うさぎさん

道端に倒れている魔族を拾いました


「うさぎさん・・・」

かえり道でうさぎさんをひろった。
色は全然ちがうけど学校で飼っていたうさぎさんにちょっと似てた。
学校のうさぎさんは先生が食べてしまった。
だからもういない。

もっといっしょにあそびたかったから神様におねがいした。
わたしにうさぎさんをくださいって。
きっと神様がそのおねがいをかなえてくれたんだ。

とつぜんうさぎさんが『いてててて』としゃべった。
わたしはびっくりしてうさぎさんを落としてしまった。
うさぎさんはあたまからおちたからとても痛そうだった。
あたまをかかえてまっかな目でわたしをにらんでる。

『人間か』
そのしつもんにわたしは「うん」とうなづいた。
おさるさんに間違えられていたらきっと泣いていたと思う。

でも人間とお話ができるうさぎさんがいるなんてびっくり。
おとなりのおねえちゃんに話したらもっとびっくりするだろうな。

2004/02/07
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