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フグは、気の強い魚で、歯も鋭い為、他の魚と混泳させると、噛み付いて怪我をさせる事があります。その為、フグを飼う場合はフグだけで飼ってやる必要があります。更に、一般的に手に入るフグは、ミドリフグや八の字フグと言った汽水域に住む魚の為、飼育水に塩分が必要です。恐らくフグを飼う際の一番心配事は、汽水についてでしょう。最近は淡水で飼えるフグ「アベニーパッファー」も手に入りやすくなってきました。'98 5月号のアクアライフ誌では、アベニーバファーの繁殖記事も掲載されていて、繁殖も狙えるようです。
ショップで求め易いフグは、ミドリフグ、ハチノジフグ、アベニーパッファーになると思います。全ての魚を選ぶ時に言える事ですが、元気の良い個体を選ぶ事が大切です。底の方でジットしている個体や、色の発色の悪い個体は、長生き出来ない事が多いです。特にミドリフグは、なかなか元気な個体が少ないので、状態の悪い個体しかいない時は、出直すのも良いかと思います。
| サンゴ砂 | 特徴 | この砂は、サンゴ岩などを組み合わせて、ミドリフグを海水魚風に飼いたいといった時に、よく使われます。また、水槽の底砂としてだけではなく、上部濾過や外部濾過の濾材としても使うことが多いです。 |
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| 長所 | 水質を弱アルカリ性に保ちますし、サンゴ自体が多孔質で、バクテリアのすみかになるという点でも大変有効です。 | |
| 短所 | 底砂として使用すると、水槽内が非常に明るくなりますが、反面ミドリフグやハチノジフグの色が飛んでしまうような感じがします。フグ自体もこの色を嫌うようで、フグ愛好会の菊池さんが、水槽の半分だけサンゴ砂を敷いたところ、フグたちは何も敷いていないほうにいつも集まっていたそうです。確かにフグの保護色にはなっていませんね。また、水槽を立ち上げますと、1週間程度で、茶色のコケ、その後緑色のコケが出てきますが、それが砂に着きますとかなり目立ちます。それから、この砂を敷いて毎日見ていますと、割と短い時間でその白さに飽きてしまうことが多いようです(私だけかも(^^;)。 | |
| 大磯砂、南国砂 | 特徴 | 黒っぽい粒と白っぽい粒の混じった、いかにも磯の砂という感じです。南国砂には貝殻が多く混じっていることがありますが、水草水槽では水の硬度をあげてしまう貝殻も、汽水では気にする必要はありません。 |
| 長所 | 色あいが落ち着いていて、味わいもあることから、飼育者にとっても飽きがこない砂です。フグも特に嫌う様子はないようです。コケが目立たないのもいいですね。 | |
| 短所 | 濾過層にサンゴ砂などを入れておかないと、塩分濃度が低い場合などに水質が弱酸性になることがあるかもしれません(推測ですが) | |
| 珪砂 | 特徴 | 大磯砂に含まれる白っぽい粒ばかりを集めたような、薄い褐色の砂です。石英と長石が主成分かしら(推測モード) |
| 長所 | サンゴ砂ほど真っ白ではなく、明るい浜辺の砂という感じがします。水質を弱アルカリ性に保つ性質もあるようで、都合がよいです。 | |
| 短所 | 特に緑色のコケは、サンゴ砂同様目立ちます。 |
フグは雑食なので、基本的になんでも食べます。一般的に与えられる餌は、赤虫や糸ミミズ等の生餌ですが、一つの餌に拘らず、バランス良く与えるのがフグの健康にも良いでしょう。以下に、食べた物リストを挙げておきます。
| 糸ミミズ | 現在飼育中のアベニーパッファーの主食となっております。フグに限らず、糸ミミズを食べない魚は見たことがないですので、便利な餌ではあります。が、生餌(生きている)の為、管理が面倒です。死ぬと、非常に嫌な匂いの水にまるのが困りものですね。 もう一つの問題は、見るのも気持ち悪いし、まして手で掴むなんて考えられない、って事です。特に女性には辛いかもしれません。割り箸で取り出すってのも手ですね。因みに私は平気なので、指突っ込んで摘まんでます。 |
| 冷凍アカムシ | どんな魚もとても好んで食べる熱帯魚の餌としての定番ですね。小さいミドリフグなどが「チュルチュルポン」と食べるのを見るのは、とても楽しいです。キョウリンのクリーンアカムシなどが量的にも与えやすく、おすすめです。が、消化が悪いようで、冷凍アカムシだけを与えるのも良くないようです。たまに違うものも与えてあげましょう。 |
| 乾燥アカムシ | これもフグは喜んで食べます。水面に飛びつくようにして食べますが、中には細かいカケラや中身がスカスカになっているものもあり、それは食べません。与える前に缶をコンコンとたたいてやりますと細かいものは下に沈み大きいものだけが表面に集まってきますので、それをすくって与えると良いでしょう。量が少なくなってくると、缶の底は細かいものばかりになってしまいますが、そうなってしまったら、鯉科やカラシンにあげることにします(あくまでフグが主役(笑)) |
| クリル | テトラ社の乾燥オキアミのことです。これは親指と人指し指でころがすようにして、皮と足、頭を取り除き、エビの体の部分をフグの口に合わせて、細かくちぎって与えます。砂がサンゴ砂や珪砂のような白い砂の場合、沈んだものはフグも見つけにくいようなので、底に沈んでしまわないように、一度に与える個数を加減する必要があります。大きいフグと小さいフグの両方を同じ水槽に飼っている場合は、最初に大きなフグに大きなクリルのカケラをあげるとよいです。大きなフグがそのカケラに苦戦しているうちに、他のフグにも餌がまわるというわけです。 缶の封を切ったばかりの頃は、とても良い香りがして、思わず食べたくなってきますが、実際食べてもすごくおいしいです(笑) 大きい缶を飼ってきますと1年間くらいは持ちますので(人が食べなければの話ですが(^^;)フグだけを飼っている場合は、小さな缶でいつも新鮮なものをあげるようにしたほうが良いと思います。 |
| アサリ | 殻を包丁の柄などで割って、身を小さく切って与えます。そのままだと水に入れたとき、白い濁りが出ますのであらかじめ水で洗っておくとよいと思います。大変よく食べますが、ミドリフグ数匹に1個は、量的に多過ぎ、残ってしまうのが難点です。アサリが食卓に上る時に、数個を冷凍しておくといいでしょう。 |
| エビ | 甘エビなどの生のものはもちろんですが、寿司ネタのエビもよく食べます。 特に人間が食べた後のエビのシッポの部分を手に持って、フグにつつかせて食べさせるのは、とても楽しいです。寿司ネタの場合は、もちろんワサビや酢を洗い落としてから与えて下さい。 |
| マグロ | 寿司ネタです。握り寿司の上のマグロを小さくちぎって与えます。よく食べます。 |
| カジキ | 上に同じ |
| カズノコ | 同じく寿司ネタですが、これも小さくちぎって与えます。 |
| クルクルスネール | これはアベニーパファーだけかもしれませんが。熱帯魚を飼っていると、必ず出てくるあの貝です。貝の正面にスゥーと回ります。そしてジワジワと間合いを詰めて、パクッと貝の頭部に噛り付きます。そして中身だけ食べちゃうんですね。でも私は食べてる所まだ見たことないです。 |
いずれにしても、いつもと違う餌を与える時は、食べるかどうかをよく観察しながら少しずつ与えることが大切です。時には、最初に飛びつく元気の良いフグが食べたからといって、ドドドッと入れると、他のフグは全然食べず、口に入れては粉々にして吐き出したりして、水がずいぶんと汚れてしまうことがあります。
汽水域とは、河川と海の中間に位置する水域です。海水の平均濃度は、約3.5%なので、真水と濃度3.5%の間が汽水となります。汽水域では、潮の満干や雨による河川の水の増減により塩分濃度は常に変化しますので、それほど神経質に濃度を管理する必要はないでしょう。実際、わたしの濃度測定方法は、水を舐めて味をみるって方法でした(^^;
水の比重を計るボーメ計も市販されていますので、これで量るとより正確です。NIFTY-Serveの「フグ愛好会」のメンバーでもあるフィガロさんが、人口海水の素を使って、簡単に汽水を作る技を公開してくれました。紹介しておきます(^^
●準備
人工海水の素の密度(1ccの重さ)を求めます。
まず、使おうとしている人工海水の素の重さを求めます。袋に記載してある場合が多いです。ちなみに私の手元にあるものは「25L用で880g」です。次にその体積を測ります。料理用の200ccの計量カップでいいでしょう。人工海水の素は湿気に弱いので、即、袋に密封してしまいましょう。重さ(g)÷体積(cc)で、1ccあたりの重さが計算できます。
これをdとしておきます。私が以前測った時は、d=1.2 でした。人工海水の素の種類によってもそう大きな違いがないと思われますので、面倒な人は上の準備を省略し、この数字でやって下さい。
●計算式
L(リットル) ・・・作りたい水換え用の汽水の量
N(%) ・・・作りたい濃度
d(g/cc)・・・人工海水の素の密度L×1000×N×0.01÷d で、必要な人工海水の素の体積が分かります。
d=1.2の場合は、約8.3×L×N になります。
この場合、例えば、10L、1.5%の汽水を準備したければ、8.3×10×1.5=125(cc)の人工海水の素を溶かしこめばよいことがわかります。
125ccの計り方は、料理用の大さじで8.3杯、テトラのコントラコロラインなどのビンのふたで12.5杯ですね。
病気は、なってしまってから対処するより、未然にならないようにするのがより良い事です。人間も、住んでる場所が不潔だと病気にかかり易い様に、フグ達も清潔なところで飼ってあげると、病気になり難いと思います。日頃からフグ達が快適に過ごせるように注意しましょうね(^^ (人の事言えんが)
白点病は、熱帯魚の病気として一般的で、どんな魚にも現れます。原因は「イクチオフィチリウス」って虫が魚の体表に寄生する為です。この虫は、温度3〜25度がもっとも元気が良いそうなので、水槽の温度を3〜25度を外して設定してやると、治療に効果があります。3度にする事は出来ないので(^^; 一度25度以上に水温を上げて(突然25度にしちゃ駄目ですよ。徐々にです。)やり、虫を弱らせてしまいましょう。
だいたい、早ければ1日。遅くても2,3日には直っている気がします。
- まず、水槽のふたを開けるなりして水槽に手を入れやすくする準備します。
- テトラのレプチゾル(は虫類用(笑)多目的栄養添加剤)をよく振る。
- スポイドの定量いっぱいまで薬剤を吸い込み、水槽内に入れて、目的のフグめがけて発射!。
- 外してしまっても何回も試さないように。入れすぎは毒でしょう(笑)。
一応免責(笑)
以上の治療法が元で★にしたフグはいませんが、環境によってどうなるかわからないので適宜加減してください。
夏になって気になるのは、水温です。小さな水槽は言うに及ばず、大き目の水槽も夏の暑い日は30度まで上がる事もあると思います。水温を下げる一番簡単な方法は、ライトを点灯しないです。最近は、ライトを水槽から離し、水面にファンで風を送る機器も販売されています。ファンで水面に風を当てるのは、非常に効果がありますが、その分水も減るので、注意して下さい。
緊急に水温を下げたい場合は、ペットボトル等を凍らせ、それを水槽に入れておくって手もあります。
糸ミミズは生きているので、魚と同様に水の中に管理してやらねばなりません。ショップでは水を流しっぱなしにしているようですが、家庭ではそうもいかないので、わたしは100円ショップで大き目のプラステック容器(タッパの蓋の無い奴)を買ってきて、それに水を張って日陰に置いていました。春先ぐらいまでなら、これで1〜2週間大乗にだったのですが、夏場は全然持たず1日で全滅も珍しくなくなってしまいました。
対策として、親指の爪位に小分けして水は糸ミミズの塊が半分浸かる程度にして日陰に置けば持つそうです。大きな塊にしとくと、内部から腐敗して、それが水に溶けて更に腐敗が進行するようです。(日に3度位水換えてもダメ)
水の中には、色々な微生物が住んでいます。その中には、水の中の汚れを分解する細菌もいます。これを濾過細菌と言います。水の中と言っても、主に濾材や砂の中に住んでいて、水を奇麗にしています。