泣き虫の日
昨日、初めて、悲しくないのに泣いた
どうしようもなくやり場のないキモチと
あまりにも愚かな自分自身の情けなさに
雫を受けて、涙をこぼした
雨が洗い流すようにシトシトと降り、
歩きながらコンクリートの地面を見つめ
流れ行く毎日の些細な詰み重ねを吐き出すように
びしょ濡れになることですべてを洗い流したかった。
惨めに痛めつけることですべてを吐き出したかった。
僕は、言葉をなくし、ただただ、ひたすら泣いた
そんな昨日の出来事