時計
ぐるぐると時計の針が 回り続ける
僕のなかでも色々なことが 回り続ける
どんなことをしたいか 何をしたいか
少しだけ針が動き僕はそれをみて 現実へと戻って行く
今 僕がいるところの下には道があり
少ない糸口のなかで沢山のことを考える
そして 何事も堂々巡り
河の音 車の音 人の音 靴の音 僕の音もその中で生きている
時計と時間の音の中で
後悔するよりも今の僕を悔やむだけ
怠け者のだらしない僕を
何かに付けて 今
やるべきことややらなくちゃいけないことをほったらかす
山積みになって どれを取っていいのか
いっぱい有りすぎてわからない
そして 何度も同じことを繰り返し
足を踏み出すことさえ辞めてしまう
だけども 針は動き続ける