詩とイラスト[ Like A Moon ]コトバノカケラ 詩集4 出航

出航

遠くで聞こえた汽笛の呼ぶ音
ボクは両手を広げて
街の中で立ちはだかる

か細く求める子猫の子守唄も
光輝くネオンの隙間に
そっと置いていこう

ボクは、ここだよと
夜に問いかけながら...