活動の記録(1998年)







 1998年の活動の記録です。
 1998年は、主にオフィシャルを中心に活動した年でした。
 1999年は、ドライバーとして、オフィシャルとして、そして、B級ライセンスの講師として、時間の余裕を見つけて活動していきたいと考えています。




ツインリンクもてぎへの遠征

 98年6月13日、14日とモテギサーキットにフォーミュラニッポンのオフィシャルをするために遠征した。あいにくの雨であったが、すばらしいバトルを近くで見ることができ、感動すら覚えた。優勝は脇坂寿一選手、しかし、感動したのは彼の走りにではない。私が感動したのはNorberto Fontana選手の走りにである。  予選トップで、本選に臨んだが、スタートで脇坂選手に抜かれ、彼を追撃、しかし、雨の中、ブレーキランプ故障によるオレンジボールフラッグにより、2度のピットイン、さらにブラックフラッグによるピットインにより、入賞圏内からはずれる。しかし、彼は、全開でコースを走る。全開で走った為、マシンがもつはずもなく、ラスト5周でリタイアとなった。
 そのとき、彼はハンドルを悔しそうに投げ捨てた。その様子は、入賞は無理でも、また、完走は無理でも、周回遅れにされた脇坂選手を追撃したい一心だったように見うけられた。 無理とは分っていても全力で闘うその姿にうたれた。その後、彼はコース端をファンに手を振りながら笑顔でポストへ。さぞ悔しかったであろうに、これこそプロ、弱冠23歳とは思えない堂々とした振る舞いであった。
 おりしもワールドカップ、日本対アルゼンチン戦の日の出来事であった。私もワールドカップは楽しみにしていたのだが、彼の走りを目の当たりにし、日本の勝敗など、もうどうでもよいものになっていた。
 8月に地元、菅生でフォーミュラニッポン Round6が開催される。その時は、オフィシャルとしてではなく、Fontana選手の1ファンとして、彼の走りを観戦しにいきたいと考えている。



1998年の活動



車両のメンテナンスとチューニング


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