トラブルを集めてみました。

こいつをひとつひとつ、つぶしていくのが楽しいんですよねぇ。(マゾじゃないの)

1・は・はんどる

2・キャブがおちる

3・エンジントラブル

4・キャブセッティング

5・エンジントラブル続く

その6・エンジン復活

その7・裏技

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番外・くそっ、かからんぞ!!

さて、東京でSRを受け取り、中央道のことです。エンジンオーバーホールでピストンリングを交換していたようなので、中央道ではひたすら法定速度を守ります。この速度なら振動も我慢できますね。

しっかし、SRってこんなに遅いのか…、最後に乗っていたのがFZXだったのでその感触を体が覚えているようだ。SR400の時はどうだったろうか…思い出せない。キャブのセッティングは出てなさそうだけど、まぁ、薄くはなさそうだからいいかとぶちぶちひとりごちながら走ります。

さて、燃費がどのくらいいくのか見当がつかないので給油します。さて、再始動、1キック、2キック、3キック…「いやぁ、かからんねぇ…」邪魔になるので移動してセンタースタンドを立てます。1キック、2キック、3キック…、十数回のキックでも火の入る気配がまったくない、こりゃ、かぶってるんだろうなぁ。キーは切ってアクセル全開で空キック数回、タバコを取り出し一服です。キックで汗まみれになった体が冷える頃、さて、1キック…「ぼへ、ぼふ、ばる〜〜ん」と何事もなかったように始動。初心者がSRのエンジンかけることができて幸せとおっしゃいますが、確かに私も不条理な充実感を味わっていました。ちなみに途中の給油、休憩ではすべてこのような状態でした。(苦笑)

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その1・は・はんどる

さて、中央道を松本で降ります。諏訪の辺りで降り出した雨はずっと降っています。これから、安房峠越えです。松本から富山に抜けるまではワインディングが続く道、フロント19インチの乗り方を体が思い出せるのか?…試行錯誤しながら、峠を越え平湯のあたりまで来た頃、ハンドルが妙にぐにゃぐにゃしてきました。かなり、タイトなコーナーに差し掛かったそのとき右のグリップが「すぅー」と浮き上がります。転倒こそしなかったもののわけがわからず、停止してチェックすることに、ホイールは異状なし、リアのスイングアーム異状なし、ハンドル…ぐらぐら、ハンドルポストチェック、あ、裏側のナット無い…、両方とも無い、よく抜けなかったなぁ、ここはナットをRピンで抜け落ちないようにしているのですが、Rピンが入っていなかったようですね。三つ又とハンドルを紐でぐるぐるまきにしてハンドルポストが浮かないように応急処置、後日ナット等を揃えました。

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その2・キャブがおちる

帰ってきてから数日後乗ろうとすると、キャブがえらく傾いています。さては部品盗難未遂かと緊張しましたが、先日エアクリーナーを取り外したときに無理な力が掛かかったところから、じわじわ押し出されて落ちたようです。これはインシュレーターを修正、整形して、しっかり止まるようになりました。2次空気吸ってないといいんだけど…。

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その3・エンジントラブル

エンジンは譲り受ける時に相手方の行き付けのショップに腰上のオーバーホールをしてもらったので、ハード自体はそこそこ問題ないと思っていたのですが…。

前述のインシュレーター取り外しのときに、重大なトラブルを発見しました。なんと、左側前のスタッドボルトが緩んできている…おかしいなぁとよくチェックすると指で締まります。さらにスパナで締めると締め付けトルクが感じられない…「げげっ」

ボルト自体が上にせりあがってきます。「あ〜!、こりゃシリンダー側の雌ねじ切れてるなぁ…(T^T)」

こんなもんつぶすのは…通常ではつぶれるもんじゃないぞ…最後に締めたのはショップだぞ。まぁ、トルクレンチ使用で切れてしまうものなら遅かれ早かれ出てくるトラブルでしょう。オーバーホールはこの部位からのオイル漏れを直すためだったのですが、ショップはこのトラブルを発見できなかったんでしょうね。今となっての話ですがオイル漏れは雌ねじの浮きによるものだったんでしょうねぇ。完全切れていないもののかなりのストレスがきてたんでしょうねぇ。しっかし、オイル漏れは単純じゃないって見本ですなぁ。

結局、お金を捨てたようなもんですなぁ。

さて、これどうしようか、自分で開けようか、良心的値段のショップっていくらぐらい取るんだろう。上記のショップはSRのエンジン脱着に2万円請求してたぞ(笑)

ヘリサート加工って高いのかな(@@;頭の中でお札に羽が生え飛び回っています。

で、「どのくらい修理(代)かかるの?」「まぁとにかく見せてよ」って、近所のYSPで会話がありました。

結果、加工せずに済んだらしい、雌ねじの底の方がまだ生きていたらしい。「ほっ」

とりあえず、まぁこれでいってみようということになりました。心配性の私としては、若干不安があります。しばらく乗ってみて異常がなければよし、いきなり高速は止めておこう…。気になる修理代はエンジン降ろして、締めてみて、乗せて、オイル補充(モチュール3100)で13,000円ぐらいでした。まぁまぁ納得料金ですね。

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その4・キャブセッティング

セッテイングでまへん(××)

濃い〜といわれつづけて、始動に悩む我がSR。

先日も暖気失敗、エンストして後うんともすんとも……。次の日もだめ、原因は…かぶってるのに決まってるでしょうがーー。ここでやっとプラグレンチ登場(笑)

昨日は持ってなかったんだ。プラグひっこぬいて見るともうべしょべしょです。よく乾かしてから、おきまりの空キック数回、プラグ突っ込んで始動…せんぞ…。再び、はずすこと数回、やっとかかりました。数回のキックでべしょべしょになるとは…加速ポンプが感じやすいのか…。キックと同時に右手が動いているのかもなぁと少し心配ですが。もともと出ていたセッテイングがパイロットスクリューいじった位じゃ、出ない…、キャブレターのオーバーホール出すかなぁ。スロー系統に問題ありですなぁ。

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その5・エンジントラブル続く

やっぱり、あきまへん。雌ねじがもたしまへん。(TT)

ということで、やっぱりヘリサート加工が必要です。前回の組付で曲がっていた、デコンプインジケーター(覗き穴ね)を修正するのにヘッドを緩めると、もうすでに感触がおかしいようでした。ヘリサートを入れることになりました。工賃は前回の分がありますからOK、ただヘリサートのキット分を負担するということになりました。 15000円程度ですかね。

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その6・エンジン復活

エンジン復活です。リコイル(商品名)を使用してネジ穴の復活です。こいつはバネの形状をしていますが断面は菱形をしています。

付属のタップでネジを切り、左のリコイルインサートを挿入して使います。作業は横で見ていました。(^^;

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その7・裏技

どうにもセッテイングのでないキャブですが、ガスが濃くて始動困難なときの裏技を伝授して貰いました。方法は簡単、負圧コックの場合インテークにつながっているホースをはずすだけ、TMには同調用?のバイパスが設けて有ってこれにキャップがしてあるんですが、これをはずすと、いままでいくらキックしてもうんともすんともいわなかったエンジンがいとも簡単に一発でかかります。もちろんかかったらまた、蓋をします。こんなに簡単だとは…。まさに裏技…。

そうそう、キックが軽くなりました。修理してくれたメカニックの兄さんいわく、ガソリンの吸入量が減ったぶん圧縮される気体のスペースが燃焼室に増えた為じゃないかとのこと、うーん、ウオーターハンマーの原理ですな。奥が深い…。

ちなみに、まだ、適正なジェットは選定できていません。スロー系をもっと絞らないとだめなようです。

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