終章
ボクの住む街を通り抜け
電車が走り出すような
一つの物語の
エンディングロールが流れている
そんな通り過ぎる街の音を
ボクは遠巻きに聞いている
樹木を揺らす 風のように
時間と言う途方もないものに抱かれ
ボクは必死に頷いている
何が良かったかも理解できずに
ボクの住む街を通り抜け
電車が走り出すような
一つの物語の
エンディングロールが流れている
そんな通り過ぎる街の音を
ボクは遠巻きに聞いている
樹木を揺らす 風のように
時間と言う途方もないものに抱かれ
ボクは必死に頷いている
何が良かったかも理解できずに