我が職場の面々が御推薦する、観光ガイドにはなかなか載らず、ましてや外見では「入ろうか」などとは決して思うことのない店、それがロンドンC級グルメの世界です。
新美食軒
旺記
文興酒家(New Four Seasons)
大碗麺(TAI WON MEIN)
特区飯店(Special Zone 1997)
龍島粥麺小菜館(LOON TAO)
羊城小菜館NEW!!
和食日本人ならやっぱり和食
みさと
さき
BENIHANA
らぁめん瀬戸
Zipangu
韓国料理この味にあなたも魅了されてしまう
フランスおフランスでございますのよ
スペイン情熱の国、スペインの料理
エスニック人種のるつぼ、ロンドンならではの味
赤い看板が目印のこのお店、はっきり言って入りたくない雰囲気を持っていますが、ところがどっこい、味は満点。ただし1階の店の感じが安っぽいので、「学食」と呼ばれています。
おすすめは福州炒飯(£5.00)、卵炒飯にあんかけがかかっているもので、結構美味しい。また、ここは粥(£3.50〜)がおすすめ。生姜が効いて美味しいです。
場所はSOHOのWardour Streetの中腹、赤い看板が目印です。
言わずと知れたロンドンの銘店、安さが自慢ですが、実に安っぽくて、しかも店員の態度は悪い。店員は店の中で寝泊まりし、地下の水槽で水浴びをしているといった憶測も飛んだ程です。
値段の安さはロンドン一、スープ類は£1、ワンタン麺£2.20、御飯類は£3.00〜3.20と、他店に比べ各商品£1は違います。サービスはないので、チップは不要(だと思う)です。
場所はSOHOのWardour Streetの上の方、新美食軒の先、ゲーセンの向かいです。
店構えはそれほどではないが、中は落ち着いた店。スパイスが各卓に付き、またデザートにオレンジが必ず付く。サービスはまあまあ。
Roast Duck on Rice(焼鴨飯:£4)は、きちんと骨を外してあり食べやすく、また盛りつけやたれの味が落ち着いている。味も上々。Yoou Chow Fried Rice(楊州炒飯:£3.70)は、味の薄いところが多いロンドンの中では異例の、日本人好みの濃い味付けである。隠れた名店。
場所はロンドン西部Queenway、和食の店さきの隣です。
ロンドンの東部、世界標準時の規準となっているGreenwichにある名店。料理は全て£3.10か£3.65。量は大盛り!!味は最高!文句の付けようがない。天文台に行ったついでに必ず寄って下さい。
場所はカティーサーク号から天文台方面へ向かった右手。「大盛り」の文字が目印です。
49 Greenwich Church Street,
London SE10
11:30-23:30、毎日営業。
香港特区の旗が目印のこの店、店内内装も他の中華街の店と違い、いわゆる今風。中にはジュークボックスがあり、よくMariah Careyがかかっていたりする。また、店内には中国に関連する人の肖像画が・・・と言ってもスターリン、マルクス、毛沢東・・・不思議な雰囲気である。
まぁ、雰囲気はちょっと違うが味は抜群、また安定している。Beef and Vegetable on Rice(£4.20)は日本人好みの味付け。量もたっぷりだし、野菜も豊富。スープ入り麺類と粥は木の桶で出てくる。
場所は、Wardour Streetのみさとと新美食軒の間
豪華系の中華料理屋の多いGerrard Streetのなかで、外装のCheepさとは裏腹に、サービスの良さのためか、よく使ってしまう店。
普通のメニューの他、中国語で書いてある、飯物のメニューが結構充実しており、多くは£3.40と、実にリーズナブルなお値段。その上ここの特徴は、House Soupとして、最初にスープが出、そのうえデザートに必ずオレンジが付くのだ。この前なんか、ちょっと空いていたのか、よく来るのが覚えられたのか、ぜんざいまで出してくれた。それでお茶代も取らずに、他のお店同様(旺記を除く)サービス料10%でOKとは、この辺にしては珍しいサービス。
お勧めは、ちょっと贅沢して、鰻と豚のあんかけ御飯(£5.50)。揚げた鰻だが、けっこういける。たまに「勝負」をかけて食べたい逸品である。
31 Gerrard Street, London W1
Tel:0171-287-2669
Leicester Squareの一本北の道、結構細い道なのだが、そこにも中華料理店や中華スーパーが軒を連ねている。そこにあるこの店、昼は何とHouse Soupが無料、お茶はJasminティーでこれも無料!。おまけに御飯物のメニューが充実しており、ほとんど£3.80〜4.60ときたもんだ!。内装も綺麗。メニューを見たところ、少々内容は貧相なものの、北京ダックの入ったコースが、何と£8.00でオーダーできるようだ。この店を使わない手はない。
ロンドンにある和食店の中で、最もリーズナブルなお値段(ホテルニュー越谷ではない)で和食を提供してくれる店。ちょっとした物を食べたいときに便利です。
ランチメニューはだいたい£5〜6、鯖塩や鮭塩、鳥照り焼き、とんかつなど、日本の定食屋のような取り合わせ。願わくば少々量が多すぎるので、少な目にして欲しい。思いっきり食べたい人にはカツカレー(£5.80)がおすすめ。顔の2倍くらいあるような皿で出てきます。カツの味は絶品です。
場所はSOHOのWardour Streetの下の方、スイスセンターの先の反対側です。
街の中心から少し外れ、Hydeparkの西北、Queenswayにある和食店。寿司カウンターもある。定食は£6〜12。御飯は茶碗1杯、みそ汁、サラダが付く。手頃な量なので、「みさと」に比べると割高感はあるが、量が多くてもどうせ残すなら関係ない。
お茶は£1、「何倍飲んでもいいのですか」と聞いたところ、「Twenty(20)」という答えが返ってきました。変な店。けど味はいいです。
場所は、Circle LineのBayswaterの駅を出て正面の道路を渡り、左に曲がってすぐです。
「ロッキー青木」が経営しているので有名な店、ロンドンにも何店かあるのですが、我々が使うのはPicadilly店。それも昼のランチメニューだけです(さすがC級)。夜は高すぎてとてもじゃないが行けません。
ランチで丼メニューがあり、親子丼、カツ丼、焼き鳥丼、天丼が楽しめるのですが(£6.50〜£8.50)、ここでの目玉は天丼!、なんと海老8匹!!が、深いカレー皿に入って出てきます。はっきり言って食べているうちにあきてくるほどです。けど一見の価値有り。
場所は、Picadilly CircusからPicadilly Streetのジャパンセンターの向かい側を方を西に向かい、5本ぐらい行った所を北に入ってすぐです。
ラーメンはあくまで日本の食べ物なので、和食にしています。ここの目玉は何と言っても餃子!。ロンドンで唯一まともな日本式の餃子を食べさせてくれる店。その上この餃子、平日は£2.80であるのに、週末はWeekend Specialと称して、£2になります。
この店、ヤオハン・フードコート中にあるので、他店のメニューとの組み合わせも可能。餃子だけを買い足す人も少なくありません。その日の気分で、他のアジア系料理と組み合わせて御賞味下さい。
全メニュー£3.50以下であるのが魅力。ここは、ロンドンでは珍しくソース焼きそばが食べられる。また、炒飯は日本のようにお玉で丸くかたどられている。スープは日本のラーメン屋で出てきそうなスープ。ただ、本当のお勧めは「餃子」である。結構美味しくて£2.50!これと御飯だけでもいい。それだと£3.30!激安。私の感じでは、御飯ものか焼きそばと餃子の組み合わせがベストかも。同僚の意見では「餃子にビール」これもいい。結局餃子が決め手。場所は、Leicester Square駅近くのLittle New Port Street。
4/Octber/1997 追補
メニューが大きく変わりました。チャーハン・焼きそばは消え、とんかつサラダ付きとか、コロッケサラダ付き、鳥照り焼きサラダ付きといった、御飯と一緒に注文すれば、日本風の定食になるメニューが増えました。これで作るコロッケ定食は£4!!。また、ビールも注文できるようになっているので、「餃子にビール」といった、実に日本的な注文も可。
この店を、C級に乗せてしまうこと自体、お店に失礼かと思うのですが、韓国料理自体が高いロンドンにありながら、日本の街中の店並みの値段で、美味しい焼き肉を食べることができる店ということで、紹介したい。
ここの焼き肉セットは、スープ、春雨と野菜の炒め物が前菜に出て、メインは焼き肉、当然サンチュが付いて、それにキムチ、ナムル、イカの漬け物と御飯。締めはフルーツと、実に豪華。これが£17というのは、ボリュームと質から言って、日本より安いと思う。また、ネンミョン(冷麺)もなかなか美味しい。
場所は、ロンドン南部のNew
Malden。Waterlooから30分はかかるので、覚悟の程を。
180 High Street, New Malden,
Surrey KT3 4ES
営業時間:月〜土 12:00-15:00,
18:00-23:00、 日 17:00-23:00
お洒落な地区サウスケンジントン。この駅前にある手軽なフレンチの店がここである。堅苦しい感じではなく、実に開放的。フランス料理と言うより、座席制のファーストフードという方がいいかも知れないが、味はなかなか、店員の態度もいい。目玉はサンドウィッチということで、安っぽく感じるが、これは牛ステーキやチキンステーキに、オリジナルのソース(5種類から選べる)をつけて食べると美味しい。値段は£6〜8。けど何と言っても美味しいのは、デザートのプリン(£3.50)!これはプリンがまずいことで定評のあるイギリス国内ではなかなかお目にかかれないほど美味しい味。一度御賞味あれ。
場所はサウスケンジントンの駅を降りて、南側。
1 Old Brompton Road, London SW7 3HZ
ソーホー地区にあるこの店、スペイン料理にしてはお手頃なお値段で、美味しいスペイン料理が楽しめる。
チキンスープが£1.90、魚のスープが£2.90。魚のスープには、虹鱒だけでなく、海老やムール貝もたくさん入っており、量も多い。また、スペイン風豚肉のグリル(£5.95)は、トマトベースのソースがかかった豚肉に、ガーリックの効いたブロッコリーと、ポテトがつく。ものすごい量。オムレツはお好み焼きのような大きさです。質・量ともに満足間違いなし。
場所は、SOHOのWardour Streetの北の方、Shaftsburry
Streetを渡り、一本目を右に入った右側です。
「チベタン」の愛称で有名なこのチベット料理レストラン。最近「ロンドン安くてうまい店」という本に載ってしまったので、日本人客も来るようになったのですが、やはり昼間はガラガラの状態が続いています。けど夜は混んでいます。
味は「あっさりした中華」と言った感じで、日本人の好みにあっています。その中で唯一例外の激しい味のものがラングシャ(£3.40)、Green Chiliが効いて実に辛い!2〜3人でシェアしましょう。炒飯は鶏肉入りが£2.30、野菜だけのものが£1.90とお安くなっています。また、チベット風餃子とか肉まんと呼ばれるモモ(Beef£5.20、Vegetable£4.50)もなかなかの絶品。
場所はレスタースクエアからチャリングクロス方面へ向かって行く途中の左側の2階、「Deep Pan」の上です。
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