詩とイラスト[ Like A Moon ]コトバノカケラ 詩集2 何かのために

何かのために

新しい朝日のために 
僕は道の真ん中で寝転んでみる
それが何なのか 
それがどうしたのか

美しい夕焼けのために 
僕は電灯によじ登る
だから何なのか 
それがどうしたのか

悲しい星の輝きのために 
僕はひとつ息を吐く
誰かのために 
何かのために