will/Windows
 
 
2001.11.17
 
 Circle Mebiusなる同人サークルが作ったエロゲ。
 このサークルの知名度ははっきしゆって最低クラス、超人パワーで言えば95くらい(キン肉マンが95万)なのですが、ゲームとしての出来はなかなか良さげでして。
 これが制作元の知名度が低いだけなどというくっだらねぇ理由で売れないんじゃああんまりだ、と思ったので、こうして同人ゲーム初の感想雑記を書くことにしました。
 そうじゃなかったらこんなにも熱心に取り上げたりはしてません。
 
 
 
 
 さて、本作は学園モノADV32です。
 THで完成した「エロゲステロタイプ」とでも言うべきジャンルです。
 システムや設定はこの形式お約束をキッチリ踏襲しているので、特に目新しいモノはありませんが。
 なんと言いますか、「学園モノエロゲを真っ正面からバカ正直に作った」という印象を受けます。
 言い換えれば「青春だねえ〜」と縁側でひなたぼっこしながらお茶でも飲みたくなります。
 よくわかんないなこの言い方。
 まあ要するに、手を抜かずにキッチリ作ってあるな、ということです。
 …なんだ、最初からこう書けばよかった。
 
 
 
 
 今はまだファーストプレイ、メインヒロイン格の「高原悠」シナリオを終えただけなのですが、なかなかの好感触です。
 特筆すべきは曲のクオリティが高いこと。
 曲数自体が多く、「これはなかなかだな」と唸らせられるモノも何曲かあります。
 CG・シナリオとも標準以上と言って良いと思いますし、これは「当たり」の同人ソフトである可能性大。
 現時点では断言できませんが、今後もゲームを進めるごとに追記していこうと思います。