詩とイラスト[ Like A Moon ]コトバノカケラ 詩集7 迷走する現実逃避

迷走する現実逃避

ボクは全てにおいて決めかねている
自分の中に確固たる何かが欠如している

決めないことであやふやにして
それらがあるということにさえ甘んじている

そのぬるま湯の中に身を置き
優柔不断な役を演じている

いや、ただ単に決めることに
恐れを感じているのだろう

それらを超えないところに
道は存在しないのもわかってる

結果を恐れては行けないのもわかる
その先に見えるものが何かさえも

ボクは決めることを必要とされた時
逃げることさえも進むことさえもできない

迷ってすべてを決断する回路が
欠落しているかもしれない