この作業は特に注意が必要です。
理由は、エアバッグの存在です。
もし取り付けにミスによるエアバックの作動不良は、時に命に関わります。
ですから少しでも自信がないとか不安がある場合は、多少お金がかかっても
確実な工場での取り付けをおすすめします。
私は自信がなかったのでディーラーで取りつけてもらいました(^^ゞ
まあ、それはともかくとして。
●エアバッグ付きステアリングを取り外す場合
準備するものとしては、エアバッグAssyを外す際に、トルクスレンチが必要になるようです。
修理書によると、T30という大きさのようです。
1. IGスイッチをOFFにする。
2. バッテリーのマイナスターミナルを外し、90秒待つ。作業はその後開始する。
万が一、エアバッグが誤作動して展開すると吹っ飛ばされるのはアナタです。
さぼらずに実行しましょう。(-人-)南無
3. フロントタイヤが直進状態なのを確認。
・ホーンボタンAssy取り外し
4. ステアリングの両脇にボルトがある(計2本)ので、トルクスレンチを使用して
空転するまでゆるめる。
5. コネクタを2つ切り離し、ホーンボタンAssyを取り外す。
・ステアリングホイールAssy取り外し
6. ナットを外し、ステアリングホイールAssyとメインシャフトに合わせマークをつける。(ズレ防止)
7. ステアリングホイールAssyを取り外す。
●エアバッグ付きステアリングを取り付ける場合
・スパイラルケーブルセンタリング
1. IGスイッチがOFFになっていることを確認。
2. バッテリーのマイナスターミナルが外してあることを確認。
3. スパイラルケーブルを反時計回りにロックするまで回す。(最大5回転)
4. ロックした位置から2.5回転戻し、センターマークを合わせる。
5. ステアリングホイールAssy取り付け
6. ホーンボタンAssy取り付け
・エアバッグウォーニングランプ点検
7. IGスイッチをONにしたとき、ウォーニングランプが点灯することを確認する。
8. 約6秒経過後、ウォーニングランプが消灯することを確認する。
これ以外の症状が出たときは、工場で点検を受けて下さい。
基本的には修理書などに従って作業してください。
分からないときは、やめておくのが無難です。
ただ、カプラの形状が違う場合はやめておいた方が無難だとおもいますよ。
今現在のエアバッグ付きステアリングの選択肢としては、オプションやTRDの他に
bBのものがあります。
実際、私のはbBの黒革ステアリングです。
値段は6、7万するでしょう。(ステアリング本体+エアバックAssy
2点セット、工賃別)
●エアバッグ無しステアリングを取り付ける場合
エアバッグを外したままだと、エアバッグウォーニングランプが消えません。
ランプを消すためには、これに対応するボスを取り付ける必要があります。
ショップなどで入手できます。
この場合、任意保険料の割引率が減るといったデメリットもありますので、
よく考えて実行されることを望みます。