君の名前

夕べ見た夢のなかに君がいた
君は電信柱の下で逆立ちしてた
僕は狂った夢の世界の出来事のなかで
笑っている君を見ていた
君と僕の関係はとっても親密で
まるで君は僕のように推理し始めた

頭がこんがらがって ちんぷんかんぷんだったけれども
僕は黙って頷いているだけだった
月を眺めながら君は僕の話をしていた
小学生のとき奇怪な少年だったことや
中学生のときイジメを繰り返していたことを
目を輝かせて笑って話していた

気が付くと君は月の上に腰掛けて
僕をじっと見つめていた
昨日 僕が君にした様に
訳もわからず 君を眺めているまま
君の名前をつぶやいていた

大好きな君の名前を