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製造
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輸入・販売
ファイザー製薬株式会社 |
予防出来るとされる病状
猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症 |
フェロセル CVR |
凍結乾燥混合生ワクチン |
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成分及び分量 【不活化ワクチン 1バイアル(1mL)中】 |
NLFK−1細胞培養弱毒猫
ウイルス性鼻気管炎ウイルスFVRm株 |
10 TCID 以上 |
NLFK−1細胞培養弱毒猫
猫カリシウイルスF9株 |
10 TCID 以上 |
NLFK−1細胞培養弱毒猫
猫汎白血球減少症ウイルスSnow Leopard株 |
10 TCID 以上 |
L2安定剤 |
0.28mL以下 |
注射用水 (日局) |
1.0mL |
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「製法及び性状」 パンフレットより
・乾燥ワクチンの溶解用液で溶かし、その全量(1mL)を9週齢以上の猫の皮膚に3〜4週
間隔で2回接種する。
・猫カリシウイルス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎、猫汎白血球減少症混合生ワクチン
・乾燥ワクチンは帯黄灰白色で、添付の溶解用液を加えて振り混ぜると容易に溶解し、
帯黄淡赤色の溶液になります。
溶解用液は注射用水で、無色の液体です。
・1994〜1996年にわたり、欧州でのフェロセルCVRの副作用として、沈うつ10万例中
2.3例、食欲不振10万例中0.9例、硬結/局所反応10万例中0.4例等が報告され
ました。
・安全性試験
「高用量及び常用量2回接種」
(9週齢のSPF猫5頭 フェロセルCVR10用量を3週間隔で2回皮下接種)
(9週齢のSPF猫5頭 フェロセルCVR1用量を3週間隔で2回皮下接種)
(9週齢のSPF猫5頭 減菌生理食塩水を3週間隔で2回皮下接種)
観察及び検査項目(初回ワクチン接種後5週間)
「局所及び全身症状の臨床観察」「体重測定」「体温測定」「血液生化学的検査」
「血液学的検査(ヘモグロビン・白血球数・リンパ球数・好中球数)」
「反復投与」
(10〜11週齢のSPF猫10頭 フェロセルCVR1ドースを3週間隔で5回皮下接種)
(10〜11週齢のSPF猫10頭 減菌生理食塩水を3週間隔で5回皮下接種)
観察及び検査項目(初回ワクチン接種後5週間)
「局所及び全身症状の臨床観察」「体重測定」「体温測定」
「血液学的検査(ヘモグロビン・白血球数・リンパ球数・好中球数)」
いずれの固体でも重篤な異常は認められませんでした。
「免疫持続性検査」
(ワクチン接種群:9〜10週齢のSPF猫5頭 フェロセルCVR1ドースを皮下接種)
(非接種対照群:9〜10週齢のSPF猫3頭 )
1年後に猫カリシウイルス(FCV)、更に3週後、猫ヘルベスウイルス1型(FHV−1)の野
外株で攻撃
猫カリシウイルス感染症については、対照群では1頭が肺炎及びうっ血性心不全で死亡し
ましたが、ワクチン接種群では著しい臨床症状の軽減が認められました。
猫ウイルス性鼻気管炎のワクチン接種群についても著しい臨床症状の軽減が認められました。尚、FHV−1の特性から、抗体価は高値を示さなくとも、細胞性免疫により十分な感染防御能があると知られています。
猫汎白血球減少症の抗体検査では、猫パルボウイルス(FPV)に対する十分な抗体価が獲得されたことが認められました。
フェロセルCVRのFCV,FHV−1,FPVに対する免疫能は1年間は持続する事が確認されました。
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感想・その他
獣医さんで聞いた所、生ワクチンは「発症する確立が不活化よりも高い」そうです。協力して下さった獣医さんではこの薬品を使用した事が無いとの事ですが、共通して言える事だと聞きましたので記載しておきます。
使用した事が無いので、目で見て・感じた等の感想は記載出来ません。
数多くの猫達の犠牲に、深く感謝をすると共に、彼らの冥福を心より祈りたいと思います。
パンフレットを読んだ感想
どのパンフレットも同様に、良い部分しか書いてありません。鵜呑みにせず、接種した猫の飼い主さんの実際の感想を聞いて判断したいと考えます。
注 : 薬品成分中の「NLFK−1」は、培養された臓器の種類を表しているものです。
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