PIAAから2005年始めに発売された、1W級LED搭載のT10ウェッジ互換球"TERA"。
とれのんさんが購入するものの、あえなく1個あぼーんさせてしまい、亡骸を司法解剖すべく譲り受けた次第。
とれのんさんには改めて感謝申し上げますm(_
_)m
作業時間
10分
準備するもの
精密ドライバーの一番小さいマイナス
あった方がいいもの
持つべき者は人柱w
やる気
というわけで、譲って頂いたPIAAのTERAです。
中央部分の銀色部分がヒートシンクとなっているのが特徴。
ワイドレンズを外したところです。
外し方の注意としては、ヒートシンク部のツメはびくともしません。
全て穴側を持ち上げるようにして外します。
また、ツメは両側にあるのですが、同時に浮かせる事が出来ません。
片側を外したら、そのままめくる感じです。
壊れそうなんだけど((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ソケット部の配線をまっすぐに伸ばしたのち、ヒートシンクとプラスチック部にの隙間に
精密ドライバなどの薄刃マイナスを差し込み、ツメの勘合を外します。
こちらもワイドレンズと同じく両側同時は無理なので、片側を外したらめくるようにして外します。
ヒートシンクからLEDを外してみました。
なんだかばらけた気がするんですが((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
レンズ部だけが外れるなんて聞いてません。
LEDとヒートシンクの間には、パソコンでも使う熱伝導グリスが使われていたようです。
Column. TERAについていろいろ。
TERAに採用されているLEDは、Lumileds(ルミレッズ社)のLuxeon(ラクシオン)という製品のようです。
正確には、1WでEmitter(エミッタ)というヒートシンクが無いタイプで、
レンズ形状はBatwing(バットウイング/Low Dome)という照射角度が110度のものです。
製品に付属の抵抗ですが、未確認情報によると39Ω10Wだそうです。
実物は見ていませんが、セメント抵抗の可能性が高いと思います。
定格よりも性能を抑えて使う事で、寿命を延ばしているのかもしれません。
逆に言うと、定格で使う場合はこのヒートシンクでは容量不足ということですね。
ヒートシンクはアルミ鋳造と思われますが、詳しくないので断定は出来ません。
ただ、思ったより放熱面積が少なめなので、この程度であれば自作も可能かとは感じました。
試した事がないので、こちらも断言は出来ません。
いろいろ遊びたいのですが、ハイパワーLEDの値段が高くて(およそ@2,000〜)なかなか手が出ません(^^;)
最近は他社製の物も揃ってきたので、面白そうな分野ではあります。