サイケデリック(サイケ) 【さいけでりっく】

“幻覚剤”を飲んだときに起こる知覚状態。68年頃からこの幻覚的な陶酔状態を美術,音楽等で表現する事が流行した。
『○○な夏を 横須賀で〜♪/そんなヒロシに騙されて』



SOUTH POINT【さうす−ぽいんと】

渋谷・道玄坂にあったヒロシさんの奥様所有のバー。ヒロシさんはもちろんの事,サザンのメンバーが 近くに来た際,立ち寄る事が多かったこともあって常連客のファンもたくさんいたが,お値段が庶民にとってはちょっと高めだった…。 また,有名な風俗店のあるすぐ隣りにお店があった。



サ吉のみやげ話【さきち−の−みやげ−ばなし】

84年に発売されたビデオ。 「Tarako♪」は,LAのグリフィスバーク,「Dear,John♪」は,NYマンハッタン, 「Japaneggae♪」はグランドキャニオン,デスバレー,パームスプリングなどで撮影された。 また当時このビデオを買うと,サザン史上最大級(?)のポスターが付いていた。



サクラ【さくら】

  1. 日本を象徴する樹木の花。 桜。
  2. 98年に発表されたアルバムのタイトル。直接の意味としては@と同様であるが,さくらが持つ艶やかさや華やかさなどの陽の部分と,妖しさや哀しさなどの陰の部分が,様々なイメージとして曲の中に織り込まれている…。
  3. ヤラセの客。 言わゆる身内や知り合いの人を客席に配置させ,あたかも人気や盛り上がりのあるバンドに見せかけた演出をする事を言い,デビューのきっかけとなった,コンテスト「ヤマハ・イース トウエスト’77」や「ザ・ベストテン」でのライブ風景において大量に“サクラ”を動員させ,実力以上 (?)にその場を盛り上げていた。


さくらスコープ【さくら−すこーぷ】

99年の「素敵な春の逢瀬」ツアーにて販売された,原坊発案によるグッズ。このスコープ(めがね)をか けて照明や夜景・花火などを見ると,光の周りにホログラフの桜の花が見える。



座高一【ざこう−いち】

日本ロック界一の座高を持つ,ター坊の代名詞。
『○○がレッドゾーンに入っている』



サザンの掟【さざん−の−おきて】

一.時間を守る
二.靴下の貸し借りはしない
三.けなしたら後で必ず褒めろ
四.人の食べ物に手を出す時は,一口まで



SASペンタグル作戦【さざん(さざんおーるすたーず)−ぺんたぐる−さくせん】

80年に行われた“FIVE ROCK SHOW”の名称が決まる前の“レコードを5つの星”に例えた企画 名で,当初は6ヶ月の間にシングル5枚とアルバム2枚をリリースする計画だった。 またシングルも1ヶ 月に1枚づつリリースする予定だったが,3作目にあたる「いなせなロコモーション♪」が「曲はできてい るが,発表するには納得がいかない」という理由で1ヶ月延期され,以降,1ヶ月づつリリースがズレる かたちとなっている。



ザ・ベストテン【ざ−べすとてん】

TBSテレビで,毎週木曜日・午後9時より放送されていた人気音楽番組。 タイトルの通り,各種音楽 ランキングの総合集計により,10位〜1位の順に発表し,もっぱら一般的な歌謡曲や人気アイドルが中心に登場した番組で, サザンも常連の出演者であったが,時代が経ち,あらゆる音楽ジャンルに趣向が広まる時代に圧され,惜しまれつつ終了した。
また,桑田さんは司会者の黒柳徹子さんに「お母さん」「息子」と呼びあう程,気に入られており,98 年に放送されたサザン20周年特番「バカ騒ぎの腰つき」で久し振りにお会いした際には,黒柳さんに 「全然変わってないですね」と毒づかれていた。




幸福の黄色いハンカチ【しあわせ−の−きいろい−はんかち】

高倉健,倍賞千恵子主演の昭和を代表する感動映画。 この映画で黄色いハンカチは幸福を呼ぶ 象徴の一つとなり,99年の年越しライブ「晴れ着DEポン」では,来場者に「2000年は皆さんにとって 幸せでありますように…」とメッセージを込めた黄色いハンカチが1枚づつ配布され,同ライブでの「イ エローマン♪」で,そのハンカチを会場全体で振り回すなど多いに活用していた。



ジェロニモ 【じぇろにも】

原坊が高校の同級生・森下泉さんと組んでいたバンド名。レパートリーは,エリック・クラプトンの曲を生ギターで弾き語り等…。



シーガーディアン【しーがーでぃあん】

横浜「HOTEL NEW GRAND」内にあるバー。現在は「シーガーディアンII」。 「LOVE AFFAIR♪」にはこの他にも「マーリンルージュ」「ブルーライトバー」など恋を語るにふさわ しい名所が用いられ,ドラマ「SWEET SEASON」にあやかって,歌詞通りにデートする不倫カップル がいると深夜番組「トゥナイトU」でも紹介されていたが,当の桑田さんには特に思い出があるという わけではなく「曲を作るに当たって地図でひろった」だけとか。 
『○○で酔わされて まだ離れたくない〜♪/LOVE AFFAIR』



してみりゃ【して−みりゃ】

してみれば,そうだとすると,if so,等と同様の接続詞で桑田さん特有の言葉。
『俺に○○ これで最後のLady♪/いとしのエリー』



しびれる,しびれちゃう【しびれ−る,しびれ−ちゃう】

@ 全身または体の一部分の知覚が麻痺したり異常になったりする状態
A 人(特に女性)の自然な動作,仕草に対する表現語
『彼女が髪を指で分けただけ〜 それが○○しぐさ〜♪/栞(しおり)のテーマ』



下北蝉 飛三【しもきたぜみ−とびぞう】

経歴によると… 「作家。1978年,単身アマゾンの奥地へ乗り込み,その実体験に基づき執筆された幻の名著『巨大蝉の一生』でデビュー。 (中略)…だが彼の作品は発表と同時に,すべて発売禁止となっており,誰も書店で見た者はいない」となっている。 また,サザンのあるメンバーとの関係は一切ないらしい…。



釈迦堂切通し【しゃかどう−きり−とおし】

映画「稲村ジェーン」のロケ地として使われた観光名所。岩盤を削り取った跡は今も生々しく,切通しの中で最も壮大で荒々しい。



ジャッキー佐藤とミス・A 【じゃっきー−さとう−と−みす−えー】

原坊や,近所の奥様連中に出張サービスで体操を教えていた女子プロレスラー。お子さん(当時4才)が,ジャッキー佐藤(故人)に対して「おじちゃん」,ミス・A(現・ダイナマイト関西)には「おにいちゃ ん」と呼んで,彼女達を落ち込ませたという逸話がある



準メンバー 【じゅん−めんばー】

正式な一員とは認められていないメンバーの事で,サザンでは毛ガニさんを指す。 「いまだに正メンバーになったという話は聞いてないんですけど…」とは,15周年の際,言われた原坊のお言葉だが…。 さて25年が経った今では…?。




水津(Mr.Suizu)【すいず(すいづ)】

サザンのコンサートにはなくてはならない,ステージディレクター“水津雄二”氏を指す。
『○○らがいてくれたら〜 今日も大丈夫〜♪/旅姿六人衆』



スケキヨくん【すけきよ−くん】

ヒロシさんが知り合った頃,桑田さんをこう呼んだ。



スターダスト【すたー−だすと】

JR東神奈川駅より,徒歩10分程のところにある,あまりにもシブいバーの名前。 「匂艶 THE NIGHT CLUB♪」のプロモーションのロケ地でもあり,お店には今でも当時のメンバーの写真がサイン入りで飾ってある。
  所在地:横浜市神奈川区千若町。 『思い出の○○♪』




西友の店長【せいゆう−の−てんちょう】

95年当時“西友デパート”のCMに出演していた西城秀樹さんを,「ホタル・カリフォルニア」にゲスト出演していただいだ時に,こう紹介した。



関口和之とセンズリッターズ【せきぐち−かずゆき−と−せんずりったーず】

85年「オールナイトニッポン」でのバースデーライブ「時間を止めてしまいたい。男・桑田佳祐23歳+6」でのバンド名。 もちろん,バンマスにムクちゃんを配し,サザンからは桑田さん,毛ガニさん,ヒロシさん, その他に,河内淳一,今野多久郎,エスパー矢口,大谷幸。ゲストには,タモリ,小林克也,山下久美子,石橋凌,鮎川誠,山本恭司,藤波辰己(現・辰彌)が駆けつけた豪華なライブだった。



刹那【せつな】

仏教語。一つの心を起こす瞬間の意。
『君よ ○○なままに〜♪/My Foreplay Music』



セミプロ【せみぷろ】

毛ガニさんがサザンのデビュー前に,アマチュアより“格上”という立場を指し示すためによく使われていた言葉。