私のカイロ体験記002

外苑前カイロプラクティックセンター発行「外苑前フォーラム」より転載
初舞台、おかげで重要な
「主役」を無事務めることができました

 

女優    久野くみこ
推薦します その方は、河野先生がどんなに素晴らしい技術を持っていらっしゃるかを実体験をもとに力説して下さった後、こう付け加えました。「でも、すごく口うるさいよ...。」

私が初めて外苑前カイロプラクティックセンターを訪れたのは97年10月末、赤坂にあるシアタ-Vという劇場で公演した「リサの瞳の中に」の初日から3日目のことでした。楽日までにはまだあと7回公演があり、何があっても舞台に立つことが私のつとめ。誰にも泣きごとを言うことは許されず、この事態を自力でなんとかしなければと必死でした。

実は、芝居の稽古が始まった当初、私は違う役を演じていましたが、初日まであと2週間という時に主役の人が、その激しい動きのために足を痛めてしまい、急きょ私と彼女の役を交代することになったのです。まさに晴天の霹靂、しかも、私にとってこれが初舞台でした。

当初の役は過食症の女の子で、私は稽古中からお菓子を食べまくり、それまでに4kg太っていましたが、主役のリサは多重人格症で、15才の暗い少女の人格と、5〜6才の無邪気にハネ回る子供の人格が同居しているという役。スキップやジャンプを繰り返し、階段から飛び降りたり、机から飛び上がって床にころがったり、そんな動きをあせって稽古しているうちに精神的プレッシャーも加わって、あっと言う間に5kgやせ、そして、初めの人と同じように私もまた足を痛めてしまっていました。

まず左踵が痛み出し、それを庇う右踵も同様に。そのうち、ジャンプの着地がうまくいかず右太ももの付根、股関節も痛み出す。
気功や整骨院で診てもらったのですが、激しい動きを続けながらの治療では痛みの取れる暇もなく、なんとか初日は開けたものの、あと7回の公演はもう私の気力だけでは無理かもしれない...と不安がよぎりました。こうなっては自分のことだけでは済まされません。

そこで、思い切って、芝居ではリサに付きっきりのセラピスト役で、私自身にとっても、色々とアドバイスをして下さる心強い存在だった先輩の森田順平さんに相談したところ、冒頭にあるように、河野先生を紹介して下さった訳です。

次の朝の早く、ねぼけ眼で先生を訪ねた私は、一瞬にして目覚めることができました。「そんなもの、よく持ち込むね!!」...いきなり一喝されたのです。私は少しでも役作りを補おうと、治療時に台本を持ち込んでいたのでした。「リラックスするのも治療のうち!!」それから先生の毒舌は続きました。「このままだとアキレス腱の付根が剥離骨折する。股関節も炎症を起こしているし、最初の人は役を降りて本当によかったね。」「暖めろと言われた?それを信じたのか。それでもプロか!」

先生は治療中、私が口を挟む間も与えず、いかに私が役者として自分の体について無知でおろそかにしているか、プロとして自覚が無いかを弾丸のように話していらっしゃいました。...さっき先生の言った「リラックスする治療」はどこに行ったんだろう...。
しかし、先生はその日の治療の終わりに、「絶対、誰にも“痛い”と言わない方がいい。何くわぬ顔をしてこのチャンスを精一杯生かすように。そのためなら協力を惜しまない。」と言って下さいました。

公演中に、私は合計3回先生の治療を受けました。以前に他の所でカイロプラクティックの治療を受けたことはありましたが、こんなに体というものを分からせてくれるものではなかったし、電気やハリ治療に加え心のケアまでして頂いたのは初めてでした。

ここ一番の時はだれにも甘えずぐっとこらえて、100%自分の力を出さなくてはいけないことを先生から教えて頂いたことはその時そして今後の私にとってとても重要なことでした。

また、治療後の具合を毎回、電話で報告するように言われ、先生がいつもついていて下さるという心強さがあり、最後まで体がもつかどうか不安だった気持ちも消えていました。しかも、舞台を観に来て下さった先生はとても感動して下さり、なんと次の日に息子さんを連れて再度観て下さったのです。後日お願いした感想が細部に渡ってびっしりと書かれたFAXが届きました。


この様にして、先生に心と体の両面からケアをして頂いたお蔭で、私は大事な初舞台を無事に務め上げることが出来ました。先生は私と一緒に、私の痛みと戦って下さったのです。

今となっては、あの毒舌も、私の弱った心を奮い立たせるための「愛のムチ」だったのかと思えます。現に先生は舞台をご覧下さったあと、恥ずかしくなる位に私のことを誉めて下さいました。「ごほうびのアメ」をお忘れにならなかっ た、河野先生、本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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