きらきらひかる
(江國香織/新潮社)
アル中の妻とホモの夫の話なんだけれど、内容もストーリーも単純であまり面白くない。全体的に子供じみている感じが強くて、なんとか最後まで読んだものの、終始退屈極まりなかった。章ごとに視点が切り替わっているのに、語り口や考え方がどちらも同じで、なんだか薄っぺらい。
これがベストセラー? しかも紫式部文学賞受賞作とは信じられない。おまけに映画化までされているらしい。
★★