喪失の存在
失ったもの
無くさない様に
ちゃんと気をつけていたのに
儚く一瞬で消え去った
元にはもう戻せない
元にはもう戻れない
そして 過去にも戻れない
関係も 気持ちも 心も 体も
呆然としながら何か打つ手はないかと
慌てふためくけれど
どうにもできない現実を冷たく突きつられる
悲しみと焦りと
思い出が悲しみが
もう5分前の状態には
決して戻らない
失ったもの
手の中にもうないから
失ったもの
心の中にももうないから
元にはもう戻せない
元にはもう戻れない
しかし、全て失って過ぎ去った
日々 時 場所 会話 想い
全てはボクの中に染み込んでいる
全ては悲しみと喜びとともに
ボクの心の中に存在していく