天文現象」が特集されますので、その号を買っておけば、少なくともその年に皆既日食の詳細情報が入手できます。もし自分が行けそうな日食がある年は、継続的に天文雑誌を購入し、ツアーなどの情報を入手するようにしましょう。

あとは例えばNiftyなどパソコン通信でも細かい情報が載りますので、活用すると良いでしょう。

ツアーに参加しよう!

個人で自力に海外へ行く、という方は除いて、一般的に海外での日食観測は旅行会社主催のツアーに参加することが良いと思います。基本的には旅行会社におまかせで観測地まで行けます。また、大手の場合は、旅行上のトラブルなどのフォローアップが期待できます。「俺は通常の観光旅行はどうでも良くで、観測だけできれば良いのだ」という方向けのコース(最短日程コース)から、「観測よりも、せっかくだから観光をメインに」というコースもあります。肝心な点は自分自身が何を主目的にするのかをしっかりしておくことでしょう。「日食は見れたらよい、だけど観光はしたいな」という人は、自分の見たい観光地を含んだコースを選ぶべきです。例えば、私は、1999年の皆既日食では、場所がヨーロッパ全土を横断しましたが、晴天率や治安からトルコへのツアーを選択しました。もし、観光をメインにする場合は、例えばオーストリアやハンガリーといった選択肢もありました。

旅行会社では、日食での観測条件(晴天率や皆既の継続時間)、観測場所・宿泊場所の確保などを勘案し、観測地を設定します。そして、それに合わせて、出発日や日数、観光などをセットにして、数コースのツアーを設定します。設定されたツアーの中から、個人の懐具合と仕事を休める日程を見て参加すれば良いのですが、これが最大の関門でしょうか(^_^;)。

今後の皆既日食スケジュール

以下に今後(2009年まで)の皆既日食のスケジュールを記載します。

日付
皆既継続時間
地域
2001年6月21日 4分57秒 南米〜アフリカ南部
2002年12月4日 2分4秒 アフリカ南部〜オーストリア
2003年11月23日 1分57秒 南極(どーやって見るんだ?)
2005年4月8日 0分42秒 金環(皆既は陸上から見れない)ニュージーランド付近〜南米北部
2006年3月29日 4分31秒 アフリカ〜ヨーロッパ〜アジア
2008年8月1日 2分27秒 ヨーロッパ〜アジア
2009年7月22日 6分39秒 東アジア〜日本

皆既日食としてあまりに継続時間が短いのは悲しいので、その意味で条件が良いのは2001年, 2006年, 2009年ですね。
2009年は日本も含まれますが、場所が屋久島やトカラ列島ですので、中国へ遠征したほうが良いかも。

Next 皆既日食の観測方法 →

Back to Top