2003/10/21 FFのバージョンアップ中に書いてます…残り時間3時間って一体
 
 
 前回ブツブツ言いながらも、結局はにはにを買ってしまいました。
 最近はFFXI・真三国無双3・連邦vsジオン・カルドセプトセカンド・天誅参等の硬派なゲームばかりやってたんで、萌えに飢えてたんだYO!ヽ(`Д´)ノ
 今後しばらくエロゲ買う予定ないし、マターリと萌えていきますわ。
 
 
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『Revive 〜蘇生〜』のPC版が出ていたことを今日知りました。
 ハードがDCで、しかもデコから出ていた本作がPC移植されたというのは大変喜ばしい。
 このゲーム(というかデコのトラップアドベンチャー)についてはいつか書きたいと思っていたので、丁度良い機会です。
 今日はこれをテーマにじっくり語りましょう。
 
 
 
 
 本作は、データイーストが作った新ジャンル『トラップアドベンチャー』の一本です。
 新ジャンルとはいえ、結局は『慟哭、そして…』『Revive 〜蘇生〜』しか出ませんでしたが、このジャンルは大化けする可能性を秘めていました。
 プレイしたことが無い人も多いでしょうから、簡単な具体例をあげて説明します。
 例えば、地下室に行った時に、壁面に剥き出しになっている配管を見つけたとします。
 その配管からは水が漏れていて、手持ちアイテムに『タオル』と『防水テープ』があるとする。
 この場合、『タオルで配管を覆って応急処置する』か、『防水テープで配管を補強する』か、いずれかの行動を選択できるわけです。
 ここでタオルを使ったなら、この後タオルが必要な場面になっても、もうタオルは無いから使えない。
 防水テープの場合も同様になります。
 これは、非常に斬新で面白い。
 コマンド総当り式行ける場所全てに行きまくってストーリーを進めるタイプのゲームとは、まるで一線を画すシステムです。
 これを模倣したシステムのゲームが無いことが不思議なくらいに。
 また、デコの二本は、シナリオや演出も大変よく出来ている。
『慟哭』『Revive』、どちらもプレイして数年経ちますが、今でも両作の名シーンをはっきりと思い出せます。
『Revive』の希春に関する演出が優れていることは、以前にも書いたとおり。
 まあ良い点ばかりというわけではなく、まだまだ粗も多いのですが、今後煮詰めていけば確固たる一ジャンルを築けたかもしれない、未完の大器だったのです。
 ところがデコが倒産してしまい、シリーズは打ち切り。
 せっかくのトラップアドベンチャーシステムも、このまま歴史の闇へと消えていくのかと思われました。
 そこへ、ReviveのPC移植!
 消えかけたトラップアドベンチャーに再び灯火が灯ったのです。
 このシリーズとシステムのファンとして、是非とも新作を作っていただきたい。
 昨今のADV32一本槍な状況に、一石を投じていただきたいものです。
 
 
 
 
 …と、言うわけで。
 長々と書いてきましたが、要約すれば
 
お願いですからPC版『Revive 〜蘇生〜』を買ってください
 
ってコトです。
 いや僕は買ってないけどね…DC版大事に持ってるし…。
 
 
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 最近ゲームショップを回るときは、必ず『My Marry May』を探しているんですが、まるで見当たりません。
 ただの一本も無い。
 Maybeは結構あるんですが、Mayは呆れるくらいにどこにも無い。
 ぼくの大好きなロボット少女モノで、シナリオも良いらしいから絶対やりたいんですが。
 ネット通販とか利用してでも、早めの確保に走った方がいいのだろうか…うーむ。
 
 
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 ナデシコ面白い。
 TV放映当時はボヘーッと見てましたが、設定等を理解した上で改めて見ると、細かく伏線とか張ってあったりする。
 ナデシコは、確かエヴァが終わった次の2クールで放映されてたんですよね。
 この頃は上質なアニメが普通にTVで流れてたんだなあ。
 良い時代だったんだなあ………。
 最近はアニメほとんど見てないけど、ナデシコやエヴァに匹敵するアニメがあるかと思うと………1年続いたタネもアレだったし………。
 ま、今は鋼の錬金術師とPAPUWAに期待ですか。
 どっちもガンガンの柱漫画だけど。
 ガンガンも大きくなったもんだ。
 うん。
  
 
2004/3/30 半年振り…これでは日記ではなく年記と言うべきだな…
 
 
 先日、献血に行った時の話。
 ベッドに横になり、備え付けの小型テレビを前にして、看護士に
「好きなチャンネルを見て良いですよー」
と言われ、適当にチャンネルをいじってみる。
 ほほぅチャンネル数が多いと思ったら衛星放送が見られるのか、でもだからどうってわけでもないよなーと思いつつチャンネルを回すと、
「アスラァァァン!!」
 どこかで聞いたようなセリフ。
 見ると、それはかのだいめいさく(漢字変換は脳内補完でよろしく)ガンダムSeedでした。
 それもニコルが真っ二つで以降腐るほどバンクされるあのシーン。
 ブリッツがブッツリ行く場面でした。
 ………今ちょっと情けないダジャレ書いたこと後悔してます。
 まあそれはともかく。
 タネにチャンネルを固定して、血を抜かれている間ずっと見ていたのですが、腹の底から湧き上がってくる笑いを押し殺すのが大変でした。
 タネはお笑いガンダムとしてガンダムの黒歴史に名を残すことでしょう。
 
 
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 最近見つけた傑作小説。
 角川スニーカー文庫、『涼宮ハルヒ』シリーズ:著者谷川流。
 この本を手にとったきっかけは、ガンガンを立ち読みに入った本屋で見本用ガンガンを読んでいる先客がいたから読み終わるまで店内をうろつくか、おやこの小説は表紙が萌え系だぞ、待ってるだけだしちと読んでみるかという甚だ失礼な動機だったのですが、読んでみるとこれが恐ろしく面白い。
 あれよあれよと引き込まれ、ふと気付けば150ページも立ち読みしていました。
 煉獄編宇宙皇子を全巻立ち読みした経験を持つぼくにとって、小説を立ち読みすることなど造作もないことではありますが、これは買うに値する本である!
 ……ということで、『涼宮ハルヒの憂鬱』『涼宮ハルヒの溜息』『涼宮ハルヒの退屈』の既刊三冊を即買いしてきました(無論ガンガンを読んだ後の話)。
 このシリーズ、話も確かに面白いのですが、それ以上にテキストのレベルの高さが特筆モノ。
 冗長すれすれのラインの読ませるテキストは天性の才能なのかもしれない。
 一巻で振った謎が全然解明されていなかったりするんですが、それが気にならないほどにテキストで魅せてくれます。
 とにかく一度読んでみることをお勧めします。
 そして、ぼくと同じく気付けば100ページ読んでいた、なんて人は即買いして絶対間違いなし。
 ホントに面白いですよ、コレ。
 
   
2004/11/30 一年ぶりの雑記を何食わぬ顔で更新
 
 
 今更の話で恐縮ですが、サンデーGXに連載されている『吼えよペン』が最高に面白い。
 毎号連載を追っている漫画の一つです。
 それで最近思ったのですが、島本和彦氏の漫画は、もうそれだけで島本漫画という一ジャンルを形成しているのではないかと。
 つまりSF漫画とかラブコメ漫画とかギャグ漫画等の○○漫画と同じ意味で、島本漫画と言って良いと思うのですよ。
 ぼくは、炎の転校生・炎の忍者マン・仮面ボクサー・逆境ナイン・吼えよペンくらいしか読んでいませんが、これらの漫画を普通の漫画と同じ尺度で分類分けが出来るかと言えば、出来るわけが無い!!(断言)
 無理矢理当てはめるなら少年漫画ということになるのでしょうが、かなり違和感が残る。
 同じ球技だからと野球場でサッカーやらされるくらい。
 しかし、上記の漫画を、『島本漫画』とひとくくりにしてしまえば、これほど分かりやすく的確な分類は無いでしょう。
 他の漫画家ではまずありえないこんな強引なジャンル分けが許される辺りが、島本和彦氏の人気の所以なのかなぁ、と逆境ナイン読み返しながら思った初冬の夜なのです。
 
 
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 個人的ゲーム事情。
 FF11熱はだいぶ冷め、今はFE熱が再燃しております。
 ちょっと前まで封印の剣やってて、今は烈火の剣中。
 気の済むまでやったら、次は聖魔の光石を買ってきてやる予定。
 FEシリーズの人気の秘密は幾つもあるでしょうが、その一つにお約束を破らないという点が挙げられると思います。
 シナリオスタート前にマップを見て、「お、こいつは味方顔だ」というキャラはほとんどの場合説得して味方にできるし、
シナリオデモで「なんだ、こいつって実はいい奴じゃん」なキャラもやはり味方に引き込むことができる。
 この「善玉キャラは絶対に味方にできる」というお約束がFE世界では常に守られているため、ユーザーはシナリオ面でほとんどストレスを感じずにプレイできる。
 これは大きいと思うのですよ。
 もっとも極稀に例外もあって、聖戦の系譜ではエルトシャンとイシュタルが仲間に出来なかったけど。
 イシュタルはともかくエルトシャンは仲間に出来ると思ったのになぁ……というのは全聖戦プレイヤーのぼやき。
 
 
 というわけで、FE封印の剣・烈火の剣の攻略情報を探して辿り着いたこちらのサイト。
 このサイトはスゲェ、何がすごいって会話データが網羅されてるところがスゲェ。
 聖戦とかは不完全だけど、トラキア776の会話データコンプリートは本当ですごい。
 トラキア776は歴代FEでトップクラスの難易度を誇りますが、その分人気も高い作品で、ぼくもトラキア776が一番好きです。
 それというのも、トラキアはシナリオ面に於いて従来のFEシリーズと一線を画しているからです。
 FEは基本的に勧善懲悪であり、シナリオも常にプレイヤーサイドの勝利で進んでいくわけですが、トラキアは違います。
 スタート時こそ勧善懲悪風ですが、シナリオが進んでいくと、
「敵が敵であるのにも理由がある。それは善悪で割り切れる問題ではない」
という、他のFEでは見られない独自の展開となっていきます。
 アウグストがセリスを『作られた英雄』と評す場面などもあり、リーフ軍は決して正義の味方などではない。
 また、敵将を討つのではなく、逃げることを目的としたマップも多い。
 現在の自軍戦力では到底かなわない敵軍がわんさか出てきて、追撃をかわしつつマップ端へたどり着き逃げ延びることでマップクリア。
 どうやったって勝ち目の無いマップなどもあり、いかに逃げるかに主点が置かれるマップなど、他のFEには見られません。
 これらトラキア独自の点こそが、人気の秘密でしょう。
 ついでに言えば、最後はやっぱり竜で人外の戦いになってしまう点もFEの伝統ですが、トラキアでは竜のりの字も出てこないのもポイント。
(外伝でも竜は出ないが、やはりラストは人外だった)
 最初から最後まで、北トラキア半島の局地戦で終わるのが逆に気持ちよい。
 いつもいつも世界を救うんじゃなく、たまにはこういったこじんまりとしたエピソードもいいものです。
 
 
 ズイブンFEについて語ってしまった。
 まぁ、人気シリーズってのはやっぱ面白いものだってことで。
 
 
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 攻略サイトつながりのネタ、次はこちら。
 ファミコンミニ『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』の攻略情報を探して見つけたサイト。
 こちらでも、いろいろなゲームの会話データが収録されてます。
 見所は『Sa・Ga2 秘宝伝説』とか『ファミコン探偵倶楽部2 後ろに立つ少女』あたり。
 Sa・Ga2の方は、屈指の名シーンであるオーディン戦が収録されていないのが惜しいところですが、全体を通してみるとやはりSa・Ga2は名作だなと思わせてくれます。
 後ろに立つ少女はもう言わずもがな。
 クリア後に見ると、ラストのあのシーンがまざまざと甦ります。
 あのシーンはじめて見た時はホントにビビッたよ。
 トラキアとあわせてもう一回やりたい気もするけど、SFC本体が行方不明なんだよなぁ…ファミコンミニで買うかなぁ…。