北漢江 清平  キョンジ釣り  2006.8.19

韓国伝統の釣り、キョンジ釣り。
本や雑誌で見たことはあったが「ハエ叩きに糸を巻いた釣り」と思っていた。

今回、ソウル釣りクラブの催しでこのキョンジ釣りが行われることになり、
念願かなって?の釣行となった。

場所はソウルから漢江沿いにを北上、冬ソナで有名な春川方面に向かった途中の清平(チョンピョン)という場所。
ガイド役の国士無双師匠は昨年も来たことがあるらしいが、
今年は打って変わって激濁り・・。
大雨の影響で濁っている上に水量も多く、流れも速い。

要は最悪のコンディションなのだが(笑)、
二日酔いを押してここまで来たからにはなんとしてもやって帰ろう。
ということで、我ら8人は2人ずつ手漕ぎボートに乗りいざ、漢江へ・・。




というか、ボート屋のエンジン船に曳航されてポイント到達(笑)
しっかし、この激流の中で釣れるのかねえ・・?

まずは下の写真のようなハエ叩き状のロッド兼リール。
ラインはフロロ。船宿のおばちゃんいわく「フロロじゃないとだめ」、と。



で、仕掛けは簡単に言うとヘビキャロです。
フロロラインの先に針が結んであり、中通しのオモリを付けている。
この中通しオモリにはゴム管をかましてあり、
ハリス(オモリから先)の長さを自由に調整できるようになっている。



そして、鶏糞にサシが含まれた撒き餌を網につめて船に固定し、



餌はサシです。これのチョンがけ。


さて、いざ、実行。
撒き餌が流れていると思われるあたりにヘビキャロを放り込んで(流れが強いのでどんどん流されていく)、
ハエ叩きでラインを巻き取りながら(ズル引きですね)アタリを待つ。



でもねえ・・、
この急流じゃあ底を取るのが精一杯でアタリなんてわかりません・・(^_^;)

突然釣れたビギさんもアタリわからず?



午前中のノーバイト、ノーフィッシュの筆者も午後は1匹。
アタリはまったくわからず、巻いてきているときも気づかなかったくらい(笑)
オモリが重すぎてぜんぜんわかりません・・。



と、いうことで納竿。
釣りクラブ重鎮チームはそこそこの釣果だったようだが?、
我々若者?チームは悲惨な状況・・。

ポイントを移動することが出来ればもう少しなんとかなったと思うが、
この激流下でひとつのポイントにいるというのはなんとも厳しい・・。


ポイントまでの往路はエンジン船での曳航だったが、
復路は下りと言うこともあって「自力で帰れ」、と。
ビギさん艇(同乗のセミプロ氏は午後は自分の世界に没頭して下船)には
船宿のお姉さん(実はアジュンマ)が同乗してビギさんご満悦♪



今年はコンディションが悪かったが来年は大丈夫かな?
この模様はソウル釣りクラブのレポートもどうぞ。




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