マーブルヘッドメッセンジャーズ【まーぶる−へっど−めっせんじゃ−ず】
毛ガニさんがサザンに参加する前に入っていた南佳孝のバックバンド。毛ガニさんが“セミプロ”と言わ れる由縁。
マーマレードの朝【まーまれーど−の−あさ】
桑田さんが,中村雅俊さんに楽曲提供した歌で,原曲は「FIVE ROCK SHOW」。セールス的 には思わしくなく,お互いに「売れなかったね」という話から「もう1度作らせて」との桑田さんの意向に より,後の大ヒット曲「恋人も濡れる街角」を提供する運ぴとなった。
ちなみに「桑田くんの歌い方をマネしたら,あんな歌い方(のど枯れ声)になってしまったんです」と の中村さんの弁。
マイ・ブーム【まい・ぶーむ】
自分自身の中でだけブームになっている物や行動を言い,97年での音楽番組「タワーカウントダウン 」に出演した際,桑田さんの最近の”マイ・ブーム”として,1位手ぬぐい,2位レディオへッド,3位サ ーフィンを挙げていた。
マギー・ミネンコ【まぎー・みねんこ】
「あっ!う○こついてる」で,レゲエマンの恰好をしたメインの毛ガニさん,桑田さん,三宅さんで「RE GGAE THE MINENKO」という曲を歌った人気コーナー。「ワョー,ヨーヨーヨー」で始まり, 愛染恭子,榎本三枝子,風吹ジュンといった,とりとめのない女性の名前を連呼し「マギー(毛ガ ニ),マギー(三宅),マギー(桑田),ミネンコ〜」で終わる,とてもファンキーな歌。「REGGA E THE MINENKO」はレコード化のうわさもチラホラと出た。
ちなみにコード進行は「Am−Gで,下げがF」である。
満福寺【まんぷくーじ】
「素敵なバーデイー」のプロモーションビデオのロケ地として使われた山門に続く石段のすぐ前を “江ノ電”が走り,いかにも湘南の寺らしい風情がある。
ミゼッ卜【みぜっと】
昭和初期,自動車メーカー「ダイハツ」より発売されたオート三輪。「稲村ジェーン」製作にあたり,桑 田さんがシナリオハンティング中に鎌倉近郊で走っているのを発見。約1OO万円で購入し,映画のシ ンボルとして使用。三輪のためカーブのバランスが悪く,撮影には四苦八苦したらしい。
製作後は短期オープンされたカフェバー「稲村ジェーン」にて展示され,現在はファンの手の元, 大切に保管されている。
見てちょんまげ【みて−ちょんまげ】
桑田さんが「さんまのまんま」に出演した時,さんまさんから「『さんまのまんま』の曲を作って欲しい」と 言われ,アドリブで「見てちょんまげ〜,さんまのまんま,オオゥ〜」という曲(?)を作った。曲の感 じは桑田さんのギターから奏でられたボサノバ風。
後に,KUWATABANDで出演した時にはきちんとした曲になっていたが,最初とは若干,メロデ ィが違っていた。
ミニスカポリス(出動!ミニスカポリス)【みに−すか−ぽリす】
テレピ東京で深夜放送していたイケイケギャルが,ミニスカートの警官服を着てゲームを行うという“お 色気コスプレ番組”。桑田さんが大のお気に入りらしく,97年のインターネットライブやテレビ出演の際 “ロゴ入りTシャツ”を着て出演していたが,このTシャツが視聴者に大反響を呼ぴ,問い合わせが殺 到したらしい…。 ちなみにTシャツは”特注”である。
目立ちたがリ屋の芸人【めだちたがり−や−の−げいにん】
初の「ザ・べストテン(今週のスポットライトのコーナー)」で,桑田さんが「僕たちは,ただの○○でーす !」と叫び,その当時のサザンの方向性を象徴する言葉であったが,実際はアドリブで言ったのでは なく台本にあった言葉だった。
メリケン【めリけん】
“アメリカ(アメリカ合衆国)”の事を指す。
『○○情緒は涙のカラー〜彼女の姿が消える〜/メリケン情緒は涙のカラー』
モーニングムーンは粗雑に【もーにんぐ−むーん−は−そざつに】
81年に封切られたアミューズシネマ製作映画で,桑田さんが音楽を担当。随所にサザンの曲が盛 り込まれている他,主演の高樹濡が挿入歌として「恋の女のストーリー」をカバーし,シングルリリー スした。また,アルバム「ステレオ太陽族」は,主題歌である「Big Star Blues」をはじめ,この映画 の”サウンドトラック”とも言える。