basstitle2.gif (1847 バイト) 韓国での初バス!  Bassing in KOREA 2000.5.20 
ついにやりました、韓国での初バス!韓国南部の洛東江でついにGET。では詳細をお届けしましょう

今回お世話になたのは前回と同じ嶺南バス連盟の権さん。前日から合流して一杯やるが彼は下戸(笑)韓国人でも飲めない人がいるんです。ま、可愛いおじさんですが(45歳くらい)翌日の出発は8時で、釣りの開始は9時半くらいだとか。朝マズメなんて関係ないらしい。

で、車中でキムパプ(韓国風のり巻き)を食べながら現地に着くとそこは左のような場所。つまりリバーバッシングなのです。ここは洛東江という有名な川。ここから20kmも下ればそこは海です。場所的に言えば釜山空港から左(西)に行ったところ。人は・・誰もいません(笑)

今日は権さんのボートによるボートフィッシングなのだがそのボートがこれ。胴体の部分が鉄(?)で出来ていて両側がゴム。ここに空気を詰め込め(電動ポンプ故障中で手動で入れました)、船外機15馬力、フットコンのエレキ付きです。乗ろうと思えば3人乗れますが実際には2人での釣りが限界ですね。ただ、安定性は抜群です。2人が立って釣りをするのにバランスとか考えずに立っていられます。

権さんはこれに4本のロッド(ベイト、スピニング各2本)を積み込み、その内の2本を僕に貸してくれました。ヒットルアーはテキサスリグとダウンショット。それとスピナベもいいとか。とにかく「言われた通りにやればボーズはないよ」と言う。ただ、僕は前日にセンコーを仕入れてきたので葦際をノーシンカーで攻めようかな?と思っていた。でもノーシンカーやるにはちょっと固いロッド。

見ればロッドは全てがMH。ラインなんてスピニングにも10ポンドくらいが巻いてあります。「これじゃあ繊細な釣りは出来ないなあ」なんて粋がっていたが、ここじゃあ繊細な釣りは必要ないんです(と、後から知る)。

ポイントはほとんどがオーバーハングと葦。葦フェチの僕にはたまらないのだが権さんは最初、左の写真のような木のポイントばかりに行く。彼はこの木の下にスピナベをぶち込んで引いているが僕にスピナベは渡してくれない(笑)「好きなだけ使っていいよ」と言われたBOXにはワーム類だけなのだ。ま、ここは様子見・・。

最初のポイントではなんともう一艘とバッティング。彼らはアルミボートに4にんが乗って一斉に際を攻めているので見切りを付けて移動。移動と言ってもこの広い川で釣りをしているのは我々とこの一艘だけ。嶺南バス連盟会長もマイボート(権さんと同じタイプのゴムボート)で現れたけどあっという間にどこかへ行ってしまった。牛久沼くらいのエリアにボートが3艘と言ったところか。

で、次のポイントでは権さんが本日の初バスをGET! ゲリグラのテキサスでした。横で見ているとかなり引いていたので「これはデカイかな?」と思ったら左のサイズ。30後半くらいだろうけど川バスだからか力が強そうだ。ただ権さんは50UPしか目にないようで「ぽいっ」とリリース。計りもしないし、バス君を優しく扱うこともしない(笑)

で、このあと権さんは3本くらい立て続けに取り、デカイのは40後半くらい。これも権さんは計りません。僕は?と言うとセンコー・ノーシンカーを投げたり常吉を投げたりするがバイトも無し。ここんところのスランプが続いてんのかなあ?と思ってた矢先、オーバーハングの下に入れた常吉にバイト!スウィープにアワセるとこれが引く引く。「いきなり50UPかあ?」と思うがランディングしてみると左のバス(30後半くらい)。なんだか凄く引くみたいです、韓国バス。

このポイントは湖への流れ込みみたいな感じの所なのだが(川の合流地点)流れもないところ。でも、ここで粘ると結構釣れる。僕もここで3本取り、何とか調子が上がってきた。コツは着底後のシェイク&ステイにあるようだ。でもセンコーには来ない・・。

と思ってたら権さんが生まれて初めてやったセンコーで次々にあげ始めた。最初はバイトの取り方が分からなかったらしいのだが、僕が「だいたいフォール中に出ますよ」と言ったらそれを飲み込みセンコーで量産。こっちはやってられなくなってきた(笑)

でもボートでのバックシートがこれほど不利とは思いませんでしたね。なにせ権さんは自分の世界に入っているので権さん用のポジションになっていて、僕は権さんが攻めた後をやらなければいけないという立場。センコーじゃしょうがないので常で狙っていると左のようなサイズが結構釣れた。しかし引きが凄いなあ。

午後はポイントを変えて葦際作戦。「葦なら任せておけ」とばかりにセンコー・ノーシンカーを撃ちまくるとバイトが結構来る。が、のらない。フックを変えたりグラブに変えたりしようと思うが権さんはそんなちっちゃいフックやワームを持っていない。「如何に小バスを避けて大型を取るかが問題だ」と言うだけにセットは大型用。ロッドがハードなのもラインが太いのも理解できました。50UPが来たらいつも僕が使っているセットなんて持たないんだろうな。

で、センコーは向こうアワセ気味にすると釣れだしたが午後は権さんが不調。なんだか無口になっている(^^ゞ

そんな権さんにとどめを刺したのが左のバス君46cm。これはかなり引きました。何でもない岸際に投げたら、多分ブレイクだったのでしょう。ガツン!と言うバイト。かなり手こずりましたがGET!

この時はスピニングロッドに常吉。ワームは8インチはあるかという大きなもの。実は今日使用したワームは全て8インチくらい。小さいのでもゲーリーのカットテールです。なぜ、こんなデカイワームなのか?というと権さんはワームも小さいのを持っていないのです。ロボ・リーチ3インチなんて見たら馬鹿にするんだろうな(笑)

と言うわけで大満足の1日でした。権さんには大感謝です。これだけのポイントなのでハードルアーでやればもっとデカイのが出ると思います。権さんは僕と同じワーミストなので(笑)ハードはほとんどやらないらしい。次回はハードルアーを持っていってやってみようと思います。

皆さんもどうですか?(^O^)

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