オーバードライブではなく、CPUを単に交換する場合、メーカーの保証は受けられなくなりますし、MMXに換装するのなら、MelcoのMVR-MX(生産中止。MVR-MX2では改造が必要)などのVRMユニット(=電圧降下ユニット)が必要です。CPUソケットの隣に、VRMユニットを挿すところがあります(白色)。VRMユニットは、電圧を下げるためのものです。
素直にオーバードライブを付けた方が安全ではあります。Intelから販売されている(最近、アイ・オー・データからも同様の製品が発表されました)オーバードライブは、200MHz(MMX)が、Xv13/W16に対応しています。また、Xv13/W16は、BIOSをアップデートしなくても、MMXに換装可能です。問題は、電圧だけです。
なお、CPUの強化については、私のページなどより、ME's Self-Serving Propaganda のほうをご覧ください。Xv13/W16にMMX Pentium 233MHz を載せる方法(MVR-MX2の改造)が載っています。
とりあえず、内部クロック倍率のスイッチの設定だけ書いておきます。図は、本体を横に倒し、正面からみたところです。スイッチは、Cバスの下の「6G3」と書かれた6本のピンです(Cバスに接続されているボードを、サウンドボードも含めてすべて引き抜くと手が届きます)。−でつながれたピンに、ジャンパスイッチを挿します。
MMX Pentium233MHzを載せると、下の一ばん右の設定で、3.5倍動作します。
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(3倍) (2.5倍) (標準2倍) (1.5倍/3.5倍)
(「Oh! PC」 9/15号 を参照)
なお、外部クロックは66MHzなので、そのままで十分です。デフォルトでは、66*2=133MHzで動作しています。また、Xv13/W16のCPUソケットは、Socket7 です。
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