言語交流研究所 事業体と事業内容

 

組織と活動の概要

組織図

 

ヒッポファミリークラブの活動
 会員は、ヒッポファミリークラブのオリジナルマテリアル(CD・カセットテープ)により、自分や家族の日常生活の中に、多言語が聞こえる空間をつくります。 そして、さまざまな人たちと出会う活動の場に参加し、自然習得していく環境を整えます。
 ヒッポファミリークラブ、すなわち多言語活動の大きな特徴は、人間ならすべての人が持っている能力が発揮され、一人一人の中に、いきいきと自然にことばができていくことを体験できることです。また、年代や立場の違う人たち、さらに国や民族の壁を越えた人たちとの出会いが身近にあります。海外から来日している留学生や、研修生などのホームステイ受け入れや、世界各国の家庭にホームステイするプログラムなどにも参加することができます。
 あらゆる年代の仲間や家族とともに、世界中の人たちとの出会いを体験しながら、ことばの自然習得を楽しんでいます。

トランスナショナル カレッジ オブ レックス(TCL:略称トラカレ)の研究活動
 高校卒業以上のさまざまな年代の学生たちと、アシスタントフェロウ(研究助手)、そしてシニアフェロウ(各分野の専門家)によって構成されています。
 ヒッポファミリークラブの多言語活動体験をベースにして、「ことばと人間」を自然科学する研究に取り組んでいます。その研究成果は毎年3月に発表、一般公開をしています。
 従来の言語観を転換し新たに自然な言語観を確立、その多言語自然習得体験に基づく研究成果を研究誌や出版物として発表しています。

主な出版物

「ことばを歌えこどもたち」(筑摩書房)榊原 陽 著
「人麻呂の暗号」(新潮社)藤村由加 著
「額田王の暗号」(新潮社)藤村由加 著
「枕詞千年の謎」(新潮社)藤村由加 著
「古事記の暗号」(新潮社)藤村由加 著
「記紀万葉の謎」(実業之日本社)藤村由加 著
「オドロ木 モモノ木 ヒッポノ記」(ヒッポファミリークラブ)
「フーリエの冒険」(ヒッポファミリークラブ)
「量子力学の冒険」(ヒッポファミリークラブ)
「DNAの冒険」(ヒッポファミリークラブ)
「ヒッポファミリークラブの冒険」(ヒッポファミリークラブ)
「Who is FOURIER?」:フーリエの冒険英語版(Language Research Foundation)
「What is QUANTUM MECHANICS?」:量 子力学の冒険英語版(Language Research Foundation)

 

構成

言語交流研究所は、理事会・研究員(フェロウ)と事務局で構成されます

■代表理事
 
 榊 原  陽 (TCL学長)
   
■理事  
 赤瀬川 原 平 (作家・画家)
 長谷川 龍 生 (詩人)
 前 田 豊 生 (元石川島播磨重工業中央研究所副所長)
 三井田 純 一 (元原子力研究所東海研究所副所長)
 月見里 礼次郎 (凸版印刷株式会社相談役)
 鈴 木 堅 史 (言語交流研究所)
 安 本 欣 司 (言語交流研究所)
   
■顧問  
 高 木 文 雄 (元大蔵事務次官 元国鉄総裁 弁護士)
   
■TCL:Transnational College of LEX 学長
 榊 原  陽 (言語交流研究所 代表理事)
   
■Transnational College of LEX シニアフェロウ
 赤瀬川 原 平 (作家・画家)
 太 田 次 郎 (お茶の水女子大学名誉教授/分子生物学)
 斎 藤 尚 生 (東北大学名誉教授/地球物理学)
 坂 田   明 (ミュージシャン)
 清 水 良 典 (愛知淑徳大学/文芸評論家)
 須之部 量 三 (杏林大学/国際関係論)
 塚 原 祐 輔 (凸版印刷株式会社 総合研究所)
 永 井 清 陽 (青山学院大学/国際関係論)
 中 村 桂 子 (生命誌研究館/生命科学)
 南 部 陽一郎 (シカゴ大学/理論物理学)
 長谷川 龍 生 (詩人)
 林     輝 (東京工業大学名誉教授/精密機械工学)
 前 田 豊 生 (元IHI中央研究所/物性論)
 丸 山 瑛 一 (理化学研究所/フロンティア研究システム長)
 三井田 純 一 (元原子力研究所/熱・統計力学)
 南   繁 行 (大阪市立大学/電磁気学)
 山 崎 和 夫 (京都大学名誉教授/理論物理学)
 Lee Jacknow (元ニューヨーク州立大学/電気工学)

 

事務所所在地

本 部 東京都渋谷区松濤1-4-7エース松濤ビル 〒150-0046
TEL.03-3467-6151
中 部 名古屋市中村区那古野1-47-1名古屋国際センタービル8F 
〒450-0001 TEL.052-581-6531
関 西 大阪市北区豊崎2-4-10梅田林豊ビル4F 〒531-0072
TEL.06-6374-2484
西日本 広島市西区高須2-2-19 〒733-0871
TEL.082-274-8848
九 州 福岡市中央区舞鶴1丁目9-3-305 〒810-0073
TEL.092-715-3859
LEX America NY 109 Montgomery Ave., Scarsdale, NY. 10583-5531, U.S.A.
TEL:(914)713-1100 FAX:(914)472-1974
LEX America MA 68 Leonard St. Suite 9, Belmont, MA 02478-2566, U.S.A.
TEL:(617)489-5800 FAX:(617)489-5898
LEX Mexico DF Vicente Lombardo Toledano No. 36, Col. Chimalistac, Del. Alvaro Obregon,
Mexico, D.F., Mexico, C.P..01050 TEL/FAX:(5)662-7331
LEX Mexico Chih Jose Matias Anchondo 219-2, Col. San Felipe, C.P. 31240, Chihuahua, Chih.,
Mexico TEL/FAX:(1)414-15-01

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事業体
名   称
  言語交流研究所  Institute for Language Experience, Experiment & Exchange
(略称LEX
設   立
  1981年10月 1日
性   格
 
理事会を決議機関とする任意団体(人格なき財団)
事業目的
  「ことばと人間」を研究テーマに、多言語の自然習得及び多国間交流の実践を通して、言語と人間の科学的探求を進め、国際間の理解と人類の共生に寄与することを目的とする

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事業内容
1. 複数のことばを同時に自然習得する多言語活動の実践部門「ヒッポファミリークラブ」(会員制) の運営
*現在、スペイン語、韓国語、英語、日本語、ドイツ語、中国語、フランス語の7ヵ国語をベースに、ロシア語、イタリア語、タイ語、マレーシア語、ポルトガル語、インドネシア語、広東語、アラビア語を加えた15ヵ国語
*2000年4月現在、日本国内に約700ヵ所、アメリカ5ヵ所、メキシコ3ヵ所で活動

2. ヒッポファミリークラブの活動を基盤にし、「ことばと人間」を自然科学的に探求する「トランスナショナル カレッジ オブ レックス」の運営
3. 日本に滞在している留学生や研修生を会員家庭に迎え入れるホームステイ受け入れ活動の実施
*国際協力事業団、(財)海外技術者研修協会をはじめとする諸機関団体などより受け入れ
4. 海外の諸機関諸団体と協力して各国にホストファミリーを開拓し、あらゆる年代の人々が海外にホームステイに出かける「トランスナショナルホームステイ プログラム」の実施
*現在交流している国や地域は、アメリカ、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、ミクロネシア、チュニジア、韓国、中国、台湾、マレーシア、インドネシア、タイ、シンガポール、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、ルクセンブルク、イタリア、サンマリノ、スペインの23ヵ国。
5. 海外公立高等学校交換留学制度「イヤーロング プログラム」による留学生派遣と受け入れ、及びそれに伴う協力機関の開発
6. 実践と研究に基づく、言語に関する講演会、セミナー、フォーラム等の企画と実施
7. 多言語活動に関する各種マテリアル、ソフトウェア開発、制作
*カセットテープ、CD、CDーROM、ビデオテープ、ホームページなど
8. 文字を人間の自然な認識という面 から科学的に捉え、世界中で共有できる文字システム「ヒッポ レターシステム」の開発
9. 言語研究活動に関する出版
10. 広報・機関誌・研究誌の発行ほか

 

事業の沿革
1981年
10月
言語交流研究所設立(東京都新宿区に本部事務所設置
ヒッポファミリークラブ(多言語自然習得の実践部門)発足
4ヵ国語(スペイン語・英語・日本語・韓国語)の活動を開始
1982年
7月
アメリカ・韓国へのホームステイ交流始まる
1983年
8月
朝日新聞「天声人語」欄に多言語の活動が紹介、掲載される
1984年
4月
トランスナショナル カレッジ オブ レックス(研究部門)開校
 
9月
ヒッポファミリークラブ家族会員(会費)制度の新設
 
12月
中国語・ドイツ語・フランス語を加え、7ヵ国語の活動になる
1985年
3月
ヨーロッパ(ドイツ・ルクセンブルク・スペイン)ホームステイ交流始まる
 
4月
筑摩書房から代表理事・榊原陽著「ことばを歌え!こどもたち」発刊
 
6月
(財)海外技術者研修協会(AOTS)研修生の会員宅ホームステイ受け入れ始まる
 
8月
東京本部事務所とトランスナショナル カレッジ オブ レックスを東京渋谷区に移転
 
9月
国際協力事業団(JICA)研修生の会員宅ホームステイ受け入れ始まる
1987年
8月
NHKテレビ特集番組「万葉の謎・人麻呂の暗号」放映
1988年
2月
新潮社より「人麻呂の暗号」発刊
 
3月
メキシコ・フランスへのホームステイ交流始まる
 
7月
「フーリエの冒険」出版
 
8月
中国へのホームステイ交流始まる
 
12月
イタリア語・ロシア語を加え、9ヵ国語の活動になる
1990年
5月
「量子力学の冒険」出版
 
11月
新潮社より「額田王の暗号」発刊
1991年
6月
タイ語・マレーシア語を加え、11ヵ国語の活動になる
1992年
8月
ロシア・タイ・マレーシア・台湾へのホームステイ交流始まる
1994年
3月
外務省、科学技術庁、(財)国際交流基金後援「10周年記念フォーラム・ヒッポファミリークラブの冒険」開催(東京・昭和女子大学 人見記念講堂)
1995年
3月
アメリカにて「Who is Fourier?」(フーリエの冒険・英語版)発刊
1996年
3月
外務省監修、(社)日本外交協会発行「国際協力・交流NGO団体名鑑」に登録・掲載
 
4月
アメリカにて「What is Quantum Mecanics?」(量子力学の冒険・英語版)発刊
 
5月
国際連合・地域開発センター、研修生の会員宅ホームステイ受け入れ始まる
 
11月
全国主要都市にて、文部省後援「15周年記念講演会」開催
 
12月
ポルトガル語を加え、12ヵ国語の活動になる
1997年
8月
海外公立高等学校交換留学制度「イヤーロング プログラム」による留学生派遣始まる (初年度3ヵ国、現在9ヵ国)
 
11月
外務省「東南アジア青年招聘事業」の一環として、タイ、ベトナムなど東南アジア5ヵ国より、会員宅ホームステイ受け入れ始まる
1998年
12月
新潮社より「古事記の暗号」発刊
広東語、インドネシア語を加え、14ヵ国語の活動になる
1999年
3月
「DNAの冒険」出版
 
7月
アラビア語を加え、15ヵ国語の活動になる
 
10月
文部省後援「全国青少年フォーラム」開催(東京・日本青年館)
 
12月
外務省、文部省、通商産業省、(財)国際交流基金、国際協力事業団(JICA)後援「社会人フォーラム・多言語がひらくあなたの21世紀」開催(東京・東京国際フォーラム)

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