一日
ソラヲナガメテ クチヲアケル
少しだけ時間が過ぎていく
クモヲナガメテ アクビヲスル
真実となる日常が確実になる
雨が降っても、風が吹いても
電池がなくならない限りは
明日という時間はやってくる
いくら、悲鳴を上げる振りをしても
闇が夜を超えると
明日という時間は始まる
にやにやしてても、ゴロゴロしても
一日は転がっていく
カリカリしてても、しゃきしゃきしても
一日は出来上がる
電子レンジのように音をならし...
ウエヲミテ ジメンヲミル
ソラヲミテ ダイチヲミル
僕達人間のいかなる手段を駆使したところでも
僕達はその実態を知ることができない
だから、ちょっとでもいい
足を踏み出すだけでもしてみると
明日という日はきっと笑っている