徒然なる思い

横溝正史生誕100年を迎えて
毎年、いくつの探偵(この文では事件を解決する人の総称として)、推理小説が生まれていることでしょうか
時とともに、いくつの探偵、推理小説が風と消えていくのでしょうか
古きを大事にするあまり、新きを認めないのほど愚かなことはないと思います
その一方で、これから先いつまでも金田一耕助の事件を残したい。由利麟太郎を、すべての横溝作品を・・・
そんな中で、同じ横溝正史という太陽に向かって歩いている人々に出会える機会がありました。
普通に生活していては出会えない人たちに会えたことは私にとってとても素晴らしいことでした。
子供のころに読んだ金田一耕助を大人になって読みたい、探した、あった、読めた。
テレビで金田一耕助の事件を見た、原作を探した、あった、読めた。
何かしらのきっかけで金田一耕助を知った、本を探した、あった、読めた。
金田一耕助の小説を読んだ、ほかの事件も読みたくなった、探した、あった、読めた。
金田一耕助の小説以外の作品を読みたくなった、探した、あった、読めた。
そこに至るまでの数々の方程式が、その答えがいつまでも導きやすい環境を作りたいものです。
お会いできた方、お会いできなかった方、機会があれば是非お会いしましょう。

2002.5.28 初めてのオフ会を終えて 花咲か爺さんの犬

このページを作るに至って

ホームページを開設するに当たって推理小説、中でも金田一耕助のページを作るのは決めていたことでありました。
しかし、インターネットで他の人の作られた横溝正史、金田一耕助のホームページを見るに当たり正直驚きました。
文学人である横溝正史氏のファンは多く、ホームページ数、その内容もかなりすばらしいものが多く見受けられたのです。
私自身他人と同じものを作るというのも好きではないので一時は金田一耕助のホームページ作成をあきらめようとしました。
が、しかし金田一耕助への思い入れは深く、やはり金田一耕助の事を自らの手で紹介したく、
そして何より自分自身の資料としてとっておきたく金田一耕助のページの作成に至った次第です。

なおこのページを作るに際し何度も金田一耕助を含む横溝正史氏の本を読むことになり、
氏の作品のすばらしさを再認識したことを記しておきます。

1999.9.7 花咲か爺さんの犬

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